1.今週の東京株式市場 

(1)安倍首相の「バイ・マイ・アベノミクス」に26日朝安から急反発も、10月1日の経済対策、3~4日の日銀でサプライズない限り転換点<中>10・1前後から下げ鮮明化と予想 

 東京株式市場は、日経225が9月20日にかけ1万4816円へ上昇した後、9月21日付レポートで「この前後から下げに転じる」と予想した転換点<中>9月25日の翌26日朝方に1万4410円へ下落したが、月内にまとめる経済対策の原案に「法人税引き下げ早急に検討」と明記された事や、NY証券取引所で安倍首相が「バイ・マイ・アベノミクス」と発した事を好感し急反発。27日に1万4817円へ上昇したが、伸び悩み。 

 9月27日のNY市場は下落。10月18日~11月5日に資金が尽きると囁かれる米財政問題を懸念。シカゴ日経平均先物が1万4630円で終了。ドル/円も98.23円。98円台前半に。 

 今週は、安倍首相が消費増税について正式表明する10月1日が、ちょうど転換点<中>。9月30日は中間期末でドレッシング買いが入り易いが、10月1日の消費増税に伴い発表される経済対策や3日~4日に開催される日銀金融政策決定会合でサプライズが出ない限り、転換点<中>10月1日前後から下げが鮮明化していくと予想する。6月7日に「回天の買い」を発令した後、6月8日付レポートで「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」と指摘して以来、この中期予想に変更なしとお伝えしてきたが、10月1日や4日にサプライズが出て日経225が7月19日高値1万4953円を更新してきた場合は、かねてよりお伝えしてきた「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは11月前後から始まる」との予想も、前倒しとなる可能性が出てくる。 

 現時点では昨年11月17日レポートより提示してきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートより提示してきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後から年末にかけ切り返し」に変更なし。 

 中長期的には引き続き昨年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、「昨年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

 昨年中より2016年にかけての上昇幅について、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」と指摘。2020年東京オリンピック開催決定により、上値が切り上がる可能性が出てきたと言えよう。 

 かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に今年8月1日に政府が開いた国家戦略特区の作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。 

 過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
 2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】  「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

2.今週の注目銘柄 

東証JQ3386 コスモ・バイオ  

               (9月27日終値3355円S高) 

(1)ノーベル賞候補オートファジー関連本命格として医学生物学研と共に2日連続S高! 

 8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月2日の1791円を底値に9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。9月14日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かう」と予想。9月21日付レポートで『10月9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く』と予想。新たに追加された日本人ノーベル賞候補者に絡む「オートファジー(自食作用)」関連銘柄として、4557医学生物学研究所と共に26日より買い殺到。27日を3355円S高買い気配で大引け。2日連続S高。 

 新たに追加されたノーベル賞候補者は、医学・生理学賞に東京工業大学の大隅良典特任教授と東京大学の水島昇教授。物理学賞に東工大の細野秀雄教授の3名。大隅教授は細胞内で不要なたんぱく質を除去する「オートファジー」の仕組みを解明。水島教授は遺伝子を光らせてオートファジーがどこで起きているか分かるマウスを作る事に成功。コスモ・バイオはオートファジー技術を用いた関連試薬を手掛けている。 

 10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージのオートファジー関連本命格として医学生物学研究所と共に逆襲高が続くと予想する。10月7日にノーベル医学・生理学賞受賞となれば、大化けに向かおう。 

(2)昨年11月買い推奨値から5.9倍高を演じたiPS細胞関連本命格。リプロセルの株主 

 昨年11月12日にタカラバイオと共に1230円(分割修正値)どころから「買い」と予想。昨年11月17日付レポートで「iPS細胞関連本命格として再上昇に向かう事を見越し、タカラバイオと共に買い場」と予想。今年1月5日付レポートで「iPS細胞関連として再上昇に向かうのは時間の問題と予想する。バイオ専門商社。山中京大教授がiPS細胞用培地として同社が取り扱う霊長類ES細胞用培地を使用。最高益更新予想。昨年12月末に1:100の株式分割権利落ち。1月4日終値1195円で予想PER14.7倍。バイオの中では割安」と指摘。2月2日付レポートで「リプロセルの株主。昨年来高値更新再開に向かうのは時間の問題」と予想。5月25日付レポートで「6月26日に上場が決まったリプロセルを15万株保有。メディネット、ニプロ、プレシジョンSSと共に新値追い再開に向かう」と予想した通り、S高連発で新値追い再開。31日はさすが伸び悩みつつあったが、前場中盤に「リプロセルの売上げの半分以上を占めている」と指摘するに伴い6月4日にかけ4日連続S高となる7280円へ一段高。昨年11月買い推奨値から5.9倍高を演じた後、急反落。 

東証M4583 カイオム・バイオ  

                (9月27日終値4180円) 

【JPモルガンが新規大量保有。10月7日ノーベル賞発表。9日からバイオジャパン開催】 

 8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、8月29日の2211円を底値に9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。9月14日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かう」と予想。9月21日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く」と予想してきた通り、一時3日連続S高を交え9月19日にかけ4490円へ急反騰。一服から27日を4180円で高値引け。戻りの引け新値。 

 9月24日にJPモルガン・アセット・マネジメントの5.39%大量保有が明らかに。10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続くと予想する。 

 昨年9月22日付レポートで「世界初の遺伝子組換えによる画期的な迅速抗体作製技術を核とした理化学研究所発の創薬ベンチャー。売上大半占める中外製薬との契約が2014年末まで延長。完全ヒト抗体作成システムの実用化を2014年度目標に。底値ボックス圏上放れは時間の問題と見越し、買い」と予想して以来、「77773Dマトリックス、2191テラ続くバイオ関連本命格として大化けに向かう」と予想してきた通り、今年1月29日にかけ1万640円(分割修正値)へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年9月買い推奨値から4ヶ月間で21倍高を演じ、市場の度肝を抜いた大ヒット銘柄。 

東証JQ7774 ジャパン・ティッシュ  

               (9月27日終値50万1000円) 

【JPモルガンが大量保有中。10月7日にノーベル賞発表。9日からバイオジャパン開催】 

 8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、6月26日の30万3500円を底値に9月4日より底値三角保合い上放れ。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。9月14日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かう」と予想。9月21日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く」と予想してきた通り9月27日にかけ50万6000円へ上昇。戻りの引け新値。 

 JPモルガン・アセット・マネジメントも大量保有したまま。10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージの再生医療関連本命格として逆襲高が続くと予想する。 

東証M2370 メディネット  

               (9月20日終値5万5900円) 

【全体相場急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続こう】 

 昨年11月15日の1万9360円どころから「買い」と予想すると共にS高して以来、「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がん免疫細胞療法で支援サービスを医療機関に提供。2011年9月期より赤字転落ながら、4571ナノキャリアを始め、2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画のリプロセル、免疫細胞療法による癌再発防止を手掛け東工大とiPS細胞の凍結保存液を開発したリンフォテックなどの株主。11月7日にHSP105抗原ペプチドに係る特許が日本で成立したと発表。9日にナノキャリアと共同研究を進めるがん免疫細胞療法の成果を報告。12日にNK細胞療法技術の提供開始を発表。リプロセルとペプチドリーム両社に関連するバイオバブル・ハルマゲドンの大本命株。全体動向や短期指標過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの大穴バイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年6月4日に10万3900円へ急騰。新値追いが続き、買い推奨値から5.3倍高を演じた後、急反落。 

 6月6日朝方の7万5000円割れから再度買いと予想したが、全体相場の一段安を受け急落。「回天の買い」を発令した6月7日の5万3000円S安から切り返し。10日を6万4100円S高。6月15日付レポートで「11日に新規上場したペプチドリームが前評判通りの買い人気。リプロセル上場も26日に迫り、全体相場の動向を見極めつつ再上昇本格化に向かう」と予想した通り18日にかけ8万8300円へ再上昇した後、反落。6月22日付レポートで「26日にリプロセルが新規上場。買い殺到が予想され、新値更新に向かう」と予想したが、25日引け後にペプチドリームがファイザーとの共同研究開発解消を発表。これを嫌気し、26日朝方にリプロセルが買い殺到にもかかわらず、上がらなかった事から失望売りが殺到。予想に反しS安交え急落。 

 6月29日付レポートで「不撓不屈の買い」と予想。7月4日にかけ6万4500円へ上昇したが、リプロセルの上場来安値更新を受け12日にかけ5万100円へ下落。「回天の買い」6月7日安値を割り込んだが、7月14日、20日付レポートで「リプロセルが底打ち反転となれば、再上昇に向かう」と予想。23日にかけ5万9700円へ上昇したが、リプロセル、ガンホー両巨頭の急落を受け一段安。8月10日付レポートで「急落していたガンホーが8月7日安値から切り返し。全体相場底打ちに先立ち、個別材料株の地合が好転するか見極めつつ再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。13日安値3万1650円から21日にかけ4万9150円へ反発。 

 8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。9月14日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、逆襲高に向かう」と予想。9月21日付レポートで『10月9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く』と予想してきた通り、9月27日にかけ5万6500円へ上昇。戻り高値更新続く。 

 10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続くと予想する。 

東証M4571 ナノキャリア  

               (9月27日終値31万3500円) 

(1)全体相場急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高続こう 

 昨年11月3日付レポートで「癌に特化した創薬ベンチャー。信越化学への第三者割当増資を好感し30日にかけ7万7900円へ急伸。上場来高値を更新した後、一服にあったが、11月1日より再動意。青天続く」と予想して以来、「折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り今年5月8日にかけ56万3000円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年11月レポート掲載値から6.4倍高、今年2・13決戦の買い推奨値から2.2倍高を演じた後、急落。 

 「回天の買い」を発令した6月7日安値24万4500円と17日の24万2100円を安値に24日にかけ32万6500円へ反発したが、ファイザーとの共同研究開発解消を嫌気した4587ペプチドリームショックに予想に反し一段安。8月13日安値13万8100円で下げ止まり。8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想した通り、10日引け後に発表した業績の上方修正を好感し13日にかけ24万8900円へ3連騰。戻り高値更新継続。 

 9月14日付レポートで『JPモルガン・アセット・マネジメントの日本株投資信託「JPMザ・ジャパン」8月30日付月報で7月31日現在の組入第8位(1.8%)に再浮上。昨年から始まったバイオバブルの先陣を切り上場来安値から139倍高を演じた立役者。全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高が続く』と予想。20日にかけ31万2000円へ一段高。戻り高値更新続く。9月21日付レポートで『週明け24日より増し担保規制。目先いったん調整も予想されるが、全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く』と予想した通り25日にかけ32万9500円へ上昇。 

 10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続くと予想する。 

(2)77773Dマトリックスも、戻り高値更新続く。JPモルガンが大量保有したまま 

 77773Dマトリックスも、9月27日にかけ3975円へ上昇。戻り高値更新。 

 昨年9月22日付レポートで「米国マサチューセッツ工科大学からライセンスを取得した自己組織化ペプチド技術を応用し、再生医療、外科医療、細胞医療、創薬の実用化技術を開発。吸収性局所止血材の製造販売承認により販売契約先から一時金取得。欧米への申請進行中。バイオ・ゲノム関連本命格として上場来高値突破から青天再開に向かう」と予想。今年5月21日にかけ6575円(分割修正値)へ急騰。レポート掲載値から4.6倍高後、急反落。JPモルガン・アセット・マネジメントも大量保有したまま。10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続くと予想する。 

東証JQ2191 テラ  

                (9月27日終値3340円) 

(1)JPモルガンが大量保有中。10月7日ノーベル賞発表。9日からバイオジャパン開催 

 昨年6月13日寄付き305円より買い推奨。6月16日付レポートで「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。旭化成へ第三者割当増資実施。大底圏。2009年3月から7月にかけ8.4倍高を演じたことは記憶に新しく今回も急騰再演・大化けに向かう可能性秘める」と指摘して以来、「折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として新値追いが続こう」と予想。今年5月8日にかけ4970円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、買い推奨値から16.2倍高を演じた後、調整から急落。 

 「回天の買い」を発令した6月7日安値1999円から18日にかけ2640円へ反発したが、4587ペプチドリームショックを受け予想に反し一段安。S安交え「回天の買い」6月7日安値を割ったが、「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiiPS細胞網膜関連として買いと予想した27日安値1500円から切り返し。7月25日にかけ3200円へ上昇した後、再び調整。 

 8月31日付レポートで「バイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想。12日に一時S高を交え18日にかけ3100円へ一段高。9月21日付レポートで「昨年から始まったバイオバブルの先陣を切り、買い推奨値から16.2倍高を演じた大ヒット銘柄。日経新聞が上場検討を報じた日本網膜研究所改めヘリオスの株主。全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続く」と予想してきた通り27日にかけ3380円へ一段高。戻り高値更新続く。 

 JPモルガンAMも大量保有したまま。10月7日にノーベル医学・生理学賞が発表。9日~11日に「バイオジャパン2013」が、16日~18日に「バイオオプトジャパン2013」が開催。12月にかけ学会シーズン。引き続き全体相場が急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本命格として逆襲高が続くと予想する。 

(2)全体急落さえしなければ、バイオバブル第2ステージ本格化により逆襲高が続こう 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場になる」と予想したバイオ関連が、9月3日より軒並み底打ち反転。 

 4587ペプチドリームが、9月27日にかけ1万900円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 4570免疫生物研究所も、9月27日にかけ1977円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 4584ジーンテクノサイエンスが、9月27日にかけ4550円へ一段高。戻り高値更新。 

 4564オンコセラピーも、9月27日にかけ396円へ一段高。戻り高値更新。 

 4576デ・ウエスタン・セラピテクスも、9月27日にかけ1048円へ一段高。戻り高値更新。 

 4974タカラバイオも、9月27日にかけ2398円へ一段高。戻り高値更新。 

 2395新日本科学も、9月27日にかけ1435円へ一段高。戻り高値更新。 

 2931ユーグレナが、9月26日にかけ1677円へ一段高。27日を1647円で戻りの引け新値。 

 4585UMNファーマが、9月19日にかけ4750円へ急反騰。 

 4978リプロセルも、9月19日にかけ2140円へ上昇。 

東証M2369 メディビックG  

                 (9月27日終値457円) 

【目先調整も予想されるが、バイオバブル第2S本命格として大化けコース予想変更なし】 

 5月1日にかけ3日連続S高で479円へ急騰した後、急反落により一時S安となった5月2日の360円どころから買いと予想。429円へ上昇。5月4日付レポートで「新薬開発や探索・基礎研究をしている企業や研究機関向けにバイオマーカーやファーマコゲノミクスの技術やノウハウを活用した製品・サービスを提供。赤字続きで継続の前提に重要事象あるも、3月末の株主総会で社長交代。デ・ウエスタンSが昨年6月4日安値93円から36.8倍高を演じる中、買い人気が続くバイオ関連のニューフェイスとして大化けに向かう可能性秘める」と指摘。8日にかけ604円へ一段高。新値追いが続いた後、急反落。 

 5月16日に「313円は窓埋め。買い」と予想したが、250円へ一段安。13時40分の277円どころより「買い」と予想。20日にかけ352円を回復した後、今度は全体相場の暴落に売り直されたが、23日より「買い」と予想。245円へ一段安となった24日後場中盤に追証の投げと判断し「買い」と予想。5月25日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)大穴株として再上昇に向かう」と予想。27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言。31日にかけ373円へ上昇した後、全体相場の一段安を受け急落に見舞われたが、「回天の買い」を発令した6月7日安値184円から11日にかけ259円へ反発。 

 ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値142円から切り返し。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化を見越し、再度買い」と予想した通り、7月1日にS高を交え3日にかけ294円へ逆襲高。リプロセルの上場来安値更新を受け反落したが、9日安値225円から再上昇。17日にかけ319円へ一段高。戻り高値を更新した後、リプロセル、ガンホー両巨頭の急落を受け、もみあい下放れ。8月1日安値207円から切り返し。乳がん治療薬タモキシフェン効果予測テスト9月よりサービス開始発表を好感し2日に265円を回復。9日を265円高値引け。 

 8月10日付レポートで「全体相場に絡み8月末にかけ大きく突っ込む場面があれば、買い増し」と予想。決算内容を嫌気し売り気配で始まった13日朝方安値219円からリプロセル、ペプチドリームと共に切り返し。30日にかけ308円へ急伸。8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後が買い場」と予想。8月29日安値262円から再上昇。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想した通り、20日にかけ430円へ一段高。戻り高値更新続く。 

 9月21日付レポートで『20日引け後に2362夢真HDなどを割当先とする第三者割当増資(発行価格358円、総額約7億円、払込期日10月7日)と、アニマルステルセムの完全子会社化を発表。アニマルステルセムは、国内初となる「犬の幹細胞による獣医師主導型治験」の運営及び治験薬(幹細胞)製造を行う異色企業。これにより、同社の子会社日本再生医療機構が孫会社となり、その細胞培養設備も取得する事に。夢真HDが第三者割当増資を受けたアンジェスMGが発表日3月22日終値3万9500円から5月8日にかけ18万7500円へ4.7倍高を演じた事は記憶に新しく、バイオバブル第2ステージの本命格として大化けに向かう』と予想した通り、24日にかけ472円へ一段高。7月初め買い推奨値170円から2.7倍高となってきた。 

 短期的にはいったん調整も予想されるが、中長期的にはバイオバブル第2ステージ本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし 

東証1部8025 ツカモト  

                 (9月27日終値189円) 

【2020年東京五輪に絡む含み資産関連本命格として大化けに向かう可能性秘める】 

 9月18日の148円どころから買いと予想した通り20日にかけ198円へ急伸した後、一時165円へ急反落したが、9月21日付レポートで「ラルフローレンなどを扱う総合繊維商社。2008年に市田を子会社化。本社が日本橋。都内に不動産保有。BPS226円。9月20日終値175円でPBR0.77倍。9672東京都競馬、5480日本冶金工業、9308イヌイ倉庫などに続く2020年東京オリンピックに絡む含み資産関連として押し目買い」と予想した後、24日の169円どころで「押し目買い」と予想した通り192円へ急伸。 

 9月27日終値175円でPBR0.83倍。全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には2020年東京オリンピックに絡む含み資産関連本命格として大化けに向かう可能性秘める。 

 5480日本冶金工業が、「回天の買い」を発令した6月7日安値105円と27日安値102円をダブル底に9月5日安値188円から再上昇。24日にかけ400円へ一段高。新値追い。 

 9672東京都競馬が、「回天の買い」を発令した6月7日安値298円と27日安値286円をダブル底に9月6日安値398円から再上昇。19日にかけ512円へ。 

 9308イヌイ倉庫が、「回天の買い」を発令した6月7日安値642円と27日安値693円をダブル底に9月5日安値835円から再上昇。13日にかけ1718円へ一段高。 

東証JQ3073 ダイヤモンドダイニング 

                (9月27日終値1880円) 

【6連騰後さすがに一服。首都圏でコンセプト居酒屋を展開。新四季報が業績予想を大幅上方修正。2020年東京オリンピック関連大穴株として一段高に向かうと予想する】 

 9月25日の1698円どころから「買い」と予想した通り、26日にかけ1978円へ6連騰した後、27日はさすがに一服。 

 首都圏中心にコンセプト居酒屋を経営。業績急回復中。2014年2月期最終利益が前期比2.2倍増の1億7400万円予想。予想EPS72.4円。9月13日に発売された新四季報が業績予想を大幅上方修正。2014年2月期最終利益が前期比3.6倍増の2億8000万円予想。予想EPS116.5円。2015年2月期最終利益が前期比14%増の3億2000万円予想。予想EPS133.1円。9月27日終値1880円で来期予想PERが14.1倍に低下。 

 2020年東京オリンピック関連大穴株として一段高に向かうと予想する。 

東証JQ8739 スパークスG  

                 (9月27日終値253円) 

【2020年東京五輪に絡む不動産関連大穴株として大化けコース歩んでいると予想する】 

 昨年6月16日付レポートで5550円どころから買い推奨。7月5日にかけ8780円へ上昇。11月10日付レポートより「不動産関連の大穴株として中長期大化けに向かう可能性を秘める。もちろん、証券関連の大穴株としての側面も」と指摘。大納会12月28日の8150円どころより「来年2013年の大化け候補株として買い」と予想。今年4月24日にかけ3万9000円へ一段高。昨年6月買い推奨値から7倍高を演じた後、調整。今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。6月27日安値1万4000円から切り返し。 

 9月8日付レポートで「8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。2020年東京オリンピック関連として不動産関連株も全面高に向かう」と予想した通り11日にかけ2万780円へ上昇。この日の2万円どころから買いと予想した後、一時1万8620円へ反落したが、19日にかけ2万3880円へ一段高。9月21日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、2020年東京オリンピックに絡む不動産関連株として一段高に向かう」と予想。9月26日より1:100の株式分割権利落ち。27日に260円へ上昇。戻り高値更新。 

 全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には2020年東京オリンピックに絡む不動産関連大穴株として大化けコースを歩んでいると予想する。 

 8934サンフロンティア不動産も、9月26日より1:100の株式分割権利落ち。27日に1292円へ上昇。戻り高値更新。昨年6月9日付レポートで1万5020円どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。4月9日にかけ15万2900円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から10.1倍高を演じた後、調整。6月7日に「回天の買い」を発令。27日安値6万4000円から再上昇。 

東証JQ8836 RISE  

                 (9月27日終値109円) 

【東京五輪に絡む不動産関連大穴株として大化け可能性秘め、再度買い場と予想する】 

 不動産業。旧ヒューネット。前期より黒字転換。米国系投資運用会社のファンドを筆頭株主に、野村、ゴールドマン・サックス、モルガンスタンレー、JPモルガン系が株主に名を連ねる。2020年東京オリンピックに絡む不動産関連の大穴株として大化けに向かう可能性秘め、再度買い場と予想する。 

東証1部7721 東京計器  

                 (9月27日終値290円) 

【東京五輪・強靭化計画関連の側面ある防衛関連本命として大化けコース予想変更なし】 

 8月19日の245円どころより買いと予想。20日にかけ256円へ上昇した後、22日に227円へ反落。8月25日付レポートで「航海・航空計器大手。防衛省向けからジャイロ・マイクロ波等で民需へ。アベノミクスの最後に控える材料と言える防衛関連。橋梁の補修に際し老朽化を検査するセンサーでオリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面も。2014年3月期最終利益が、前期比2%増の14億円予想。予想EPS16.7円。2015年3月期最終利益が、前期比3%増の14億5000万円予想。予想EPS17.3円。BPS251.2円。8月23日終値231円で予想PER13倍台。PBR0.91倍。オリンピック・日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けに向かう可能性秘める。全体相場動向を見極めつつ押し目買い」と予想。 

 シリア情勢の緊迫化を受け、防衛関連として8月28日にかけ266円へ上昇した後、英国議会がシリアへの軍事介入を否決した事から30日にかけ223円へ反落したが、30日の後場より再度「買い」と予想。8月31日付レポートでも「オリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なしと指摘。9月2日安値222円から切り返し急。25日にかけ310円へ一段高。「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には2020年東京オリンピック関連・日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

東証2部6775 TBグループ  

                 (9月27日終値50円) 

【25日に67円へ急騰!スマホ関連大穴株として大化けコース歩んでいると予想する】 

 9月14日付レポートで『9月11日にかけ43円へ上昇。新値追いが続いた後、一服。屋外電子看板トップ。LED照明機器、電子マネー及びストアオートメーション事業を展開。赤字が続いてきたが、2014年3月期最終利益が2000万円の黒字転換予想。7月1日より専用アプリ不要のスマホ連携型LEDディスプレイ「NEXTキャクトールエコリア+PLUS」を発売。7月20日より高輝度LED投光機「TOT-USLシリーズ」を発売。8月1日よりハイブリッドポスターサイネージ「BRIDJr.」を発売。急騰株が相次ぐスマホ関連大穴株として買いと予想する。大化けに向かう可能性秘める』と指摘した通り、25日にかけ67円へ急騰。 

 全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはスマホ関連大穴株として大化けコースを歩んでいると予想する。 

 3623ビリングシステムが、S高連発で9月25日にかけ1万8250円へ一段高。9月14日付レポートで「インターネット決済サービスを展開。QRコードによるスマホ決済事業の香港企業と提携。NTTドコモのiPhone発売が発表される中、ドコモと資本提携の携帯電話向け画像処理ソフト開発ベンチャー3653モルフォや、3854アイル、3799キーウェアなどと共に急騰。9月12日にかけ8870円へ一段高。青天相場を上場来高値更新続く。全体相場が急落さえしなければ、スマホ関連本命格として一段高に向かう」と予想。 

カジノ関連銘柄 

【カジノ解禁法案10月提出目指す。全体急落しなければ、カジノ関連も一段高が続こう】 

 8月31日付レポートで「米国でカジノ向け紙幣識別機に実績がある6418日本金銭機械、メダル計数機最大手6428オーイズミ、ゲーム施設運営大手4712アドアーズ、アミューズメントの7612コモンウェルス・エンターテインメント、硬貨や紙幣処理機の6457グローリーなどカジノ関連も、全体相場の転換点<中>9月4日前後から再上昇に向かうと見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。 

 9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しカジノ関連も全面高に向かう」と予想した通り軒並み一段高。 

 9月21日付レポートで『18日に超党派で編成される「国際観光産業振興議員連盟」(IR議連)の細田博之会長がカジノ解禁に関する法案を10月に召集される臨時国会に議員立法で提出する考えを表明。年内にまとめ来年の通常国会での成立を目指す。カジノ解禁に関する法案は、カジノを解禁するための基本法となる。その後、詳細なルールを定めた実施法を成立させねばならず、実際にカジノが開設されるのは基本法成立から5年程度先になる可能性が高い。入札には外資系企業の参加も見込む。一方、海外カジノ大手も日本への売り込みを加速。MGMリゾーツ・インターナショナルは、1万人超の雇用創出などの経済効果が期待できると強調。ラスベガス・サンズも、カジノ解禁が海外マネー呼び込みの起爆剤となり、中国の経済成長を取り込む好機にもなる可能性を指摘。市場規模が1.5兆円を上回り、世界第2のカジノ大国になるとの試算もある』と指摘。 

 6418日本金銭機械が、9月4日に1550円へ上昇後、6日安値1411円から27日にかけ2345円へ一段高。新値追い。 

 9603H・I・Sが、9月5日にかけ5480円へ上昇後、6日安値4950円から27日にかけ5800円へ一段高。新値更新。 

 6460セガサミーが、9月5日にかけ2496円へ上昇後、6日安値2344円から19日にかけ2911円へ上昇。年初来高値を射程距離内に。27日を2884円で戻りの引け新値。 

 6428オーイズミが、9月4日にかけ1144円へ上昇後、6日安値1015円から25日にかけ1411円へ上昇。年初来高値に迫る。 

 6457グローリーは、9月5日にかけ2185円へ上昇後、6日安値2153円から24日にかけ2567円へ上昇。戻り高値更新後、一服。 

 4712アドアーズも、9月4日にかけ229円へ上昇後、6日安値203円から19日にかけ275円へ上昇。年初来高値を射程距離内に捕えた後、反落。 

 7612コモンウェルスEも、9月5日にかけ89円へ上昇後、6日安値80円から19日にかけ120円へ再上昇。戻り高値更新後、反落。 

 9766コナミも、9月3日にかけ2297円へ上昇後、6日安値2103円から19日にかけ2669円へ上昇した後、反落。 

東証2部8508 Jトラスト  

                (9月27日終値1813円) 

【JPモルガンAMが大量保有。中長期的に大化けコース歩んでいるとの予想に変更なし】 

 5月13日にかけ4560円へ上昇。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年1月買い推奨値から15倍高、2008年1月の上場来安値から325倍高を示現した後、ライツ・オファリング実施を嫌気して急反落。6月22日付レポートより「20日にゴールドマンS系4社で330万株大量保有した事が判明。その内176万株が純投資。残りで貸株売りしてくる可能性も否定できないが、買い」と予想。27日安値1750円から切り返し。6月29日付レポートでも「空売り急増。引き続き買い」と予想した通り、7月5日にかけ2305円へ逆襲高。 

 7月26日までの新株払込金捻出の換金売りに悪地合が重なり再度売り直されたが、7月28日付レポートで「換金売りが26日で終了。ライツ・オファリングの呪縛が解け、買い」と予想した通り、29日安値1764円をダブル底に再上昇。8月5日にかけ2350円へ5連騰。戻り高値更新が続いた後、8月3日付レポートで「日証金の空売り残が減少。目先はいったん調整となる可能性もある」と指摘した通り反落。9日前引け後にブルームバーグが報じた藤澤社長のインタビューの内容に続き、20日発行の月刊FACTAの内容を嫌気され急落。23日に一時S安の1431円まで売られたが、827万株の大商いを伴い1627円まで戻して大引け。 

 8月26日の1500円割れより「決戦の買い」と予想。27日朝方にも「昨日に続き決戦の買い」と予想。27日9時50分に「2014年3月期予想EPS149.36円。1株純資産1533円。1350円で予想PER9倍。PBR0.88倍。割安。売られ過ぎ」と指摘。1325円を安値に切り返し。28日朝方にかけ1594円へ反発。決戦の買いには勝利を収めたが、29日に再び1430円へ反落。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。9月3日にかけ1714円へ上昇した後、6日にかけ1532円へ反落。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感し、銀行株を始めとする金融関連も全面高に向かうと予想する。買収先決定が急がれる中、LINEを運営するNHNJapanが既に100%子会社だったライブドアを昨年1月に吸収合併している事から、ライブドアグループ出身の藤澤社長との関係が思惑呼ぶ。東証2部時価総額ダントツによる東証1部昇格の可能性もくすぶる」と指摘。11日安値1515円から切り返し。 

 9月14日付レポートで『JPモルガン・アセット・マネジメントの日本株投資信託「JPMザ・ジャパン」8月30日付月報で7月31日現在の組入第5位(2.4%)に再浮上。引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし』と指摘した通り19日にかけ1910円へ上昇した後、一服。 

 9月24日にJPモルガン・アセット・マネジメントの6.85%大量保有が明らかに。引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

 銀行株を始めとする金融関連株についても、昨年2012年6月より「日本株全面買い・歴史的買い場」として買い推奨。11月14日寄付より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し買い推奨。今年6月7日に「回天の買い」を発令。昨年11月17日付レポートよりお伝えしてきた「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には2016年中盤にかけ上昇が続く」との予想に変更なし。 

日経225先物・金融・不動産・建設・大型株 

(1)安倍首相の「バイ・マイ・アベノミクス」に26日朝安から急反発も、10月1日の経済対策、3~4日の日銀でサプライズない限り転換点<中>10・1前後から下げ鮮明化と予想 

 2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた後、かねてより「日本株の本当の大底・歴史的買い場になる」と予測してきた2012年春を迎え、昨年5月19日付レポートより「NYが一段安となった場合は、日経225先物を始め銀行株や大型株に2003年春の時の様な全面買い指示を出す可能性も」と指摘。 

 6月9日付レポートで「5月23日~6月8日まで弊社が営業休止だったことから投資助言できなかったが、6月6日に転換点を迎え、満月の4日にTOPIXがバブル崩壊以降の安値を更新。日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当するため、第1段目の全面買い・歴史的買い場になったと言えよう」と指摘。6月16日付レポートで「6月20日~7月2日に転換点を迎え、ギリシャ再選挙の結果で急落した場合も主要国中央銀行が協調的な流動性供給策を打ち出し底打ち反転が鮮明化すると予想され、日経225先物始め銀行株、不動産株を中心に大型株の第2段目の全面買い・歴史的買い場になると予想する。今回の日本株全面買い・歴史的買い場ではまず不動産株が目玉となろう」と指摘。 

 11月10日付レポートで「転換点<中>11月14日前後から反発に転じると予想するが、数日間に止まり、衆院解散の日程が決まるまで再度売り直される可能性があろう」と指摘した通り11月13日安値8620円から切り返し。野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した11月14日の夜間取引寄り付きより日経225先物オプション12月物コールを買い推奨。15日に安倍自民党総裁の「インフレターゲット、無制限金融緩和、デフレ脱却、マイナス金利」発言を好感し日経225先物が急伸。 

 弊社も、11月15日に「かねてよりお伝えしてきた2012年歴史的買い場。大相場の開始」と予想。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、弊社代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言した。11月17日付レポートより「ドル/円が節目の84円台突破から100円台に向かえば、まずは2013年中盤にかけ1段上げで1万2000円台。2015年中盤にかけ2段上げで1万5千~7千円。3段上げで2016年中盤にかけ2万円を目指す想定」と言及して以来、年明けも、アベノミクスによる上昇第1ラウンド終了となった転換点<大>2月7日前後や、アベノミクスによる上昇第2ラウンド開始となった転換点<大>3月7日前後など、値幅には誤差が生じたが、日柄をピタピタと的中。 

 5月18日付レポートで「5月22日に転換点<中>を迎え、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた後、5月22日前後を高値にいったん調整に転じると予想する。5月12日付レポートでも指摘したが、予想通り転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた場合は、今年2013年の高値を付ける日柄と予想してきた6月前後の時間帯に入ってくるため、今年の天井圏となってくる可能性も」と指摘した通り、22日夜間取引にかけ1万6000円へ一段高。新値追いが続いた後、24日にかけ1万3970円へ急反落。2日間で2000円幅を超える正に今年の天井を付けたような劇的な暴落に見舞われ、転換点<中>5月22日が又してもピッタリ的中。改めて「神はサイコロを振らない」と言わせて頂いた。 

 5月25日付レポートで「転換点<小>5月28日前後から短期的にいったんリバウンドに向かうと予想するが、余程の好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後は再度売り直され、転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続く事になろう。転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続いた場合は、6月14日前後から再上昇に向かうと予想する。万が一、転換点<中>6月14日前後にかけ上昇が続いた場合は、ダブルトップとなろう」と指摘。27日夜間取引安値1万3680円から28日夜間取引にかけ1万4660円へ急反発した後、31日夜間取引にかけ1万3420円へ一段安。 

 6月2日付レポートで「転換点<小>6月3日前後から短期的にいったん反発する場面もあろうが、6月14日の閣議決定を前に5日に発表される予定の成長戦略第3弾などで余程の好材料が飛び出さない限り、再度売り直され、転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続くと予想する。転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続いた場合は、6月10日前後を底値に再上昇に向かうと予想する。値幅的には当てにならないが、日経225で昨年6月4日安値8238円から今年5月23日高値1万5942円の上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1万2999円。TOPIXで昨年6月4日安値692ポイントから今年5月23日高値1289ポイントの上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1060ポイント。転換点<中>6月10日前後にかけ上記価格まで下げた場合は、日経225先物を始め、不動産株、金融株、大型株など全体に、「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」指示を出す可能性も」と指摘。日経225先物が6日夜間取引で1万2290円へ一段安。 

 6月7日寄付き前より「6月10日に転換点<中>を迎え本日7日より11日にかけ『回天の買い』と予想する。日経225先物、日経225先物オプションコールを始め、バイオ関連株、IT関連株、銀行・証券・金融株、不動産株、円安メリット株などが、本日7日より11日にかけ全面買いと予想する」と発令した通り、1万2530円を安値に切り返し。1万3110円を回復した後、夜間取引で米5月雇用統計発表を受け乱高下。一時1万2500円へ売り直される場面もあったが、1万3300円へ一段高。「回天の買い」がズバリ的中。 

 6月8日付レポートで「6月10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合が焦点。日銀金融政策決定会合が失望売りとなった場合、7日安値更新から6日夜間取引で付けた安値1万2290円を試す展開に向かう可能性も否定できないが、その時は転換点<中>6月14日前後が再度買い場となる可能性が出てこよう。7日昼過ぎに明らかとなったジョージ・ソロス氏の円売り・日本株買い再開も心強い」と指摘。10日夜間取引にかけ1万3730円へ一段高した後、日銀金融政策決定会合が失望売りとなったが、1万2400円へ一段安となった13日の午前11時過ぎより「6月14日に転換点<中>を迎え、本日13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールの買い」と予想した通り、ドンピシャのタイミングで切り返し。 

 6月15日付レポートで『転換点<中>6月14日を経て、底打ち反転鮮明化に向かうと予想する。TOPIXは7日安値1033ポイントを死守。日経225先物も6日夜間取引で付けた安値1万2290円にまだ余裕あり。17日~18日にG8が、18日~19日にFOMCが開催。万が一、18日~19日に開催されるFOMCの結果を受け、TOPIXが7日安値1033ポイントを割り込み、「回天の買い」が破られるような事態に陥った場合は、転換点<小>6月24日前後、あるいは転換点<中>6月26日前後にかけ、Z旗(この戦いに敗れれば後がない)を掲げ、「決戦の買い」を発令する事になろう』と指摘。 

 「量的緩和縮小を今年後半から開始し、来年半ばに終了させる可能性がある」とのバーナンキFRB議長声明を嫌気しNY市場が急落。21日寄付き前より、6月15日付レポートで万が一「回天の買い」が破られる事態に陥った場合に予告しておいたZ旗を掲げた「決戦の買い」の準備を宣告したが、中国の利下げと、23日に東京都議会選投開票を迎えた甘利大臣を始めとする政府のリップサービスを受け、朝方安値1万2680円から切り返し急。劇的な急反発により、Z旗の買いを使わずに済んだ。6月21日夜間取引で1万3450円へ一段高。この間、TOPIXは「回天の買い」を発令した7日安値1033ポイントを死守。 

 6月22日付レポートで『6月26日に転換点<中>を迎え、6月26日前後にかけ上昇が続いた場合は、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」を発令した7日を底とした上昇が7月末にかけ続くと予想する。万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場となろう』と指摘。26日にかけ再度下げてきたので、後場から「Z旗の買い」準備を宣告し、予告通り26日大引け間際に日経225先物オプション8月物コールを買い推奨。26日終値1万2780円を安値にドンピシャのタイミングで上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ一段高。正に神がかり的な買い指示となった。 

 6月29日付レポートで『戻り高値更新が続くと予想する。引き続き、海外要因に振り回される事もあろうが、「回天の買い」を発令した6月7日を底とした上昇が、7月末にかけ続く事になろう』と指摘した通り、7月5日夜間取引にかけ1万4450円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月7日付レポートで『イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続く』と予想した通り、7月12日にかけ1万4590円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月14日付レポートで「週末7月18日と週明け7月22日に転換点<中>を迎え、7月18日・22日前後にかけ上昇が続いた後、7月18日・22日前後を戻り高値に再び下落に転じる」と予想した通り、18日夜間取引にかけ1万4990円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、19日に一時1万4410円へ急反落。 

 7月20日付レポートで「7月22日と7月24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていく」と予想した通り、24日から3日連続安。26日夜間取引にかけ1万3850円へ急落。 

 7月28日付レポートで「7月30日に転換点<小>を迎え、30日前後からいったん反発に転じると予想する。ただ、反発が数日間続いた後は、再度下落へ向かう事になろう」と指摘した通り、29日夜間取引安値1万3510円から切り返し。8月2日夜間取引にかけ1万4520円へ反発。 

 8月2日の14時30分頃より日経225先物オプション9月物プットを打診買い推奨した後、8月3日付レポートで「8月6日と8月9日に転換点<中>を迎え、7日から8日に開催される日銀金融政策決定会合で余程の好材料が出ない限り、6日前後から再び下げに転じる」と予想した通り8日夜間取引にかけ1万3390円へ。 

 8月10日付レポートで『転換点<中>8月9日を経て、短期的にいったん反発する可能性もあるが、引き続き「7月19日を戻り高値とした下落は、9月初めまで続く事になる」との予想に変更なく、反発したとしても、数日間に止まり、再度下落へ向かう』と予想。安倍首相が法人税減税検討を指示したとの一部報道を好感し、8日夜間取引安値1万3390円から14日にかけ1万4060円へ反発した後、菅官房長官が「そんな事実はない」と否定した事を嫌気し、16日にかけ1万3520円へ下落。 

 8月17日付レポートで「一段安に向かうと予想する。転換点<中>8月25日前後にかけ1万3000円を割れる様な急落に見舞われた場合は、9月初めと2段構えのダブル底となる可能性が出て来よう」と指摘。22日にかけ1万3220円へ下落。12日安値を割り込んだ後、円安を好感し23日は1万3770円へ急反発。 

 8月25日付レポートで「転換点<中>8月25日を迎え、再度下落に向かう」と予想した通り28日にかけ1万3190円へ一段安。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も。7月19日を戻り高値とした下落が終了。10月初めにかけ上昇が続く事になろう』と指摘。シリアへの軍事介入が米議会再開の9月9日以降に延び、8月28日を安値に9月3日より上放れ。5日にかけ1万4170円へ上昇した後、6日は2020年オリンピック開催招致レースでマドリード優勢と伝えられた事を嫌気し反落。6日夜間取引で米8月雇用統計発表後、1万3690円まで売られたが、8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。 

 9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感し急騰する」と予想。10日夜間取引にかけ1万4570円へ上昇。9月14日付レポートで「量的緩和縮小に踏み切るかどうか注目される米FOMC(9月17日~18日に開催)の結果をマーケットがどう反映するか見極め」と指摘。米FOMC量的緩和縮小見送りを好感し、9月20日にかけ1万4880円へ一段高。7月19日に付けた戻り高値を射程距離内に捕えたが、20日のNY市場が急落。米セントルイス地区連銀のブラード総裁が10月のFOMCで量的緩和縮小に踏み切る可能性を示唆した事を嫌気。 

 9月21日付レポートで「転換点<中>9月25日前後から再び下げに転じる」と予想。転換点<中>9月25日の翌26日朝方に1万4420円へ下落したが、月内にまとめる経済対策の原案に「法人税引き下げ早急に検討」と明記された事や、NY証券取引所で安倍首相が「バイ・マイ・アベノミクス」と発した事を好感し急反発。26日の夜間取引で1万4870円へ上昇したが、NY安を受け27日夜間取引で1万4590円へ反落。 

(2)サプライズ出て7月19日に付けた戻り高値を更新してきた場合は、「11月にかけ三角保合い形成後、11月前後から2段上げ開始」との中期予想が前倒しとなる可能性が 

 今週は、安倍首相が消費増税について正式表明する10月1日が、ちょうど転換点<中>。9月30日は中間期末でドレッシング買いが入り易いが、10月1日の消費増税に伴い発表される経済対策や3日~4日に開催される日銀金融政策決定会合でサプライズが出ない限り、転換点<中>10月1日前後から下げが鮮明化していくと予想する。 

 6月7日に「回天の買い」を発令した後、6月8日付レポートで「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」と指摘して以来、この中期予想に変更なしとお伝えしてきたが、2020年東京オリンピック開催決定に加え、10月1日の消費増税に伴い発表される経済対策や3日~4日に開催される日銀金融政策決定会合でサプライズが出て7月19日に付けた戻り高値1万49990円を更新してきた場合は、かねてよりお伝えしてきた「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは11月前後から始まる」との予想も、前倒しとなる可能性が出てくる。 

 2013年相場予測、中長期予測については、冒頭の1ページ、2ページを参照。 

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