東京株式市場は、3月29日付けレポートで「3月2日から10日にかけての様な日柄調整に止まるか、値幅調整本格化により1万9000円を割り込むか見極めつつ、調整終了から再び再上昇に向かう」と予想し、日経225が1万9000円割れとなった4月1日より「転換点4月2日前後、転換点4月6日前後の2段構えで日経225先物オプション4月物・5月物コールを買い」と予想した通り、1日に付けた1万8927円を安値に再上昇。日経225先物が3日夜間取引にかけ1万9550円へ。

3月29日付けレポートで「GPIFの株式組入比率が上限の25%に迫る中、まだ株をほとんど買ってないゆうちょ銀行かんぽ生命の動向が注目される」と指摘した通り、ゆうちょ銀行が外債や株式への投資を2017年度までに3割増の60兆円に増やす中期経営計画を4月1日に発表。

4月3日のNY市場は休場。米3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回り、6月利上げが後退。ドル/円が118円台に。日経225先物も4月3日夜間取引を1万9350円で終了。

日経225先物を始め全体相場の今後の予測について詳しくは、先ほど「会員制投資戦略」にアップした「今週の投資戦略その1」を参照。