東京株式市場は、11月1日付けレポートで「4日の日本郵政グループ3社新規上場が起爆剤となって一段高に向かうか見極め。11月6日転換点<小>を迎える。いずれにせよ、中期的には上げ下げしながら3段上げが続く」と予想した通り、6日にかけ日経225が1万9294円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、米10月雇用統計の結果から12月利上げ観測が強まった事を受けた円安を好感し、夜間取引で日経225先物が1万9490円へ一段高となった。日本郵政グループ3社新規上場も好調な滑り出し。

米10月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回る27.1万人増。昨年12月以来最大の伸びを記録。同失業率も5.0%に改善。2008年4月に並ぶ低水準に。平均時給も前年比+2.5%。2009年7月以来の大幅な伸びとなった。

12月利上げ観測が強まり、NY市場はまちまちとなったが、ドル/円が一時123.27円まで円安に進み、シカゴ日経平均先物が一時1万9500円を付けた後、1万9460円で終了。ドル/円も123.18円で終了。

日経225先物を始め全体相場の今後の予測、短期・中期・長期予想は勿論、昨年12月13日付レポート「会員制投資戦略」(レポート会員)よりお伝えしてきた2015年相場年間予測、さらに2036年までの未来予測についても、詳しくは、先ほど「会員制投資戦略」(レポート会員)にアップした11月7日付け週末レポート「今週の投資戦略その1」(レポート会員)を参照。