ノーベル賞に絡むバイオ関連銘柄
米情報調査会社トムソン・ロイターが9月21日に今年のノーベル生理学・医学賞と化学賞の有力候補者に日本人3名を選出。
生理学・医学賞で、免疫細胞の働きを抑制するたんぱく質「PD-1」を発見した本庶佑・京都大学客員教授。
化学賞で、がん細胞を狙って薬を送り込む「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」の研究を進めた前田浩・熊本大学名誉教授・崇城大学DDS研究所特任教授と、松村保広・国立がん研究センター分野長。
前田教授は、4582シンバイオ製薬のシニアアドバイザー。
DDSの製剤化などで技術力を持つ関連銘柄は、4563アンジェスMG、4571ナノキャリア。
免疫細胞の働きを抑制するたんぱく質「PD-1」関連銘柄は、4528小野薬品、4588オンコリスバイオ、4594グリーンペプタイド。
2014年にノーベル賞の登竜門の一つといわれる米国のラスカー賞を受賞した京都大学大学院理学研究科の森和俊教授と、2015年に医学の分野で世界的な発見や貢献をした研究者に贈られるガードナー国際賞を受賞した大阪大学の坂口志文教授の関連では、4557医学生物学研究所。
オートファジー関連で、3386コスモ・バイオ。