1.今週の東京株式市場 

(1)「9月物コールが打診買い」と予想した8月8日を安値にドンピシャのタイミングで急反発!日柄調整の後、転換点〈中〉8月20前後から再上昇本格化に向かうと予想する 

東京株式市場は、8月7日より「スーパームーンの転換点8月11日前後からいったん反発」と、オバマ大統領がイラク空爆を承認した8月8日の急落場面で「日経225先物オプション9月物コールが打診買い」と予想した通り、日経225が8月8日の1万4753円を安値にドンピシャのタイミングで急反発。14日にかけ1万5338円を回復した。8月9日付レポートで「スーパームーンの転換点8月11日前後からのいったん反発があった後、週末にかけ日柄調整に向かう」と予想した通り、15日は伸び悩み。日経225先物が夜間取引で一時1万5210円へ下落。 

8月15日のNY市場が、まちまち。シカゴ日経平均先物が1万5315円で終了。ドル/円が102.34円。 

今週は、8月9日付レポートでも事前にお伝えしておいた通り、転換点〈中〉8月20日前後にかけ日柄調整が続いた後、転換点〈中〉8月20日前後から再上昇本格化に向かうと予想する。 

昨年12月14日レポートよりお伝えしてきた2014年相場予測「1月から2月前後にかけ上昇が続いた後、2月前後を高値にいったん下落。4月前後が買い場となって再び上昇。8月前後を高値に秋は調整もあろうが、年末にかけ上昇が続く」に変更なし。 

中長期的には引き続き2012年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、「2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

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(2)2014年相場予測「1月から2月前後にかけ上昇後、2月前後を高値に一旦下落。4月前後から再び上昇。8月前後を高値に秋は調整もあろうが、年末にかけ上昇が続く」 

2016年にかけての上昇幅について、2012年11月より「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開を想定。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」とお伝えしてきた。既に2013年5月高値が想定を上回った。2020年東京オリンピック開催決定後は、「さらに上値が切り上がる可能性が出てきた」と指摘。 

かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社代表取締役前池英樹のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に2012年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、弊社代表取締役前池英樹は約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが日本の永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に2013年8月1日に政府が開いた国家戦略特区作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。 

弊社代表取締役前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】  

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2.今週の注目銘柄 

東証1部3156 UKCHD (8月15日終値1931円) 

(1)買い推奨すると共にS高!超割安かつ、S高急騰中の3652DMPと資本・業務提携かつ、ソニーも参入の自動走行システム関連本命格として大化けに向かうと予想する 

8月15日の1710円どころから「買い」と予想すると共に一時S高となる2016円へ急伸。ユーエスシーと共信テクノソニックが2009年に経営統合。ソニー製の半導体・電子部品販売が柱。半導体・電子部品商社でトップクラス。2015年3月期最終利益が前期比ほぼ変わらずの44億円予想。予想EPS280.3円。四季報で2016年3月期最終利益が前期比6%増の47億円予想。予想EPS299.4円。BPS3186円。8月15日終値1931円で来期予想PER6.4倍。PBR0.6倍。超割安。 

ここS高連発で急騰中の3652ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)の第三者割当を引き受け、資本・業務提携。自動車自動走行システム向け画像処理技術を開発。8月15日付け日本経済新聞が朝刊1面トップで「ソニーが自動車の目に当たるカメラ用の画像センサーに参入」と報じた。従来の車載用カメラセンサーと比べ感度が10倍。来年量産開始。2016年に発売される新車から搭載され予定。 

超割安かつ、ここS高連発で急騰中の3652DMPの資本・業務提携かつ、ソニーも参入の自動車自動走行システム関連本命格として大化けに向かうと予想する。 

(2)3652DMPが、増し担保規制のまま2日連続S高で新値追い再開!GPU世界最小サイズIPコア開発が報じられた7月31日寄付からS高連発で早くも5倍高超え 

3652ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)が、8月15日を3340円S高買い気配で大引け。2日連続S高により新値追い再開。7月31日寄り付き643円から5倍高超え。 

7月31日にウエアラブル端末向けにGPU(画像処理半導体)として世界最小サイズを実現するIPコアを開発したと報じられた事を好感しS高連発で8月11日朝方にかけ2900円へ急騰した後、2005円S安へ急反落。12日に早くも2505円S高。13日に2744円まで買われた後、反落したが、増し担保規制となった14日を2836円S高買い気配。 

赤字続くも、5月9日に3156UKCホールディングスと資本・業務提携を発表。6月2日にUKCホールディングスからの第三者割当増資払込完了により、約2億3000万円を調達。画像表示用半導体が2015年夏を目処に量産開始予定。 

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東証JQ3625 テックファーム (8月15日終値2047円) 

【新値追い!カジノ向け電子マネー参入。15日より増し担保規制。折に触れ短期調整もあろうが、中長期的にはカジノ関連本命格として大化けコースを歩んでいると予想する】 

6月17日の1260円どころより「カジノ関連として買い」と予想。1307円S高まで買われた後、調整を経て再上昇。日本経済新聞が7月26日付け朝刊1面トップで「政府が東京オリンピックを開催する2020年までに全国3カ所前後でカジノ開設を認める検討に入った」と報じた事を好感し上昇本格化。非接触型ICチップを用いたモバイル電子マネー事業において業務提携している6418日本金銭機械が8月1日にカジノ関連機器メーカーの米フューチャーロジックを74億円で買収すると発表した事を好感し8月15日にかけ2077円へ上昇。新値追い続く。 

スマートフォンアプリを始めソフトウェア受託開発。2015年7月期最終利益が前期比92%増の1億円予想。予想EPS16.6円。4月に設立した米国子会社を軸にカジノ向けモバイル電子マネーサービスに本格参入。8月15日より増し担保規制。全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、カジノ関連本命格として大化けコースを歩んでいると予想する。 

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続き及び完成版は明日夜にアップします。