東証JQ6838 多摩川HD

 

一部の「成功報酬会員」に10月23日の120円どころより5G関連を始め防衛関連、電磁パルス関連など材料性豊富な低位材料株として買い推奨。24日に133円へ上昇。

10月29日付けレポートで以下の通り解説。

『 電子・通信用機器事業の多摩川電子を主力に、太陽光発電を始め風力発電、地熱発電など再生可能エネルギー事業も展開。

2018年3月期最終利益が前期比28%増の5700万円予想。予想EPS1.36円。

9月15日に発売された新四季報で、2019年3月期最終利益が1億7000万円予想。予想EPS4円。

10月27日終値128円で、今期予想PER94.1倍。来期予想PER32倍。割安とは言えないが、来期からの業績急回復期待に加え、ここにきて電磁パルス(EMP)関連宇宙・防衛関連に絡む材料性が急浮上。

既に、自動運転やコネクティッドカー、ワイヤレス充電などに絡み、誤作動を誘発する電磁耐性を測定する電磁波計測システムを開発。7月18日に、この技術が「次世代電磁環境適合性(EMC)試験に適用可能な光伝送システムの開発」として、神奈川県立産業技術総合研究所が公募した事業化促進研究に採択されたと発表。

6月5日にも、子会社の多摩川電子が、衛星通信向けに効率的に電力を送信できる固体電力増幅器(SSPA)の試作機を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が19年度使用開始予定の深宇宙探査用地上局(GREAT、大型パラボラアンテナ)のX帯送信機採用を目指し、NECネットワーク・センサが試作を行った送信機向けに納入したと発表。

移動体通信の基地局で5G関連。電子・通信部品計測器でIoT関連。無線機器やレーダーで宇宙・防衛関連。パワー半導体試験装置で次世代半導体関連。電磁波計測器で電磁パルス関連から自動運転関連コネクティッドカー関連ワイヤレス充電関連と最先端技術に絡む好材料目白押し。

さらに、科学情報サービス会社の米クラリベイト・アナリティクスが9月20日にノーベル賞候補者として「ペロブスカイト型」と呼ばれる薄くて軽い太陽電池を考案した桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授を挙げた事を好感し、4237フジプレアム4082第一稀元素化学工業などペロブスカイト太陽電池関連を中心に6255NPCなどが軒並み高となった太陽光発電関連でもある。

太陽光発電関連については、昨秋より次世代電池関連宇宙・防衛関連と共に今年のテーマとなる分野と予想してきた通り、第3次太陽光発電ブームが性能向上と大手の買収によるコスト削減に加え、国策となってきたEV(電気自動車)関連との連携により、次世代電池関連防衛関連に続き、予見通り現実のものとなった事は皆さま御存知の通り。

経済産業省の5月25日付け「再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題について」の中で、『これまでは太陽光単体としてその売電量を最大化する傾向にあったが、「太陽光発電システム」としてEV・PHVや蓄電池等とも連携したエネルギーマネジメントを実現するなど、今後は、自家消費モデルを拡大することにより国民負担の少ない自立的な電源を増やしていくことが重要』と記載。

電気自動車(EV)と太陽光発電の連携が国策となる中、9月1日に、アウディが電気自動車(EV)にフレキシブル薄膜太陽電池を実装する方針を発表。

9月14日にも、ホンダが太陽光充電システム連携する新型EVを発表。EVと太陽光発電の連携が早くも現実化しつつある。

太陽光発電を中心に展開する再生可能エネルギー事業では、小型風力発電、地熱発電に加え、水素事業へも参入図り、9月4日に、グループ会社のGPエナジー3が、青森県下北郡大間町で小型風力発電設備を取得したと発表。

6月19日にも、子会社の多摩川エナジーが、鹿児島県指宿市の地熱発電所候補地で地熱バイナリー発電のために必要となる蒸気を噴出させるため、掘削工事開始を決定したと発表。

この間、EV関連に絡む次世代電池関連では、

4080田中化学が、昨年6月9日買い推奨値912円から今年10月20日にかけ2918円へ3.2倍高

5218オハラが、昨年11月21日買い推奨値611円から今年10月27日にかけ2381円へ3.9倍高

6955FDKが、昨年12月13日買い推奨値102円から今年10月19日にかけ328円へ3.2倍高

EV関連では、

6899ASTIが、昨年6月8日買い推奨値1025円から今年10月11日にかけ5550円へ5.4倍高

6618大泉製作所が、今年7月31日買い推奨値683円から10月10日にかけ1495円へ2.2倍高

太陽光発電関連では、

3647ジー・スリーHDが、昨年3月10日買い推奨値38円から今年7月10日にかけ240円へ6.3倍高

宇宙・防衛関連では、

6208石川製作所が、昨年11月9日買い推奨値650円から今年10月6日にかけ4435円へ6.8倍高

8023大興電子が、昨年11月7日買い推奨値152円から今年10月5日にかけ1843円へ12.1倍高

これらに続く5G関連、IoT関連、宇宙・防衛関連、パワー半導体関連、電磁パルス関連、自動運転関連、コネクティッドカー関連、ワイヤレス充電関連など最先端技術に絡む好材料と、EVとの連携が国策となってきた太陽光発電関連、風力発電関連、地熱発電関連、水素関連など再生可能エネルギーの好材料目白押し低位材料株として、〇〇〇に向かう可能性秘める。 』

11月29日~12月1日に開催される「MWE(マイクロウェーブ展)2017」に光給電や電磁波計測に関する新商品を出展。

〇〇〇の部分は、煽りになってはいけませんので、会員様のみ。ご了承ください。