1.今週の東京株式市場 

(1)「転換点<中>11月7日前後から転換点<中>12月2日前後にかけ上昇」もピッタリ的中!神はサイコロを振らない。転換点<中>12月2日前後から一旦調整に転じると予想 

東京株式市場は、11月17日付、11月23日付レポートで「次なる転換点<中>12月2日前後にかけ上昇が続く」と予想してきた通り、日経225が11月28日にかけ1万5729円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、29日は小反落。これで「転換点<中>11月7日前後から転換点<中>12月2日前後にかけ上昇」との予想もピッタリ的中。引き続き、神はサイコロを振らない。 

11月29日のNY市場はまちまち。シカゴ日経平均先物が1万5685円で終了。ドル/円は102.41円。 

今週は、11月23日付レポートでもお伝えした通り、12月2日に転換点<中>を迎え、転換点<中>12月2日前後からいったん調整に転じると予想する。 

6月7日に「回天の買い」を発令した後、6月8日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」は的中した。これに続きお伝えしてきた「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは、11月前後から始まる」との予想も、的中しつつあると言えよう。 

昨年11月17日レポートよりお伝えしてきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートよりお伝えしてきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後から年末にかけ切り返し」も変更なし。 

中長期的には引き続き2012年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、「2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続 
く」との予測に変更なし。 

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(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

昨年中より2016年にかけての上昇幅について、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」とお伝えしてきた。既に今年5月高値が想定を上回った。2020年東京オリンピック開催決定により、さらに上値が切り上がる可能性が出てきたと言えよう。 

かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に今年8月1日に政府が開いた国家戦略特区の作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。 

過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】   

「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

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2.今週の注目銘柄 

東証M3622 ネットイヤー (11月29日終値2415円) 

(1)LINEユーザー3億人突破を好感し再上昇。上場来高値更新に向かう可能性充分 

10月14日付レポートで「LINE関連本命格2489アドウェイズの買い人気が続く中、3622ネットイヤーも再上昇。LINE・メタップス関連4293セプテーニHDが10月11日に一時S高で新値更新。LINE関連銘柄の3627ネオス、3815メディア工房、4644イマジニア、LINE・メタップス関連2497ユナイテッドなども、再上昇に向かうか要注目」と指摘した後、10月17日の1880円どころで「買い」と予想すると共にS高を交え18日朝方にかけ2480円へ急伸。調整を経て28日にかけ2837円へ一段高。上場来高値を更新した後、増し担保規制を嫌気して急反落。 

11月11日の1712円どころより「増し担保規制解除を見越し、買い」と予想。12日安値1553円から切り返し。14日にかけ1950円を回復した後、売り直されたが、11月23日付レポートで「LINE関連本命格として、同じく本命格のアドウェイズや3815メディア工房、4644イマジニア、3627ネオスなどと共に再上昇となるか要注目」と指摘。「LINEのユーザー3億人突破」を好感し、25日安値1580円をダブル底に再上昇が本格化。29日を2415円で高値引け。 

10月28日に付けた上場来高値2837円更新に向かう可能性充分。 

(2)2489アドウェイズ、3815メディア工房、4644イマジニア、3627ネオス等も再上昇 

2489アドウェイズも、11月26日に1973円へ再上昇。11月13日の1679円どころより「増し担保規制解除を見越し、買い」と予想。14日にかけ1872円を回復した後、売り直されたが、11月23日付レポートで「LINE関連本命格として再上昇となるか要注目」と指摘。「LINEのユーザー3億人突破」を好感し、25日安値1560円をダブル底に再上昇。 

3815メディア工房も、11月26日に19万5000円へ再上昇。10月14日付レポートで「LINE関連銘柄として再上昇に向かうか要注目」と指摘。10月18日の15万4000円どころより「買い」と予想すると共S高発進。28日にかけ23万4500円へ一段高。上場来高値更新。 

4644イマジニアも、11月26日に1205円へ再上昇。10月14日付レポートで「LINE関連銘柄として再上昇に向かうか要注目」と指摘。25日にかけ1519円へ上昇。 

3627ネオスも、11月29日にかけ1602円へ再上昇。10月14日付レポートで「LINE関連銘柄として再上昇に向かうか要注目」と指摘。 

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まだ途中です。完成版は明日夕方にアップします。