1. 今週の東京株式市場

 

(1)本日5月17日、「大阪都構想」が投開票。橋下市長の逆転勝利を祈る。短期的に5月末・6月初め前後にかけ4月23日高値更新に向かう可能性あるも、中期的には既に、昨年末よりお伝えしてきた2015年相場予測の「5月前後を高値に2段上げ終了の下落」の時間帯にあり、2段上げの天井形成から急落に転じる可能性に備えた警戒が必要な日柄を迎えつつある

 

東京株式市場は、5月9日付けレポートで「ゴールデンウィーク明け、再上昇に向かう」と予想した通り、日経225先物が15日夜間取引にかけ1万9870円へ再上昇となった。15日引け後に、ゆうちょ銀行かんぽ生命保険が国債を減らし、国内株式への投資を増やしている事が明らかに。

5月15日のNY市場は、まちまち。シカゴ日経平均先物が1万9795円で終了。ドル/円が119.35円。

今週は、まず本日5月17日投開票の「大阪都構想」住民投票の結果がマーケットに与える影響を見極め。21日~22日に日銀金融政策決定会合が開催。

短期的に5月末・6月初め前後にかけ4月23日高値更新に向かう可能性あるも、中期的には既に、昨年12月13日付レポートよりお伝えしてきた2015年相場予測「5月前後を高値に2段上げ終了の下落」の時間帯にあり、2段上げの天井形成から急落に転じる可能性に備えた警戒が必要な日柄を迎えつつある。7月21日には、ボルカー・ルール移行期限も控える。

本日5月17日、「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が投開票。政治生命を賭けた橋下市長の決戦が遂に決着の時を迎えた。大阪市の有権者約211万人を対象とした日本では過去最大の住民投票。日本の未来を占う歴史的な日となろう。メディア各社が5月10日前後に実施した世論調査では、反対が約10%リードだが、橋下市長の逆転勝利を祈る。

至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり。動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。何も変えられないこの国、変わろうとしないこの国に、風穴を開けて頂きたい。引き続き、橋下市長にエールを送る。

 

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かねてよりお伝えしてきた通り、黒田刀は3本しかないはず。米国のゼロ金利解除前に最後の3本目は抜きたくない。ただし、不測の事態に陥った場合は、米国がゼロ金利解除できなくても、武士道をもって抜くしかない。武士道とは、自己尊厳(セルフ・リスペクト)、自己責任(セルフ・レスポンシビリティ)、自己犠牲(セルフ・サクリファイス)の3つを兼ね備えている事。5月6日付けレポートでお伝えした通り、昨年10月末の時と同様、黒田日銀総裁の腹(3本目を抜く日)は、既に決まっている気がする。

中期的には、6月末に、中国主導により現時点で57カ国が参加を表明しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)の調印と、ギリシャ向けの2400億ユーロに上る現行の支援プログラムの期限の重要日程が重なる。ギリシャは7月、8月にも多額の債務の返済期限に直面する。AIIBには不透明感がつきまとうが、4月19日付けレポートでお伝えした通り、欧州経済が今どう頑張っても2019年前後まで回復に迎えない中、世界経済のためには、成功した方が良い。イエレンFRB議長も、これらの結果を見極める前に、ゼロ金利解除できないはず。

ただ、4月19日付けレポートでお伝えした通り、1番怖いのは米国経済がゼロ金利解除できないほど良くない場合だ。ゼロ金利解除を引き伸ばし過ぎ、利上げに転じる前に米国株が急落したら、ゼロ金利解除できなくなり、原油底打ち、TPP交渉、安全保障関連法案と、ドル/円122円突破の一段安に向かう環境が整いつつある円安に拍車が掛からなくなってしまう。一般にゼロ金利解除から利上げに向かえば、株が急落するとの見方もあるが、早目に行えば、そうはならない。米国経済が良くなった証拠だからだ。短期的にはショック安があったとしても、2016年中盤までは急落を回避できよう。

従って、AIIBが成功し、ギリシャ支援の目処が立てば、環境が整い、イエレンFRB議長がゼロ金利解除に踏み切る可能性が高まろう。

いずれにせよ、昨年12月13日付レポートよりお伝えしてきた2015年相場予測「2月前後にかけ上昇が続いた後、2月前後を高値にいったん調整。3月前後が買い場となって再び上昇。5月前後を高値に2段上げ終了の下落。7月前後が再び買い場となって3段上げ開始。上げ下げしながらも年末にかけ上昇が続く」に変更なし。

中長期的には引き続き、2012年6月9日付レポートよりお伝えしてきた通り「2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整もあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。

 

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(3)2015年相場予測「2月前後にかけ上昇後、2月前後を高値に一旦調整。3月前後から再び上昇。5月前後を高値に下落。7月前後から再び上昇。年末にかけ上昇が続く」

 

2016年にかけての上昇幅について、2012年11月より「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIX1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開を想定。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」とお伝えしてきた。既に2013年5月高値が想定を上回った。2020年東京オリンピック開催決定後は、「さらに上値が切り上がる可能性が出てきた」と指摘。

かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社代表取締役前池英樹のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に2012年12月26日に安倍総理が誕生。

さらに、弊社代表取締役前池英樹は約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが日本の永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に2013年8月1日に政府が開いた国家戦略特区作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。

弊社代表取締役前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。

 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。

2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。

2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】 

 

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2. 今週の注目銘柄

 

 

東証M4565 そーせいグループ (5月15日終値4715円S高)

 

(1)5月13日引け後に驚愕の決算発表!15日を2日連続S高買い気配!今期10.7倍増益予想。2日連続S高でも今期予想PER10.7倍。割安。バイオ関連大本命として、大化けに向かうと予想する。4月25日開催の弊社講演会銘柄

 

4月24日寄り付き3405円より「バイオ関連として、買い」と予想。4月26日付けレポートで「元ジェネンテック社長の田村眞一氏が創設した創薬ベンチャー。積極的M&A戦略が功を奏し、2014年3月期より黒字化。2015年3月期最終利益が、前期比31%増の20億円予想。予想EPS145.46円。4月24日終値3445円で予想PER23.6倍。今年2月21日にも、英国へプタレス社の全株式を約480億円で取得。完全子会社化。へプタレスは、医薬品ターゲットとして期待が大きいGタンパク質共役受容体(GPCR)に作用する薬剤を創出する世界で最も進んだ独自技術を有するバイオ企業。自社開発のみならず、独自のドラッグディスカバリー技術で、ノバルティスアストラゼネカ武田薬品工業など世界トップレベルの製薬会社と提携契約を締結。既にマイルストン収入が発生。今回の買収により、2019年の収益が3倍近い水準へ拡大する計画。バイオ関連本命格として、買いと予想する。77773Dマトリックス4583カイオム・バイオサイエンス4576デ・ウエスタン・セラピテクスと同様、2012年から13年に続き2014年も急騰を再演したバイオ関連のスター株。2012年から13年、2014年の時と同様、今年2015年も、3Dマトリックスが先陣を切った。そーせいグループも、3度目の急騰再演に向かう」と予想。

5月6日付けレポートで「ゴールデンウィーク前の悪地合もあって5月1日にかけ3235円へ下落ながら、全体相場動向を見極めつつ、バイオ関連本命格として、買い」と予想。5月9日付けレポートでも「バイオ関連本命格として、買いと予想する。2012年~13年、2014年の時と同様に、今年も先陣を切った77773Dマトリックスに続くバイオ関連スター株として、3度目の急騰再演に向かうのは時間の問題と予想する。5月13日に本決算発表」と指摘。11日安値3230円から切り返し。12日引け後に、日本網膜研究所改めヘリオスの上場が決定した後、13日の3350円でも「週末レポート参照」と指摘。この日引け後に発表した驚愕の決算内容を好感し、14日を4015円S高買い気配。15日も4410円で寄り付いた後、4715円S高買い気配のまま大引け。2日連続S高。

5月13日に驚愕の決算発表。前期は下方修正ながら、今2016年3月期最終利益が、前期比10.75倍の60億4700万円予想。予想EPSも439.02円に。5月15日終値4715円でも今期予想PER10.7倍。割安。バイオ関連大本命として、大化けに向かうと予想する。

4月25日に開催した弊社講演会でも、弊社代表取締役前池英樹(髙山緑星)が「77773Dマトリックスに続き4576デ・ウエスタン・セラピテクスが再上昇。そろそろバイオが買い場。業績が本当に良くなっているバイオ関連本命格として、昨日24日より買い推奨」と解説した銘柄。

 

(2)4593ヘリオスが6月16日に東証マザーズへ上場決定!4593サンバイオが上昇来高値更新。77773DマトリックスがS高。2372アイロムが4日続伸。2191テラ、4571ナノキャリア、4583カイオムなどバイオ関連が軒並み高に向かう可能性充分

 

4593サンバイオが、5月13日にかけ2117円へ4連騰で上場来高値更新。5月11日の1830円どころより、「野村証券が、レーティングをBuy、目標株価3500円に設定」と指摘。

 

2372アイロムHDが、5月15日にかけ1749円へ4日続伸。12日引け後に、iPS細胞関連としてピックアップ。13日の1689円どころより、「iPS細胞関連として、買い」と予想。

 

4574キャンバスは、5月15日に1191円へ下落。14日の1300円どころより、「iバイオ関連として、買い」と予想。

 

2191テラが、5月13日に一時1615円へ急伸。4月14日に「ヘリオス関連。再動意」と指摘。

 

2395新日本科学が、5月13日に一時887円へ急伸。4月14日に「ヘリオス関連。再動意」と指摘。

 

6340渋谷工業が、5月13日に一時2450円へ急伸。4月14日に「ヘリオス関連。再動意」と指摘。

 

5月12日引け後に、日本網膜研究所改めヘリオスの上場決定が発表。6月16日に東証マザーズへ。コード番号4593。

5月12日引け後に、以下の通りピックアップ。

 

ヘリオス上場に絡むバイオ関連銘柄

 

①日本網膜研究所改めヘリオスの株主関連  2191テラ 2395新日本科学 6340渋谷工業

 

②iPS細胞関連  2372アイロムHD 4978リプロセル 4974タカラバイオ

 

③網膜関連  7776セルシード 7774ジャパン・ティッシュ 4576デ・ウエスタン・セラピテクス 

4573アールテック・ウエノ 4589アキュセラ

 

④リプロセル株主関連  2370メディネット 3386コスモ・バイオ 8086ニプロ

7707プレシジョン・システム・サイエンス 8721VR証券投資法人 

 

⑤iPS細胞培養関連  7932ニッピ 4977新田ゼラチン

 

⑥バイオ関連スター株  4565そーせいグループ 77773Dマトリックス 4583カイオム・バイオ 

4571ナノキャリア

 

77773Dマトリックスが、5月13日に1690円S高。自己組織化ペプチド技術の高純度ペプチド組成物に関する日本における特許成立発表を好感。

 

4571ナノキャリアが、5月15日に1195円へ上昇。決算発表明け。

 

4月25日に開催した弊社講演会でも、弊社代表取締役前池英樹(髙山緑星)が「77773Dマトリックスに続き4576デ・ウエスタン・セラピテクスが再上昇。そろそろバイオが買い場」と予想。業績が本当に良くなっているバイオ関連本命格として24日より買い推奨した4565そーせいグループを解説した後、5月12日引け後に、日本網膜研究所改めヘリオスの上場決定が発表。13日引け後に発表した驚愕の決算を好感し、そーせいグループが15日を2日連続S高買い気配。

決算発表を終えた2372アイロムHD4576デ・ウエスタン・セラピテクス2191テラ4571ナノキャリア4583カイオム・バイオなどバイオ関連が、軒並み高に向かう可能性充分。

 

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東証JQ3835 eBASE (5月15日終値1121円S高)

 

(1)15日をS高買い気配!好決算と増配発表を好感。連続最高益更新予想。割安。TPPで同社開発の「食の安心安全管理システム」や「商品詳細情報システム」に特需発生の可能性あり。TPP関連本命格として、増し担保規制のまま、急騰再演に向かう可能性充分

 

4月23日の1089円どころより「TPP関連として、買い」と予想。24日にかけ1330円へ急伸。

4月26日付けレポートで「商品情報管理ソフトを開発。主力の食品業界中心に課金型クラウドへ移行。コメの産地・品種などの商品品質検査情報のクラウドサービスも開始。4月10日に業績の上方修正を発表。主力とする食品業界向け食の安心安全管理システム「FOODS eBASE」や、その他業界向け顧客別にカスタマイズした商品詳細情報管理システム「GOODS eBASE」のソフトウェア販売が、計画を大幅に上回り、2015年3月期最終利益を前回予想の2億7900万円から3億9300万円へ上方修正。予想EPSも68.79円に。4月24日終値1137円で予想PER16.5倍。4月22日より日々公表銘柄に指定。増し担保規制となれば、調整を余儀なくされようが、TPPが実現した場合、輸入品の品質管理が重要となり、同社が開発した食の安心安全管理システム「FOODS eBASE」や、商品詳細情報管理システム「GOODS eBASE」に特需が発生する可能性あり。TPP関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める」と指摘。

増し担保規制を嫌気し、5月1日を970円で安値引け。5月6日付けレポートで「増し担保規制解除の最低条件となる25日線乖離15%未満(5日連続)の範囲に入ってきたら、押し目買い」と予想。1日より25日線乖離15%未満3日連続。

5月9日付けレポートで『上がり過ぎなければ、5月12日引け後に増し担保規制解除の計算。買いと予想する。「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはTPP関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なし。5月15日に本決算発表』と指摘。12日に1054円で大引け。増し担保規制解除の最低条件となる25日線乖離15%未満(5日連続)を超えたため、規制解除を逃したが、再び規制解除の範囲内に入った13日の988円どころより、「再度、押し目買い」と予想。14日安値952円から切り返し。15日場中に発表した好決算と増配を好感し、1121円S高買い気配。

5月15日に発表した本決算で、2015年3月期最終利益が前期比27%増の4億1400万円。最高益更新。EPS72.59円。2016年3月期最終利益が前期比13%増の4億7000万円連続最高益更新予想。予想EPS82.27円。5月15日終値1121円で今期予想PER13.6倍。割安。2013年3月19日にかけ2125円へ急騰した前歴あり。TPP関連本命格として増し担保規制のまま、4月24日高値1330円突破から、TPPの進展次第で急騰再演に向かう可能性充分。

4月25日に開催した弊社講演会でも、弊社代表取締役前池英樹(髙山緑星)が「今は急騰したところなので、いったん下がってから狙いたいTPP関連本命格」と解説した銘柄。

 

(2)3742ITbookが、新値追い!昨年8月買い推奨値から3倍高超え!

 

3742ITbookが、5月13日にかけ1464円へ一段高。新値追い続き、昨年8月買い推奨値から3倍高超え

昨年6月24日の683円どころより「マイナンバー制度関連本命格として打診買い」と、27日の577円どころより「買い」と予想。6月28日付レポートで「官公庁向け中心のITコンサルティング。四季報で2015年3月期最終利益が前期比10倍増の8000万円予想。予想EPS5.0円。2016年3月期最終利益が前期比50%増の1億2000万円予想。予想EPS7.5円。6月23日にかけ758円へ急騰した後、27日にかけ575円へ反落。日々公表銘柄。短期的には目先調整が続く可能性もあるが、政府が社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度を2016年1月から始めるのに備え、民間企業や有識者を交えて具体案の検討を始め、今秋に公表。マイナンバー制度関連本命格として大化けコースを歩んでいくと見越し、押し目買い」と予想。7月6日付レポートで「マイナンバー制度関連本命格として大化けコースを歩んでいくと見越し、押し目買い」と予想。11日安値510円から15日にかけ608円へ反発した後、8月8日にかけ440円へ一段安となったが、14日に556円S高。8月16日付レポートで「押し目買い」と予想。9月29日にかけ529円へ上昇。戻り高値を更新した後、10月17日にかけ410円へ一段安。

甘利明経済財政・再生相が、今年3月6日の閣議後の記者会見において、2016年1月から利用できる社会保障と税の共通番号(マイナンバー)について「認知度を高めるために取り組みたい」と語り、「政府が3月9日からテレビCMを始める」と報じられた事を好感。後場から一気に506円S高まで買われた後、マイナンバー制度関連として9758ジャパンシステムと共にピックアップ。474円まで小緩んだ後、506円S高買い気配で大引け。9日を606円2日連続S高の後、10日朝高からいったん反落する場面もあったが、政府がマイナンバーの利用範囲を広げる「マイナンバー法改正案」を閣議決定。これを好感し13日にかけ3日連続S高となる905円へ急騰。

3月14日付レポートで『マイナンバー制度は、今年10月に国民へ12桁の番号を通知。来年1月に番号カードが配布。税金の確定申告などに活用される。2018年からは預金口座への適用も任意で開始。2021年からは義務化も検討。政府は番号カードに健康保険証の役割も持たせるなど利用範囲を広げ、普及を促進する方針。「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には国策のマイナンバー制度関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし』と指摘。17日にかけ1154円へ一段高。新値追いが続いた後、さすがに反落。増し担保規制を嫌気。

4月7日の877円どころより「増し担保規制解除候補銘柄」と指摘。16日にかけ1264円へ一段高。増し担保規制のまま新値追い。

4月30日の1024円どころより、「増し担保規制解除候補株として、押し目買い」と予想。5月6日付けレポートで「1日にかけ一時990円へ下落。7日が4日目。買い」と予想。1日安値990円から切り返し。5月8日にかけ1197円へ上昇。増し担保規制解除の最低条件となる25日線乖離15%未満(5日連続)は成らず。

5月9日付けレポートで『15日発表の本決算を見極めつつ、増し担保規制のまま新値追い再開に向かう可能性あり。「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には国策のマイナンバー制度関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし』と指摘。

 

本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。

 

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