今週の投資戦略
1. 今週の東京株式市場
(1)日経225は予想通り急反騰一服ながら伸び悩みつつ戻り高値更新継続。8月22日に朝高から急反落したNYも23日を反発。今週はもみあいと予想する。個別材料株に期待
東京株式市場全体相場について、6月30日レポートで「今週は週初高から伸び悩みつつ上昇が続く」と予想した後、7月3日13時42分のライブ中継会員で「私の未来予測チャートでは、この辺りから伸び悩みつつ、もみあいから7月5日前後にもう1回高値をトライした後、来週は12日にかけ微調整となっている」と指摘。日経225は7月5日にかけ4万1100円へ上昇。伸び悩む事なく4万円台を回復し、3月22日に付けた史上最高値を更新した。
1989年12月に付けた史上最高値をまだ更新していなかったTOPIXも、年初来高値を更新した後、遂に史上最高値を更新。ナスダックとS&P500も、史上最高値更新継続。
7月7日レポートで「今週は調整と予想する。グロース始め個別材料株に期待」と指摘した後、9日11時22分に「日経225は史上最高値更新が続いていますが、TOPIXは私の未来予測チャート通り7月5日を高値に調整。日経225も7月11日前後には一旦下げに転じる事になるでしょう。私の未来予測チャートでは7月11日前後から16日に前後にかけ数日下げた後、再び上昇に転じる事になっています」と指摘。
日経225は7月11日にかけ4万2426円へ一段高。史上最高値更新が続いた後、12日は4万1188円へ急反落。7月5日を高値に反落していたTOPIXも史上最高値を更新した後、12日は反落。
ナスダックとS&P500も、史上最高値更新が続いた後、7月11日に朝高から急反落。
米中小型株指数ラッセル2000の急伸を受け、グロース250が7月12日を逆行高。6月28日に付けた戻り高値更新。
7月12日に、遅れていたNYダウが5月20日に付けた史上最高値を更新。S&P500はザラ場で史上最高値を更新。ラッセル2000は3日続伸。
7月15日レポートで『今週は、調整が続いた後、7月22日前後から再び上昇に転じると予想する。12日のNYが上昇。NYダウとS&P500が史上最高値を更新したため、9日にお伝えした「私の未来予測チャートでは7月11日前後から16日に前後にかけ数日下げた後、再び上昇に転じる事になっている」を修正する。引き続き、グロース始め個別材料株に期待』と指摘。
日経225は7月19日にかけ3万9824円へ一段安。予想通りナスダックと共に調整が続いた。S&P500は16日を高値に3日続落。ラッセル2000は17日を、グロース250とNYダウは18日を高値に反落。
7月21日レポートで「今週は7月15日レポートで既報の通り7月22日前後から再び上昇に転じる」と予想したが、日経225は26日にかけ3万7611円へ8日続落。予想に反し一段安。
ナスダックとS&P500は、7月22日に反発した後、23日を戻り高値に一段安。25日を安値に26日は反発。NYダウは24日を安値に切り返し。26日を続伸。
7月25日12時18分に、「短期的にいったん反発に転じるのは時間の問題と予想されるが、短期予想が外れ、日柄計算が一からやり直しに」と。
日経225は、7月28日レポートで「今週は上昇に転じる」と予想した通り31日にかけ3万9188円へ急伸した後、急反落。146円台への円急伸もあって8月2日を3万5880円で安値引け。予想に反し4月19日安値をも割れる急落に見舞われた。日経225先物は夜間で3万4350円へ一段安。3万4800円で終了。
NYも8月1日朝方を戻り高値に急反落。2日を大幅続落となったが、円急伸で下げに拍車が掛かった東京に比べ下げ渋った。
7月11日高値から8月2日の下げ率は、ナスダックの11%に対し、日経225先物は19%に。
因みに、2020年コロナショック時の下落率は、1月17日高値から3月19日安値で32%。
8月4日レポートで「今週は週初安から底打ち反転に向かう」と予想した通り、日経225が4700円安に見舞われた5日の3万1156円を安値に6日を3400円幅の急反発。7日にかけ3万5849円を回復。週足で3869円幅の長い下髭を形成した。
8月2日・5日・6日と3営業日にわたり1570日経平均レバレッジを始め個別材料株を18銘柄程度買い推奨。
8月12日レポートで「今週はリバウンド一服」と予想したが、日経225は16日にかけ3万8143円へ4日続伸。予想に反し戻り高値更新が続き早くも3万8000円台を回復。現時点で月足の下髭が6900円幅に。
NYはナスダックとS&P500が8月16日にかけ7連騰。
8月18日レポートで「今週は流石に急反騰一服と予想する。個別材料株に期待」と指摘。日経225は急反騰一服ながら23日にかけ3万8424円へ一段高。伸び悩みつつも戻り高値更新が続いた。現時点で月足の下髭が7200円幅に。
8月22日に朝高から急反落したNYも23日を反発。日経225先物3万8280円。ドル円144.367円。
今週は、もみあいと予想する。個別材料株に期待。
8月28日にエヌビディアの決算発表。
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき昨年12月17日レポートよりお伝えした2024年全体相場予測は、「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」。
2036年までの未来予測チャートを描いた1998年より「日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円を更新し4万円台に乗せるのは2024年」と予想してきた事は、2022年1月まで出演していたラジオ等でも既報の通り。
3月22日時点での4万1087円は、さすがにペースが早過ぎ、2024年全体相場予測の「6月前後に調整」が4月に早まった格好。5月から6月もみあいを経て上放れ。2024年全体相場予測の「8月前後かけ上昇」に向かい、史上最高値更新再開となった。
7月11日時点での4万2426円は上げ過ぎ、2024年全体相場予測の「8月前後に調整」となった。
短期的には8月5日にかけ予想に反する暴落に見舞われたが、4日レポートで「今週は週初安から底打ち反転に向かう」と予想した通り5日を底値に急反騰。
8月2日・5日・6日と3営業日にわたり1570日経平均レバレッジを始め個別材料株を18銘柄程度買い推奨。
2020年12月のラジオにおいて
「 過去の大型バブル崩壊チャートと世界各国の人口動態を独自分析して1998年に描いた2036年までの未来予測チャートでは、2022年と2023年はいったん停滞するが、
ここ顕著となってきた人口減少を、移民政策か、AI・ロボット・量子コンピュータ・核融合発電など技術革新や、ポスト資本主義あるいは世界統一地球政府などシン・政治経済体制で相殺・克服していけば、
2024年に日経225が史上最高値を更新し4万円台乗せ。2035年前後に10万円台乗せ。
まだ描いていないが、2070年前後には日経225が100万円台に乗せる可能性もある。 」
と披露した事は、知る人ぞ知るところ。
2022年秋のChatGPT出現は、上記の最低条件を満たす第1歩となった。
尚、2050年頃には世界統一地球政府の量子AIによるシン・政治経済体制に移行している可能性があり、逆に2070年前後に日経225が残っているようではデジタルユートピア実現が上手くいっていないという事になろう。
(2)2024年全体相場予測「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2022年12月18日付レポートよりお伝えした2023年全体相場予測は、「1月前後より下落。2月前後、5月前後、7月前後に戻す場面もあるが、9月前後にかけ下げが続き、9月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇」。
年初より『昨年12月20日の日銀による長期金利上限引き上げを嫌気し急落。2023年全体相場予測の「1月前後より下落」が早めにきた格好となり、ここから「9月前後にかけ下げ」が続く予想で先が思いやられるが、今年9月前後こそ、コロナショックの大底を的中させた2020年3月中盤に続く「天与の買い場」となり、日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう起点の年となろう』と指摘してきたが、もはや今年9月を待たずに、かねてよりお伝えしてきた「日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せるのは2024年」の予測に向かう展開。
つまり「大発会を安値に上昇が続き年末にかけ史上最高値を更新から4万円台に乗せる」展開は、ライブ中継会員や2021年初めまで出演していたラジオなどで既報の2024年の未来予測チャートに酷似しつつ1年前倒しにあったが、さすがに秋は2023年の未来予測チャート通り下落。
日経225は10月4日を、TOPIXは24日を安値に底打ち反転。「11月前後にかけ上昇」の通り、11月20日にかけ上昇が続いた。
2024年4月29日にかけ160円へ一段高となったドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた2021年10月のラジオ等でも「125円を超えたら135円、135円を超えたら147円、147円を超えたら160円、160円超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。
今回のインフレについても、10年以上前から「2016年前後に日経225が2万円台に乗せた後、2019年前後に一旦1万6000円台に急落してから4万円を目指す過程でインフレになる」と予想してきた。
勿論、株の世界に絶対は無く、外れる事もよくある。当時出演させて頂いていたラジオ等でも有名になった通り、2020年3月中盤のコロナショックの大底と、2021年9月14日のコロナバブルの天井を完全的中させた後、2022年は私の未来予測チャートより弱く、2023年は私の未来予測チャートより強過ぎ、短期的に予想が外れる事も多くなってきた。
2021年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。8月上旬にかけ上昇。10月中旬にかけ下落。12月末にかけ上昇」。
2022年2月6日付レポートより、2022年全体相場予測を「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。
日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225とナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。
その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」の「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。
「10月16日前後から上昇に転じ」は、日経225が10月3日を安値に、NYが13日を安値に底打ち反転。円一段安もあって日経225は8営業日も前倒しとなったが、16日が日曜日で16日前後は14日か17日を指し、NYの誤差は1営業日に止まった。
10月30日レポートでお伝えした「11月4日前後から2段上げに向かう」の予想は、誤差なくピッタリ的中。
11月6日レポートの「11月17日前後から上昇一服」は、17日前後は16日・17日・18日を指し、誤差1営業日。
11月20日レポートの「11月22日前後から3段上げに向かう」は、誤差なくピッタリ的中。
「12月末にかけ上昇」は外れた。東京はTOPIXが1月4日大発会始値を上抜いた11月24日が高値に。NYは12月13日を高値に反落。
2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」。
「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。
「4月前後から再上昇。一段高へ」は、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。
「5月前後を高値に下落」は的中。
「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225とマザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。
「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。
「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。
2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」。
当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株と半導体関連に全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。
「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。
2012年11月14日寄付より建設株と金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。
私・弊社代表取締役・前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。
【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
2. 今週の注目銘柄
東証G4055 ティアンドエスG (8月23日終値1638円)
【キオクシア上場申請。画像系AI関連・次世代半導体メモリMRAM関連など最先端技術の材料性豊富な、ラピダス・キオクシア関連銘柄。「買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし】
2022年1月23日付レポートより以下の通り解説。
『 大手企業向けシステム開発・運用保守を柱に、最先端半導体メモリ工場のシステム運用・保守と、AIや画像認識など先端技術開発を展開。東芝、キオクシア、日立製作所向けが売上高の8割占める。
2022年11月期最終利益が前期比32%増の3億9100万円連続最高益更新予想。予想EPS51.82円。
1月21日終値1321円で、今期予想PER25.5倍。時価総額101億円。
2020年11月4日、中小企業庁(経済産業省)が公募した令和2年度「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に、国立大学法人東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター及びパワースピン株式会社との共同研究として「スピントロニクス/CMOS Hybrid LSIの設計技術及びソフトウェア開発と実用化」が採択され、研究開発開始。
東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターがSociety5.0実現を目指し、国際産学連携体制で進めてきた「スピントロニクス/ CMOS Hybrid LSI技術」は、データの書き込みに「スピン」と呼ばれる電子が持つ磁石の性質を応用する次世代メモリ「磁気記録式メモリ(MRAM)」のキーテクノロジー。従来のシリコン技術に比べ消費電力を1/100 以下に低消費電力化し、低価格も可能となる。
本技術をさらに、低消費電力アプリケーションプロセッサ事業化へ展開して行くためには、LSI回路設計におけるPDK(プロセスデザインキット)やIPライブラリの開発、およびLSIを動かすためのFM(ファームウェア)やソフトウェア開発キット(SDK)の準備が急務。
新しい技術が世に出るためには、必ずしもLSIの性能だけで決まるのではなく、PDKやSDK等の開発環境整備による回路設計とソフトウェア開発効率向上や、コスト低減も大きな事業化の鍵となる。
本研究開発事業では、パワースピンがハードウェア(回路設計、PDK、IP、設計ツール)を開発。東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターはハードウェア開発につなげる基盤技術(デバイスパラメータ抽出技術、特性解析技術等)の提供と事業管理。ティアンドエスがソフトウェア(FM/SDK)開発を行い、3者が一体となってスピントロニクス/CMOS Hybrid LSIにかかる回路設計/システム設計/ソフトウェア実装効率の向上を実現する技術基盤の構築を目指す。
本事業により拓かれる革新的スピントロニクス/CMOS Hybrid LSIデバイスにより、
①従来のレベルを遥かに超える超低消費電力性能とそれによる演算性能の向上に加え、②製造コストの削減、③製造工程の短縮、④設計効率の向上と設計コストの削減、⑤ソフトウェア開発効率の向上と開発コストの削減など、将来のアプリケーションプロセッサに求められる要件を達成する事で、IoT社会のフィジカル空間におけるエッジシステム側に、キラーアプリケーションの新規市場を創出し、新たな産業波及効果と共にSociety 5.0の実現に貢献する。
2020年8月7日に新規上昇。26日の7315円を上場来高値に急落。今年1月21日にかけ1287円へ。上場来安値更新続く。
次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として買いと予想する。買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める。
6890フェローテックHDが、昨年11月19日にかけ4695円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、半導体関連全面買い推奨の筆頭株に挙げた2020年3月13日買い推奨値458円から10.3倍高に。
2158FRONTEOが、11月26日にかけ5300円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2019年12月2日買い推奨値381円から14倍高。個別材料株を全面買い推奨した昨年3月中盤安値156円から34倍高。2010年11月上場来安値10円から530倍高に。 』
1137円で引けた1月27日大引け間際と28日寄り付き1137円より買い推奨。
1月30日付レポートでも「次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として買い」と予想。3月31日にかけ2222円へ上昇。
10月24日寄り付き1238円より改めて買い推奨。11月4日の1122円を安値に切り返し。
昨年1月18日の1501円でも半導体絡みのAI関連銘柄として、買いと予想。
4月18日に、同社の先進技術ソリューションカテゴリーが独自に提案した画像認識AIアルゴリズムが、国内大手精密機器メーカーの製造販売する外観検査装置に採用される事が決まったと発表。
5月31日にかけ2816円へ一段高。昨年来高値更新続く。
2023年11月期最終利益が前期比12.5%増の4億9500万円連続最高益更新予想。予想EPS65.46円。6月2日終値2608円で、今期予想PER39.8倍。時価総額199億円。
会社四季報春号は、2024年11月期最終利益6億円連続最高益更新予想。予想79.5円。来期予想PER32.8倍。
6月6日に、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音会長が現在建設中の工場周辺に第2工場を検討と発言。19日にかけ3295円へ一段高。昨年来高値更新が続いた後、反落。
6月23日の2762円を安値に切り返し。7月4日にかけ3335円へ一段高。6月19日に付けた昨年来高値を更新した後、6526ソシオネクストショックもあって反落。10日の2781円を安値に切り返し。
7月14日に発表した2023年11月期第2四半期純利益2億2500万円は、据え置いた同通期最終利益4億9500万円予想に対する進捗率が45.5%。
7月19日にかけ3680円へ一段高。昨年来高値を更新した後、反落。8月10日にかけ2437円へ下落。
日経225三角保ち合い下放れの煽り受け一段安。8月18日の2170円を安値に切り返し。9月4日にかけ2642円を回復。13日にかけ再び2279円へ。
9月15日に発表した持株会社体制への移行検討開始を好感し、20日にかけ2597円へ再上昇。
9月20日に、6502東芝がTOB成立の見通しを発表。25日に2649円まで買われ、4日高値を更新した後、全体相場一段安の煽りもあって売り直されたが、10月4日の2112円を安値に切り返し。
10月13日引け後に発表した2023年11月期第3四半期純利益3億2600万円は、据え置いた同通期最終利益4億9500万円に対する進捗率が65%ながら、半導体フラッシュメモリーで世界3位のキオクシアと4位の米ウエスタンデジタルが月内にも経営統合に合意する見通し。韓国サムスン電子に並ぶ世界最大規模となる。
10月27日の1858円を安値に切り返し。11月1日に2014円を回復。
10月30日に、ウエスタンデジタルが、キオクシアとの交渉を終了し、NAND型フラッシュメモリー事業を分離すると発表。
11月8日に発表したトヨタ自動車へのAIソリューション提供決定を好感し、9日に2468円へ急伸。
11月10日に、次世代半導体メモリを共同開発している東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)で研究開発された基本技術や特許及びIPを基に、事業化を目的とした新たな応用技術及び事業化特許やIPを創出する目的で設立されているパワースピン社が、ジャフコ、三菱UFJキャピタル、スパークス・アセット・マネジメント、JICベンチャー・グロース・インベストメンツを引受先とする第三者割当増資により、新たに総額25億円の資金調達を実施したと発表。
パワースピン社は、スピントロニクス半導体技術を用い、AI・自動運転・EV化向けプロセッサや高速メモリ用の回路設計、試作サービス及びIPライセンス事業等を展開。
11月15日にかけ2626円へ一段高。
11月20日に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)向けに、同社の持つAI関連技術を利用したソリューションの提供を行う受注を頂いたと発表。
これを好感し、11月21日にS高を交え22日に3190円へ一段高後、急反落。
12月13日の2411円を安値に切り返し。
2820円へ再上昇となった2024年1月12日引け後に発表した決算は、2023年11月期最終利益が前期比7.6%増の4億7300万円連続最高益更新。2024年11月期最終利益が前期比1.5%増の4億8100万円連続最高益更新予想。予想EPS63.43円。0.45円増の7円に増配へ。
決算発表明け1月15日に売り気配で始まった後、切り返し急。17日にかけ2884円へ上昇した後、結局急反落。
1月18日に2302円へ急落ながら、AIソリューション提供を受注したJAXAが20日0時20分に世界で5カ国目となる日本初の月面着陸に成功。23日にかけ2555円へ切り返した後、2月16日にかけ2128円へ一段安。
2月17日に、JAXAが新型主力ロケット「H3」2号機打ち上げに成功。26日にかけ2418円を回復した後、3月15日にかけ1964円へ一段安。
3月18日発売の会社四季報春号が、2025年9月期最終利益5億1000万円最高益更新予想。予想EPS67.3円。3月22日終値2057円で、来期予想PER30.6倍に低下。
全体相場一段安の煽り受け4月5日にかけ1888円へ下落した後、12日にかけ1815円へ一段安。
4月12日引け後に発表した2024年9月期第1四半期決算で、未定だった今期配当を7円に。決算期変更に伴う10カ月変則決算の2024年9月期最終利益は4億100万円予想据え置き。
全体相場急落の煽りもあって4月19日にかけ1630円へ下落した後、一段安。23日の1602円を安値に反転。5月8日にかけ1750円を回復。
5月14日引け後に発表したデンソー向けAI研究開発支援開始を好感し、15日に1951円へ急伸した後、日本国債10年金利が1%台に乗せる金利上昇に伴いグロース250が一段安。4月19日安値に続き昨年10月24日安値、2022年6月20日安値も更新し、2020年3月に付けたコロナショックの安値を目指す悪地合いとなった事から一段安。5月30日の1430円を安値に反転。
グロース250も5月30日を安値にようやく反転。
6月26日に、キオクシアHDが近く東京証券取引所に上場予備申請。10月末の新規公開(IPO)を目指す方針を固めたと報じられ、キオクシア関連銘柄として27日にかけ1680円へ。
7月18日に1702円、30日に1701円まで買われた後、全体相場暴落の煽り受け急落に見舞われたが、8月5日の1167円を安値に切り返し。20日にかけ1575円を回復。
キオクシアの上場申請が明らかとなった8月23日に1670円へ急伸。
2022年1月27日大引け間際と28日寄り付き買い推奨値1137円から2023年7月19日にかけ3680円へ3.2倍高後、調整を経て再上昇。画像系AI関連、次世代半導体メモリ「MRAM」関連など最先端技術の材料性豊富な、ラピダス・キオクシア関連銘柄。引き続き「買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし。
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東証S3054 ハイパー (8月23日終値340円)
【Windows10サポート終了に伴うWindows11搭載機入れ替え特需関連銘柄で、進捗率から上方修正の可能性高まる低時価総額銘柄として大化けに向かう可能性秘める。2013年9月から10月にかけ7.2倍高。17年1月から18年1月にかけ5倍高演じた実績あり】
8月2日の333円、日経平均4700円安の煽り受け282円まで売られた5日、6日寄り付き292円でも買いと予想。22日にかけ390円へ急伸。
法人向けパソコン販売を柱に、アスクル代理店で事務用品販売も展開。
来年10月14日でサポート終了となるWindows10からWindows11搭載機への入れ替え需要が顕在化。
2024年12月期最終利益は、前期比2.5倍増の1億9800万円予想。予想EPS20.55円。
8月23日終値340円で、今期予想PER16.5倍。時価総額33.5億円。
8月9日に発表した2024年12月期第2四半期純利益1億3200万円は、同通期最終利益1億9800万円予想に対する進捗率が66%に達し。通期上方修正の可能性高まる。
仮に、第2四半期純利益1億3200万円を単純に2倍した2億6400万円が通期最終利益なら、前期比3.38倍増益。
仮に、潜在株式調整後第2四半期EPS13.66円を単純に2倍した27.32円が通期EPSなら、PER12.4倍に低下。
2013年9月安値140円から10月28日にかけ1012円へ7.2倍高。
2017年1月5日安値228円から2018年1月29日にかけ1156円へ5倍高演じた実績あり。
Windows10サポート終了に伴うWindows11搭載機入れ替え特需関連銘柄で、進捗率から上方修正の可能性高まる低時価総額銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。
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