1.今週の東京株式市場 

(1)予想通り7月19日朝方にかけ上昇が続いた後、急反落。7月22日・24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足速め調整色を強めていこう 

 東京株式市場は、7月14日付レポートで「週末7月18日と週明け7月22日に転換点<中>を迎え、7月18日・22日前後にかけ上昇が続いた後、7月18日・22日前後を戻り高値に再び下落に転じる」と予想した通り、日経225が19日朝方にかけ1万4953円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、一時1万4413円へ急反落。19日朝方高値が既に戻り高値になった様な波乱の展開に。 

 この間、6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令して以来、『「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続く』と予想。日経225は6月13日に7日安値を割る場面もあったが、TOPIXと日経225先物は、7日を安値に7月19日にかけ上昇が続いた。今回も、神はサイコロを振らなかったと言わせて頂く。 

 7月12日のNY市場は、まちまち。シカゴ日経平均先物が1万4820円で終了。ドル/円は100.40円。 

 今週は、7月22日と7月24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていくと予想する。6月8日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」も変更なし。 

 NY市場も、転換点<中>7月18日・22日前後を高値に下落に転じ、9月はリバウンドもあろうが、11月にかけ下げが続くと予想され、2012年6月を大底とした東京市場の2段上げは11月前後から始まる事に。 

 昨年11月17日レポートよりお伝えしてきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートよりお伝えしてきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後安値から年末にかけ切り返し」も変更なし。中長期的には引き続き昨年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、昨年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になったとの予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、03年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

 2016年にかけての上昇幅については、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落」を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい。 

 かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。 

 長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題として残る。 

 過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

 【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
 2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】   
 「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

2.今週の注目銘柄 

東証M4587 ペプチドリーム  

                (7月19日終値8800円) 

(1)JPモルガンのバイオファンド設定を7月26日に控え、19日より再推奨。全体急落さえしなければ、三角保合上放れから上場来高値更新に向かう可能性も秘めると予想する 

 6月11日に新規公開。独自の創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)を用いた特殊ペプチド創薬研究開発。日米欧製薬会社と共同研究多数。黒字。5月25日付レポートより「仮条件1820円~2500円。ブックビルディング期間5月24日~30日。公開価格決定日31日。申込期間6月3日~6日。上場日6月11日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。 

 6月8日付レポートで「公募価格2500円。この間の地合い悪化により、6月11日に意外と安く初値が付くようなら、問答無用の初値買いと予想する。前評判通り買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置となった場合は、価格にもよるが、初値買いと後場中盤の2段構えの買いで臨む予定。公募価格の何倍で生まれるかにもよるが、バイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンドの大本命として大化けに向かう」と予想。 

 6月11日は前評判通りの買い人気を博し初値付かず。現金預託措置が取られた12日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想した通り、公募価格の3.1倍となる初値7900円で生まれ、一時S高となる9400円まで買われた後、9200円で大引け。現金預託措置解除の13日をS高買い気配。14日に一時2日連続S高となる1万3700円へ3連騰。青天相場を上場来高値更新が続いた後、反落。 

 6月19日安値8390円から24日にかけ1万2450円へ再上昇した後、25日引け後に発表したファイザーとの共同研究開発解消を嫌気して急落。28日安値5930円から7月3日にかけ9970円へ急反発した後、三角保ち合いにあったが、再動意となってきた19日の8500円どころより「打診買い」と予想した通り、8970円へ。三角保ち合い上放れに向かうと予想するが、全体相場が急落となった場合は、煽りを受けてしまうと言わざるを得ない。全体相場が急落さえしなければ、上場来高値更新に向かう可能性も秘めていると予想する。 

(2)リプロセルと共に再上昇となれば、バイオバブル・ハルマゲドン第4ラウンド開始に 

 JPモルガン・アセット・マネジメントの「JPMグローバル医療関連株式ファンド」設定を7月26日に迎え、4978リプロセルと共に再上昇本格化となれば、バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第4ラウンド開始となり、リプロセル関連の2370メディネット、3386コスモ・バイオ、7707プレシジョンSS、8721VR証券投資法人、8086ニプロ、日本網膜研究所関連の2395新日本科学、2191テラ、再生医療関連の7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシードを始め、4974タカラバイオ、4576デ・ウエスタン・セラピテクス、4583カイオム・バイオ、4571ナノキャリア、77773Dマトリックス、4563アンジェスMG、4564オンコセラピー、4585UMNファーマ、2931ユーグレナ、4584ジーンテクノサイエンス、4586メドレックス、4570免疫生物研究所、4575キャンバスなども、軒並み再上昇に向かうと予想する。 

東証JQ4573 アールテック・ウエノ  

                (7月19日終値2325円) 

【上方修正好感し戻り高値更新。厚労省が臨床計画を月内に正式承認のiPS細胞網膜関連。全体急落さえしなければ、新値更新から大化けに向かう可能性を秘めると予想する】 

 1月5日付レポートより「バイオ関連の大化け候補株。緑内障または高眼圧症治療薬のレスキュラ点眼液が米国で追加新薬申請承認。3月までに米国で販売開始予定」と指摘。2月2日付レポートで「バイオ関連として大化けコースを歩んでいる」と予想。4月21日付レポートで「19日にJPモルガン・アセットMの大量保有が明らかに」と指摘。5月2日にかけ3435円(分割修正値)へ急騰。掲載値から5.5倍高後、調整から急落。 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値1450円から切り返し。6月8日付レポートより「バイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンド本格化に伴い再上昇本格化に向かう」と予想。19日にかけ1795円を回復したが、ペプチドリームショックに一段安。一時S安を交え「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値1134円から切り返し。 

 6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化により一斉高に向かう」と予想。7月3日の2065円S高寸前より改めて「買い」と予想。4日に2549円へ上昇した後、4978リプロセルの上場来安値更新を受け、もみあい。業績の上方修正を好感し、17日に2651円へ上昇。戻り高値更新。 

 6月27日前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言するきっかけとなった厚生労働省による臨床研究計画了承のiPS細胞網膜関連銘柄。7月12日に厚生労働省が科学技術部会でiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承。月内に正式承認。東証・大証統合により、16日より東証銘柄に。全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル・ハルマゲドン第4ラウンド開始となり、新値更新から大化けに向かう可能性を秘めていると予想する。 

JQ8836 RISE  

                 (7月19日終値115円) 

【外資系が株主に名を連ねる不動産。不動産関連穴株として大化け向かう可能性秘める】 

 5月7日の103円どころから買いと予想。9日にかけ149円へ6連騰で新値を更新した後、悪地合もあって急反落。「回天の買い」を発令した6月7日安値76円から切り返し。18日にかけ132円へ再上昇した後、三角保ち合い形成。第1四半期決算を発表する7月31日にかけ全体相場に絡み突っ込む場面があれば、買い増しと予想する。不動産業。旧ヒューネット。米国系投資運用会社のファンドを筆頭株主に、野村、ゴールドマン・サックス、モルガンスタンレー、JPモルガン系が株主に名を連ねる。引き続き、「不動産関連大穴株として大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なし。 

東証M2369 メディビックG  

                 (7月19日終値279円) 

(1)「回天の買い」6月7日安値を割ったが、6月29日付レポートで「再度買い」と予想した通り7月1日にS高交え逆襲高!17日にかけ319円を回復。戻り高値を更新 

 5月1日にかけ3日連続S高で479円へ急騰した後、急反落により一時S安となった5月2日の360円どころから買いと予想。429円へ上昇。 

 5月4日付レポートで「新薬開発や探索・基礎研究をしている企業や研究機関向けにバイオマーカーやファーマコゲノミクスの技術やノウハウを活用した製品・サービスを提供。赤字続きで継続の前提に重要事象あるも、3月末の株主総会で社長交代。4576デ・ウエスタンSが昨年6月4日安値93円から36.8倍高を演じる中、メディビックも昨年6月4日、5日安値46円からだと既に10倍高超えながら、買い人気が続くアベノミクスの成長戦略バイオ関連のニューフェイスとして大化けに向かう可能性秘める」と指摘した通り、8日にかけ604円へ一段高。新値追いが続いた後、バイオ関連急落を受け急反落。 

 5月16日に「313円は窓埋め。買いと予想する」と指摘したが、後場寄り直後に250円へ一段安。13時40分の277円どころより「買い」と予想。20日にかけ352円を回復した後、今度は全体相場の暴落に売り直されたが、23日より「買い」と予想。245円へ一段安となった24日後場中盤に追証の投げと判断し、「買い」と予想した通り273円へ反発。 

(2)「バイオバブル・ハルマゲドン大穴株として大化け向かう可能性秘める」予想変更なし 

 5月25日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)大穴株として、再上昇から新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想。27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言。31日にかけ373円へ上昇した後、全体相場の一段安に足を引っ張られ6日連続安に見舞われたが、6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日安値184円から切り返し。11日にかけ259円へ反発。 

 4587ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値142円から切り返し。171円を回復。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化を見越し、再度買い」と予想した通り、7月1日にS高を交え3日にかけ294円へ逆襲高。4978リプロセルの上場来安値更新を受け反落したが、9日安値225円から再上昇。17日にかけ319円へ一段高。戻り高値を更新。 

 「バイオバブル・ハルマゲドン大穴株として大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なし。中間決算を発表する8月12日にかけ全体相場に絡み大きく突っ込む場面があれば、買い増しと予想する。 

東証JQ4978 リプロセル  

               (7月19日終値1万2830円) 

(1)16日の1万4千円台回復で底打ち反転に見えたが、売り直され、底値もみあい続く 

 6月26日に新規公開。公募価格3200円。ヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と臓器移植等に係わる臨床検査事業。iPS細胞を増殖するために使う培養液で国内トップシェア。2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画。 

 5月25日付レポートより「ブックビルディング期間6月11日~17日。申込期間6月19日~21日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。 

 6月22日付レポートで「買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置は確定と言え、現金預託措置でも数日は寄らない可能性が。何日目に初値がいくらで付くか、蓋を開けてみないと分からないが、まずは初値買いと予想する。バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)の大本命として大化けに向かう」と予想した通り、買い殺到により初日26日は初値付かず。現金預託措置となった27日も初値付かず。 

 現金預託措置2日目の28日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想。公募価格に対し5.5倍高となる1万7800円で生まれ、いったん1万4040円へ下落した後、1万8300円で高値引け。 

(2)JPモルガンがバイオファンド設定。全体急落さえしなければ、底値圏離脱に向かおう 

 6月29日付レポートで『リプロセル上場に合わせ6月26日に、厚生労働省の審査委員会がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承したと発表。27日前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、iPS細胞網膜関連として7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシード、2395新日本科学、2191テラ、4974タカラバイオなどを買いと予想。JPモルガン・アセット・マネジメントが24日に新規設定すると発表した「JPMグローバル医療関連株式ファンド」は、当初募集期間が7月8日~25日。設定日7月26日。償還日平成35年7月25日。当初設定額1000億円(上限)。7月1日より晴れて現金預託措置解除。バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド大本命として大化けに向かう』と予想したが、7月1日高値1万8610円と3日高値1万8600円をダブルトップに伸び悩み。4日引け後に、共同プロジェクト「バイオ人工尿細管デバイスの開発」に対する国際戦略総合特区の特区推進調整費補助金の採択を発表したが、予想に反し5日にかけ1万5650円へ3日続落。 

 7月7日付レポートで「出来高最高となった3日から4日目となる8日辺りから再上昇に転じるか見極め。調整が長引く可能性も出てきたと言わざるを得ないが、いずれ株式分割を発表し再上昇本格化から青天相場入りに向かうのは時間の問題」と予想。8日に上場来安値を更新したが、9日安値1万2050円から切り返し。底値もみあい。7月14日付レポートで「東証・大証統合により、16日より東証銘柄。底打ち反転に向かう」と予想。16日に1万4010円へ上昇。底打ち反転により、バイオバブル・ハルマゲドン第4ラウンドのゴングを鳴らしたかに見えたが、再度売り直される展開。 

 JPモルガン・アセット・マネジメントの「JPMグローバル医療関連株式ファンド」設定を7月26日に迎え、全体相場が急落さえしなければ、底値圏離脱に向かうと予想する。 

東証M2370 メディネット  

               (7月19日終値5万2500円) 

(1)予想に反しリプロセル共にもみあい続くも、26日にJPモルガンがバイオファンド設定 

 昨年11月15日の1万9360円どころから「買い」と予想すると共にS高して以来、「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がん免疫細胞療法で支援サービスを医療機関に提供。2011年9月期より赤字転落ながら、4571ナノキャリアを始め、2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画のリプロセル、免疫細胞療法による癌再発防止を手掛け東工大とiPS細胞の凍結保存液を開発したリンフォテックなどの株主。11月7日にHSP105抗原ペプチドに係る特許が日本で成立したと発表。9日にナノキャリアと共同研究を進めるがん免疫細胞療法の成果を報告。12日にNK細胞療法技術の提供開始を発表。リプロセルとペプチドリーム両社に関連するバイオバブル・ハルマゲドンの大本命株。全体動向や短期指標過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの大穴バイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年6月4日に10万3900円へ急騰。新値追いが続き、買い推奨値から5.3倍高を演じた後、急反落。 

 6月6日朝方の7万5000円割れから再度買いと予想。全体相場の一段安に足を引っ張られ一時S安を繰り返す4日連続安となったが、7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日の5万3000円S安から切り返し。10日を6万4100円S高でバイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンド開始のゴング鳴らす。 

(2)全体相場を睨みつつ、リプロセルが底打ち反転となれば、再上昇に向かうと予想する 

 6月15日付レポートで「不撓不屈。11日に新規上場した4587ペプチドリームが前評判通りの買い人気を博し、初日初値付かず。現金預託措置が取られた12日に7900円で生まれた後、13日に2日連続S高で1万3700円へ急騰。リプロセルの上場も26日に迫り、全体相場の動向を見極めつつ再上昇本格化に向かう」と予想した通り18日にかけ8万8300円へ再上昇。悪地合もあって反落したが、19日安値6万8700円から切り返し。21日にかけ7万8900円を回復。6月22日付レポートで「26日にリプロセルが新規上場。買い殺到が予想され、新値更新から新値追い再開に向かう」と予想したが、25日引け後にペプチドリームがファイザーとの共同研究開発解消を発表。これを嫌気し、26日朝方にリプロセルが買い殺到にもかかわらず、上がらなかった事から失望売りが殺到。予想に反しS安交え急落したが、リプロセルの初値が付いた28日朝方安値5万3000円から切り返し。「回天の買い」発令した6月7日安値を死守。 

 6月29日付レポートで「リプロセル青天急騰を見越し、不撓不屈の買い」と予想。7月4日にかけ6万4500円へ上昇したが、リプロセルの上場来安値更新を受け、12日にかけ5万100円へ一段安。「回天の買い」6月7日安値を割り込んだが、7月12日に厚生労働省がiPS細胞を使った世界初の臨床研究計画を了承。月内に正式承認。26日にJPモルガン・アセット・マネジメントが「JPMグローバル医療関連株式ファンド」を設定。全体相場を睨みつつ、リプロセルが底打ち反転となれば、再上昇に向かうと予想する。8月6日に第3四半期決算を発表。 

東証JQ3386 コスモ・バイオ  

                (7月17日終値3350円) 

(1)リプロセルもみあい続き予想に反し一段安ながら、JPモルガンがバイオファンド設定 

 昨年11月12日に4974タカラバイオと共に1230円(分割修正値)どころから「買い」と予想。昨年11月17日付レポートで「iPS細胞関連本命格として再上昇に向かう事を見越し、タカラバイオと共に買い場」と予想。今年1月5日付レポートで「iPS細胞関連として再上昇に向かうのは時間の問題と予想する。バイオ専門商社。山中京大教授がiPS細胞用培地として同社が取り扱う霊長類ES細胞用培地を使用。2012年12月期最終利益が前期比4.8%増の4億8000万円最高益更新予想。予想EPS8110円。四季報で2013年12月期最終利益が前期比同の4億8000万円予想。昨年12月末に1:100の株式分割権利落ち。1月4日終値1195円で予想PER14.7倍。バイオ関連の中では割安」と指摘。 

 今年2月2日付レポートで「2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画のバイオベンチャー・リプロセルの株主。昨年来高値更新再開に向かうのは時間の問題」と予想。5月9日にかけ3150円へ上昇。昨年11月買い推奨値から2.5倍高した後、悪地合に5月16日にかけ2060円へ急反落したが、17日に改めてリプロセル関連銘柄としてピックアップ。20日にかけ2749円へ反発した後、23日にかけ2100円へ売り直されたが、24日を2500円で高値引け。 

(2)全体相場を睨みつつ、リプロセルが底打ち反転となれば、再上昇に向かうと予想する 

 5月25日付レポートで「6月26日に上場が決まった4978リプロセルを15万株保有。17日にリプロセル関連銘柄としてピックアップしたメディネット、ニプロと共に24日のPTSでS高買い気配。同じくS高買い気配のプレシジョンSSもファンドを通して出資。これらと共に新値追い再開に向かう」と予想した後、27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始!」と宣言した通り、S高連発で新値追い再開。31日はさすが伸び悩みつつあったが、前場中盤に「リプロセルの売上げの半分以上を占めている」と指摘するに伴い6月4日にかけ4日連続S高となる7280円へ一段高。昨年11月買い推奨値から5.9倍高を演じた後、急反落。 

 6月6日朝方の5500円割れから再度買いと予想。全体相場に足引っ張られ急落したが、7日寄付前より発令した「回天の買い」で「11日にかけ買い」と予想した通り10日安値3560円から切り返し。15日レポートで「リプロセルの上場が26日に迫り、再上昇本格化に向かう」と予想した通り、19日にかけ6570円へ。22日レポートで「26日にリプロセルが新規上場。買い殺到予想され、青天再開に向かう」と予想したが、ペプチドリームショックを受け、2日連続S安交え急落。6月29日レポートで「リプロセル青天急騰を見越し、不撓不屈の買い」と予想。7月1日朝方安値3450円から切り返し。信用規制解除を好感し4日にかけ4600円へ上昇するも、リプロセルの上場来安値更新を受け、6月10日安値を割り込み、18日にかけ3155円へ一段安。 

 厚生労働省がiPS細胞を使った世界初の臨床研究計画を月内に正式承認。26日にJPモルガン・アセット・マネジメントが「JPMグローバル医療関連株式ファンド」を設定。全体相場を睨みつつ、リプロセルが底打ち反転となれば、再上昇に向かうと予想する。8月6日の中間決算発表に先立ち、7月19日引け後に業績の下方修正を発表したが、軽微。 

東証JQ4240 クラスターT  

               (7月19日終値11万7500円) 

(1)新値更新後、急反落ながら、3Dバイオプリンターのオンリーワン企業。調整が長引く可能性も出てきたと言わざるを得ないが、再上昇に向かうのは時間の問題と予想する 

 7月16日の17万5500円どころから買いと予想すると共に20万8500円へ一段高。新値を更新したが、急反落。売り気配で始まった17日寄付き前より突っ込み買いと予想したが、増し担保規制を嫌気し、19日にかけ11万6300円へ一段安。予想に反する急落に。 

 3Dバイオプリンターのオンリーワン企業。2009年に大阪大学大学院工学研究科の松崎典弥博士が、単層培養した細胞表面の接着を制御する薄膜を形成し、2層目の細胞を培養して接着させこれを繰り返して立体構造を作成する技術を開発。細胞を三次元的に積層化して組織培養する装置を同社へ委託した。 

 ノースカロライナにあるウェイクフォレスト大学の再生医学学会のジェイムス・ヨー教授が、米国科学進歩協会で、やけどを負った皮膚上に直接表皮を印刷するシステムを開発したと発表。レーザースキャンした傷の深さや範囲の計測結果を基にプリンターが傷を元の形状へ修復するための表皮細胞層を計算する。 

 コーネル大学のコンピュータ統合研究所所長ホッド・リプソン教授も、耳の印刷をデモンストレーション。今回は実際の人間の耳の細胞を使用する代わりに、シリコンのジェルを用いて印刷。既に、バイオプリントによる損傷を被った動物の骨の修復実験結果も公表。軟骨のバイオプリンティングは、動物モデルでかなり進み、再構成のために埋め込まれた膝の半球に軟骨細胞を直接プリントする事にも成功している。 

 調整が長引く可能性も出てきたと言わざるを得ないが、再上昇に向かうのは時間の問題と予想する。8月9日に第1四半期決算を発表。 

(2)2497ユナイテッドが、3日連続S高で買い推奨値から2倍高超え! 

 2497ユナイテッドが、3日連続S高で7月17日にかけ9320円へ急騰。 

 7月7日付レポートで「同社が開発したスマートフォンの着せ替えコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」が海外で爆発ヒット。全世界でダウンロード数が1000万件(約9割が海外利用者)を突破したと報じられ、S高連発で急騰。7月5日を4145円S高買い気配で大引け。新値追いが続き、5月23日安値390円から早くも10.6倍高を演じ、第2の3765ガンホーの様相を呈してきた。IT関連大本命として、大化けコースを歩んでいる」と予想。8日を4845円で2日連続S高となった後、4145円S安まで売られた9日の4250円どころより改めて「買い」と予想した通り、切り返し急。12日を6820円S高買い気配で大引け。青天相場入り。 

 同社が出資するメタップスのAndroidアプリ向け収益化プラットフォームを導入するアプリの累計ダウンロード数が22カ月で1億2000万件を突破。同じく22カ月で1億5000万ユーザーを達成したLINEが、6月20日にインセンティブ付きアプリ紹介サービス「LINEフリーコイン」の提供を発表。LINEが選定した広告で表示されるアプリをダウンロードする事で獲得したAndroid向け仮想通貨「LINEコイン」が有料スタンプ購入に充当できる仕組み。このLINEコインを、メタップスがセールスパートナーとなって事業展開する。LINEと共にメタップスも新規上場の噂が絶えず、再上昇に向かうのは時間の問題と予想され、目が離せない。 

大証2部8508 Jトラスト  

                (7月19日終値1860円) 

(1)新株払込換金売りが終わる26日前後からの再上昇を見越し、再度買い場と予想する 

 5月13日にかけ4560円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年1月買い推奨値から15倍高、2008年1月の上場来安値から325倍高を演じた後、ライツ・オファリング(上場型新株予約権の無償割当て)実施を嫌気して急反落。5月14日引け後に「目先の値動きに一喜一憂せず、買いを保有したまま、無償割当の権利を取って行使した方がいいと予想する。信用買いは30日より前に現引しないと権利が取れないので、現引する必要がある。7月5日~30日の権利行使期間に1株1800円分の金額を払込まねばならない。7月以降は全体相場が本格調整に入り、11月前後まで下落すると予想しているので、はっきり言って時期は悪い。7月末~8月初め時点の株価が明暗を分ける事になるが、バイオ関連は7月前後に一旦利食い売りせねばならないと考えている反面、業績が伴っているJトラストは2016年中盤まで持続するくらいの感覚でいきたい。1株1800円分の払込金に、バイオ関連の利食い金を充当できればベストだが、そう上手くいってくれるか・・・」と解説。2850円S安売り気配となった15日より「3000円以下は買い下がり」と予想。 

 5月16日の寄付き前より「『決戦の買い』と予想する。現物買いで1株1800円権利取りはもちろん。今日の突っ込み買いは、信用買いでリバウンド狙いもあり」と発令。気合を入れ過ぎたのか買い気配で始まってしまい、2919円で寄付き2979円まで買われた後、2460円へ売り直されたが、後場寄付き前より再度、「大勝利を収めた2月13日のバイオ決戦の時に続く『決戦の買い』と予想する」と宣戦布告。後場寄付き2470円から切り返し。17日を3090円でほぼ高値引け。5・16決戦の買いに何とか勝利を収めた。5月18日付レポートで「今回も神はサイコロを振らなかった。5月13日高値4560円から16日安値2460円の3分の1戻しが3160円。窓埋めが3495円。半値戻しが3510円。5月末にかけ権利取りを巡る売り買い交錯の後、権利行使開始となる7月までの空白の6月は、権利取りから払込金確保の売りが再度出てくる可能性高く、東証1部昇格などの好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後はダブル底を試しに向かう可能性もある」と指摘。 

 5月20日にかけ3300円を回復した後、全体相場の暴落に、JPモルガン・アセットMが保有株比率を6.22%から1.72%へ減らしていたことが重なり、24日にかけ2600円へ反落。ダブル底を試す展開から5月25日付レポートで指摘した権利取りから払込金確保の売りに一段安となったが、1936円まで売られた28日に2000円以下は買い下がりと予想。29日に2240円を回復したが、全体相場の一段安に足を引っ張られ、6月6日にかけ1789円へ一段安。遂に割当価格の1800円割れとなったが、6月2日付レポートで「5月31日より新株予約権の売買が開始。コード番号は85089。276円で始まり、193円へ下落した後、260円で大引け。不慣れだが、株価が1800円まで下がると限りなく1円に急落し、3000円まで上がると1200円へ急騰する日経225先物オプションと同じような仕組みのはず。大化けが飛び出す可能性があり、目が離せない展開となってきた」と予告しておいた通り、新株予約権が100円を割れてきた13時過ぎより「全体相場の転換点<中>6月10日前後と2段構えで買い」と予想。75円を安値に切り返し急。11日にかけ株価が2063円を回復するに伴い、230円へ3倍高。6月22日付レポートより「20日にゴールドマンS系4社で330万株大量保有した事が判明。その内176万株が純投資。残りで貸株売りしてくる可能性も否定できないが、買い」と予想。27日安値1750円から切り返し。6月29日付レポートでも「空売り急増。引き続き買い」と予想した通り、 
  
 7月5日にかけ2305円へ逆襲高。新株予約権も6月27日安値36円から7月5日にかけ360円へ10倍高。 

 7月26日までの新株払込金捻出の換金売りに19日にかけ1837円へ下落したが、換金売りが終わる26日前後からの再上昇を見越し、再度買い場と予想する。8月9日に第1四半期決算を発表。 

(2)短期調整もあろうが中長期的には金融関連大穴株として大化けコース予想変更なし 

 5月31日引け後に焦点となっていた藤澤社長(Jトラスト株を48%保有)の行使のための資金調達及び行使の意向が発表。藤澤社長は31日までに保有株の一部を立会外取引で第三者へ売却する事で139億円を取得。手持ち資金125億円と合わせ264億円を確保。と同時に保有株を担保に最大335億円の借入れも海外金融機関と契約。行使総額451億円全額を調達し、保有する新株予約権の全てを行使する意向。31日付で他の大株主から新株予約権を取得。今後も第三者から取得し行使する可能性があると共に、追加取得した株式及び新株予約権は売却する可能性もあるとの事だったが、この間の売買で6月7日引け後に藤澤社長の保有株式が関連会社も含め60%に増えた事が判明。12日にはタイヨウファンドが6.19%保有した事が明らかに。6月2日付レポートで「立会外取引で藤澤社長から139億円分を買い取った第三者が誰なのか思惑呼ぶ。ライブドアファイナンス出身で元ホリエモンの部下に当たる藤澤マジックに期待したい」と指摘したが、この安い位置で保有株数を整えるためのライツ・オファリングだった事が浮き彫りに。 

 ライツ・オファリング実施により不測の急落に見舞われた事もあり、私、前池英樹が分析の結果、密かに導き出していたJトラストの最終目標値について、全体相場と同様、値幅はあてにならない事を前提に5月18日付レポートより明記。まず、①1996年6月から1998年秋にかけての下落、②1998年秋底打ちから2000年春にかけての上昇、③2000年春のITバブルの天井から2002年秋にかけての下落、④2003年春から2007年春にかけての上昇、⑤2007年夏ダブルトップからの急落、⑥2012年春大底・歴史的買い場など、全体相場の動向を連続的中させてきた前池英樹の未来予測の神髄は、「複雑系の科学」による「過去と全く同じ事は起こらないが、よく似た事が起き、それが繰り返される」にあり、過去を徹底的に分析・研究する事に尽きる。昨年11月14日夜間取引寄付きより日経225先物オプションコールを買い推奨して以来、この間のアベノミクスによる上昇の日柄をピタピタと的中させ大化けコールを当て続けてこられたのも、2・13バイオ決戦に大勝利を収めたのも、5・16Jトラ決戦に勝利を収められたのも、全体相場の転換点<中>5月22日前後が的中したのも、全ては過去を徹底分析・研究した成果である。 

 8508Jトラストの未来予測は、Jトラスト自身の過去のチャート分析で行う。Jトラストは、過去に2回15倍高を演じている。1回目は、2008年1月安値14円から2009年6月にかけ213円へ15.2倍高。2回目は2010年7月安値66円から2012年4月にかけ999円へ15.1倍高。3回目の今回は2012年5月安値553円からスタート。前池英樹の未来予測の神髄である「過去と全く同じ事は起こらないが、よく似た事が起き、それが繰り返される」をJトラストに当てはめると、最終目標値は15.2倍高の8405円と算出される。ただし、この数字を弾き出したのは昨年秋。ライツ・オファリングによる株式価値の希薄化は考慮していない。 

 いずれにせよ引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。昨年も5月15日にかけ553円へ急落した後、6月22日安値564円をダブル底に大暴騰した過去がある。 

日経225先物オプション8月物プット 

(1)7月22日・24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め調整色を強めていくと見越し、24日前後に8月物プットが買いと予想する 

 今週は、7月22日と7月24日に転換点<中>を迎え、日経225先物が22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていくと見越し、24日前後に8月物プットが買いと予想する。投資資金0になってもいい資金の範囲内で。 

 オプションの買いは、SQにかけ時間価値の減少もあり予想が外れると投資資金0のハイリスクを追うが、先物や空売りと違って最初から最大損金が確定していると共に、急騰・急落場面で100倍高を超える大化けが出る可能性がある。 

 2003年5月からの急反騰の時に7月物で575倍高コール(1万円が575万円、10万円が5750万円、100万円が5億7500円)が、2008年10月のリーマンショックの時に1000倍プット(1万円が1000万円、10万円が1億円、100万円が10億円)が、2011年3月の東北大震災の時には1300倍プット(1万円が1300万円、10万円が1億3000円、100万円が13億円)が飛び出した事は記憶に新しい。 

 実際、野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した昨年11月14日の夜間取引寄り付きより12月物コールを買い推奨して以来、日経225先物が今年2月6日にかけ1万1510円へ急騰する過程で12月物コールに続き1月物コール、2月物コールでも大勝利を収めた。   

 昨年11月14日の夜間取引寄り付きより買い推奨した12月物コールで最高45.8倍高を叩き出した後、12月5日に買い推奨した1月物コールも、日経225先物が年明け1月4日夜間取引にかけ1万810円へ急伸するに伴い大化け。 

 10000コールが、12月5日朝方安値24ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ800ポイントへ33.3倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値3ポイントからだと266倍高へ大化け。10250コールが、12月5日朝方安値10ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ565ポイントへ56.5倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値2ポイントからだと282倍高へ大化け。10500コールが、12月5日朝方安値4ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ335ポイントへ83.7倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値1ポイントからだと335倍高へ大化けとなった。 

 3月1日に打診買いを、4日朝方より買い増しを予想した4月物コールでも、大逆転勝利。 

 4月物12750コールが、4月11日にかけ765ポイントへ暴騰。3月5日安値50ポイントからから15.3倍高。4月2日安値16ポイントから47.8倍高。SQ値権利行使は3月5日安値から17.6倍高。4月2日安値から53.6倍高。4月物13000コールが、4月11日にかけ520ポイントへ暴騰。3月5日安値29ポイントから17.9倍高。4月2日安値6ポイントから86.6倍高。SQ値権利行使は3月5日安値から20.9倍高。4月2日安値から101.3倍高。4月物13250コールにいたっては、4月2日安値2ポイントから11日にかけ285ポイントへ142.5倍高。SQ値権利行使は4月2日安値から179倍高を叩き出した。 

(2)8月物15000コールが、買い推奨した6月26日安値からドンピシャのタイミングで急騰。利食い売り推奨した7月19日朝方にかけ8倍高! 

 6月22日付レポートで「万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度コールの買い場になろう」と予告しておいた通り、26日後場から「Z旗の買い」準備と宣告し、大引け間際に「8月物コールが買いと予想する。14250コール中心に。投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と指摘。ドンピシャのタイミングで日経225先物が上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ上昇するに伴い急伸。 

 7月7日付レポートで『イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続くと予想され、7月物コールの残り3分の1程度全てと、8月物コールの3分の1程度を、転換点<小>7月9日前後に利食い売りし、8月物コールの残り3分の2程度で大化けを狙うのが得策』と予想。 

 7月14日付レポートで「週末7月18日と週明け7月22日に転換点<中>を迎え、7月18日・22日前後にかけ上昇が続いた後、7月18日・22日前後を戻り高値に再び下落に転じると予想され、8月物コールの残り3分の2程度全てを、7月18日・22日前後に利食い売り」と予想。 

 日経225先物が18日夜間取引にかけ1万4990円へ一段高。戻り高値更新が続くに伴い、一段高。 

 8月物14000コールが、6月26日大引け175ポイントを安値に急騰。7月19日朝方にかけ1050ポイントへ6倍高。 

 8月物14250コールが、6月26日大引け130ポイントを安値に急騰。7月18日夜間取引にかけ900ポイントへ6.9倍高。 

 8月物14500コールが、6月26日大引け95ポイントを安値に急騰。7月18日夜間取引にかけ720ポイントへ7.5倍高。 

 8月物14750コールが、6月26日大引け70ポイントを安値に急騰。7月18日夜間取引にかけ550ポイントへ7.8倍高。 

 8月物15000コールが、6月26日大引け50ポイントを安値に急騰。7月19日朝方にかけ405ポイントへ8.1倍となった。 

日経225先物・不動産・建設・銀行・大型株 

(1)予想通り7月19日朝方にかけ上昇が続いた後、劇的な急反落。CMEが1万4820円 

 2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた後、かねてより日本株の本当の大底・歴史的買い場になると予測してきた2012年春を迎え、昨年5月19日付レポートより「NYが一段安となった場合は、日経225先物を始め銀行株や大型株に2003年春の時の様な全面買い指示を出す可能性も」と指摘。 

 6月9日付レポートで「5月23日~6月8日まで弊社が営業休止だったことから投資助言できなかったが、6月6日に転換点を迎え、満月の4日にTOPIXがバブル崩壊以降の安値を更新。日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当するため、第1段目の全面買い・歴史的買い場になったと言えよう」と指摘。6月16日付レポートで「6月20日~7月2日に転換点を迎え、ギリシャ再選挙の結果で急落した場合も主要国中央銀行が協調的な流動性供給策を打ち出し底打ち反転が鮮明化すると予想され、日経225先物始め銀行株、不動産株を中心に大型株の第2段目の全面買い・歴史的買い場になると予想する。今回の日本株全面買い・歴史的買い場ではまず不動産株が目玉となろう」と指摘。 

 11月10日付レポートで「週央の転換点<中>11月14日前後からいったん反発に転じると予想するが、反発が数日間に止まり、衆院解散の日程が決まるまで再度売り直される可能性があろう」と指摘した通り日経225が11月13日安値8620円から切り返し。野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した11月14日の夜間取引寄り付きより日経225先物オプション12月物コールを買い推奨。15日に安倍自民党総裁の「インフレターゲット、無制限金融緩和、デフレ脱却、マイナス金利」発言を好感し日経225先物が急伸。 

 弊社も、11月15日に「かねてよりお伝えしてきた2012年歴史的買い場。大相場の開始」と予想。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、弊社代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言した。11月17日付レポートより「ドル/円が節目の84円台突破から100円台に向かえば、まずは2013年中盤にかけ1段上げで1万2000円台。2015年中盤にかけ2段上げで1万5千~7千円。3段上げで2016年中盤にかけ2万円を目指す想定」と言及して以来、年明けも、アベノミクスによる上昇第1ラウンド終了となった転換点<大>2月7日前後や、アベノミクスによる上昇第2ラウンド開始となった転換点<大>3月7日前後など、値幅には誤差が生じたが、日柄をピタピタと的中。 

 5月18日付レポートで「5月22日に転換点<中>を迎え、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた後、5月22日前後を高値にいったん調整に転じると予想する。5月12日付レポートでも指摘したが、予想通り転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた場合は、今年2013年の高値を付ける日柄と予想してきた6月前後の時間帯に入ってくるため、今年の天井圏となってくる可能性も」と指摘した通り、22日夜間取引にかけ1万6000円へ一段高。新値追いが続いた後、24日にかけ1万3970円へ急反落。2日間で2000円幅を超える正に今年の天井を付けたような劇的な暴落に見舞われ、転換点<中>5月22日が又してもピッタリ的中。改めて「神はサイコロを振らない」と言わせて頂いた。 
  
 5月25日付レポートで「転換点<小>5月28日前後から短期的にいったんリバウンドに向かうと予想するが、余程の好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後は再度売り直され、転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続く事になろう。転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続いた場合は、6月14日前後から再上昇に向かうと予想する。万が一、転換点<中>6月14日前後にかけ上昇が続いた場合は、ダブルトップとなろう」と指摘。27日夜間取引安値1万3680円から28日夜間取引にかけ1万4660円へ急反発した後、31日夜間取引にかけ1万3420円へ一段安。 

 6月2日付レポートで「転換点<小>6月3日前後から短期的にいったん反発する場面もあろうが、6月14日の閣議決定を前に5日に発表される予定の成長戦略第3弾などで余程の好材料が飛び出さない限り、再度売り直され、転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続くと予想する。転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続いた場合は、6月10日前後を底値に再上昇に向かうと予想する。値幅的には当てにならないが、日経225で昨年6月4日安値8238円から今年5月23日高値1万5942円の上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1万2999円。TOPIXで昨年6月4日安値692ポイントから今年5月23日高値1289ポイントの上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1060ポイント。転換点<中>6月10日前後にかけ上記価格まで下げた場合は、日経225先物を始め、不動産株、金融株、大型株など全体に、「回天の買い」指示を出す可能性も」と指摘。日経225先物が6日夜間取引で1万2290円へ一段安。 

 6月7日寄付き前より「6月10日に転換点<中>を迎え本日7日より11日にかけ『回天の買い』と予想する。日経225先物、日経225先物オプションコールを始め、バイオ関連株、IT関連株、銀行・証券・金融株、不動産株、円安メリット株などが、本日7日より11日にかけ全面買いと予想する」と発令した通り、1万2530円を安値に切り返し。1万3110円を回復した後、夜間取引で米5月雇用統計発表を受け乱高下。一時1万2500円へ売り直される場面もあったが、1万3300円へ一段高。「回天の買い」がズバリ的中。 

 6月8日付レポートで「6月10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合が焦点。予想外の長期金利上昇を抑制するため、現在1年以下に限定されている資金供給オペの期間を2年以上に延長する事を検討する見通し。黒田バズーカ第2弾となれば急反騰に向かおう。日銀金融政策決定会合が失望売りとなった場合、7日安値更新から6日夜間取引で付けた安値1万2290円を試す展開に向かう可能性も否定できないが、その時は転換点<中>6月14日前後が再度買い場となる可能性が出てこよう。7日昼過ぎに明らかとなったジョージ・ソロス氏の円売り・日本株買い再開も心強い」と指摘。 

 10日夜間取引にかけ1万3730円へ一段高した後、日銀金融政策決定会合が失望売りとなったが、1万2400円へ一段安となった13日の午前11時過ぎより「6月14日に転換点<中>を迎え、本日13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールの買い」と予想した通り、ドンピシャのタイミングで切り返し。 

 6月15日付レポートで『転換点<中>6月14日を経て、底打ち反転鮮明化に向かうと予想する。TOPIXは7日安値1033ポイントを死守。日経225先物も6日夜間取引で付けた安値1万2290円にまだ余裕あり。17日~18日にG8が、18日~19日にFOMCが開催。5月23日朝方より出口戦略に言及し急落の引き金を引いたバーナンキFRB議長自ら、米国の量的緩和縮小懸念を払拭し、急落の幕引きをお願いしたい。万が一、18日~19日に開催されるFOMCの結果を受け、TOPIXが7日安値1033ポイントを割り込み、「回天の買い」が破られるような事態に陥った場合は、転換点<小>6月24日前後、あるいは転換点<中>6月26日前後にかけ、Z旗(この戦いに敗れれば後がない)を掲げ、「決戦の買い」を発令する事になろう』と指摘。 

 「量的緩和縮小を今年後半から開始し、来年半ばに終了させる可能性がある」とのバーナンキFRB議長声明を嫌気しNY市場が急落。21日寄付き前より、6月15日付レポートで万が一「回天の買い」が破られる事態に陥った場合に予告しておいたZ旗を掲げた「決戦の買い」の準備を宣告したが、中国の利下げと、23日に東京都議会選投開票を迎えた甘利大臣を始めとする政府のリップサービスを受け、朝方安値1万2680円から切り返し急。劇的な急反発により、Z旗の買いを使わずに済んだ。6月21日夜間取引で1万3450円へ一段高。この間、TOPIXは「回天の買い」を発令した7日安値1033ポイントを死守。 

 6月22日付レポートで『6月26日に転換点<中>を迎え、6月26日前後にかけ上昇が続いた場合は、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」を発令した7日を底とした上昇が7月末にかけ続くと予想する。万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場となろう』と指摘。26日にかけ再度下げてきたので、後場から「Z旗の買い」準備を宣告し、予告通り26日大引け間際に日経225先物オプション8月物コールを買い推奨。26日終値1万2780円を安値にドンピシャのタイミングで上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ一段高。正に神がかり的な買い指示となった。 

 6月29日付レポートで『戻り高値更新が続くと予想する。引き続き、海外要因に振り回される事もあろうが、「回天の買い」を発令した6月7日を底とした上昇が、7月末にかけ続く事になろう』と指摘した通り、7月5日夜間取引にかけ1万4450円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月7日付レポートで『イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続くと予想する。10日にバーナンキFRB議長が講演。10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合で、黒田日銀総裁がバズーカ第2弾を打てば、意外高の可能性も出てくるが、何かしたとしても、マシンガン程度か・・・』と指摘した通り、7月12日にかけ1万4590円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月14日付レポートで「週末7月18日と週明け7月22日に転換点<中>を迎え、7月18日・22日前後にかけ上昇が続いた後、7月18日・22日前後を戻り高値に再び下落に転じる」と予想した通り、18日夜間取引にかけ1万4990円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、一時1万4410円へ急反落。18日夜間取引高値が既に戻り高値になった様な波乱の展開に。 

(2)7月22日・24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていくと予想する 

 今週は、7月22日と7月24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていくと予想する。6月8日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」も変更なし。 

 NY市場も、転換点<中>7月18日・22日前後を高値に下落に転じ、9月はリバウンドもあろうが、11月にかけ下げが続くと予想され、2012年6月を大底とした東京市場の2段上げは11月前後から始まる事に。 

 2013年相場予測、中長期予測については、冒頭の1ページ、2ページを参照。 

(3)6月7日に発令した「回天の買い」では、建設株が最も強い値動き。鹿島が新値追い 

 この間、昨年6月16日付レポートより予想した通り先陣を切った不動産株は、今年4月を高値に調整。全体相場が天井圏となる可能性を指摘した転換点<中>5月22日前後から下げ足を早めた後、「回天の買い」を発令した6月7日安値を割り込み、今のところ最も弱い値動きに。 

 8802三菱地所が、昨年6月4日安値1174円から今年4月5日にかけ3350円へ2.8倍高した後、調整。6月7日寄付き直後安値2269円から10日に2508円へ反発した後、一段安。21日朝方安値2174円から切り返し。7月5日にかけ2895円へ上昇。 

 8830住友不動産が、昨年6月4日安値1500円から今年4月8日にかけ5110円へ3.4倍高した後、調整。6月7日寄付き直後安値3635円から10日に3976円へ反発した後、一段安。21日朝方安値3260円から切り返し。7月16日にかけ4560円へ上昇。 

 8815東急不動産が、昨年6月4日安値321円から今年4月22日にかけ1312円へ4倍高した後、調整。6月3日安値875円から5日に1018円へ反発。7日寄付き直後安値881円から10日にかけ1004円へ急反発した後、一段安。27日朝方安値780円から切り返し。7月8日にかけ1075円へ上昇。 

 今年4月にかけ大化け銘柄が飛び出した不動産小型株は、 

 8934サンフロンティア不動産が、昨年6月9日付レポートで1万5020円どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。今年3月22日引け後の5%ルールでJPモルガン・アセット・マネジメントが買い増し。大量保有が3万1372株(8.44%)に。4月9日にかけ15万2900円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から10.1倍高を演じた後、調整。6月7日安値7万3400円から19日にかけ9万2700円へ反発した後、一段安。27日安値6万4000円から切り返し。7月16日にかけ11万2000円へ上昇。 

 8923トーセイも、昨年6月9日付レポートで264円(分割修正値)どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。今年4月5日にかけ1519円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から5.7倍高を演じた後、調整。6月7日安値650円から11日にかけ839円へ反発した後、一段安。26日安値588円から切り返し。7月8日にかけ966円へ上昇。 

 8739スパークス・グループも、昨年6月16日付レポートで5550円どころから「5月25日にゴールドマン・サックスが4年ぶりに日本の不動産を買うと報じられる中、世界的協調金融緩和継続を受け、今回の日本株全面買い・歴史的買い場では、まず不動産株が目玉となろう。2014年3月期最終利益が1億9800万円の黒字転換予想。BPS4530円。15日終値5460円でPBR1.20倍。全体相場の動向を見極めつつ、不動産株として買い場」と予想。7月5日にかけ8780円へ急騰。11月10日付レポートで「不動産関連の大穴株として中長期大化けに向かう可能性を秘める。もちろん、証券関連の大穴株としての側面も」と指摘。13日安値4890円から切り返し。大納会12月28日の8150円どころより「来年2013年の大化け候補株として買い」と予想。年明け1月7日にかけ1万900円へ一段高。新値追いが続いた後、増し担保規制を嫌気し三角保ち合い形成。2月2日付レポートで「6日に発表される第3四半期決算を見極めつつ、新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想した通り、新値追い再開。S高連発で4月24日にかけ3万9000円へ一段高。昨年6月買い推奨値から7倍高を演じた後、調整。6月7日安値1万8550円から11日にかけ2万5080円へ反発した後、一段安。27日安値1万4000円から切り返し。7月8日にかけ2万3500円へ上昇。 

 出遅れから昨年11月より本格上昇となった銀行株や大型株は、今年5月を高値に調整。全体相場が天井圏となる可能性を指摘した転換点<中>5月22日前後から下げ足を早めた後、6月7日安値から切り返し。 

 8316三井住友FGが、昨年6月4日安値2231円から7月4日にかけ2679円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月13日にかけ4995円へ2.2倍高した後、調整。6月3日安値3760円から切り返し。7月19日にかけ4940円へ上昇。 

 8411みずほFGも、昨年6月4日安値110円から7月4日にかけ136円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月15日にかけ233円へ2.1倍高した後、調整。6月7日安値180円から切り返し。7月19日にかけ225円へ上昇。 

 7203トヨタが、昨年6月4日安値2885円から7月6日にかけ3260円へ上昇後、いったん6月4日安値を更新したが、11月15日からようやく本格上昇。今年5月23日にかけ6760円へ一段高。昨年7月25日安値2795円から2.4倍高した後、調整。6月7日安値5360円から切り返し。7月19日にかけ6540円へ上昇。 

 6501日立は、昨年6月4日安値422円から7月4日にかけ498円へ上昇した後、いったん6月4日安値を更新。11月15日からようやく本格上昇。今年5月20日にかけ801円へ一段高。昨年10月15日安値401円から99%高した後、調整。6月7日安値611円から11日にかけ674円へ反発した後、一段安。27日安値608円から切り返し。7月8日にかけ699円へ上昇。 

 6753シャープが、昨年12月12日買い推奨値231円から12月18日にかけ372円へ61%高。年明け1月16日に「公的資金注入の噂が出てきたので、買っている方は売却。あくまでも噂で、破綻懸念さえ払拭できれば、大化けに向かう可能性はあるが、ここは君子危うきに近寄らずでいこう」と指摘。5月21日にかけ633円へ一段高。新値追いが続き、昨年10月18日安値142円から4.4倍高を演じた後、調整。6月7日安値391円から11日にかけ469円へ反発した後、一段安。27日安値351円から切り返し。7月19日にかけ491円へ上昇。 

 昨年11月より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し、買い推奨した建設関連株も、全般今年5月を高値に調整。全体相場が天井圏となる可能性を指摘した転換点<中>5月22日前後から下げ足を早めた後、6月7日安値から切り返し。 

 1812鹿島建設が、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして全体相場の転換点<中>11月14日寄付き214円より買いと予想。昨年11月17日付レポートより「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には日本強靭化計画(10年間で200兆円を投入)関連本命格として大成建設、大林組、清水建設と共に2016年中盤にかけ上昇が続き、大化けコースを歩んで行く」と予想。今年5月22日にかけ376円へ上昇。新値追いが続き、買い推奨値から75%高した後、調整。6月7日安値278円から切り返し。7月16日にかけ397円へ上昇。新値追い。 

 1802大林組は、11月13日安値324円から今年5月14日にかけ645円へ99%高した後、調整。6月7日安値447円から切り返し。7月16日にかけ593円へ上昇。 

 5233太平洋セメントは、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして全体相場の転換点<中>11月14日寄付き172円より買いと予想。今年5月22日にかけ336円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から95%高した後、調整。6月7日安値265円から切り返し。7月18日にかけ373円へ一段高。新値追い。 

 1821三井住友建設が、昨年12月4日の57円、60円で「買い」と予想。6日に9201万株、7日に1億4947万株の大商いを伴い82円へ暴騰。市場の度肝抜く。建設株は裾野が広く意外と絞り込みが難しいが、銘柄選定の妙により買いが集中。爆発高を誘発。10日より日々公表銘柄に指定されたが、12月8日付レポートで「安倍総理誕生を見越した日本強靭化計画(10年間で200兆円を投入)関連本命格として鹿島建設を始めとする建設株と共に2016年中盤にかけ上昇が続き、中長期でも大化けコースを歩んで行くと予想するが、12月16日投票の衆院選の結果、安倍総理誕生が確定する日程から判断すると、短期で一気に大化けへ向かう勢いに」と指摘。年明け1月16日にかけ117円へ急騰。買い推奨値から2倍高した後、調整。6月7日安値74円から12日にかけ81円へ反発した後、一段安。27日安値70円から切り返し。7月19日にかけ91円へ上昇。 

 8515アイフルが、7月8日にかけ1185円へ上昇。 
 昨年11月14日に全体相場の転換点<中>を迎え、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして寄付き253円より買いと予想。1億5353万株の大商いを伴って急伸。一気に年初来高値を更新し15日に337円へ一段高。市場の度肝を抜いて以来、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年5月13日にかけ1658円へ一段高。新値追いが続き、昨年11月買い推奨値から6.5倍高を演じた後、調整。全体相場の暴落に、JPモルガン・アセットMが保有株比率を9.90%から2.67%へ減らしていたことが重なり、6月4日にかけ852円へ急落。 
 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」の中で銀行・証券・金融株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日寄付き直後安値862円から切り返し急。10日にかけ1043円へ急反発した後、売り直されたが、27日安値730円から切り返し。7月5日にかけ1084円へ上昇。7月7日付レポートで「東証・大証統合に絡み買い需要発生が思惑呼ぶ大証1部単独上場銘柄の8589アプラスと共に参議院選挙後の貸し金業法緩和(金利・総量規制緩和)の可能性を睨み再上昇本格化に向かう」と予想。引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

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