3645メディカルネットが、6月8日に909円へ急伸。不老不死関連として大化けに向かう可能性秘める。

6月8日10時に、株式会社ミルテルとの資本・業務提携及び第三者割当増資の引受けを発表。843円より買い推奨。

ミルテルは、広島大学発のベンチャー企業として平成24年9月に創設。平成25年9月にミルテル検査センターを開設。生活習慣を改善するきっかけを作る「未病検査」と「疾患の早期発見」を組み合わせたミルテル検査の業務を展開。

ミルテル検査は、病気発症前の未病状態を検知できる「テロメアテスト」と、疾患が発症したときにいち早く病気を早期発見することを目的とした「ミアテスト」。

テロメアテストは、世界で唯一のテロメアGテール長測定の特許技術を用いた生活習慣を改善するきっかけを作る疾患予防に焦点を当てた未病検知検査。持って生まれた「遺伝子の強さ」の測定による疾患のリスク検査と、環境因子の暴露による日々受ける遺伝子に対するストレス「遺伝子の疲労」を測定し、より良い生活習慣の改善により健康長寿を積極的に行うことを目的としている。

一方、「ミアテスト」は、各疾患で特徴的に変化する疾患特異的な因子(マイクロRNA)を検出し、疾患の超早期発見を行う世界でも競争が激化している注目されている検査。これまでの様々な検査に比べ、血液のみの検査のため患者様の負担が少ない利点があり、超早期発見することで、多くの疾患の治癒率を大幅にあげることともに社会的に大きな問題となっている医療費の大幅な削減と健康長寿の達成が期待されている。

テロメアとは、染色体の両端の部分。細胞が分裂するたびにテロメアは短くなっていく。これに伴い細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなるのが老化の原因と考えられている。テロメア研究の業績で2009年にエリザベス・ブラックバーン博士らがノーベル生理学・医学賞を受賞。

このテロメアの長さを伸ばして老化を遅らせると共に、がんや動脈硬化、心筋梗塞、認知症なども防ごうという研究が進んでいる。