東京株式市場は、4月2日付けレポートで「転換点<小>3月31日を経て下げが本格化する」と予想した通り、日経225が4月7日にかけ1万8517円へ下落。遂に高値もみあい下限の1月18日に付けた年初来安値1万8650円を割り込んだ。

米中首脳会談の最中に敢行した米軍によるシリア爆撃を嫌気した後、「砲声は買い」により切り返し。1万8664円まで戻して大引け。

4月7日のNY市場は小幅安。シカゴ日経平均先物が1万8785円で終了。ドル/円は111.03円で終了。原油が52.24ドルで終了。

 

今週は、米軍がシリアに続き北朝鮮を爆撃するか剣が峰。

「砲声は買い」だが、「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」。朝鮮半島は近過ぎる。

米NBCテレビが4月7日に「米国家安全保障会議(NSC)が核とミサイルの開発を進める北朝鮮に対抗するため、核兵器を在韓米軍に再配備することをトランプ大統領に提案した」と報じた。複数の情報機関や軍高官の話として伝えた。トランプ政権が進める対北朝鮮政策の見直しの一環として、ソウル近郊・平沢にある在韓米軍烏山空軍基地への配備が検討されているという。

4月8日にはロイター通信が「米海軍の原子力空母カール・ビンソンがシンガポールから朝鮮半島近海へ向かう」と報じる。アメリカ当局者の話として伝えた。北朝鮮が核開発や弾道ミサイルの発射実験など挑発行為を続ける中、朝鮮半島近くでのプレゼンスを増加させる必要があるという。

何事も起きなければ、それに越した事はないが、「2016年前後に朝鮮半島が緊迫し○○○○に向かう可能性」については、「東京株式市場の歴史的買い場」を予測・的中させた2012年より内々にお伝えしてきた懸案事項。

 

全体相場の今後の予想について詳しくは、短期・中期はもちろん、2017年全体相場予測、2036年までの未来予測も含め、先ほどアップした4月9日付け週末レポート参照。

○○○○の部分は会員様のみ。ご了承ください。

 

日経225先物オプション4月物プットが急騰!

3月26日付けレポートで「上昇が続いた後、3月31日転換点<小>を迎え、日経225先物が3月31日前後から再び下落に転じる」と予想した後、29日より「本日から31日にかけ日経225先物オプション4月物プットが買い」と予想した通り、日経225先物がドンピシャのタイミングで31日夜間取引にかけ1万8880円へ下落するに伴い、4月物プットが急伸。

4月2日付けレポートで「転換点<小>3月31日を経て日経225先物の下げが本格化すると予想され、4月物プットが一段高に向かう」と予想した通り、日経225先物が7日にかけ1万8500円へ一段安となるに伴い、4月物プットが一段高。

4月物プットが買い推奨値から約3倍高となった4月6日に「投資資金0円を回避したい方は、保有玉の3分の1程度利益確定売り」と指摘。

米軍のシリア爆撃による日経225先物一段安に伴い4月物プットが買い推奨値から約4倍高となった4月7日にも『「砲声は買い」による日経225先物の反発に伴う4月物プットの急落を回避したい方は、保有玉の3分の1程度利益確定売り」と指摘。

 

18750プットが、3月30日夜間取引安値80ポイントから4月6日にかけ325ポイントへ4倍高後、急反落。6日夜間取引、7日朝方の160ポイントから345ポイントへ一段高。4.3倍高後、急反落。140ポイントで終了。

 

18500プットが、3月31日安値46ポイント、4月5日夜間取引安値43ポイントから6日にかけ190ポイントへ4.1倍高4.4倍高後急反落。7日朝方の80ポイントから215ポイントへ一段高。4.7倍高5倍高後、急反落。70ポイントで終了。

 

18250プットが、3月31日安値27ポイント、4月5日夜間取引安値24ポイントから6日にかけ110ポイントへ4倍高4.6倍高後急反落。7日朝方の41ポイントから130ポイントへ一段高。4.8倍高5.4倍高後、急反落。37ポイントで終了。

 

18000プットが、3月31日安値17ポイント、4月5日夜間取引安値12ポイントから6日にかけ60ポイントへ3.5倍高5倍高後急反落。7日朝方の20ポイントから80ポイントへ一段高。4.7倍高6.6倍高後、急反落。21ポイントで終了。

 

一方、個別材料株は、

 

2160GNIグループが、4月3日にかけ938円へ一段高。上場来高値更新が続き、昨年8月26日買い推奨値170円から5.5倍高

 

6753シャープが、4月3日にかけ504円へ一段高。昨年来高値更新が続き、昨年8月12日買い推奨値103円から4.9倍高

 

9325ファイズが、S高連発で4月5日にかけ8200円へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続き、3月16日買い推奨値3780円から2.2倍高を演じたが、

 

6541グレイステクノロジーが、4月3日にかけ4360円へ一段高。上場来高値に迫った後、悪地合いに急反落。7日にかけ3120円へ。3月17日の3297円(分割修正値)より買い推奨。

 

4597ソレイジア・ファーマも、4月3日をS高で上場来高値更新。4日にかけ395円へ一段高。上場来高値更新が続いた後、悪地合いに急反落。7日にかけ292円へ。3月24日の245円より買い推奨。

 

昨年11月16日の3855円より買い推奨の3962チェンジも、悪地合いに4月7日にかけ4885円へ急落するなど、

 

新興市場中心に急落。

 

3月10日の537円より買い推奨した4242タカギセイコーが4月7日にかけ407円へ下落。買い推奨値を大きく下回る銘柄も続出してきた。