1.今週の東京株式市場 

(1)18日朝高から反落した後、予想通り22日にかけ一段高。神はサイコロを振らない。週末にかけ上昇が続いた後、転換点<中>12月2日前後から一旦下げに転じると予想 

東京株式市場は、11月17日付レポートで『週初高から短期指標過熱により、いったん反落となる可能性もあるが、かねてより「11月前後から始まる」と予想してきた2段上げ開始により、まずは次なる転換点<中>12月2日前後にかけ上昇が続く』と予想した通り、日経225が18日朝高から反落した後、22日にかけ1万5579円へ一段高。相変わらず神はサイコロを振らない。 
11月22日のNY市場も、NYダウが史上最高値更新。シカゴ日経平均先物が1万5530円で終了。ドル/円も101.30円で終了。 
今週は、週末にかけ上昇が続いた後、12月2日に転換点<中>を迎え、転換点<中>12月2日前後からいったん下げに転じると予想する。 
6月7日に「回天の買い」を発令した後、6月8日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」は的中した。これに続きお伝えしてきた「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは、11月前後から始まる」との予想も、的中しつつあると言えよう。 
昨年11月17日レポートよりお伝えしてきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートよりお伝えしてきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後から年末にかけ切り返し」も変更なし。 
中長期的には引き続き2012年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、「2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

昨年中より2016年にかけての上昇幅について、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」と指摘。2020年東京オリンピック開催決定により、上値が切り上がる可能性が出てきたと言えよう。 
かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に今年8月1日に政府が開いた国家戦略特区の作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。 
過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 
【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】   
「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

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2.今週の注目銘柄 

東証M4571 ナノキャリア (11月22日終値24万円) 

【予想通り再上昇。先陣切り上場来安値から139倍高演じた立役者。9月末JPM4位に再浮上。5月高値期日明けバイオバブル第2S本命格として急騰再演の可能性秘める】 

昨年11月3日付レポートで「癌に特化した創薬ベンチャー。信越化学への第三者割当増資を好感し30日にかけ7万7900円へ急伸。上場来高値を更新した後、一服にあったが、11月1日より再動意。青天続く」と予想して以来、「折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り今年5月8日にかけ56万3000円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年11月レポート掲載値から6.4倍高、今年2・13決戦の買い推奨値から2.2倍高を演じた後、急落。 
「回天の買い」を発令した6月7日安値24万4500円と17日の24万2100円を安値に24日にかけ32万6500円へ反発したが、ファイザーとの共同研究開発解消を嫌気した4587ペプチドリームショックに予想に反し一段安。8月13日安値13万8100円で下げ止まり。8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想した通り、10日引け後に発表した業績の上方修正を好感し13日にかけ24万8900円へ3連騰。戻り高値更新継続。 
9月14日付レポートで『JPモルガン・アセット・マネジメントの日本株投資信託「JPMザ・ジャパン」8月30日付月報で7月31日現在の組入第8位(1.8%)に再浮上。昨年から始まったバイオバブルの先陣を切り上場来安値から139倍高を演じた立役者。全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高が続く』と予想。20日にかけ31万2000円へ一段高。戻り高値更新続く。9月21日付レポートで『週明け24日より増し担保規制。目先いったん調整も予想されるが、全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く』と予想した通り10月1日にかけ33万2500円へ上昇。戻り高値更新が続いた後、再び調整。 
5月8日高値期日の11月8日に向け下落。11月9日付レポートで「5月高値期日明けを迎え、再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。12日安値19万3000円から切り返し。13日の22万900円どころより「買い」と予想。14日に22万8800円へ上昇。ドセタキセルミセルに関する物質特許がオーストラリアにて特許査定を受けたと発表。11月17日付レポートで「5日に再生医療法案が衆院本会議で可決。JPモルガンが絡む10月28日払い込み完了の公募価格25万7460円割れ。5月高値期日明けたバイオ関連本命格として再上昇に向かう」と予想した通り、22日にかけ25万1800円へ上昇。 
11月22日前引け後にNC-6004ナノプラチン®に関する特許が国内において特許査定を受けたと発表。バイオバブルの先陣を切り上場来安値から139倍高を演じた立役者。「JPMザ・ジャパン」10月31日付月報で9月30日現在の組入第4位(2.8%)に再浮上。5月高値期日明けバイオバブル第2ステージ本命格として、来年にかけ急騰再演に向かう可能性秘める。 

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東証M2370 メディネット (11月22日終値5万400円) 

【予想通り再上昇。バイオバブル第2S本命格として来年にかけ急騰再演可能性秘める】 

昨年11月15日の1万9360円どころから「買い」と予想すると共にS高して以来、「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がん免疫細胞療法で支援サービスを医療機関に提供。2011年9月期より赤字転落ながら、ナノキャリアを始め、2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画のリプロセル、免疫細胞療法による癌再発防止を手掛け東工大とiPS細胞の凍結保存液を開発したリンフォテックなどの株主。リプロセルとペプチドリーム両社に関連するバイオバブル・ハルマゲドンの大本命株。全体動向や短期指標過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの大穴バイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年6月4日に10万3900円へ急騰。新値追いが続き、買い推奨値から5.3倍高を演じた後、急反落。 
6月6日朝方の7万5000円割れから再度買いと予想したが、全体相場の一段安を受け急落。「回天の買い」を発令した6月7日の5万3000円S安から切り返し。10日を6万4100円S高。6月15日付レポートで「11日に新規上場したペプチドリームが前評判通りの買い人気。リプロセル上場も26日に迫り、全体相場の動向を見極めつつ再上昇本格化に向かう」と予想した通り18日にかけ8万8300円へ再上昇した後、反落。6月22日付レポートで「26日にリプロセルが新規上場。買い殺到が予想され、新値更新に向かう」と予想したが、25日引け後にペプチドリームがファイザーとの共同研究開発解消を発表。これを嫌気し、26日朝方にリプロセルが買い殺到にもかかわらず、上がらなかった事から失望売りが殺到。予想に反しS安交え急落。 
6月29日付レポートで「不撓不屈の買い」と予想。7月4日にかけ6万4500円へ上昇したが、リプロセルの上場来安値更新を受け一段安。8月10日付レポートで「急落していたガンホーが8月7日安値から切り返し。全体相場底打ちに先立ち、個別材料株の地合が好転するか見極めつつ再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。13日安値3万1650円から切り返し。8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。9月14日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、逆襲高に向かう」と予想。9月21日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く」と予想してきた通り10月1日にかけ5万9800円へ上昇。戻り高値更新が続いた後、全体安に反落したが、8日安値4万6700円から切り返し。 
10月14日付レポートで「15日より召集される臨時国会でiPS細胞を用いた再生医療製品等を早期に実用化できるようにする再生医療新法案の成立が期待され、バイオバブル第2ステージのiPS細胞関連本命格として再上昇に向かう」と予想。15日にかけ5万4900円へ上昇した後、反落。11月12日安値にかけ4万200円から切り返し。11月17日付レポートで「高値期日は12月4日ながら、バイオ関連本命格として再上昇に向かう」と予想した通り、21日にかけ5万4800円へ上昇。 
11月21日付け日経産業新聞が、「来年中にも、これまでに培ってきた細胞培養のノウハウを活かし、再生医療製品の製造受託事業に参入する」と報じる。11月8日にJPモルガン・アセット・マネジメントの7.1%大量保有も明らかに。バイオバブル第2ステージ本命格として、来年にかけ急騰再演に向かう可能性秘める。 

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東証M4583 カイオム・バイオ (11月22日終値3690円) 

(1)予想通り再上昇。20日買推奨と共にS高。買い推奨値から21倍高演じた大ヒット銘柄。5月高値期日明けバイオバブル第2ステージ本命格として急騰再演の可能性秘める 

8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、8月29日の2211円を底値に9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。9月14日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かう」と予想。9月21日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く」と予想してきた通り、一時3日連続S高を交え9月19日にかけ4490円へ急反騰。一服から27日を4180円で高値引け。戻りの引け新値。 
9月28日付レポートで「24日にJPモルガン・アセット・マネジメントの5.39%大量保有が明らかに。10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日にバイオジャパン2013が、16日~18日にバイオオプトジャパン2013が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続く」と予想。10月1日にかけ4500円へ上昇した後、悪地合に調整。 
11月9日付レポートで「5月高値期日明けを迎え、再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。11月12日安値3015円から切り返し。11月17日付レポートで「再上昇に向かう」と予想。20日の3480円どころから「買い」と予想すると共に3965円S高。 
昨年9月22日付レポートで「世界初の遺伝子組換えによる画期的な迅速抗体作製技術を核とした理化学研究所発の創薬ベンチャー。売上大半占める中外製薬との契約が2014年末まで延長。完全ヒト抗体作成システムの実用化を2014年度目標に。底値ボックス圏上放れは時間の問題と見越し、買い」と予想して以来、「77773Dマトリックス、2191テラ続くバイオ関連本命格として大化けに向かう」と予想してきた通り、今年1月29日にかけ1万640円(分割修正値)へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年9月買い推奨値から4ヶ月間で21倍高を演じ、市場の度肝を抜いた大ヒット銘柄。 
5月高値期日明けバイオバブル第2ステージ本命格として、来年にかけ急騰再演に向かう可能性秘める。 

(2)テラ、新日本科学、3Dマトリックス、タカラバイオ、ジャパン・ティッシュ、メディビックなども、再上昇に向かうのは時間の問題と予想する 

上場検討中の日本網膜研究所改めヘリオスの株主である2191テラ、2395新日本科学を始め、77773Dマトリックス、4974タカラバイオ、7774ジャパン・ティッシュ、2369メディビック、4570免疫生物研究所、4576デ・ウエスタン・セラピテクスなども、ナノキャリア、メディネット、カイオム・バイオに続き再上昇に向かうのは時間の問題と予想する。 

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東証JQ4978 リプロセル (11月22日終値1760円) 

【上場来高値更新したペプチドリームに続き底値圏離脱から本格上昇時間の問題と予想】 

6月26日に新規公開。公募価格3200円。ヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と臓器移植等に係わる臨床検査事業。iPS細胞を増殖するために使う培養液で国内トップシェア。2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画。5月25日付レポートより「ブックビルディング問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘した通り、買い殺到により初日26日は初値付かず。現金預託措置となった27日も初値付かず。現金預託措置2日目の28日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想。公募価格に対し5.5倍高となる1万7800円で生まれ、いったん1万4040円へ下落した後、1万8300円で高値引け。 
6月29日付レポートで「6月26日に厚生労働省の審査委員会がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承したと発表。27日前場中盤よりバイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始を宣言し、iPS細胞網膜関連としてジャパン・ティッシュ、セルシード、新日本科学、テラ、タカラバイオなどを買いと予想。JPモルガンAMが7月26日にJPMグローバル医療関連株式ファンドを設定すると発表。7月1日より晴れて現金預託措置解除。バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド大本命として大化けに向かう」と予想したが、7月1日高値1万8610円と3日高値1万8600円をダブルトップに伸び悩みから急落。7月20日、28日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、底値圏離脱に向かう」と予想。日経225急落に足を引っ張られ上場来安値を更新。1万40円まで売られた7月29日引け後に発表した1:5の株式分割を好感し30日に1万1760円を回復したが、ガンホー急落を受け反落。31日の1万660円どころより買いと予想したが、一段安。31日の8月1日安値8670円から6日にかけ1万790円を回復したが、悪地合に売り直される展開。 
8月3日付、10日付レポートで「全体相場に絡み株式分割権利落ちとなる8月末にかけ大きく突っ込む場面があれば、買い」と予想。第1四半期決算発表明けとなった13日安値7900円から切り返し急。16日に一時S高を交え20日にかけ1万1820円へ上昇した後、21日に9520円へ反落。28日の株式分割権利落ち後も下げが続き、30日にかけ1665円(分割修正前8325円)へ。8月31日付レポートで「文部科学・厚生労働・経済産業の3省がiPS細胞など先端医療の来年度予算要求額を約2割増やす方針。全体相場の転換点<中>9月4日前後をダブル底に上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月2日安値1610円をダブル底に3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想した通り10月1日にかけ2349円へ上昇。 
10月14日付レポートで「15日より召集される臨時国会でiPS細胞を用いた再生医療製品等を早期に実用化できるようにする再生医療新法案の成立が期待され、バイオバブル第2ステージのiPS細胞関連本命格として再上昇に向かう」と予想。21日にかけ2182円へ再上昇した後、11月12日にかけ1686円へ下落。11月17日付レポートで「高値期日は大納会の12月30日ながら、バイオ関連本命格として上昇に向かう」と予想。18日の1756円どころから「買い」と予想。20日にかけ1850円へ上昇した後、伸び悩み。 
上場来高値を更新した4587ペプチドリームに続き、バイオバブル第2ステージ本命格として底値圏離脱から本格上昇に向かうのは時間の問題と予想する。 

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東証JQ2428 ウェルネット (11月22日終値1691円) 

(1)新値更新後、反落ながら、20倍高超え演じた後も尚高値もみあいの3623ビリングシステムに続く決済関連として大化けに向かう可能性秘める 

10月10日の1500円どころから「買い」と予想。11日にかけ1807円へ急伸。新値更新。10月14日付レポートで「コンビニ中心に決済代行を展開。10月8日より全国のローソン店頭でコンビニ業界初の現金受取サービスを開始。S高連発で10月3日にかけ2万800円へ20倍高超えを演じた3623ビリングシステムに続く決済関連として新値追いが続く」と予想。15日安値1552円から再上昇。18日を1779円で引け新値。 
10月19日付レポートでも「ビリングシステムに続く決済関連として新値追い再開に向かう」と予想したが、悪地合もあって予想に反し下落。11月1日安値1369円から切り返し。11月15日の1630円どころから再度「買い」と予想。20日にかけ1835円へ一段高。新値更新後、反落。 
2014年6月期最終利益が前期比23%増の8億円予想。予想EPS79.7円。2015年6月期最終利益が期比6%増の8億5000万円予想。予想EPS84.7円予想。11月22日終値1691円で来期予想PER19.9倍。20倍高超えを演じた後も尚高値もみあいの3623ビリングシステムに続く決済関連として大化けに向かう可能性秘める。 

(2)2352エイジア新値更新後、反落ながら、20倍高超え演じた後も尚高値もみあいの3 

2352エイジアも、11月18日に1590円へ上昇。新値更新。11月15日朝方の1370円どころから「買い」と予想すると共に1529円へ急伸。年初来高値を更新。11月17日付レポートで「インターネットやメールを駆使した販売支援ソフトの開発・販売。EC関連事業へ新規参入。2014年3月期最終利益が前期比2倍増の1億円の最高益更新予想。予想EPS53.73円。2015年3月期最終利益も期比50%増の1億5000万円の連続最高益更新予想。予想EPS80.7円予想。15日終値1425円で来期予想PER17.6倍。LINEのネット通販参入、Yahooショッピング出店料無料化などにより、楽天市場の天下から業界地図が塗り替わりつつあるECモール関連。S高連発で10月29日にかけ2万1250円へ20倍高超えを演じた3623ビリングシステムや、同じくS高連発で10月25日にかけ8440円へ15倍高を示現した3854アイルに続き、大化けに向かう可能性秘める」と指摘。 
4293セプテーニが、11月21日にかけ1155円へ一段高。新値追い。11月5日に決算発表を終え再動意となってきた6日の1045円どころから「買い」と予想。LINE・メタップス関連。 
3328ネットプライスが、11月22日にかけ9万9400円へ再上昇。10月22日の9万5000円どころより「買い」と予想すると共に2日連続S高交え24日にかけ11万9200円へ急騰した後、急反落。ECモール関連。 
LINE関連本命格2489アドウェイズ、3622ネットイヤーを始め、3815メディア工房、4644イマジニア、3627ネオスなども再上昇となるか要注目。 

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