1.今週の東京株式市場 

(1)9月8日朝方に決定した2020年東京オリンピック開催を好感し急騰すると予想する 

 東京株式市場は、シリアへの軍事介入が米議会再開の9月9日以降に延び、日経225が8月28日を安値に9月3日より上放れ。5日にかけ1万4156円へ上昇した後、6日は2020年オリンピック開催招致レースでマドリード優勢と伝えられた事を嫌気し1万3834円へ反落したが、8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も。9月4日前後に9月物プットを全て利食い売りすると同時に9月物コールと10月物コールを買いと予想する。7月19日を戻り高値とした下落が終了。10月初めにかけ上昇が続く事になろう』と指摘。シリアへの軍事介入延期により転換点<中>9月4日が数日ずれ、プット利食い売りのタイミングは下手を打ったと言わざるを得ないが、コールの買いは間に合った。 

 今週は、2020年東京オリンピック開催決定を好感し急騰すると予想する。 

 6月8日付レポートで「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」と指摘して以来、この中期予想に変更なしとお伝えしてきたが、2020年東京オリンピック開催決定により、7月19日高値1万4953円を更新してきた場合は、「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは11月前後から始まる」との予想も変更する可能性が。 

 現時点では昨年11月17日レポートより提示してきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートより提示してきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後安値から年末にかけ切り返し」に変更なし。 

 中長期的には引き続き昨年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、「昨年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

 昨年中より2016年にかけての上昇幅について、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」と指摘。2020年東京オリンピック開催決定により、上値が切り上がる可能性が出てきたと言えよう。 

 かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に今年8月1日に政府が開いた国家戦略特区の作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。 

 過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
 2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】  「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

2.今週の注目銘柄 

2020年東京オリンピック関連銘柄 

(1)祝!2020年東京オリンピック開催決定!設株中心に全面高に向かうと予想する 

 8月31日付レポートで「9月7日に2020年オリンピック開催地が決定。東京に決まれば全面高は間違いないが、外れたら全面安のため買いづらい。決定前に買うとすれば、日本強靭化計画関連と重なるインフラ整備のセクターか・・・インフラ整備は、1801大成建設、1802大林組、1803清水建設、1812鹿島、1822大豊建設、1414ショーボンドHD、1926ライト工業、5912日本橋梁、5232住友大阪セメント、5233太平洋セメント。含み資産は、9672東京都競馬、9308イヌイ倉庫。放映権は4324電通。交通・宿泊は、9006京浜急行、9009京成電鉄、9726KNT‐CT、9708帝国ホテル、2450一休、8864空港施設、9706日本空港ビルデング、スポーツ用品・イベントは、7936アシックス、8022ミズノ、8114デサント、8281ゼビオ、9716乃村工藝社、9743丹青社、2173博展」と解説。 

 9月8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。2020年東京オリンピック関連として上記銘柄が全面高に向かうと予想する。 

(2)6月7日に発令した「回天の買い」以降、既に建設株が最も強い値動きに 

 建設関連株については、昨年2012年11月14日寄付より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し買い推奨。昨年11月17日付レポートより「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には日本強靭化計画(10年間で200兆円を投入)関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き、大化けコースを歩んで行く」と予想。 

 今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も』と指摘。 

 1801大成建設が、昨年11月14日寄付206円から今年5月22日にかけ411円へ上昇した後、調整。6月7日安値302円から切り返し。新値追い再開。9月2日から再上昇。3日にかけ437円へ。 

 1812鹿島建設が、昨年11月14日寄付214円から今年5月22日にかけ376円へ上昇した後、調整。6月7日安値278円から切り返し。新値追い再開。7月16日にかけ397円へ上昇した後、三角保ち合い形成。 

 5233太平洋セメントが、昨年11月14日寄付172円から今年5月22日にかけ336円へ上昇した後、調整。6月7日安値265円から切り返し。新値追い再開。8月14日にかけ379円へ上昇した後、もみあい。 

不動産関連株 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し、不動産株も全面高に向かうと予想する】 

 昨年2012年6月より「5月25日にゴールドマン・サックスが4年ぶりに日本の不動産を買うと報じられる中、世界的協調金融緩和継続を受け、今回の日本株全面買い・歴史的買い場では、まず不動産株が目玉となろう」として買い推奨。 

 今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も』と指摘。 

 8801三井不動産が、昨年6月4日安値1235円から今年4月12日にかけ3610円へ2.9倍高した後、調整。6月21日安値2468円から切り返し。9月5日にかけ3340円へ再上昇。 

 8802三菱地所が、昨年6月4日安値1174円から今年4月5日にかけ3350円へ2.8倍高した後、調整。6月21日安値2174円から切り返し。7月5日にかけ2895円へ上昇。 

 8830住友不動産が、昨年6月4日安値1500円から今年4月8日にかけ5110円へ3.4倍高した後、調整。6月21日安値3260円から切り返し。9月5日にかけ4645円へ再上昇。 

 8815東急不動産が、昨年6月4日安値321円から今年4月22日にかけ1312円へ4倍高した後、調整。6月27日安値780円から切り返し。7月8日にかけ1075円へ上昇。 

 8934サンフロンティア不動産が、昨年6月9日付レポートで1万5020円どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。4月9日にかけ15万2900円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から10.1倍高を演じた後、調整。6月27日安値6万4000円から切り返し。 

 8923トーセイも、昨年6月9日付レポートで264円(分割修正値)どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。今年4月5日にかけ1519円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から5.7倍高を演じた後、調整。6月26日安値588円から切り返し。 

 8739スパークス・グループも、昨年6月16日付レポートで5550円どころから買い推奨。7月5日にかけ8780円へ上昇。11月10日付レポートより「不動産関連の大穴株として中長期大化けに向かう可能性を秘める。もちろん、証券関連の大穴株としての側面も」と指摘。大納会12月28日の8150円どころより「来年2013年の大化け候補株として買い」と予想。今年4月24日にかけ3万9000円へ一段高。昨年6月買い推奨値から7倍高を演じた後、調整。6月27日安値1万4000円から切り返し。 

 9月8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。2020年東京オリンピック関連として不動産関連株も全面高に向かうと予想する。 

東証1部7721 東京計器  

                 (9月6日終値263円) 

【8/30後場より再度買いと予想した通り5連騰!2020年東京オリンピック関連・日本強靭化計画関連の側面ある防衛関連本命格として大化けコースを歩んでいると予想する】 

 8月19日の245円どころより買いと予想。20日にかけ256円へ上昇した後、22日に227円へ反落。 

 8月25日付レポートで「航海・航空計器大手。防衛省向けからジャイロ・マイクロ波等で民需へ展開。アベノミクスの最後に控える材料と言える防衛関連。橋梁の補修に際し老朽化を検査するセンサーでオリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面も。2014年3月期最終利益が、前期比2%増の14億円予想。予想EPS16.7円。2015年3月期最終利益が、前期比3%増の14億5000万円予想。予想EPS17.3円。BPS251.2円。8月23日終値231円で予想PER13倍台。PBR0.91倍。オリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けに向かう可能性秘める。全体相場の動向を見極めつつ、押し目買い」と予想。 

 シリア情勢の緊迫化を受け、防衛関連として8月28日にかけ266円へ上昇した後、英国議会がシリアへの軍事介入を否決した事から30日にかけ223円へ反落したが、30日の後場より再度「買い」と予想。31日にオバマ米大統領がシリアへの武力行使に踏み切る意向を示し、議会に承認を求める事が明らかに。 

 8月31日付レポートでも「オリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なしと指摘。9月2日安値222円から切り返し急。6日にかけ267円へ5連騰。2020年東京オリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けコースを歩んでいると予想する。 

カジノ関連銘柄 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し、カジノ関連も全面高に向かうと予想する】 

 8月31日付レポートで「米国でカジノ向け紙幣識別機に実績がある6418日本金銭機械、メダル計数機最大手6428オーイズミ、ゲーム施設運営大手4712アドアーズ、アミューズメントの7612コモンウェルス・エンターテインメント、硬貨や紙幣処理機の6457グローリーなどカジノ関連も、全体相場の転換点<中>9月4日前後から再上昇に向かうと見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。 

 6418日本金銭機械が、9月4日にかけ1550円へ上昇した後、6日にかけ1411円へ反落。 

 6428オーイズミが、9月4日にかけ1144円へ上昇した後、6日にかけ1015円へ反落。 

 4712アドアーズが、9月4日にかけ229円へ上昇した後、6日にかけ203円へ反落。 

 7612コモンウェルス・エンターテインメントが、9月5日にかけ89円へ上昇した後、6日に80円へ反落。 

 6457グローリーが、9月5日にかけ2185円へ上昇した後、6日に2153円へ反落。 

東証1部7999 MUTOH  

                 (9月6日終値501円) 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し3Dプリンター関連も全面高に向かおう】 

 8月3日付レポートで「3Dプリンター関連として7月11日にかけ561円へ上昇した後、調整から悪地合に急落。7月29日安値382円、8月1日安値383円から切り返し。2日引け後に信用規制解除が発表。ビックカメラが8月1日よりロボトマドットコム製の「CellP3Dプリンター組立キット」の販売を開始。ヤマダ電機が2日より米スリーディー・システムズ製の「Cube」の販売を開始。オープンキューブが14日よりパーソナル3Dプリンター「SCOOVO」の販売を開始。同じく3Dプリンター関連の8226理経も、8月5日より信用規制解除。週明け5日は、4229群栄化学、9889JBCCHDなども含め、3Dプリンター関連が再び一斉高に向かうと予想する。8月9日に第1四半期決算発表」と指摘。 

 悪地合に3Dプリンター関連一斉高とはならなかったが、MUTOHは15日にかけ529円へ上昇。年初来高値を射程距離内に捕える。8月17日付レポートで「全体相場が急落さえしなければ、新値追い再開へ向かおう」と指摘。27日にかけ573円へ上昇。年初来高値更新を果たした後、29日に476円へ反落。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から再上昇に向かうと見越し、9月4日前後が買い場になると予想する。MUTOHが新値追い再開となれば、3Dプリンター関連の4229群栄化学、9889JBCCHD、8226理経、3Dバイオプリンターのオンリーワン企業の4240クラスター・テクノロジーも一斉高に向かおう」と指摘。 

 9月2日安値473円から5日にかけ533円へ上昇した後、6日は496円へ反落。2020年東京オリンピック開催決定を好感し、3Dプリンター関連も全面高に向かうと予想する。 

東証1部4848 フルキャストHD  

                 (9月6日終値275円) 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し、解雇規制緩和関連も全面高に向かおう】 

 8月31日付レポートで「8月1日に政府が大胆な規制緩和に取り組み日本経済の起爆剤としたい国家戦略特区の作業部会を開き、まとめた提案の中の解雇規制緩和関連本命格として、全体相場の転換点<中>9月4日前後から再上昇に向かうと見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。 

 9月2日安値259円から5日にかけ301円へ上昇した後、6日は272円へ反落。2020年東京オリンピック開催決定を好感し、解雇規制緩和関連も全面高に向かうと予想する。 

東証JQ4978 リプロセル  

                (9月6日終値1750円) 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かうと予想する】 

 6月26日に新規公開。公募価格3200円。ヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と臓器移植等に係わる臨床検査事業。iPS細胞を増殖するために使う培養液で国内トップシェア。2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画。 

 5月25日付レポートより「ブックビルディング期間6月11日~17日。申込期間6月19日~21日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。 

 6月22日付レポートで「買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置は確定と言え、現金預託措置でも数日は寄らない可能性が。何日目に初値がいくらで付くか、蓋を開けてみないと分からないが、まずは初値買いと予想する。バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)の大本命として大化けに向かう」と予想した通り、買い殺到により初日26日は初値付かず。現金預託措置となった27日も初値付かず。 

 現金預託措置2日目の28日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想。公募価格に対し5.5倍高となる1万7800円で生まれ、いったん1万4040円へ下落した後、1万8300円で高値引け。 

 6月29日付レポートで『リプロセル上場に合わせ6月26日に、厚生労働省の審査委員会がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承したと発表。27日前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、iPS細胞網膜関連として7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシード、2395新日本科学、2191テラ、4974タカラバイオなどを買いと予想。JPモルガン・アセット・マネジメントが7月26日に「JPMグローバル医療関連株式ファンド」を設定すると発表。7月1日より晴れて現金預託措置解除。バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド大本命として大化けに向かう』と予想したが、7月1日高値1万8610円と3日高値1万8600円をダブルトップに伸び悩みから急落。 

 7月20日、28日付レポートで「JPモルガンのJPMグローバル医療関連株式ファンド設定を7月26日に迎え、全体相場が急落さえしなければ、底値圏離脱に向かう」と予想。日経225急落に足を引っ張られ上場来安値を更新。1万40円まで売られた7月29日引け後に発表した1:5の株式分割を好感し30日に1万1760円を回復したが、3765ガンホー急落を受け反落。31日の1万660円どころより買いと予想したが、一段安。31日の8月1日安値8670円から6日にかけ1万790円を回復したが、悪地合に売り直される展開。 

 8月3日付、10日付レポートで「全体相場に絡み株式分割権利落ちとなる8月末にかけ大きく突っ込む場面があれば、買い」と予想。第1四半期決算発表明けとなった13日安値7900円から切り返し急。16日に一時S高を交え20日にかけ1万1820円へ上昇した後、21日に9520円へ反落。28日の株式分割権利落ち後も下げが続き、30日にかけ1665円(分割修正前8325円)へ。上場来安値に迫る。 

 8月31日付レポートで「文部科学・厚生労働・経済産業の3省がiPS細胞など先端医療の来年度予算要求額を約2割増やす方針。全体相場の転換点<中>9月4日前後をダブル底に上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。9月2日安値1610円から5日にかけ1910円へ上昇した後、6日にかけ1727円へ反落。2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かうと予想する。 

東証M4587 ペプチドリーム  

                (9月6日終値6700円) 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かうと予想する】 

 6月11日に新規公開。独自の創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)を用いた特殊ペプチド創薬研究開発。日米欧製薬会社と共同研究多数。黒字。5月25日付レポートより「仮条件1820円~2500円。ブックビルディング期間5月24日~30日。公開価格決定日31日。申込期間6月3日~6日。上場日6月11日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。 

 6月8日付レポートで「公募価格2500円。この間の地合い悪化により、6月11日に意外と安く初値が付くようなら、問答無用の初値買いと予想する。前評判通り買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置となった場合は、価格にもよるが、初値買いと後場中盤の2段構えの買いで臨む予定。公募価格の何倍で生まれるかにもよるが、バイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンドの大本命として大化けに向かう」と予想。 

 6月11日は前評判通りの買い人気を博し初値付かず。現金預託措置が取られた12日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想した通り、公募価格の3.1倍となる初値7900円で生まれ、一時S高となる9400円まで買われた後、9200円で大引け。現金預託措置解除の13日をS高買い気配。14日に一時2日連続S高となる1万3700円へ3連騰。青天相場を上場来高値更新が続いた後、反落。 

 6月19日安値8390円から24日にかけ1万2450円へ再上昇した後、25日引け後に発表したファイザーとの共同研究開発解消を嫌気して急落。6月27日より「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言。28日朝方安値5930円から7月3日にかけ9970円へ急反発した後、三角保ち合いにあったが、再動意となってきた19日の8500円どころより「打診買い」と予想。8970円へ。 

 7月20日付レポートで「JPモルガンのJPMグローバル医療関連株式ファンド設定を7月26日に迎え、三角保ち合い上放れに向かうと予想するが、全体相場が急落となった場合は、煽りを受けてしまうと言わざるを得ない。全体相場が急落さえしなければ、上場来高値更新に向かう可能性も秘めている」と予想。25日にかけ9660円へ上昇。26日は日経225急落を受け反落。7月28日付レポートで「26日引け後に、2014年6月期最終利益を前回予想の5億9200万円から4億4200万円へ下方修正したが、前期比では3.2倍増益予想。29日朝安で始まった後、切り返す」と予想したが、4978リプロセル、3765ガンホー両巨頭の急落を受け三角保ち合い下放れ。31日の7630円どころより買いと予想したが一段安。8月1日安値6310円から切り返し。5日にかけ8510円を回復したが、悪地合に9日かけ7650円へ売り直される展開。 

 8月10日付レポートで「急落していたガンホーが8月7日安値から切り返し。9日引け後に株式分割と中期計画を発表した7707プレシジョンSSがPTSでS高。全体相場底打ちに先立ち、個別材料株の地合が好転するか見極めつつ、再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。13日朝方安値5870円から切り返し急。好決算発表を好感し、14日にS高を交え16日にかけ8870円へ3連騰後、30日にかけ5900円へ反落。上場来安値に迫る。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し9月4日前後が買い場になる」と予想。8月30日安値5900円から5日にかけ7350円へ上昇した後、6日にかけ6680円へ反落。2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かうと予想する。 

東証M4974 タカラバイオ  

                (9月6日終値2001円) 

(1)2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かうと予想する 

 昨年11月10日付レポートで「12月10日に山中伸弥京都大教授のノーベル賞授賞式を控える中、決算発表を終え、iPS細胞関連本命格として3386コスモ・バイオと再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。12日に再動意を指摘。コスモ・バイオと共に708円どころから「買い」と予想。11月17日付レポートで「12月10日に山中伸弥京都大教授のノーベル賞授賞式を控える中、11月30日には4584ジーンテクノサイエンスが新規公開。iPS細胞関連本命格として再上昇に向かう事を見越し、コスモ・バイオと共に買い場」と予想。 

 今年2月16日付レポートで「12日より増し担保規制解除。バイオ祭り第2ラウンド本格化に伴い、コスモ・バイオなどと共に再上昇に向かっていく」と予想。5月4日付レポートで「7日より日々公表銘柄に指定ながら、2009年よりヒトiPS細胞作製用試薬を発売。iPS細胞作製に関する特許の、全世界での研究用途向けのライセンスをiPSアカデミアジャパン社より取得。全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの成長戦略バイオ関連のiPS細胞関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。5月9日にかけ4295円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年11月買い推奨値から6倍高を演じた後、調整から急落。 

(2)日本網膜研究所改めヘリオスが上場検討報じられる 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」の中で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り7日安値2131円から切り返し。10日をS高でバイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンド開始のゴング鳴らし13日にかけ2964円へ再上昇したが、ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiPS細胞網膜関連として買い」と予想した27日安値1857円から切り返し。7月25日にかけ3035円へ上昇。戻り高値更新が続いた後、悪地合に再度売り直される展開。公募発表を嫌気し急落したが、8月13日朝方安値から切り返し急。19日にかけ2259円を回復した後、29日にかけ1850円へ反落。 

 8月31日付レポートで「公募価格1989円で払込完了。全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。8月29日安値1850円から5日にかけ2079円へ上昇した後、6日にかけ1986円へ反落。 

 2020年東京オリンピック開催決定を好感し、日本網膜研究所改めヘリオス関連の2191テラ、2395新日本科学、4573アールテック・ウエノ、4576デ・ウエスタンS、リプロセル関連の2370メディネット、3386コスモ・バイオ、8721VR証券投資法人、8086ニプロ、再生医療関連の7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシードを始め、4583カイオム・バイオ、4571ナノキャリア、4584ジーンテクノサイエンス、4564オンコセラピー、4585UMNファーマ、2931ユーグレナ、4570免疫生物研究所、4575キャンバスなどと共にバイオ関連も全面高に向かうと予想する。 

東証M2369 メディビックG  

                (9月6日終値320円) 

【2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かうと予想する】 

 5月1日にかけ3日連続S高で479円へ急騰した後、急反落により一時S安となった5月2日の360円どころから買いと予想。429円へ上昇。 

 5月4日付レポートで「新薬開発や探索・基礎研究をしている企業や研究機関向けにバイオマーカーやファーマコゲノミクスの技術やノウハウを活用した製品・サービスを提供。赤字続きで継続の前提に重要事象あるも、3月末の株主総会で社長交代。4576デ・ウエスタンSが昨年6月4日安値93円から36.8倍高を演じる中、メディビックも昨年6月4日、5日安値46円からだと既に10倍高超えながら、買い人気が続くアベノミクスの成長戦略バイオ関連のニューフェイスとして大化けに向かう可能性秘める」と指摘した通り、8日にかけ604円へ一段高。新値追いが続いた後、バイオ関連急落を受け急反落。 

 5月16日に「313円は窓埋め。買いと予想する」と指摘したが、後場寄り直後に250円へ一段安。13時40分の277円どころより「買い」と予想。20日にかけ352円を回復した後、今度は全体相場の暴落に売り直されたが、23日より「買い」と予想。245円へ一段安となった24日後場中盤に追証の投げと判断し、「買い」と予想した通り273円へ反発。 

 5月25日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)大穴株として、再上昇から新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想。27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言。31日にかけ373円へ上昇した後、全体相場の一段安に足を引っ張られ6日連続安に見舞われたが、6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日安値184円から切り返し。11日にかけ259円へ反発。 

 ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値142円から切り返し。171円を回復。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化を見越し、再度買い」と予想した通り、7月1日にS高を交え3日にかけ294円へ逆襲高。4978リプロセルの上場来安値更新を受け反落したが、9日安値225円から再上昇。17日にかけ319円へ一段高。戻り高値を更新した後、リプロセル、ガンホー両巨頭の急落を受け、もみあい下放れ。8月1日安値207円から切り返し。乳がん治療薬タモキシフェン効果予測テスト9月よりサービス開始発表を好感し2日に265円を回復。9日を265円高値引け。 

 8月10日付レポートで「全体相場に絡み8月末にかけ大きく突っ込む場面があれば、買い増しと予想する。8月12日に中間決算を発表」と指摘。決算内容を嫌気し売り気配で始まった13日朝方安値219円からリプロセル、ペプチドリームと共に切り返し。21日にかけ306円を回復。29日にかけ262円へ反落したが、30日は一時308円へ急伸。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に向かうと見越し9月4日前後が買い場になる」と予想。8月29日安値262円から9月5日にかけ371円へ上昇した後、6日は313円へ反落。2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かうと予想する。 

東証2部8508 Jトラスト  

                (9月6日終値1541円) 

(1)買収先決定が急がれる中、ライブドア人脈によりLINEとの関係が思惑呼ぶと共に、東証2部時価総額ダントツにより東証1部昇格の可能性も引き続きくすぶる 

 5月13日にかけ4560円へ上昇。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年1月買い推奨値から15倍高、2008年1月の上場来安値から325倍高を示現した後、ライツ・オファリング実施を嫌気して急反落。6月22日付レポートより「20日にゴールドマンS系4社で330万株大量保有した事が判明。その内176万株が純投資。残りで貸株売りしてくる可能性も否定できないが、買い」と予想。27日安値1750円から切り返し。6月29日付レポートでも「空売り急増。引き続き買い」と予想した通り、7月5日にかけ2305円へ逆襲高。 

 7月26日までの新株払込金捻出の換金売りに悪地合が重なり再度売り直されたが、7月28日付レポートで「換金売りが26日で終了。ライツ・オファリングの呪縛が解け、買い」と予想した通り、29日安値1764円をダブル底に再上昇。8月5日にかけ2350円へ5連騰。戻り高値更新が続いた後、8月3日付レポートで「日証金の空売り残が減少。目先はいったん調整となる可能性もある」と指摘した通り反落。9日前引け後にブルームバーグが報じた藤澤社長のインタビューの内容に続き、20日発行の月刊FACTAの内容を嫌気され急落。23日に一時S安の1431円まで売られたが、827万株の大商いを伴い1627円まで戻して大引け。 

 8月26日の1500円割れより「決戦の買い」と予想。27日朝方にも「昨日に続き決戦の買い」と予想。27日9時50分に「2014年3月期予想EPS149.36円。1株純資産1533円。1350円で予想PER9倍。PBR0.88倍。割安。売られ過ぎ」と指摘。1325円を安値に切り返し。28日朝方にかけ1594円へ反発。決戦の買いには勝利を収めたが、29日に再び1430円へ反落。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。9月3日にかけ1714円へ上昇した後、6日にかけ1532円へ反落。2020年東京オリンピック開催決定を好感し、銀行株を始めとする金融関連も全面高に向かうと予想する。 

 買収先決定が急がれる中、LINEを運営するNHNJapanが既に100%子会社だったライブドアを昨年1月に吸収合併している事から、ライブドアグループ出身の藤澤社長との関係が思惑呼ぶ。東証2部時価総額ダントツによる東証1部昇格の可能性もくすぶる。引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

(2)2020年東京オリンピック開催決定を好感し金融関連株も全面高に向かうと予想する 

 銀行株を始めとする金融関連株については、昨年2012年6月より「日本株全面買い・歴史的買い場」として買い推奨。11月14日寄付より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し買い推奨。昨年11月17日付レポートより「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には2016年中盤にかけ上昇が続く」と予想。 

 今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も』と指摘。 

 8306三菱UFJFGが、昨年6月4日安値328円から7月5日にかけ398円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月15日にかけ750円へ2.2倍高した後、調整。6月7日安値552円から切り返し。7月19日にかけ677円へ上昇した後、三角保ち合い形成。9月2日安値575円から切り返し。9月3日から再上昇。 

 8316三井住友FGが、昨年6月4日安値2231円から7月4日にかけ2679円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月13日にかけ4995円へ2.2倍高した後、調整。6月3日安値3760円から切り返し。7月19日にかけ4940円へ上昇後、三角保合い形成。8月28日安値4320円から切り返し。9月3日から再上昇。 

 8411みずほFGも、昨年6月4日安値110円から7月4日にかけ136円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月15日にかけ233円へ2.1倍高した後、調整。6月7日安値180円から切り返し。7月19日にかけ225円へ上昇した後、三角保ち合い形成。9月2日安値200円から切り返し。9月3日から再上昇。 

 8515アイフルは、昨年11月14日に全体相場の転換点<中>を迎え、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして寄付き253円より買いと予想。1億5353万株の大商いを伴って急伸。一気に年初来高値を更新し15日に337円へ一段高。市場の度肝を抜いて以来、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年5月13日にかけ1658円へ一段高。新値追いが続き、昨年11月買い推奨値から6.5倍高を演じた後、調整。6月27日安値730円から切り返し。7月8日にかけ1185円へ上昇した後、三角保ち合い形成。8月30日安値808円から切り返し。9月2日にS高を交え5日にかけ1025円へ上昇した後、6日にかけ942円へ反落。 

日経225先物オプション9月物・10月物コール 

(1)転換点<中>9月4日が数日ずれ、プットの利食い売り失敗も、コール買い間に合う 

 日経225先物が1万4480円でほぼ高値引けとなった8月2日の14時半頃より「日経225先物オプション9月物プットが打診買いと予想する。13500プット中心に。投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と指摘。8月3日付レポートで「8月6日と8月9日に転換点<中>を迎え、7日から8日に開催される日銀金融政策決定会合で余程の好材料が出ない限り、6日前後から日経225先物が再び下げに転じると予想され、6日前後にかけ上昇となった場合は、日経225先物オプション9月物プットが買いと予想する。13500プット中心に。投資資金0になってもいい資金の範囲内で。6日前後にかけ下落した場合は見送り、転換点<中>8月9日に前後にかけての動きを見極め」と指摘。 

 6月7日の「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」、7月19日の戻り高値、24日以降の急落、30日からの反発に続き、又してもドンピシャのタイミングで日経225先物が8月2日夜間取引高値1万4520円から8日夜間取引にかけ1万3390円へ下落するに伴い9月物プットが急伸。 

 9月物13750プットが、8月2日夜間取引安値220ポイント、6日夜間取引安値215ポイントから8日夜間取引にかけ660ポイントへ3倍高。 

 9月物13500プットが、8月2日夜間取引安値、6日夜間取引安値155ポイントから8日夜間取引にかけ520ポイントへ3.3倍高。 

 9月物13250プットが、8月2日夜間取引安値120ポイント、6日夜間取引安値110ポイントから8日夜間取引にかけ400ポイントへ急伸。2日安値から3.3倍高。6日安値から3.6倍高。 

 9月物13000プットが、8月2日夜間取引安値85ポイント、6日夜間取引安値80ポイントから8日夜間取引にかけ310ポイントへ急伸。2日安値から3.6倍高。6日安値から3.8倍高。 

 9月物12750プットが、8月2日夜間取引安値60ポイント、6日夜間取引安値55ポイントから8日夜間取引にかけ230ポイントへ急伸。2日安値から3.8倍高。6日安値から4.1倍高。 

 8月10日付レポートで『転換点<中>8月9日を経て、短期的にいったん反発する可能性もあるが、引き続き「7月19日を戻り高値とした下落は、9月初めまで続く事になる」との予想に変更なく、反発したとしても、数日間に止まり、再度下落へ向かうと予想され、9月物プットはホールド』と指摘。日経225先物が14日にかけ1万4060円へ反発するに伴い急反落したが、16日にかけ1万3520円へ反落するに伴い再上昇。 

 8月17日付レポートで「日経225先物が一段安に向かうと予想され、転換点<中>8月25日前後にかけ1万3000円を割れる様な急落に見舞われた場合は、9月物プットを利食い売り」と予想。日経225先物が22日にかけ1万3220円へ一段安後、23日に1万3770円へ急反発したが、8月25日付レポートで「転換点<中>8月25日を迎え、日経225先物が再度下落に向かい、9月物プットも再上昇に向かう」と予想。 

 日経225先物が28日にかけ1万3190円へ一段安となるに伴い、9月物プットも再上昇。 

 9月物13750プットが、8月14日安値300ポイントから22日、28日にかけ675ポイントへ再上昇。9月物13500プットが、8月14日安値210ポイントから21日にかけ520ポイントへ、28日にかけ500ポイントへ再上昇。9月物13250プットが、8月14日安値150ポイントから22日にかけ380ポイントへ、28日にかけ360ポイントへ再上昇。9月物13000プットが、8月14日安値105ポイントから21日にかけ280ポイントへ、28日にかけ250ポイントへ再上昇。9月物12750プットが、8月14日安値70ポイントから22日にかけ195ポイントへ、28日にかけ170ポイントへ再上昇。 

 8月31日付レポートで「9月4日に転換点<中>を迎え、日経225先物が9月4日前後から上昇に転じると予想され、9月4日前後に9月物プットを全て利食い売りすると同時に9月物コールと10月物コールを買いと予想する。投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と指摘。シリアへの軍事介入延期により、日経225先物が9月2日より上昇開始。転換点<中>9月4日が数日ずれ、プット利食い売りのタイミングは下手を打ったと言わざるを得ないが、コールの買いは何とか間に合った格好。 

 9月物14000コールが、8月30日夜間取引安値50ポイント、9月2日朝方安値70ポイント、3日朝方安値160ポイントから5日にかけ355ポイントへ急伸。 

 9月物14250コールが、8月30日夜間取引安値22ポイント、9月2日朝方安値32ポイント、3日朝方安値90ポイントから5日にかけ215ポイントへ急伸。 

 9月物14500コールが、8月30日夜間取引安値11ポイント、9月2日朝方安値15ポイント、3日朝方安値43ポイントから5日にかけ120ポイントへ急伸。 

 9月物14750コールが、8月30日夜間取引安値5ポイント、9月2日朝方安値7ポイント、3日朝方安値21ポイントから5日にかけ65ポイントへ急伸。 

 9月物15000コールが、9月2日朝方安値3ポイント、3日朝方安値10ポイントから5日にかけ32ポイントへ急伸。 

 10月物14500コールが、8月30日夜間取引安値85ポイント、9月2日朝方安値100ポイント、3日朝方安値175ポイントから5日にかけ315ポイントへ急伸。 

 10月物14750コールが、8月30日夜間取引安値55ポイント、9月2日朝方安値70ポイント、3日朝方安値120ポイントから5日にかけ235ポイントへ急伸。 

 10月物15000コールが、8月30日夜間取引安値37ポイント、9月2日朝方安値45ポイント、3日朝方安値80ポイントから5日にかけ170ポイントへ急伸。 

(2)2020年東京オリンピック開催決定を好感し日経225先物と共に急騰すると予想する 

 今週は、2020年東京オリンピック開催決定を好感し、日経225先物と共に9月物コール、10月物コールも急騰すると予想する。オプションの買いは、SQにかけ時間価値の減少もあり予想が外れると投資資金0のハイリスクを追うが、先物や空売りと違って最初から最大損金が確定していると共に、急騰・急落場面で100倍高を超える大化けが出る可能性がある。 

 2003年5月からの急反騰の時に7月物で575倍高コール(1万円が575万円、10万円が5750万円、100万円が5億7500円)が、2008年10月のリーマンショックの時に1000倍プット(1万円が1000万円、10万円が1億円、100万円が10億円)が、2011年3月の東北大震災の時には1300倍プット(1万円が1300万円、10万円が1億3000円、100万円が13億円)が飛び出した事は記憶に新しい。 

 実際、野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した昨年11月14日の夜間取引寄り付きより12月物コールを買い推奨して以来、日経225先物が今年2月6日にかけ1万1510円へ急騰する過程で12月物コールに続き1月物コール、2月物コールでも大勝利を収めた。   

 昨年11月14日の夜間取引寄り付きより買い推奨した12月物コールで最高45.8倍高を叩き出した後、12月5日に買い推奨した1月物コールも、日経225先物が年明け1月4日夜間取引にかけ1万810円へ急伸するに伴い大化け。 

 10000コールが、12月5日朝方安値24ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ800ポイントへ33.3倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値3ポイントからだと266倍高へ大化け。 

 10250コールが、12月5日朝方安値10ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ565ポイントへ56.5倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値2ポイントからだと282倍高へ大化け。 

 10500コールが、12月5日朝方安値4ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ335ポイントへ83.7倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値1ポイントからだと335倍高へ大化けとなった。 

日経225先物・金融・不動産・建設・大型株 

(1)シリアへの米軍事介入延期により転換点<中>9月4日が数日ずれたが、9月8日朝方に決定した2020年東京オリンピック開催を好感し、急騰すると予想する 

 2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた後、かねてより「日本株の本当の大底・歴史的買い場になる」と予測してきた2012年春を迎え、昨年5月19日付レポートより「NYが一段安となった場合は、日経225先物を始め銀行株や大型株に2003年春の時の様な全面買い指示を出す可能性も」と指摘。 

 6月9日付レポートで「5月23日~6月8日まで弊社が営業休止だったことから投資助言できなかったが、6月6日に転換点を迎え、満月の4日にTOPIXがバブル崩壊以降の安値を更新。日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当するため、第1段目の全面買い・歴史的買い場になったと言えよう」と指摘。6月16日付レポートで「6月20日~7月2日に転換点を迎え、ギリシャ再選挙の結果で急落した場合も主要国中央銀行が協調的な流動性供給策を打ち出し底打ち反転が鮮明化すると予想され、日経225先物始め銀行株、不動産株を中心に大型株の第2段目の全面買い・歴史的買い場になると予想する。今回の日本株全面買い・歴史的買い場ではまず不動産株が目玉となろう」と指摘。 

 11月10日付レポートで「転換点<中>11月14日前後から反発に転じると予想するが、数日間に止まり、衆院解散の日程が決まるまで再度売り直される可能性があろう」と指摘した通り11月13日安値8620円から切り返し。野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した11月14日の夜間取引寄り付きより日経225先物オプション12月物コールを買い推奨。15日に安倍自民党総裁の「インフレターゲット、無制限金融緩和、デフレ脱却、マイナス金利」発言を好感し日経225先物が急伸。 

 弊社も、11月15日に「かねてよりお伝えしてきた2012年歴史的買い場。大相場の開始」と予想。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、弊社代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言した。11月17日付レポートより「ドル/円が節目の84円台突破から100円台に向かえば、まずは2013年中盤にかけ1段上げで1万2000円台。2015年中盤にかけ2段上げで1万5千~7千円。3段上げで2016年中盤にかけ2万円を目指す想定」と言及して以来、年明けも、アベノミクスによる上昇第1ラウンド終了となった転換点<大>2月7日前後や、アベノミクスによる上昇第2ラウンド開始となった転換点<大>3月7日前後など、値幅には誤差が生じたが、日柄をピタピタと的中。 

 5月18日付レポートで「5月22日に転換点<中>を迎え、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた後、5月22日前後を高値にいったん調整に転じると予想する。5月12日付レポートでも指摘したが、予想通り転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた場合は、今年2013年の高値を付ける日柄と予想してきた6月前後の時間帯に入ってくるため、今年の天井圏となってくる可能性も」と指摘した通り、22日夜間取引にかけ1万6000円へ一段高。新値追いが続いた後、24日にかけ1万3970円へ急反落。2日間で2000円幅を超える正に今年の天井を付けたような劇的な暴落に見舞われ、転換点<中>5月22日が又してもピッタリ的中。改めて「神はサイコロを振らない」と言わせて頂いた。 
  
 5月25日付レポートで「転換点<小>5月28日前後から短期的にいったんリバウンドに向かうと予想するが、余程の好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後は再度売り直され、転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続く事になろう。転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続いた場合は、6月14日前後から再上昇に向かうと予想する。万が一、転換点<中>6月14日前後にかけ上昇が続いた場合は、ダブルトップとなろう」と指摘。27日夜間取引安値1万3680円から28日夜間取引にかけ1万4660円へ急反発した後、31日夜間取引にかけ1万3420円へ一段安。 

 6月2日付レポートで「転換点<小>6月3日前後から短期的にいったん反発する場面もあろうが、6月14日の閣議決定を前に5日に発表される予定の成長戦略第3弾などで余程の好材料が飛び出さない限り、再度売り直され、転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続くと予想する。転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続いた場合は、6月10日前後を底値に再上昇に向かうと予想する。値幅的には当てにならないが、日経225で昨年6月4日安値8238円から今年5月23日高値1万5942円の上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1万2999円。TOPIXで昨年6月4日安値692ポイントから今年5月23日高値1289ポイントの上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1060ポイント。転換点<中>6月10日前後にかけ上記価格まで下げた場合は、日経225先物を始め、不動産株、金融株、大型株など全体に、「回天の買い」指示を出す可能性も」と指摘。日経225先物が6日夜間取引で1万2290円へ一段安。 

 6月7日寄付き前より「6月10日に転換点<中>を迎え本日7日より11日にかけ『回天の買い』と予想する。日経225先物、日経225先物オプションコールを始め、バイオ関連株、IT関連株、銀行・証券・金融株、不動産株、円安メリット株などが、本日7日より11日にかけ全面買いと予想する」と発令した通り、1万2530円を安値に切り返し。1万3110円を回復した後、夜間取引で米5月雇用統計発表を受け乱高下。一時1万2500円へ売り直される場面もあったが、1万3300円へ一段高。「回天の買い」がズバリ的中。 

 6月8日付レポートで「6月10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合が焦点。日銀金融政策決定会合が失望売りとなった場合、7日安値更新から6日夜間取引で付けた安値1万2290円を試す展開に向かう可能性も否定できないが、その時は転換点<中>6月14日前後が再度買い場となる可能性が出てこよう。7日昼過ぎに明らかとなったジョージ・ソロス氏の円売り・日本株買い再開も心強い」と指摘。 

 10日夜間取引にかけ1万3730円へ一段高した後、日銀金融政策決定会合が失望売りとなったが、1万2400円へ一段安となった13日の午前11時過ぎより「6月14日に転換点<中>を迎え、本日13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールの買い」と予想した通り、ドンピシャのタイミングで切り返し。 

 6月15日付レポートで『転換点<中>6月14日を経て、底打ち反転鮮明化に向かうと予想する。TOPIXは7日安値1033ポイントを死守。日経225先物も6日夜間取引で付けた安値1万2290円にまだ余裕あり。17日~18日にG8が、18日~19日にFOMCが開催。万が一、18日~19日に開催されるFOMCの結果を受け、TOPIXが7日安値1033ポイントを割り込み、「回天の買い」が破られるような事態に陥った場合は、転換点<小>6月24日前後、あるいは転換点<中>6月26日前後にかけ、Z旗(この戦いに敗れれば後がない)を掲げ、「決戦の買い」を発令する事になろう』と指摘。 

 「量的緩和縮小を今年後半から開始し、来年半ばに終了させる可能性がある」とのバーナンキFRB議長声明を嫌気しNY市場が急落。21日寄付き前より、6月15日付レポートで万が一「回天の買い」が破られる事態に陥った場合に予告しておいたZ旗を掲げた「決戦の買い」の準備を宣告したが、中国の利下げと、23日に東京都議会選投開票を迎えた甘利大臣を始めとする政府のリップサービスを受け、朝方安値1万2680円から切り返し急。劇的な急反発により、Z旗の買いを使わずに済んだ。6月21日夜間取引で1万3450円へ一段高。この間、TOPIXは「回天の買い」を発令した7日安値1033ポイントを死守。 

 6月22日付レポートで『6月26日に転換点<中>を迎え、6月26日前後にかけ上昇が続いた場合は、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」を発令した7日を底とした上昇が7月末にかけ続くと予想する。万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場となろう』と指摘。26日にかけ再度下げてきたので、後場から「Z旗の買い」準備を宣告し、予告通り26日大引け間際に日経225先物オプション8月物コールを買い推奨。26日終値1万2780円を安値にドンピシャのタイミングで上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ一段高。正に神がかり的な買い指示となった。 

 6月29日付レポートで『戻り高値更新が続くと予想する。引き続き、海外要因に振り回される事もあろうが、「回天の買い」を発令した6月7日を底とした上昇が、7月末にかけ続く事になろう』と指摘した通り、7月5日夜間取引にかけ1万4450円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月7日付レポートで『イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続く』と予想した通り、7月12日にかけ1万4590円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月14日付レポートで「週末7月18日と週明け7月22日に転換点<中>を迎え、7月18日・22日前後にかけ上昇が続いた後、7月18日・22日前後を戻り高値に再び下落に転じる」と予想した通り、18日夜間取引にかけ1万4990円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、19日に一時1万4410円へ急反落。 

 7月20日付レポートで「7月22日と7月24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていく」と予想した通り、24日から3日連続安。26日夜間取引にかけ1万3850円へ急落。 

 7月28日付レポートで「7月30日に転換点<小>を迎え、30日前後からいったん反発に転じると予想する。ただ、反発が数日間続いた後は、再度下落へ向かう事になろう」と指摘した通り、29日夜間取引安値1万3510円から切り返し。8月2日夜間取引にかけ1万4520円へ反発。 

 8月2日の14時30分頃より日経225先物オプション9月物プットを打診買い推奨した後、8月3日付レポートで「8月6日と8月9日に転換点<中>を迎え、7日から8日に開催される日銀金融政策決定会合で余程の好材料が出ない限り、6日前後から再び下げに転じる」と予想した通り8日夜間取引にかけ1万3390円へ。 

 8月10日付レポートで『転換点<中>8月9日を経て、短期的にいったん反発する可能性もあるが、引き続き「7月19日を戻り高値とした下落は、9月初めまで続く事になる」との予想に変更なく、反発したとしても、数日間に止まり、再度下落へ向かう』と予想。安倍首相が法人税減税検討を指示したとの一部報道を好感し、8日夜間取引安値1万3390円から14日にかけ1万4060円へ反発した後、菅官房長官が「そんな事実はない」と否定した事を嫌気し、16日にかけ1万3520円へ下落。 

 8月17日付レポートで「一段安に向かうと予想する。転換点<中>8月25日前後にかけ1万3000円を割れる様な急落に見舞われた場合は、9月初めと2段構えのダブル底となる可能性が出て来よう」と指摘。22日にかけ1万3220円へ下落。12日安値を割り込んだ後、円安を好感し23日は1万3770円へ急反発。 

 8月25日付レポートで「転換点<中>8月25日を迎え、再度下落に向かう」と予想した通り28日にかけ1万3190円へ一段安。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も。7月19日を戻り高値とした下落が終了。10月初めにかけ上昇が続く事になろう』と指摘。シリアへの軍事介入が米議会再開の9月9日以降に延び、8月28日を安値に9月3日より上放れ。5日にかけ1万4170円へ上昇した後、6日は2020年オリンピック開催招致レースでマドリード優勢と伝えられた事を嫌気し反落。6日夜間取引で米8月雇用統計発表後、1万3690円まで売られたが、8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。 

(2)2020年東京オリンピック決定により7月19日に付けた戻り高値1万4990円を更新してきた場合は、「11月にかけ三角保ち合い形成」との中期予想を変更する可能性が 

 今週は、2020年東京オリンピック開催決定を好感し急騰すると予想する。 

 6月8日付レポートで「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」と指摘して以来、この中期予想に変更なしとお伝えしてきたが、2020年東京オリンピック開催決定により、7月19日に付けた戻り高値1万4990円を更新してきた場合は、「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは11月前後から始まる」との予想も変更する可能性が。 

 2013年相場予測、中長期予測については、冒頭の1ページ、2ページを参照。 

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