東京株式市場は、日経225が1月5日の2万9388円を高値に急反落。7日にかけ2万8293円へ。八専中の新月3日に経てNY市場と共に急反落した格好。

1月10日付レポートで「いったん上昇に転じる」と予想。日経225は12日に反発した後、14日にかけ2万7889円へ下落。早くも11日安値を割って2万7000円台に入った事を見るに見かねてか、日銀が昨年10月1日以来3カ月半ぶりにETFを701億円買い入れた。

ナスダックS&P500は、ちょうど八専終了となった1月10日安値から切り返し。13日に急反落したが、10日安値を死守。

1月16日付レポートで「週初高で始まった後、1月20日前後から下落に転じる」と予想。日銀金融政策決定会合の結果が明らかとなった満月18日の2万8690円を高値に急反落。21日にかけ2万7129円へ一段安。年初来安値更新が続き、昨年8月20日安値2万6954円に迫った。

1月23日付レポートで「1月26日前後からいったん底打ち反転に向かうか見極め」と指摘。日経225は27日にかけ2万6044円へ急落した後、28日は反発。NYは24日安値から切り返し急。

1月30日付レポートで「ちょうど新月2月1日前後からリバウンドに向かうと予想する。昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落」は、現時点ではいったん16日ほど前倒しになったと判断して日柄計算する」と指摘。2月2日にかけ日経225が2万7564円へ4日続伸。NYも2日にかけ4連騰。ダウS&P500は早くも0.618戻しを達成。

結局、日経225TOPIXは予想と1日誤差の1月27日を底に、NYは1月24日と28日をダブル底にいったん底打ち反転。

2月6日付レポートで「三角保ち合い形成に向かう」と予想。TOPIXが8日、日経225が9日に2日高値を更新。予想より早く三角保ち合い上放れ。NYはダウのみ2日高値を更新した後、10日より急反落。

2月13日付レポートで「週初安で始まった後、下げ渋る」と予想した通り、日経225は15日の2万6724円を安値に16日は2万7486円へ急反発したが、18日に再び一時2万6792円へ売られ、「週初安で始まった後、下げ渋る」という表現がピッタリの値動きとなった。

2月18日後場の高山緑星ライブ中継会員で、「NYダウがあと2~3日で2000ドル程度下げれば、いったん底打ち」と指摘。

2月20日付レポートで『昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測「2月下旬にかけ下落」となり、いったん前倒しした日柄計算がこのタイミングで元に戻って年末年始よりラジオ等でもお伝えしてきた当初の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」か、週初安から切り返し急となり前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するか見極め』と指摘。

ロシアのウクライナ侵攻を嫌気して日経225が2万5775円まで売られた2月24日後場の高山緑星ライブ中継会員で「私独自の未来予測チャートでは今夜のNYは上昇」と予想した後、14時38分の高山緑星ツイッターに『相場的には、上がった方も下がった方も「砲声は買い」でいったん出尽くしになっていく』と予想した通り、NYが朝安から急反発。日経225も25日は2万6481円へ反発となった。この間上がっていた原油やゴールドも予想通り24日がいったん天井に。

2月25日のNY株式市場が大幅続伸。18日後場に高山緑星ライブ中継会員で「NYダウがあと2~3日で2000ドル程度下げれば、いったん底打ち」と指摘した時のNYダウ17日終値3万4312ドルから、底打ちとなった24日朝方安値3万2273ドルの下げ幅は2039ドル。値幅はピッタリ的中となった。日柄の誤差も1日。

2月27日付レポートで「リバウンド一服となる場面もあろうが、上昇が続く」と予想。NYはリバウンド一服から3月3日朝方まで上昇が続いたが、日経225は3月1日を戻り高値に一服から、4日にウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所が砲撃を受け火災が発生した事を嫌気して2万5774円へ急落。2月24日安値を1円更新。予想に反し結局、ダブル底に向かった。

2月20日付レポートで『当初予想の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」か、週初安から切り返し急となり前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するか見極め』と指摘した「2月21日前後と28日前後のダブル底形成」が3~4日遅れで、かつ「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するが1日早くきた格好。

3月6日付レポートで『前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」して一段安に向かう可能性も否定できないが、当初予想の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」が3~4日遅れで現実のものとなり、2月24日と3月4日をダブル底に上昇に転じる』と予想したが、ウクライナ情勢にロシアのデフォルト懸念も加わり予想に反し下放れ。日経225は9日にかけ2万4681円へ一段安に見舞われた。前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化して一段安に向かう」の方が的中した格好。申し訳ないです。10日は2万5720円へ急反発。NYは2月24日安値を死守。

いずれにせよ、八専開始2月28日の翌日3月1日を戻り高値に、八専中の新月3月3日の翌日4日に急落。八専終了3月11日の前日10日に急反発。又しても八専転換点に。

3月13日付レポートで「いったんリバウンドに向かうか、一段安に向かうか見極め」と指摘。日経225が18日にかけ2万6862円へ5連騰。NYはナスダックのみ14日に2月24日安値を割ったが、NYダウS&P500は2月24日安値を割ることなく3月18日にかけ上昇が続いた。

3月21日付レポートで「週初高から週末にかけリバウンド一服となった後、来週も上昇が続く」と予想。25日にかけ日経225が2万8338円へ9連騰。昨年9月14日高値から今年3月9日安値の下げに対する半値戻しを早くも達成し、ちょうど200日線の水準を回復。9日ぶりの小反落となったTOPIXは0.618戻しも達成し、200日線も上抜く急反騰。122円台への円急落もあって値幅的に21日付レポートで予想した来週分も一気に上げた格好に。

120円台への円安については、昨秋よりラジオ等でも「120円台に向かう」と予想してきた事は皆様ご存じの通り。ドル円については、2012年中盤70円台の時に「円高の終焉・日本株の歴史的買い場」とういう特別レポートを書いた時の「2016年前後にかけ125円に向かう」の予想が、2015年6月に125.85円を付け、時期は予想より早かったが価格は1円の誤差なく的中し、2012年11月15日寄り付きからの日本株全面買い推奨と共に伝説となって以来、約6年にわたる三角保ち合い形成から昨秋より上放れ。「とりあえず120円台を目指す」と予想。「125.85円を上抜くと2002年2月高値135.04円を目指す可能性も出てくるが、125円を超えてくると当局が歯止めをかけに動く可能性も」と指摘してきた。

3月27日付レポートで「前週に予想以上の上昇が続き、今週分も先に上げてしまった感が否めないものの、年末年始からお伝えしてきた当初の予想通り4月1日前後から再び下落に転じる」と予想。結局3月25日を戻り高値に反落。4月1日にかけ日経225が2万7399円へ下落。日経225先物は3月30日を戻り高値に反落。NYも29日を戻り高値に31日より急落。年末年始よりラジオ等でも「3月31日・4月1日辺りを戻り高値に再び下落」と予想してきた経緯もあり、ほぼ予想通りになったと言えよう。

ドル円については、「125.85円を上抜くと2002年2月高値135.04円を目指す可能性も出てくるが、125円を超えてくると当局が歯止めをかけに動く可能性も」と指摘してきた通り、125円に一瞬タッチしたら即、黒田日銀総裁と岸田総理が会談して黒田総裁が「為替の安定的推移が望ましい」と岸田総理に伝えた事が明らかとなり、いったん121円台まで戻した。

今後、FOMCで米国の利上げが続き、125.85円を明確に上抜いて130円台に入ってくるようなら、今回のようなリップサービスに止まらず、円買い介入を実施せねばならない事になろう。

4月3日付レポートで「前半安の後、中盤より切り返し、数日戻した後、来週初め辺りから再び下げて一段安に向かう」と予想。数日遅れで8日に反発。NYは7日より反発。

4月10日付レポートで「先週よりお伝えした通り、週初高から再び下落に転じ、一段安に向かう」と予想。日経225は週初高のないまま12日にかけ2万6304円へ一段安後、15日にかけ2万7203円へ反発。週前半と後半の予想が逆になり外れたが、一応一段安に向かった。NYは12日にかけ一段安後、もみあい。

ドル円が2015年6月に付けた高値125.85円を上抜き126円台へ。

1689天然ガスETF2036金WブルETNが一段高。2038原油WブルETNが再上昇。9501東京電力原発関連全員攻撃型のバリュー株本命に。

今回のインフレについても、数年前よりラジオ等でも予想してきた事は皆様ご存じの通り。古くは、2007年春夏ダブルトップからの急落を当てた直後より、「2012年が日本株の歴史的買い場となり2016年前後にかけ日経225が2万円台に上昇。その過程でドル円も125円へ上昇した後、日経225が2019年前後に1万6000円台に急落。底打ち急反騰から1989年末に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう過程でハイパーまでいかない筈だがインフレになる」と未来予測してきた事をご存じの方も少なくない。

4月17日付レポートで「数日上昇した後、下落」と予想した通り、NYが21日朝高から急反落。22日を大幅続落。日経225は21日にかけ2万7580円へ上昇した後、22日に反落。夜間取引で日経225先物が2万6700円へ下落。ここ円急落もあってNYより東京の方が強い展開。ナスダック「1998年に描いた独自の未来予測チャート」に1番近いチャート形成となってきた。ドル円は4月20日に129円台へ。

 

4月22日のNY株式市場は大幅続落。

シカゴ日経平均先物も2万6755円で終了。ドル/円終値128.55円。

 

今週の全体相場予測及び個別材料株については、先ほど「会員制投資戦略」にアップした有料週末レポートを参照。

 

昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。〇月上旬にかけ上昇。〇月中旬にかけ下落。〇月末にかけ上昇」

「1月下旬にかけ上昇」は外れたが、1月16日付レポートで予想した「週初高で始まった後、1月20日前後から下落に転じる」は、ほぼ的中。

「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落」は、1月23日付レポートで「1月26日前後からいったん底打ち反転に向かうか見極め」と指摘。1月30日付レポートでいったん16日ほど前倒しになったと判断して日柄計算し、2月1日前後からリバウンドに向かうと予想。

2月6日付レポートより、2022年全体相場予測「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。〇月前後にかけ上昇。〇月前後にかけ下落。〇月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。(〇の部分は有料週末レポートで)

日経225TOPIX独DAXインドは2月24日前後安値を割って予想に反し3月9日前後にかけ一段安となったが、NYはナスダックのみ2月24日前後安値を若干更新したものの、NYダウS&P500は2月24日安値を割ることなくロシアのウクライナ侵攻による「砲声は買い」となって予想通りいったん底打ち反転。

 

2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」

「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。

4月前後から再上昇。一段高へは、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。

5月前後を高値に下落は的中。

「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225マザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。

「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。

「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。

 

2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」

当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株半導体関連全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。

「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。