1.今週の東京株式市場 

(1)予想通り戻り高値更新続く。6月7日「回天の買い」不滅。転換点<小>7/9前後から一旦反落する場面もあろうが、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ上昇が続くと予想 

 東京株式市場は、6月29日付レポートで「戻り高値更新が続く」と予想した通り、日経225が7月5日を1万4309円で高値引け。戻り高値更新が続いた。 

 この間、TOPIXと日経225先物は、「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令した6月7日安値を死守。6月15日付レポートより「転換点<中>6月14日を経て、底打ち反転鮮明化に向かう」と予想。21日朝方と26日後場に、万が一「回天の買い」が破られた場合に予告しておいた「Z旗(この戦いに敗れれば後がない)の買い」準備を宣告したが、「回天の買い」は破れず。 

 6月21日付レポートで「万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場になろう」と予告し、26日大引け間際に日経225先物オプション8月物コールを買い推奨した通り、ドンピシャのタイミングで再上昇。今回も、神はサイコロを振らなかった。7月5日のNY市場も、6月雇用統計を好感し上昇。シカゴ日経平均先物が1万4420円で終了。ドル/円も101.22円。 

 今週は、イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続くと予想する。10日にバーナンキFRB議長が講演。10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合で、黒田日銀総裁がバズーカ第2弾を打てば、意外高の可能性も出てくるが、何かしたとしても、マシンガン程度か・・・ 

 6月8日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」も変更なし。ただし、5月22日にかけ上げ幅が普通だったNY市場は、いずれ6月24日安値を更新し、11月が底になると予想する。 

 昨年11月17日レポートよりお伝えしてきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートよりお伝えしてきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後安値から年末にかけ切り返し」も変更なし。中長期的には引き続き昨年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、昨年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になったとの予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、03年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

 2016年にかけての上昇幅については、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落」を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい。 

 かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題として残る。 

 過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

 【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
 2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】  「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

2.今週の注目銘柄 

JQ4573 アールテック・ウエノ (7月5日終値2385円) 

(1)厚生労働省による臨床研究計画了承のiPS細胞網膜関連銘柄。7月3日より改めて買い推奨。バイオバブル・ハルマゲドン第3R大本命として大化けに向かうと予想する 

 1月5日付レポートより「バイオ関連の大化け候補株。緑内障または高眼圧症治療薬のレスキュラ点眼液が米国で追加新薬申請承認。今年3月までに米国で販売開始予定」と指摘。2月2日付レポートで「バイオ関連として大化けコースを歩んでいる」と予想。4月21日付レポートで「19日にJPモルガン・アセットMの大量保有が明らかに」と指摘。5月2日にかけ3435円(分割修正値)へ急騰。掲載値から5.5倍高を演じた後、調整から急落。 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値1450円から切り返し。6月8日付レポートより「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第2ラウンド本格化に伴い再上昇本格化に向かう」と予想。19日にかけ1795円を回復したが、4587ペプチドリームショックに一段安。一時S安を交え「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値1134円から切り返し。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化により一斉高に向かう」と予想。7月3日の2065円S高寸前より改めて「買い」と予想。4日に2549円へ一段高。 

 6月27日前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言するきっかけとなった厚生労働省による臨床研究計画了承のiPS細胞網膜関連銘柄。本格化してきたバイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド大本命として、新値突破から大化けに向かうと予想する。 

(2)4576デ・ウエスタン・セラピテクスが、急反騰。S高連発で底値から早くも3倍高! 

 3月29日に発表した新規緑内障治療剤「H-1129」の日本を対象とする独占的開発権・販売権をわかもと製薬に対し付与するライセンス契約の締結と赤字幅縮小を好感し、5月8日にかけ3755円へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年6月4日安値93円から40倍高を演じた後、急反落。 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値1083円から切り返し。6月8日付レポートより「三重大学発の創薬ベンチャー。4月10日にRhoキナーゼ阻害剤である緑内障治療剤「K-115」につき、ライセンスアウト先の興和より、国内第Ⅲ相臨床試験を全て終了。試験結果の詳細な解析中である旨の連絡を受けたと発表。バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第2ラウンド本格化に伴い再上昇本格化に向かう」と予想。11日にかけ1449円を回復したが、4587ペプチドリームショックに一段安。予想に反しS安を交え「回天の買い」6月7日安値を大きく下回ったが、27日安値538円から切り返し。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化により一斉高に向かう」と予想。S高連発で7月4日にかけ1651円へ急反騰。早くも3倍高。 

東証1部2395 新日本科学  

                (7月5日終値1907円) 

(1)iPS細胞網膜関連として買い予想した6/27安値から切り返し。6/29レポートでも買いと予想した通り引け後に日本網膜研究所との業務提携発表した7/3にS高交え急伸 

 2月13日に発表した京都大学iPS細胞研究所との共同研究を好感し、S高交え18日にかけ492円へ急伸した後、一服にあったが、20日に「免疫生物研究所、メディシノバ、タカラバイオと共にバイオ関連軒並み高」と指摘。2月24日付レポートで「一段高へ向かおう」と予想した通り27日朝方に5日連続S高となる1042円へ急騰した後、急反落したが、795円を安値に切り返し。3月1日の985円どころで「買い」と予想した通り、1008円S高買い気配で大引け。3月2日付レポートで「京都大学iPS細胞研究所との共同研究を機に一気にスターダムへ伸し上がったバイオ関連本命格として新値追い再開に向かう」と予想した通り、S高連発で3月7日にかけ2508円へ急騰。2月13日安値316円から7.9倍高。3月1日買い推奨値985円からでも僅か5営業日で2.5倍高を演じた後、急反落。1236円を安値に切り返してきた3月19日の1330円どころから「再度買い場」と予想。21日に発表した長崎大学との新規活性ペプチドの脳梗塞治療薬開発に向けた共同研究契約締結を好感し、S高交え22日にかけ1910円へ急反発した後、売り直されたが、3月23日付レポートで「ナノキャリアやメディネットが2月13日寄付き決戦の買いから再上昇に転じ新値更新を果たした時と同様、再上昇本格化から新値更新に向かうと見越し、買い増し」と予想。28日にも「買い」と予想して以来、『折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には「バイオ祭りは終わらない」のiPS細胞臨床関連大本命として大化けコースを歩んでいる』と予想してきた通り、4月25日にかけ2540円へ一段高。新値更新後、再び調整。 

(2)バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本命格として新値トライに向かうと予想する 

 5月25日付レポートで「目先は22日に発表した下限行使価額1320円の行使価額修正条項付き新株予約権の発行及び行使指定条項付き第三者割当契約が足枷となる可能性もあるが、メディネット、タカラバイオと同様、リプロセルとペプチドリーム両社に関連するバイオバブル・ハルマゲドン本命格として、再上昇から新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想。29日に1830円へ上昇した後、全体相場の一段安に足を引っ張られ、もみあい下放れ。6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値1140円から切り返し。業務提携先の4583カイオム・バイオの完全ヒトADLibシステムプロトタイプ完成を好感し11日にS高となる1621円へ急反発。 

 4587ペプチドリームショックに再度売り直されたが、「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiPS細胞網膜関連として買いと予想した27日安値1170円から切り返し。6月29日付レポートでも「厚生労働省がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承した事で注目浴びる日本網膜研究所の株主。下方修正付き新株予約権の行使が始まるのも時間の問題と見越し再度買い」と予想した通り、引け後に日本網膜研究所と業務提携契約を締結しiPS細胞を用いた加齢黄斑変性治療法の確立を支援すると発表した7月3日にS高を交え4日にかけ2039円へ急伸。5日を1907円で戻りの引け新値。バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本命格として新値トライに向かうと予想する。 

JQ2191 テラ  

                (7月5日終値2980円) 

(1)厚労省がiPS細胞を使った世界初の臨床研究計画を承認した事で注目浴びる日本網膜研究所の株主。バイオバブル・ハルマゲドン第3R本命格として一段高に向かうと予想 

 昨年6月13日寄付き305円より買い推奨。6月16日付レポートで「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。旭化成へ第三者割当増資実施。大底圏。2009年3月から7月にかけ8.4倍高を演じたことは記憶に新しく今回も急騰再演・大化けに向かう可能性秘める」と指摘して以来、「折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として新値追いが続こう」と予想。今年5月8日にかけ4970円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、買い推奨値から16.2倍高を演じた後、調整から急落。 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値1999円から切り返し。18日にかけ2640円を回復。4587ペプチドリームショックに一段安。S安交え「回天の買い」6月7日安値を割ったが、「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiPS細胞網膜関連として買いと予想した27日安値1500円から切り返し。2045円を回復。 

 6月29日付レポートでも「厚生労働省がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承した事で注目浴びる日本網膜研究所の株主。18日に払込みが完了した下方修正付き新株予約権(下限行使価額2320円)の行使が始まるのも時間の問題と見越し、再度買い」と予想した通り、7月4日にかけ3090円へ4連騰。5日を2980円で戻りの引け新値。2395新日本科学と共にバイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本命格として一段高に向かうと予想する。 

(2)iPS細胞網膜関連を中心に軒並み高。バイオバブル・ハルマゲドン第3Rが本格化! 

 7776セルシードが、7月4日にかけ2977円へ一段高。前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiPS細胞網膜関連として買いと予想した27日にS高交え急反騰。 

 7774ジャパン・ティッシュが、7月4日にかけ51万4000円へ一段高。前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiiPS細胞網膜関連として買い」と予想した6月27日に一時S高を交え急反騰。 

 4974タカラバイオが、7月3日にかけ2776円へ一段高。前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiPS細胞網膜関連として買いと予想した6月27日安値1857円から切り返し。 

 6月29日付レポートでバイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンドが本格化により一斉高に向かうと予想した4583カイオム・バイオ、4571ナノキャリア、77773Dマトリックス、4563アンジェスMG、4564オンコセラピー、4585UMNファーマ、2931ユーグレナ、4584ジーンテクノサイエンス、4586メドレックス、4570免疫生物研究所、4575キャンバスなども、軒並み高。 

JQ4978 リプロセル  

               (7月5日終値1万5730円) 

(1)予想に反し伸び悩みから5日にかけ3日続落。8日辺りから再上昇に転じるか見極め 

 6月26日に新規公開。公募価格3200円。ヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と臓器移植等に係わる臨床検査事業。iPS細胞を増殖するために使う培養液で国内トップシェア。2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画。 

 5月25日付レポートより「仮条件決定日6月10日。ブックビルディング期間6月11日~17日。公開価格決定日6月18日。申込期間6月19日~21日。上場日6月26日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。 

 6月22日付レポートで「買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置は確定と言え、現金預託措置でも数日は寄らない可能性が。何日目に初値がいくらで付くか、蓋を開けてみないと分からないが、まずは初値買いと予想する。バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)の大本命として大化けに向かう」と予想した通り、買い殺到により初日26日は初値付かず。現金預託措置となった27日も初値付かず。 

 現金預託措置2日目の28日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想。公募価格に対し5.5倍高となる1万7800円で生まれ、いったん1万4040円へ下落した後、大引けにかけ切り返し急。長い下ヒゲを形成し、1万8300円で高値引け。 

(2)調整が長引く可能性も出てきたと言わざるを得ないが、いずれ株式分割を発表し、再上昇から青天相場入りに向かうのは時間の問題と予想する 

 6月29日付レポートで『リプロセル上場に合わせ6月26日に、厚生労働省の審査委員会がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承したと発表。27日前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、iPS細胞網膜関連として7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシード、2395新日本科学、2191テラ、4974タカラバイオなどを買いと予想。JPモルガン・アセット・マネジメントが24日に新規設定すると発表した「JPMグローバル医療関連株式ファンド」は、当初募集期間が7月8日~25日。設定日7月26日。償還日平成35年7月25日。当初設定額1000億円(上限)。7月1日より晴れて現金預託措置解除。バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド大本命として大化けに向かう』と予想したが、7月1日高値1万8610円と3日高値1万8600円をダブルトップに伸び悩み。4日引け後に、共同プロジェクト「バイオ人工尿細管デバイスの開発」に対する国際戦略総合特区の特区推進調整費補助金の採択を発表したが、予想に反し5日にかけ1万5650円へ3日続落。 

 最も多い出来高となった7月3日から4日目となる8日辺りから再上昇に転じるか見極めたい。調整が長引く可能性も出てきたと言わざるを得ないが、いずれ株式分割を発表し、再上昇本格化から青天相場入りに向かうのは時間の問題と予想する。 

東証M2370 メディネット  

                 (7月5日終値6万円) 

(1)「不撓不屈の買い」予想通り上昇に転じるも、リプロセル3日続落に週末にかけ続落に 

 昨年11月15日の1万9360円どころから「買い」と予想すると共にS高。16日に2万4000円へ急伸。11月17日付レポートで「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。がん免疫細胞療法で支援サービスを医療機関に提供。2011年9月期より赤字転落ながら、4571ナノキャリアの親会社にして子会社がiPS細胞にも関連。7日にHSP105抗原ペプチドに係る特許が日本で成立したと発表。9日にナノキャリアと共同研究を進めるがん免疫細胞療法の成果を報告。12日にNK細胞療法技術の提供開始を発表。2008年9月30日安値4240円から2010年4月23日にかけ4万8350円へ11.4倍高を演じたかつてのバイオ関連大本命株。12月10日に山中京大教授のノーベル賞授賞式を控えバイオ関連本命格として急騰再演へ」と予想したが、15日から始まった全体相場急反騰による大型株買いにエネルギー吸い取られ調整。 

 年明けより再上昇本格化。今年1月16日にかけ3万5500円へ急騰した後、反落したが、17日安値2万6100円から切り返し。JPモルガンの大量保有が明らかとなり買い気配で始まった1月22日朝方より「追撃買い」と予想した通り25日にかけ3万4800円へ。1月26日付レポートで「全体動向や短期指標過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの大穴株バイオ・ゲノムのiPS細胞関連として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。29日に2日連続S高となる4万6300円へ急騰した後、急反落。2月9日付レポートで「1月21日付の5%ルールでJPモルガン・アセット・マネジメントが6万5591株(8.95%)を大量保有。2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画のリプロセル、免疫細胞療法による癌再発防止を手掛け東工大とiPS細胞の凍結保存液を開発したリンフォテックなどの株主。再上昇へ向かうと予想する。バイオ祭り第2ラウンド開始のゴングが鳴るか、決戦は13日」と指摘。 

 売り気配で始まった2月13日寄付き2万5000円より「買い」と予想した通り14日にかけ3万2200円へ反発。2・13決戦に勝利。15日中盤に2万5230円へ売り直される場面もあったが、「本日から18日にかけてダブル底に再上昇が本格化する」と予想。2月16日付レポートで「バイオ祭り第2ラウンド本格化に伴い再上昇へ」と予想した通り3月4日にかけ4万7350円へ一段高。予想通り新値更新を果たした後、ナノキャリアの増し担保規制を嫌気して売られたが、12日安値3万5450円から切り返し。18日より増し担保規制解除、22日の5%ルールでJPモルガンが買い増しのナノキャリアが期待外れの値動きとなり、三角保ち合い形成。 

 3月30日付レポートで『JPモルガンAMが上限1000億円を倍の2000億円に引き上げて4月から販売を再開する日本株投資信託「JPMザ・ジャパン」の組入比率(1月31日現在)第8位(2.5%)。「バイオ祭りは終わらない」の本命格として買い』と予想。4月2日安値3万4700円から10日にかけ4万2300円へ上昇した後、もみあいにあったが、4月13日付レポートで「三角保合い上放れは時間の問題」と予想した通り、2日連続S高交え25日にかけ6万3000円へ一段高。新値追いが続いた後、もみあい。 

 5月4日付レポートで「8日発表の中間決算を見極めつつ新値追い再開に向かう」と予想した通り、S高交え9日にかけ8万2800円へ一段高。新値追いが続き、昨年11月買い推奨値から4.2倍高した後、急反落。16日に一時S安となる5万6400円まで売られたが、突っ込みにはすかさず買いが入る展開。 

(2)目先リプロセル次第も、リプロセルと共に再上昇に向かうのは時間の問題と予想する 

 5月18日付レポートでも「6月11日に上場が決まった4587ペプチドリーム関連銘柄の側面も。リプロセルの上場決定も近いと囁かれ、再上昇から再度新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想。21日にかけ8万1900円へ再上昇。全体相場の暴落に再び急反落となったが、5月17日にリプロセル関連銘柄としてピックアップした8721VR証券投資がS高連発で急騰する中、リプロセルの上場決定が近いと見越し、23日より「6万円以下買い下がり」と予想。5万4300円へ一段安となった24日後場中盤に追証の投げと判断し、「買い」と予想した通り切り返し。6万2600円へ反発。27日も一段安となるようなら、「決戦の買い」を発動せねばならなかったが、待望された4978リプロセルの上場が決定。全体暴落の最中、神風吹く。 

 かねてより「民主党政権下で補助金や研究開発費を削られ辛酸を舐めてきたバイオ関連株が、山中京大教授のノーベル賞受賞に、アベノミクスが加わり一気に形勢逆転。アベノミクスの大穴株として破格の好パフォーマンスを叩き出しバイオバブルが形成されつつある事は周知の事実。バイオバブルが、1999年初めから2000年2月まで約1年間続いたITバブルの再演となる可能性を秘めている。その必要条件として、メディネットが株主のリプロセルやリンフォテックを始めバイオ関連企業のIPOラッシュ具体化が焦点に」と指摘してきた通り、6月11日上場決定の4587ペプチドリームに続き、4978リプロセルも6月26日に上場決定。 

 5月25日付レポートで「17日にリプロセル関連銘柄としてピックアップしたコスモ・バイオ、ニプロと共に3銘柄とも24日のPTSでS高買い気配。バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)のゴング鳴らす。メディネットは、リプロセルを10万株保有。ペプチド関連銘柄でもある事から、リプロセルとペプチドリーム両社に関連するバイオバブル・ハルマゲドンの大本命と目され、新値追い再開に向かう」と予想した後、27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言した通り、27日にS高を交え新値更新。6月3日にもS高交え4日に10万3900円へ急騰。新値追いが続き、買い推奨値から5.3倍高を演じた後、急反落。 

 6月6日朝方の7万5000円割れから再度買いと予想。全体相場の一段安に足を引っ張られ一時S安を繰り返す4日連続安となったが、7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日の5万3000円S安から切り返し。10日を6万4100円S高でバイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンド開始のゴング鳴らす。6月15日付レポートで「不撓不屈。11日に新規上場したペプチドリームが前評判通りの買い人気を博し、初日初値付かず。現金預託措置が取られた12日に7900円で生まれた後、13日に2日連続S高で1万3700円へ急騰。リプロセルの上場も26日に迫り、全体相場の動向を見極めつつ再上昇本格化に向かう」と予想した通り18日にかけ8万8300円へ再上昇。悪地合もあって反落したが、19日安値6万8700円から切り返し。21日にかけ7万8900円を回復。 

 6月22日付レポートで「26日にリプロセルが新規上場。買い殺到が予想され、新値更新から新値追い再開に向かう」と予想したが、25日引け後に4587ペプチドリームがファイザーとの共同研究開発解消を発表。これを嫌気し、26日朝方にリプロセルが買い殺到にもかかわらず、上がらなかった事から失望売りが殺到。予想に反しS安交え急落したが、リプロセルの初値が付いた28日朝方安値5万3000円から切り返し。「回天の買い」発令した6月7日安値を死守。6月29日付レポートで「リプロセル青天急騰を見越し、不撓不屈の買い」と予想。7月4日にかけ6万4500円へ上昇したが、リプロセルが3日続落となるに伴い、5日にかけ5万9200円へ続落。目先はリプロセルの動向次第と言わざるを得ない展開になってきたが、リプロセルと共に再上昇に転じるのは時間の問題と予想する。 

JQ3386 コスモ・バイオ  

                (7月5日終値4070円) 

(1)6/29レポートで「不撓不屈の買い」と予想した通り、7月1日朝方安値から上昇に転じる。信用規制解除を好感し4日に戻り高値更新も、リプロセル3日続落に5日は反落 

 昨年11月12日に4974タカラバイオと共に1230円(分割修正値)どころから「買い」と予想。昨年11月17日付レポートで「iPS細胞関連本命格として再上昇に向かう事を見越し、タカラバイオと共に買い場」と予想。今年1月5日付レポートで「iPS細胞関連として再上昇に向かうのは時間の問題と予想する。バイオ専門商社。山中京大教授がiPS細胞用培地として同社が取り扱う霊長類ES細胞用培地を使用。2012年12月期最終利益が前期比4.8%増の4億8000万円最高益更新予想。予想EPS8110円。四季報で2013年12月期最終利益が前期比同の4億8000万円予想。昨年12月末に1:100の株式分割権利落ち。1月4日終値1195円で予想PER14.7倍。バイオ関連の中では割安」と指摘。 

 今年2月2日付レポートで「2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画のバイオベンチャー・リプロセルの株主。昨年来高値更新再開に向かうのは時間の問題」と予想。5月9日にかけ3150円へ上昇。昨年11月買い推奨値から2.5倍高した後、悪地合に5月16日にかけ2060円へ急反落したが、17日に改めてリプロセル関連銘柄としてピックアップ。20日にかけ2749円へ反発した後、23日にかけ2100円へ売り直されたが、24日を2500円で高値引け。 

(2)目先リプロセル次第も、リプロセルと共に再上昇に向かうのは時間の問題と予想する 

 5月25日付レポートで「6月26日に上場が決まった4978リプロセルを15万株保有。17日にリプロセル関連銘柄としてピックアップしたメディネット、ニプロと共に24日のPTSでS高買い気配。同じくS高買い気配のプレシジョンSSもファンドを通して出資。これらと共に新値追い再開に向かう」と予想した後、27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言した通り、S高連発で新値追い再開。31日はさすが伸び悩みつつあったが、前場中盤に「リプロセルの売上げの半分以上を占めている」と指摘するに伴い6月4日にかけ4日連続S高となる7280円へ一段高。昨年11月買い推奨値から5.9倍高を演じた後、急反落。

 6月6日朝方の5500円割れから再度買いと予想。全体相場の一段安に足を引っ張られ、急落したが、7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り10日安値3560円から切り返し。6月15日付レポートで「リプロセルの上場が26日に迫り、全体相場の動向を見極めつつ再上昇本格化に向かう」と予想した通り、19日にかけ6570円へ再上昇。 

 6月22日付レポートで「26日にリプロセルが新規上場。買い殺到が予想され、上場来高値突破から青天再開に向かう」と予想したが、4587ペプチドリームショックを受け、26日朝方にリプロセルが買い殺到にもかかわらず、上がらなかった事から失望売りが殺到。2日連続S安交え急落。6月29日付レポートで「リプロセル青天急騰を見越し、不撓不屈の買い」と予想。7月1日朝方安値3450円から切り返し。信用規制解除を好感し4日にかけ4600円へ上昇するも、リプロセル3日続落に5日は反落。目先はリプロセルの動向次第と言わざるを得ない展開になってきたが、リプロセルと共に再上昇に転じるのは時間の問題と予想する。 

東証M2369 メディビックG  

                 (7月5日終値248円) 

(1)6月29日付レポートで「再度買い」と予想した通り7月1日にS高交え3日にかけ逆襲高。5日にかけ続落も、「バイオ大穴株として大化け可能性秘める」との予想に変更なし 

 5月1日にかけ3日連続S高で479円へ急騰した後、急反落により一時S安となった5月2日の360円どころから買いと予想。429円へ上昇。5月4日付レポートで「新薬開発や探索・基礎研究をしている企業や研究機関向けにバイオマーカーやファーマコゲノミクスの技術やノウハウを活用した製品・サービスを提供。赤字続きで継続の前提に重要事象あるも、3月末の株主総会で社長交代。4576デ・ウエスタンSが昨年6月4日安値93円から36.8倍高を演じる中、メディビックも昨年6月4日、5日安値46円からだと既に10倍高超えながら、買い人気が続くアベノミクスの成長戦略バイオ関連のニューフェイスとして大化けに向かう可能性秘める」と指摘した通り、8日にかけ604円へ一段高。新値追いが続いた後、バイオ関連急落を受け急反落。 

 5月16日に「313円は窓埋め。買いと予想する」と指摘したが、後場寄り直後に250円へ一段安。13時40分の277円どころより「買い」と予想。20日にかけ352円を回復した後、今度は全体相場の暴落に売り直されたが、23日より「買い」と予想。245円へ一段安となった24日後場中盤に追証の投げと判断し、「買い」と予想した通り273円へ反発。5月25日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)大穴株として、再上昇から新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想。27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言。31日にかけ373円へ上昇した後、全体相場の一段安に足を引っ張られ6日連続安に見舞われたが、6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日安値184円から切り返し。11日にかけ259円へ反発。 

 4587ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値142円から切り返し。171円を回復。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化を見越し、再度買い」と予想した通り、7月1日にS高を交え3日にかけ294円へ逆襲高。5日にかけ240円へ続落ながら、「バイオバブル・ハルマゲドン大穴株として大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なし。 

(2)プレシジョンSS、VR証券投資、ニプロは、売り直される。リプロセルの動向を見極め 

 6月29日付レポートでメディネット、コスモ・バイオと共に「再度買い」と予想したリプロセル関連は、 

 7707プレシジョン・システム・サイエンスが、6月27日安値23万6000円から7月1日にかけ28万9900円へ反発したが、4日にかけ23万8700円へ売り直される展開。 

 8721ベンチャー・リヴァイタライズ証券投資法人も、7月1日安値1万2010円から7月3日にかけ1万5200円へ反発したが、5日にかけ1万2360円へ売り直される展開。 

 8086ニプロも、6月27日安値1000円から7月2日にかけ1140円へ反発したが、4日にかけ1083円へ売り直される展開。 

 3銘柄とも、リプロセルが7月5日にかけ3日続落となるに伴い売り直される展開。まずは、4978リプロセルの動向を見極め。 

東証M2497 UNITED  

               (7月5日終値4145円S高) 

(1)着せ替えアプリ「CocoPPa」が海外で爆発ヒット。ダウンロードが1000万件突破。5月安値から早くも10倍高超え。IT関連大本命として大化けコースを歩んでいると予想 

 同社が開発したスマートフォンの着せ替えコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」が海外で爆発ヒット。全世界でダウンロード数が1000万件(約9割が海外利用者)を突破したと報じられ、S高連発で急騰。7月5日を4145円S高買い気配で大引け。新値追いが続き、5月23日安値390円から早くも10.6倍高を演じ、第2の3765ガンホーの様相を呈してきた。 

 IT関連大本命として、大化けコースを歩んでいると予想する。 

(2)アドバンストメディア、ユビキタス、コムチュアも、IT関連本命として再上昇に向かおう 

 3773アドバンスト・メディアが、7月4日にかけ14万900円へ上昇。5月28日の16万3000円どころから「買い」と予想すると共にS高。31日にかけ20万900円へ上昇。戻り高値更新が続いた後、もみあいから全体相場の一段安に足を引っ張られ急落。「回天の買い」6月10日安値割るも、6月22日付レポートで「再度買い場」と予想。27日安値7万8700円から切り返し。6月29日付レポートで「音声文字変換ソフト開発。5月10日に第三者割当により発行される第1回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第3回新株予約権の募集を発表。全額をウィズ・アジア・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合に割り当て。4571ナノキャリア、4584ジーンテクノサイエンスに続くウィズ・パートナーズ銘柄として再上昇に向かう」と予想。 

 3858ユビキタスは、7月1日に23万9000円を回復後、もみあい。6月21日の24万円どころから「買い」と予想。引け後に1:100の株式分割及び単元株制度の採用を発表。昨年12月11日に村田製作所との資本・業務提携を発表。今年5月13日にかけ39万4000円へ上昇した後、急反落。6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」で「IT関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値13万3200円から切り返し。19日にかけ24万9000円へ上昇。悪地合に売り直されるも、27日安値18万円から切り返し。組み込みソフトの開発・提供。任天堂DS向け中心にテレビ、デジカメなど家電向けへ展開。6月29日付レポートで「IT関連本命格として再上昇本格化に向かう」と予想。 

 3844コムチュアも、7月5日にかけ1617円へ上昇。昨年8月11日付レポートより「10日終値573円で今期予想PER7.0倍。割安。買い」と予想。今年3月1日の1803円どころより改めて「買い」と予想。5月13日にかけ2590円へ上昇。昨年8月買い推奨値から4倍高超えを演じた後、急反落。「回天の買い」を発令した6月7日安値1320円から11日にかけ1649円へ反発。悪地合に売り直されるも、27日安値1305円から切り返し。28日に1490円を回復。6月29日付レポートで「IT関連本命格として再上昇に向かう」と予想。 

JQ4347 ブロードメディア  

                 (7月5日終値370円) 

(1)世界初のクラウド型ゲーム。ゲーム関連本命格として再上昇本格化に向かうと予想 

 5月17日の285円どころより買いと予想すると共に328円S高買い気配。5月18日付レポートで『ソフトバンク系。放送、コンテンツ事業を展開。前期赤字転落ながら、クラウド型家庭用ゲーム好調により今期黒字転換予想。5月27日に新時代クラウドゲーム機「G-cluster」のメディア向け製品発表会を開催。3765ガンホーに続くゲーム関連として大化けに向かう』と予想した通り、21日にかけ3日連続S高で488円へ急騰。 

 336円へ急反落となった5月23日に「再度買い場」と予想した通り、2日連続S高を交え29日にかけ587円へ一段高。新値追いが続いた後、全体相場の一段安に足を引っ張られ急反落したが、6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」でIT関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日安値281円から切り返し。13日にかけ473円へ4連騰。 

 6月15日付レポートで「20日に世界初のG-clusterサービス開始を迎え。再上昇本格化に向かう」と予想。20日にかけ486円へ上昇。悪地合に売り直されるも、27日安値295円から切り返し。28日に349円を回復。6月29日付レポートで「再上昇に向かう」と予想。7月2日に383円を回復。ゲーム関連本命格として再上昇本格化に向かうと予想する。 

(2)3765ガンホーも、ゲーム関連大本命として再上昇本格化に向かうと予想する 

 3765ガンホーは、7月1日にかけ12万9000円を回復。 

 5月14日にかけ16万3300円(分割修正値)へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2008年10月に付けた上場来安値から216倍高。2012年5月安値から114倍高を演じた後、調整。 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」の中で「IT関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値8万7000円から切り返し。S高交え14日にかけ13万3900円へ上昇。悪地合に売り直されるも、27日安値8万7500円から切り返し。6月29日付レポートで「再上昇に向かう」と予想。IT関連のゲーム関連大本命として再上昇に向かうと予想する。上場来高値突破から青天再開に向かう可能性充分。 

(3)3668コロプラ、2138クルーズ、3667enishなども、再上昇に向かうと予想する 

 3668コロプラも、7月2日にかけ4925円を回復。 

 昨年12月17日の1032円(分割修正値)どころから「買い」と予想。12月22日付レポートで「13日に新規公開。モバイルを駆使した位置情報ゲーム。業績急拡大中」と解説。今年5月14日にかけ8380円へ上昇。昨年12月買い推奨値から8.1倍高を演じた後、急反落。6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」の中で「IT関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り、7日安値3440円から切り返し。S高交え14日にかけ5700円へ上昇。悪地合に売り直されるも、27日安値3050円から切り返し。6月29日付レポートで「2138クルーズ、3667enishと共にIT関連のゲーム関連本命格として再上昇に向かう」と予想。 

JQ3807 フィスコ  

                 (7月5日終値906円) 

【予想通りS高交え6連騰。ネット選挙関連銘柄。大化けコース歩んでいる予想変更なし】 

 昨年7月19日の363円(分割修正値)で買いと予想。390円へ上昇したが、急反落。7月20日寄付285円でも買いと予想した後も、「金融関連情報を提供。昨年9月にイー・旅ネット・ドット・コムを子会社化し、旅行事業に参入したのに続き、今年7月17日にモバイル通信機器の開発・販売のネットインデックス子会社化を発表。買収による異業種への新規参入に積極的。業態急変貌・企業変身計画が進行しており、中長期で大化けに向かう可能性を秘める」と指摘してきたが、11月8日にかけ216円へ急落した昨年の不発銘柄。 

 今年2月9日付レポートより「昨年11月13日に発表した業績の上方修正を好感し2日連続S高となる327円を回復。今年1月21日に子会社ネクスが業績の上方修正を発表。2月8日をS高の520円で大引け。逆襲のリベンジ相場となってきた。折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には業態急変貌・企業変身関連の本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。4月6日付レポートより「不動産、株式を含めたアベノミクスの投資情報関連本命格として大化けコースを歩んでいるとの予想に変更なし」と指摘してきた通り、5月1日にかけ1491円へ上昇。昨年7月買い推奨値から5倍高超えを演じた後、急反落。 

 「回天の買い」を発令した6月7日安値660円から切り返し。19日にかけ849円へ再上昇。悪地合に一段安。「回天の買い」6月7日安値割るも、27日安値550円から切り返し。28日に685円を回復。6月29日付レポートで「4月19日にインターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法改正に伴う新コンテンツの開発を発表。25日にブティック型のコンサルティングを提供するバーサタイルの子会社化を発表。5月2日に子会社のネクスが農業ICTを活用したきのこの栽培管理システムの研究開発を開始したと発表。7月21日に参院選投開票を控えるネット選挙関連銘柄の側面も加わり、再上昇に向かう」と予想した通り、S高を交え7月4日にかけ924円へ6連騰。引き続き、「全体相場動向や短期指標過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には不動産、株式を含めたアベノミクスの投資情報関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

JQ8836 RISE  

                 (7月5日終値126円) 

【外資系が株主に名を連ねる不動産。不動産関連穴株として大化け向かう可能性秘める】 

 5月7日の103円どころから買いと予想。9日にかけ149円へ6連騰で新値を更新した後、悪地合もあって急反落。「回天の買い」を発令した6月7日安値76円から切り返し。18日にかけ132円へ再上昇。 

 不動産業。旧ヒューネット。米国系投資運用会社のファンドを筆頭株主に、野村、ゴールドマン・サックス、モルガンスタンレー、JPモルガン系が株主に名を連ねる。6月26日付レポートで「引き続き、不動産関連大穴株として大化けに向かう可能性秘めるとの予想に変更なし」と指摘。7月4日にかけ128円を回復。 

東証1部8515 アイフル  

                (7月5日終値1047円) 

【参議院選挙後の貸し金業法緩和の可能性を睨み、再上昇本格化に向かうと予想する】 

 昨年11月14日に全体相場の転換点<中>を迎え、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして寄付き253円より買いと予想。1億5353万株の大商いを伴って急伸。一気に年初来高値を更新し15日に337円へ一段高。市場の度肝を抜いて以来、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年5月13日にかけ1658円へ一段高。新値追いが続き、昨年11月買い推奨値から6.5倍高を演じた後、調整。全体相場の暴落に、JPモルガン・アセットMが保有株比率を9.90%から2.67%へ減らしていたことが重なり、6月4日にかけ852円へ急落。 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」の中で銀行・証券・金融株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日寄付き直後安値862円から切り返し急。10日にかけ1043円へ急反発した後、売り直されたが、27日安値730円から切り返し。7月5日にかけ1084円へ上昇。参議院選挙後の貸し金業法緩和(金利・総量規制緩和)の可能性を睨み、再上昇本格化に向かうと予想する。引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

大証1部8589 アプラス  

                 (7月5日終値180円) 

(1)東証・大証統合に絡み買い需要発生が思惑呼ぶ大証1部単独上場銘柄。参議院選挙後の貸し金業法緩和の可能性も睨み、再上昇本格化に向かうと予想する 

 東証・大証統合に絡み買い需要発生が思惑呼ぶ大証1部単独上場銘柄。新生銀行グループのリテール中核企業。ローンビジネスを強化。2010年4月に事業持株会社化。 

 日本取引所グループが、傘下の大阪証券取引所の株式市場を7月16日に東京証券取引所に統合。大証1部単独上場銘柄に市場統合後のTOPIX算入に伴い、TOPIX連動型ファンドの買い需要が発生する需給好転思惑がある。参議院選挙後の貸し金業法緩和(金利・総量規制緩和)の可能性も睨み、再上昇本格化に向かうと予想する。 

(2)8125ワキタも、東証・大証統合に絡む大証1部単独上場銘柄としてマーク 

 8125ワキタも、東証・大証統合に絡み買い需要発生が思惑呼ぶ大証1部単独上場銘柄としてマーク。大阪地盤の機械商社。土木建設機械の販売・レンタルを主力に小型機の製造も。 

大証2部8508 Jトラスト  

                (7月5日終値2063円) 

(1)予想通り逆襲高。新株予約権10倍高。貸金業法緩和睨み再上昇本格化に向かおう 

 5月13日にかけ4560円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年1月買い推奨値から15倍高、2008年1月の上場来安値から325倍高を演じた後、ライツ・オファリング(上場型新株予約権の無償割当て)実施を嫌気して急反落。5月14日引け後に「目先の値動きに一喜一憂せず、買いを保有したまま、無償割当の権利を取って行使した方がいいと予想する。信用買いは30日より前に現引しないと権利が取れないので、現引する必要がある。7月5日~30日の権利行使期間に1株1800円分の金額を払込まねばならない。7月以降は全体相場が本格調整に入り、11月前後まで下落すると予想しているので、はっきり言って時期は悪い。7月末~8月初め時点の株価が明暗を分ける事になるが、バイオ関連は7月前後に一旦利食い売りせねばならないと考えている反面、業績が伴っているJトラストは2016年中盤まで持続するくらいの感覚でいきたい。1株1800円分の払込金に、バイオ関連の利食い金を充当できればベストだが、そう上手くいってくれるか・・・」と解説。2850円S安売り気配となった15日より「3000円以下は買い下がり」と予想。 

 5月16日の寄付き前より「『決戦の買い』と予想する。現物買いで1株1800円権利取りはもちろん。今日の突っ込み買いは、信用買いでリバウンド狙いもあり」と発令。気合を入れ過ぎたのか買い気配で始まってしまい、2919円で寄付き2979円まで買われた後、2460円へ売り直されたが、後場寄付き前より再度、「大勝利を収めた2月13日のバイオ決戦の時に続く『決戦の買い』と予想する」と宣戦布告。後場寄付き2470円から切り返し。ガンホー、バイオ関連始め個別材料株全面急落の最中、Jトラストと同様、弊社の虎の子銘柄メディネットがS安に張り付いた時には一瞬負けを覚悟したが、ガンホー、メディネット始めバイオ関連も切り返し。17日を3090円でほぼ高値引け。5・16決戦の買いに何とか勝利を収めた。5月18日付レポートで「今回も神はサイコロを振らなかった。5月13日高値4560円から16日安値2460円の3分の1戻しが3160円。窓埋めが3495円。半値戻しが3510円。5月末にかけ権利取りを巡る売り買い交錯の後、権利行使開始となる7月までの空白の6月は、権利取りから払込金確保の売りが再度出てくる可能性高く、東証1部昇格などの好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後は、ダブル底を試しに向かう可能性もある」と指摘。 

 5月20日にかけ3300円を回復した後、全体相場の暴落に、JPモルガン・アセットMが保有株比率を6.22%から1.72%へ減らしていたことが重なり、24日にかけ2600円へ反落。ダブル底を試す展開から5月25日付レポートで指摘した権利取りから払込金確保の売りに一段安となったが、1936円まで売られた28日に2000円以下は買い下がりと予想。29日に2240円を回復したが、全体相場の一段安に足を引っ張られ、6月6日にかけ1789円へ一段安。遂に割当価格の1800円割れとなったが、6月2日付レポートで「5月31日より新株予約権の売買が開始。コード番号は85089。276円で始まり、193円へ下落した後、260円で大引け。不慣れだが、株価が1800円まで下がると限りなく1円に急落し、3000円まで上がると1200円へ急騰する日経225先物オプションと同じような仕組みのはず。大化けが飛び出す可能性があり、目が離せない展開となってきた」と予告しておいた通り、新株予約権が100円を割れてきた13時過ぎより「全体相場の転換点<中>6月10日前後と2段構えで買い」と予想。75円を安値に切り返し急。11日にかけ株価が2063円を回復するに伴い、230円へ3倍高。6月22日付レポートより「20日にゴールドマンS系4社で330万株大量保有した事が判明。その内176万株が純投資。残りで貸し株売りしてくる可能性も否定できないが、買い」と予想。27日安値1750円から切り返し。6月29日付レポートでも「空売り急増。引き続き買い」と予想した通り、7月5日にかけ2305円へ逆襲高。新株予約権も6月27日安値36円から7月5日にかけ360円へ10倍高。参院選後の貸し金業法緩和(金利・総量規制緩和)の可能性を睨み、再上昇本格化に向かうと予想する。 

(2)短期調整もあろうが中長期的には金融関連大穴株として大化けコース予想変更なし 

 5月31日引け後に焦点となっていた藤澤社長(Jトラスト株を48%保有)の行使のための資金調達及び行使の意向が発表。藤澤社長は31日までに保有株の一部を立会外取引で第三者へ売却する事で139億円を取得。手持ち資金125億円と合わせ264億円を確保。と同時に保有株を担保に最大335億円の借入れも海外金融機関と契約。行使総額451億円全額を調達し、保有する新株予約権の全てを行使する意向。31日付で他の大株主から新株予約権を取得。今後も第三者から取得し行使する可能性があると共に、追加取得した株式及び新株予約権は売却する可能性もあるとの事だったが、この間の売買で6月7日引け後に藤澤社長の保有株式が関連会社も含め60%に増えた事が判明。12日にはタイヨウファンドが6.19%保有した事が明らかに。6月2日付レポートで「立会外取引で藤澤社長から139億円分を買い取った第三者が誰なのか思惑呼ぶ。ライブドアファイナンス出身で元ホリエモンの部下に当たる藤澤マジックに期待したい」と指摘したが、この安い位置で保有株数を整えるためのライツ・オファリングだった事が浮き彫りに。 

 ライツ・オファリング実施により不測の急落に見舞われた事もあり、私、前池英樹が分析の結果、密かに導き出していたJトラストの最終目標値について、全体相場と同様、値幅はあてにならない事を前提に5月18日付レポートより明記。まず、①1996年6月から1998年秋にかけての下落、②1998年秋底打ちから2000年春にかけての上昇、③2000年春のITバブルの天井から2002年秋にかけての下落、④2003年春から2007年春にかけての上昇、⑤2007年夏ダブルトップからの急落、⑥2012年春大底・歴史的買い場など、全体相場の動向を連続的中させてきた前池英樹の未来予測の神髄は、「複雑系の科学」による「過去と全く同じ事は起こらないが、よく似た事が起き、それが繰り返される」にあり、過去を徹底的に分析・研究する事に尽きる。昨年11月14日夜間取引寄付きより日経225先物オプションコールを買い推奨して以来、この間のアベノミクスによる上昇の日柄をピタピタと的中させ大化けコールを当て続けてこられたのも、2・13バイオ決戦に大勝利を収めたのも、5・16Jトラ決戦に勝利を収められたのも、全体相場の転換点<中>5月22日前後が的中したのも、全ては過去を徹底分析・研究した成果である。 

 8508Jトラストの未来予測は、Jトラスト自身の過去のチャート分析で行う。Jトラストは、過去に2回15倍高を演じている。1回目は、2008年1月安値14円から2009年6月にかけ213円へ15.2倍高。2回目は2010年7月安値66円から2012年4月にかけ999円へ15.1倍高。3回目の今回は2012年5月安値553円からスタート。前池英樹の未来予測の神髄である「過去と全く同じ事は起こらないが、よく似た事が起き、それが繰り返される」をJトラストに当てはめると、最終目標値は15.2倍高の8405円と算出される。ただし、この数字を弾き出したのは昨年秋。ライツ・オファリングによる株式価値の希薄化は考慮していない。 

 いずれにせよ、引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。昨年も5月15日にかけ553円へ急落した後、6月22日安値564円をダブル底に大暴騰した過去がある。 

日経225先物オプション7月物・8月物コール 

(1)8月物14500コールが買い推奨した6月26日安値から5倍高超え!7月物14500コールは安値から12倍高超えに 

 6月2日付レポートで「日経225が転換点<中>6月10日前後にかけ1万2999円辺りまで下げた場合は、日経225先物オプション6月物コール及び7月物コールに買い指示を出す可能性があり、スタンバイ。意外や意外の急反騰となれば、大化けが飛び出す可能性も」と予告しておいた通り、日経225が1万2548円へ一段安となった7日寄付き前より発令した「回天の買い」で、「日経225先物オプションコールも本日7日より11日にかけ買いと予想する。7月物14500コールを中心に。投資資金0になってもいい資金の範囲内で。6月物はSQまで日がないが、14000コールを中心に。少なめに」と指摘。 

 6月8日付レポートで「10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合で黒田バズーカ第2弾となれば、日経225が急反騰に向かい、大化けコールが飛び出す事になろうが、失望売りとなった場合は7日安値更新の可能性も否定できず、特に14日にSQを迎える6月物は投資資金0の紙くず同然になってしまう。週明け早々10日に買い玉の半分程度を利食い、残り半分の保有玉で倍率を狙うのが得策と考えるが、紙くず覚悟の全部保有で大化けを狙うもよし、全部利食って利益確定もよし」と指摘。 

 日経225先物が6月10日夜間取引にかけ1万3730円へ一段高となるに伴い、コールも一段高。 

 6月物13750コールが、7日安値28ポイントから10日夜間取引にかけ265ポイントへ9.4倍高。 

 6月物14000コールが、7日安値15ポイントから10日夜間取引にかけ165ポイントへ11倍高。 

 6月物14250コールが、7日安値8ポイントから10日夜間取引にかけ95ポイントへ11.8倍高。 

 7月物14250コールが、7日安値115ポイントから10日夜間取引にかけ380ポイントへ3.3倍高。

 7月物14500コールが、7日安値85ポイントから10日夜間取引にかけ310ポイントへ3.6倍高。 

 7月物14750コールが、7日安値65ポイントから10日夜間取引にかけ240ポイントへ3.6倍高。 

 6月8日付レポートで「尚、日銀金融政策決定会合が失望売りとなった場合、7日安値更新の可能性も否定できないが、その時は転換点<中>6月14日前後が再度買い場になる可能性が出てこよう」と予告しておいた通り、日経225が1万2415円へ一段安となった13日の午前11時過ぎより「6月14日に転換点<中>を迎え、本日13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールの買いと予想する。14250コールを中心に。投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と指摘。6月15日付レポートでも「引き続き、6月14日に転換点<中>を迎え、13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールを買い」と予想。 

 6月29日付レポートで「日経225先物の戻り高値更新が続くと予想され、強気持続でいきたいが、7月物コールのSQが7月12日。10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合で、黒田日銀総裁が前回見送ったバズーカ第2弾を打てば、SQ値権利行使勝負で大化けが飛び出す可能性があるものの、打たなければ投資資金0の紙くずとなる可能性高く、明暗を分ける事に。8月物コールを全部保有したまま、7月物コールは行使価格が高い方から利食い売りし、保有玉の3分の1程度残しで日銀金融政策決定会合の結果が出る11日のお昼を迎えるのが賢明か・・・」と指摘。 

 日経225先物の乱高下に買い値を下回る場面もあったが、7月5日夜間取引にかけ1万4450円へ上昇。戻り高値更新が続くに伴い一段高。 

 7月物14000コールが、13日安値110ポイントから14日朝方にかけ175ポイントへ上昇。17日朝方安値90ポイントから19日朝方にかけ220ポイントへ再上昇。21日朝方安値75ポイントから21日夜間取引に220ポイントへ急反発。26日大引け49ポイントを安値に7月5日夜間取引にかけ540ポイントへ一段高。26日安値から11倍高。 

 7月物14250コールが、13日安値85ポイントから14日朝方にかけ135ポイントへ上昇。17日朝方安値65ポイントから19日朝方にかけ160ポイントへ再上昇。21日朝方安値49ポイントから21日夜間取引に155ポイントへ急反発。26日大引け間際の29ポイントを安値に7月5日夜間取引にかけ350ポイントへ一段高。26日安値から12倍高。 

 7月物14500コールが、13日安値60ポイントから14日朝方にかけ100ポイントへ上昇。17日朝方安値44ポイントから19日朝方にかけ115ポイントへ再上昇。21日朝方安値30ポイントから21日夜間取引に100ポイントへ急反発。26日大引け間際の17ポイントを安値に7月5日夜間取引にかけ215ポイントへ一段高。26日安値から12.6倍高。 

 6月22日付レポートで「万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場になろう」と予告しておいた通り、26日後場から「Z旗の買い」準備と宣告し、大引け間際に「8月物コールが買いと予想する。14250コール中心に。投資資金0になってもいい資金の範囲内で」と指摘。ドンピシャのタイミングで日経225先物が上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ上昇するに伴い急伸。 

 8月物14000コールが、26日大引け175ポイントを安値に7月5日夜間にかけ785ポイント4.4倍高。 

 8月物14250コールが、26日大引け130ポイントを安値に7月5日夜間取引にかけ650ポイント5倍高。 

 8月物14500コールが、26日大引け95ポイントを安値に7月5日夜間取引にかけ520ポイント5.4倍高。 

 正に神がかり的な買い指示となった。 

(2)転換点<小>7月9日前後に7月物コールの残り3分の1全てと、8月物コールの3分の1を利食い売りし、8月物コールの残り3分の2で大化けを狙うのが得策と予想する 

 今週は、イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続くと予想され、7月物コールの残り3分の1程度全てと、8月物の3分の1程度を、転換点<小>7月9日前後に利食い売りし、8月物の残り3分の2程度で大化けを狙うのが得策と予想する。 

 オプションの買いは、SQにかけ時間価値の減少もあり予想が外れると投資資金0のハイリスクを追うが、先物や空売りと違って最初から最大損金が確定していると共に、急騰・急落場面で100倍高を超える大化けが出る可能性がある。 

 2003年5月からの急反騰の時に7月物で575倍高コール(1万円が575万円、10万円が5750万円、100万円が5億7500円)が、2008年10月のリーマンショックの時に1000倍プット(1万円が1000万円、10万円が1億円、100万円が10億円)が、2011年3月の東北大震災の時には1300倍プット(1万円が1300万円、10万円が1億3000円、100万円が13億円)が飛び出した事は記憶に新しい。 

 実際、野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した昨年11月14日の夜間取引寄り付きより12月物コールを買い推奨して以来、日経225先物が今年2月6日にかけ1万1510円へ急騰する過程で12月物コールに続き1月物コール、2月物コールでも大勝利を収めた。   

 昨年11月14日の夜間取引寄り付きより買い推奨した12月物コールで最高45.8倍高を叩き出した後、12月5日に買い推奨した1月物コールも、日経225先物が年明け1月4日夜間取引にかけ1万810円へ急伸するに伴い大化け。 

 10000コールが、12月5日朝方安値24ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ800ポイントへ33.3倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値3ポイントからだと266倍高へ大化け。10250コールが、12月5日朝方安値10ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ565ポイントへ56.5倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値2ポイントからだと282倍高へ大化け。10500コールが、12月5日朝方安値4ポイントから年明け大発会1月4日夜間取引にかけ335ポイントへ83.7倍高。12月物を買い推奨した11月14日安値1ポイントからだと335倍高へ大化けとなった。 

 3月1日に打診買いを、4日朝方より買い増しを予想した4月物コールでも、大逆転勝利。 

 4月物12750コールが、4月11日にかけ765ポイントへ暴騰。3月5日安値50ポイントからから15.3倍高。4月2日安値16ポイントから47.8倍高。SQ値権利行使は3月5日安値から17.6倍高。4月2日安値から53.6倍高。4月物13000コールが、4月11日にかけ520ポイントへ暴騰。3月5日安値29ポイントから17.9倍高。4月2日安値6ポイントから86.6倍高。SQ値権利行使は3月5日安値から20.9倍高。4月2日安値から101.3倍高。4月物13250コールにいたっては、4月2日安値2ポイントから11日にかけ285ポイントへ142.5倍高。SQ値権利行使は4月2日安値から179倍高を叩き出した。 

日経225先物・不動産・建設・銀行・大型株 

(1)7月5日夜間で1万4450円へ一段高。予想通り戻り高値更新続く。為替も101円台 

 2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた後、かねてより日本株の本当の大底・歴史的買い場になると予測してきた2012年春を迎え、昨年5月19日付レポートより「NYが一段安となった場合は、日経225先物を始め銀行株や大型株に2003年春の時の様な全面買い指示を出す可能性も」と指摘。 

 6月9日付レポートで「5月23日~6月8日まで弊社が営業休止だったことから投資助言できなかったが、6月6日に転換点を迎え、満月の4日にTOPIXがバブル崩壊以降の安値を更新。日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当するため、第1段目の全面買い・歴史的買い場になったと言えよう」と指摘。6月16日付レポートで「6月20日~7月2日に転換点を迎え、ギリシャ再選挙の結果で急落した場合も主要国中央銀行が協調的な流動性供給策を打ち出し底打ち反転が鮮明化すると予想され、日経225先物始め銀行株、不動産株を中心に大型株の第2段目の全面買い・歴史的買い場になると予想する。今回の日本株全面買い・歴史的買い場ではまず不動産株が目玉となろう」と指摘。 

 11月10日付レポートで「週央の転換点<中>11月14日前後からいったん反発に転じると予想するが、反発が数日間に止まり、衆院解散の日程が決まるまで再度売り直される可能性があろう」と指摘した通り日経225が11月13日安値8620円から切り返し。野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した11月14日の夜間取引寄り付きより日経225先物オプション12月物コールを買い推奨。15日に安倍自民党総裁の「インフレターゲット、無制限金融緩和、デフレ脱却、マイナス金利」発言を好感し日経225先物が急伸。 

 弊社も、11月15日に「かねてよりお伝えしてきた2012年歴史的買い場。大相場の開始」と予想。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、弊社代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言した。11月17日付レポートより「ドル/円が節目の84円台突破から100円台に向かえば、まずは2013年中盤にかけ1段上げで1万2000円台。2015年中盤にかけ2段上げで1万5千~7千円。3段上げで2016年中盤にかけ2万円を目指す想定」と言及して以来、年明けも、アベノミクスによる上昇第1ラウンド終了となった転換点<大>2月7日前後や、アベノミクスによる上昇第2ラウンド開始となった転換点<大>3月7日前後など、値幅には誤差が生じたが、日柄をピタピタと的中させてきた。 

 4月21日付レポートで「4月23日に転換点<中>を迎え、23日前後を高値に急反落に転じる」と予想したが、26日にかけ1万4040円へ一段高。新値追いが続き、4月13日付レポートより「そろそろ外す頃か・・・」と指摘してきた通り短期予想が外れつつあったが、円高を嫌気しシカゴ日経平均先物が1万3790円で終了。4月27日付レポートで『ゴールデンウィークの谷間で3日間の取引。「転換点<中>4月23日前後を高値に急反落に転じる」との予想は、数日ずれる事になったが、円高を嫌気して一旦調整に転じよう。ゴールデンウィーク中は、東京休場の日をカウントするか否か日柄計算が難しい。転換点<小>5月2日~8日前後にかけ約1000円幅の急落となった場合は、5月2日~8日前後で底打ち急反騰に転じ、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続くと予想するが、緩やかな調整となった場合は、転換点<中>5月22日前後にかけ調整が続いた後、5月22日前後を底に再度上昇に転じると予想する。いずれにせよ、昨年11月17日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」に変更なく、調整終了後は6月前後にかけ再上昇に向かう事になろう』と指摘。 

 5月2日にかけ1万3640円へ下落。アベノミクス以降、初めての4日続落となったが、3日のNY市場が連騰。シカゴ日経平均先物も1万4170円で終了。ドル/円も99円台に。転換点<小>5月2日~8日の初日2日安値から切り返し、新値を更新した格好。5月4日付レポートで「まず東京休場5月6日の海外市場を見極めたいところだが、現時点では東京休場の日もカウントした転換点<小>5月2日を安値に急反騰し新値更新となった事から、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続く可能性が高まったと判断する」と指摘した通り、10日夜間取引にかけ1万4800円へ一段高。新値追い。5月12日付レポートで「転換点<小>5月13日前後を高値にいったん反落した後、再上昇に向かい、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続く」と予想した通り、14日に反落した後、再上昇。17日夜間取引にかけ1万5340円へ一段高。 

 5月18日付レポートで「5月22日に転換点<中>を迎え、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた後、5月22日前後を高値にいったん調整に転じると予想する。5月12日付レポートでも指摘したが、予想通り転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた場合は、今年2013年の高値を付ける日柄と予想してきた6月前後の時間帯に入ってくるため、今年の天井圏となってくる可能性も」と指摘した通り、22日夜間取引にかけ1万6000円へ一段高。新値追いが続いた後、24日にかけ1万3970円へ急反落。2日間で2000円幅を超える正に今年の天井を付けたような劇的な暴落に見舞われた。 

 転換点<中>5月22日が又してもピッタリ的中。改めて「神はサイコロを振らない」と言わせて頂いた。 

 5月25日付レポートで「転換点<小>5月28日前後から短期的にいったんリバウンドに向かうと予想するが、余程の好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後は再度売り直され、転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続く事になろう。転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続いた場合は、6月14日前後から再上昇に向かうと予想する。万が一、転換点<中>6月14日前後にかけ上昇が続いた場合は、ダブルトップとなろう」と指摘。27日夜間取引安値1万3680円から28日夜間取引にかけ1万4660円へ急反発した後、31日夜間取引にかけ1万3420円へ一段安。 

 6月2日付レポートで「転換点<小>6月3日前後から短期的にいったん反発する場面もあろうが、6月14日の閣議決定を前に5日に発表される予定の成長戦略第3弾などで余程の好材料が飛び出さない限り、再度売り直され、転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続くと予想する。転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続いた場合は、6月10日前後を底値に再上昇に向かうと予想する。値幅的には当てにならないが、日経225で昨年6月4日安値8238円から今年5月23日高値1万5942円の上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1万2999円。TOPIXで昨年6月4日安値692ポイントから今年5月23日高値1289ポイントの上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1060ポイント。転換点<中>6月10日前後にかけ上記価格まで下げた場合は、日経225先物を始め、不動産株、金融株、大型株など全体に、「回天の買い」指示を出す可能性も」と指摘。日経225先物が6日夜間取引で1万2290円へ一段安。 

 6月7日寄付き前より「6月10日に転換点<中>を迎え本日7日より11日にかけ『回天の買い』と予想する。日経225先物、日経225先物オプションコールを始め、バイオ関連株、IT関連株、銀行・証券・金融株、不動産株、円安メリット株などが、本日7日より11日にかけ全面買いと予想する」と発令した通り、1万2530円を安値に切り返し。1万3110円を回復した後、夜間取引で米5月雇用統計発表を受け乱高下。一時1万2500円へ売り直される場面もあったが、1万3300円へ一段高。「回天の買い」がズバリ的中。 

 6月8日付レポートで「6月10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合が焦点。予想外の長期金利上昇を抑制するため、現在1年以下に限定されている資金供給オペの期間を2年以上に延長する事を検討する見通し。黒田バズーカ第2弾となれば急反騰に向かおう。日銀金融政策決定会合が失望売りとなった場合、7日安値更新から6日夜間取引で付けた安値1万2290円を試す展開に向かう可能性も否定できないが、その時は転換点<中>6月14日前後が再度買い場となる可能性が出てこよう。7日昼過ぎに明らかとなったジョージ・ソロス氏の円売り・日本株買い再開も心強い」と指摘。 

 10日夜間取引にかけ1万3730円へ一段高した後、日銀金融政策決定会合が失望売りとなったが、1万2400円へ一段安となった13日の午前11時過ぎより「6月14日に転換点<中>を迎え、本日13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールの買い」と予想した通り、ドンピシャのタイミングで切り返し。 

 6月15日付レポートで『転換点<中>6月14日を経て、底打ち反転鮮明化に向かうと予想する。TOPIXは7日安値1033ポイントを死守。日経225先物も6日夜間取引で付けた安値1万2290円にまだ余裕あり。17日~18日にG8が、18日~19日にFOMCが開催。5月23日朝方より出口戦略に言及し急落の引き金を引いたバーナンキFRB議長自ら、米国の量的緩和縮小懸念を払拭し、急落の幕引きをお願いしたい。万が一、18日~19日に開催されるFOMCの結果を受け、TOPIXが7日安値1033ポイントを割り込み、「回天の買い」が破られるような事態に陥った場合は、転換点<小>6月24日前後、あるいは転換点<中>6月26日前後にかけ、Z旗(この戦いに敗れれば後がない)を掲げ、「決戦の買い」を発令する事になろう』と指摘。 

 「量的緩和縮小を今年後半から開始し、来年半ばに終了させる可能性がある」とのバーナンキFRB議長声明を嫌気しNY市場が急落。21日寄付き前より、6月15日付レポートで万が一「回天の買い」が破られる事態に陥った場合に予告しておいたZ旗を掲げた「決戦の買い」の準備を宣告したが、中国の利下げと、23日に東京都議会選投開票を迎えた甘利大臣を始めとする政府のリップサービスを受け、朝方安値1万2680円から切り返し急。劇的な急反発により、Z旗の買いを使わずに済んだ。6月21日夜間取引で1万3450円へ一段高。この間、TOPIXは「回天の買い」を発令した7日安値1033ポイントを死守。 

 6月22日付レポートで『6月26日に転換点<中>を迎え、6月26日前後にかけ上昇が続いた場合は、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」を発令した7日を底とした上昇が7月末にかけ続くと予想する。万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場となろう』と指摘。26日にかけ再度下げてきたので、後場から「Z旗の買い」準備を宣告し、予告通り26日大引け間際に日経225先物オプション8月物コールを買い推奨。26日終値1万2780円を安値にドンピシャのタイミングで上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ一段高。正に神がかり的な買い指示となった。 

 6月29日付レポートで『戻り高値更新が続くと予想する。7月1日に中国の6月PMIが発表。独立記念日でNY市場が3日は半日商い、4日休場。5日に米6月雇用統計が発表。引き続き、海外要因に振り回される事もあろうが、「回天の買い」を発令した6月7日を底とした上昇が、7月末にかけ続く事になろう。7月10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合で、黒田日銀総裁が前回見送ったバズーカ第2弾を打てば、意外高の可能性も出て来よう』と指摘した通り、7月5日夜間取引にかけ1万4450円へ一段高。戻り高値更新が続いた。 

(2)転換点<小>7月9日前後から短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続くと予想する 

 今週は、イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続くと予想する。10日にバーナンキFRB議長が講演。10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合で、黒田日銀総裁がバズーカ第2弾を打てば、意外高の可能性も出てくるが、何かしたとしても、マシンガン程度か・・・ 

 6月8日付レポートよりお伝えしてきた中期予想「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」も変更なし。ただし、5月22日にかけ上げ幅が普通だったNY市場は、いずれ6月24日安値を更新し、11月が底になると予想する。 

 2013年相場予測、中長期予測については、冒頭の1ページ、2ページを参照。 

(3)6月7日に発令した「回天の買い」では、建設株が最も強い値動き。鹿島が新値更新 

 この間、昨年6月16日付レポートより予想した通り先陣を切った不動産株は、今年4月を高値に調整。全体相場が天井圏となる可能性を指摘した転換点<中>5月22日前後から下げ足を早めた後、「回天の買い」を発令した6月7日安値を割り込み、今のところ最も弱い値動きに。 

 8802三菱地所が、昨年6月4日安値1174円から今年4月5日にかけ3350円へ2.8倍高した後、調整。6月7日寄付き直後安値2269円から10日に2508円へ反発した後、一段安。21日朝方安値2174円から切り返し。7月5日にかけ2895円へ上昇。 

 8830住友不動産が、昨年6月4日安値1500円から今年4月8日にかけ5110円へ3.4倍高した後、調整。6月7日寄付き直後安値3635円から10日に3976円へ反発した後、一段安。21日朝方安値3260円から切り返し。7月5日にかけ4345円へ上昇。 

 8815東急不動産が、昨年6月4日安値321円から今年4月22日にかけ1312円へ4倍高した後、調整。6月3日安値875円から5日に1018円へ反発。7日寄付き直後安値881円から10日にかけ1004円へ急反発した後、一段安。27日朝方安値780円から切り返し。7月5日にかけ1069円へ上昇。 

 今年4月にかけ大化け銘柄が飛び出した不動産小型株は、 

 8934サンフロンティア不動産が、昨年6月9日付レポートで1万5020円どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。今年3月22日引け後の5%ルールでJPモルガン・アセット・マネジメントが買い増し。大量保有が3万1372株(8.44%)に。4月9日にかけ15万2900円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から10.1倍高を演じた後、調整。6月7日安値7万3400円から19日にかけ9万2700円へ反発した後、一段安。27日安値6万4000円から切り返し。7月5日にかけ10万5800円へ上昇。 

 8923トーセイも、昨年6月9日付レポートで264円(分割修正値)どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。今年4月5日にかけ1519円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から5.7倍高を演じた後、調整。6月7日安値650円から11日にかけ839円へ反発した後、一段安。26日安値588円から切り返し。7月5日にかけ918円へ上昇。 

 8739スパークス・グループも、昨年6月16日付レポートで5550円どころから「5月25日にゴールドマン・サックスが4年ぶりに日本の不動産を買うと報じられる中、世界的協調金融緩和継続を受け、今回の日本株全面買い・歴史的買い場では、まず不動産株が目玉となろう。2014年3月期最終利益が1億9800万円の黒字転換予想。BPS4530円。15日終値5460円でPBR1.20倍。全体相場の動向を見極めつつ、不動産株として買い場」と予想。7月5日にかけ8780円へ急騰。11月10日付レポートで「不動産関連の大穴株として中長期大化けに向かう可能性を秘める。もちろん、証券関連の大穴株としての側面も」と指摘。13日安値4890円から切り返し。大納会12月28日の8150円どころより「来年2013年の大化け候補株として買い」と予想。年明け1月7日にかけ1万900円へ一段高。新値追いが続いた後、増し担保規制を嫌気し三角保ち合い形成。2月2日付レポートで「6日に発表される第3四半期決算を見極めつつ、新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想した通り、8日にかけ1万4970円へ一段高。新値追いが続いた後、調整にあったが、再び新値追い再開。3月29日にかけ1万7980円へ一段高。3月30日付レポートで『引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる証券・不動産関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし』と指摘。S高連発で4月24日にかけ3万9000円へ一段高。昨年6月買い推奨値から7倍高を演じた後、調整。6月7日安値1万8550円から11日にかけ2万5080円へ反発した後、一段安。27日安値1万4000円から切り返し。7月5日にかけ2万2690円へ上昇。 

 出遅れから昨年11月より本格上昇となった銀行株や大型株は、今年5月を高値に調整。全体相場が天井圏となる可能性を指摘した転換点<中>5月22日前後から下げ足を早めた後、6月7日安値から切り返し。 

 8316三井住友FGが、昨年6月4日安値2231円から7月4日にかけ2679円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月13日にかけ4995円へ2.2倍高した後、調整。6月3日安値3760円から切り返し。7月5日にかけ4785円へ上昇。 

 8411みずほFGも、昨年6月4日安値110円から7月4日にかけ136円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月15日にかけ233円へ2.1倍高した後、調整。6月7日安値180円から切り返し。7月5日にかけ214円へ上昇。 

 7203トヨタが、昨年6月4日安値2885円から7月6日にかけ3260円へ上昇した後、いったん6月4日安値を更新したが、11月15日からようやく本格上昇。今年5月23日にかけ6760円へ一段高。昨年7月25日安値2795円から2.4倍高した後、調整。6月7日安値5360円から切り返し。7月5日にかけ6320円へ上昇。 

 6501日立は、昨年6月4日安値422円から7月4日にかけ498円へ上昇した後、いったん6月4日安値を更新。11月15日からようやく本格上昇。今年5月20日にかけ801円へ一段高。昨年10月15日安値401円から99%高した後、調整。6月7日安値611円から11日にかけ674円へ反発した後、一段安。27日安値608円から切り返し。7月5日にかけ689円へ上昇。 

 6753シャープが、昨年12月12日買い推奨値231円から12月18日にかけ372円へ61%高。年明け1月16日に「公的資金注入の噂が出てきたので、買っている方は売却。あくまでも噂で、破綻懸念さえ払拭できれば、大化けに向かう可能性はあるが、ここは君子危うきに近寄らずでいこう」と指摘。5月21日にかけ633円へ一段高。新値追いが続き、昨年10月18日安値142円から4.4倍高を演じた後、調整。6月7日安値391円から11日にかけ469円へ反発した後、一段安。27日安値351円から切り返し。7月3日にかけ452円へ上昇。 

 昨年11月より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し、買い推奨した建設関連株も、全般今年5月を高値に調整。全体相場が天井圏となる可能性を指摘した転換点<中>5月22日前後から下げ足を早めた後、6月7日安値から切り返し。 

 1812鹿島建設が、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして全体相場の転換点<中>11月14日寄付き214円より買いと予想。昨年11月17日付レポートより「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には日本強靭化計画(10年間で200兆円を投入)関連本命格として大成建設、大林組、清水建設と共に2016年中盤にかけ上昇が続き、大化けコースを歩んで行く」と予想。今年5月22日にかけ376円へ上昇。新値追いが続き、買い推奨値から75%高した後、調整。6月7日安値278円から切り返し。7月5日にかけ377円へ上昇。いち早く新値更新。 

 1802大林組は、11月13日安値324円から今年5月14日にかけ645円へ99%高した後、調整。6月7日安値447円から切り返し。7月5日にかけ570円へ上昇。 

 5233太平洋セメントは、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして全体相場の転換点<中>11月14日寄付き172円より買いと予想。今年5月22日にかけ336円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から95%高した後、調整。6月7日安値265円から切り返し。7月5日にかけ343円へ上昇。新値更新。 

 1821三井住友建設が、昨年12月4日の57円、60円で「買い」と予想。6日に9201万株、7日に1億4947万株の大商いを伴い82円へ暴騰。市場の度肝抜く。建設株は裾野が広く意外と絞り込みが難しいが、銘柄選定の妙により買いが集中。爆発高を誘発。10日より日々公表銘柄に指定されたが、12月8日付レポートで「安倍総理誕生を見越した日本強靭化計画(10年間で200兆円を投入)関連本命格として鹿島建設を始めとする建設株と共に2016年中盤にかけ上昇が続き、中長期でも大化けコースを歩んで行くと予想するが、12月16日投票の衆院選の結果、安倍総理誕生が確定する日程から判断すると、短期で一気に大化けへ向かう勢いに」と指摘。年明け1月16日にかけ117円へ急騰。買い推奨値から2倍高した後、調整。6月7日安値74円から12日にかけ81円へ反発した後、一段安。27日安値70円から切り返し。7月5日にかけ87円へ上昇。 

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