東京株式市場は、8月22日付けレポートで『転換点<小>8月20日を経て、底打ち反転に向かうと予想する。○○○は時間の問題。7月9日と28日の時は下げ幅が足りず、1999年1月、2003年4月、2012年6月・11月、2013年6月7日、2014年2月4日に続く「日本株全面買い指示」を見送った事が功を奏した。今回は8月24日朝方の動向を見極めつつ、転換点<小>8月31日前後と2段構えで「日本株全面買い指示」を発令する事になろう』と予告した後、24日朝方より『現時点では日経225が1万8500円まで下げれば「日本株全面買い指示」を発令する予定』と臨戦態勢を指摘。

第1報が「羽田で爆発」と流れた川崎市の日鉄住金鋼管倉庫の火災を嫌気して日経225先物が1万8510円へ下落してきた8月24日お昼休みより「31日と2段構えで日本株全面買い」と予想。予告通り「日本株全面買い指示」を発令。この日の夜間取引で日経225先物が1万7160円を安値に切り返し急。1万8360円まで戻した後、25日寄り付き直後の「髙山緑星の売買指示ライブ中継」でも「31日と2段構えで日本株全面買い」と予想。

この時、日経225先物及び日経225オプション9月物コール1570日経平均レバレッジETF1579日経平均ブル2倍ETFは、敢えて寄り付き直後を避け、1万7730円まで下げてきた9時20分まで引き付けたところで「9時30分にかけ買い」と予想。この9時20分の1万7730円を安値にドンピシャのタイミングで切り返し急。11時36分にかけ1万8850円へ急反発。後場に入った1万8500円台で「利食いたい方は、いったん利食って頂いて結構」と指摘。

大引けにかけ再び1万7800円台へ売られてきた14時55分頃から大引け15時にかけての「髙山緑星の売買指示ライブ中継」において「上海総合指数が3000ポイントを割れた場合、中国当局が株価対策を打ち出してくるはず!この突っ込みも断固として日本株全面買いと予想する!」と絶叫。

15時15分に1万7670円で安値引けした後、夜間取引で切り返し。予想通り中国が追加利下げを発表。これを好感し8月26日の上海総合指数が小高く始まった後、3000ポイント割れの前日比マイナスとなった事から、26日の日経225先物は1万8550円止まりで伸び悩んだが、「髙山緑星の売買指示ライブ中継」で「これでも下げ止まらない場合は、中国当局がさらなる株価対策及び経済対策を打ち出すはず」と指摘。

上海総合指数が27日を5%高、28日に4%高の連騰となる中、日経225先物も1万9200円へ一段高。24日お昼休みから25日にかけ発令した「日本株全面買い指示」が激闘の末、大勝利を収めた。

8月30日付けレポートで「8月31日転換点<小>を迎え、中国の追加利下げに続く何らかの政策が打ち出されない限り、上昇一服になると予想する。上海総合指数の一段高や円の一段安など何らかの好材料が続かない場合は、転換点<小>8月31日前後を戻り高値にダブル底に向かう可能性も出てこよう」と指摘した通り、日経225先物が9月4日夜間取引にかけ1万7520円へ急反落。ダブル底に向かった。

9月4日のNY市場も、下落。シカゴ日経平均先物が1万7505円へ一段安後、1万7635円で終了。ドル/円が119.02円で終了。一時118.61円へ。

この間、2段上げ終了による急落が、私の短期予想より1ヶ月遅れ、短期的には予想が的中したと言えない状況に追い込まれたが、9月に8月24日夜間取引安値1万7160円を割らなければ、日経225日経225先物共に6月24日が高値である事から、中期的には昨年12月13日付レポートよりお伝えしてきた2015年相場予測「5月前後を高値に2段上げ終了の下落。7月前後が再び買い場となって○○○」の部分も的中したと言える範囲内に。

日経225先物を始め全体相場の今後の予測、短期・中期・長期予想は勿論、昨年12月13日付レポート「会員制投資戦略」(レポート会員)よりお伝えしてきた2015年相場年間予測、さらに2036年までの未来予測について詳しくは、「会員制投資戦略」(レポート会員)にアップした9月5日付け週末レポート「今週の投資戦略その1」(レポート会員)を参照。