1. 今週の東京株式市場

 

(1)予想に反し下落したが、終値ベースで2万1500円を死守。ジリ高に向かうと予想する。引き続き個別材料株に期待

 

東京株式市場は、9月30日付レポートで「下落に転じるのは時間の問題」と予想した通り、日経225が10月2日の2万4448円を高値に反落。5日にかけ2万3730円へ下落。

10月8日付レポートで「短期的にいったん戻す可能性もあるが、中期的には下げが本格化していく」と予想した通り、12日朝方にかけ日経225が2万2323円へ一段安となった。

日経225先物オプション10月物プット大化け22250プットが10月10日安値1ポイントから11日にわずか1営業日で145ポイントへ145倍高に。

10月14日付レポートで「一段安から底打ちとなるか、いったん戻した後、ダメ押し的な一段安に向かうか見極め」と指摘。日経225は15日の2万2261円を安値に17日にかけいったん2万2959円へ反発した後、19日にかけ2万2212円へ一段安。年初来安値更新が続いていた上海総合指数は10月19日朝安からようやく急反発したが、NY市場が中途半端なチャート形成に。

10月21日付レポートで「ダブル底からリバウンド本格化に向かうか、一段安に向かうか見極め」と指摘。「中途半端なチャート形成」と指摘したNY急落を受け、2段下げが本格化。26日にかけ日経225が2万971円へ一段安。TOPIXは3月26日に付けた年初来安値を更新した。

日経225先物が10月26日の夜間取引で一時2万790円へ一段安。日経225先物オプション11月物プットが安値から20倍高超え

10月28日付レポートで「短期的にいったんリバウンドに転じる」と予想した通り、日経225が30日朝方の2万1035円をダブル底に急反発。11月2日にかけ2万2308円まで戻した。NYも10月29日安値から切り返し。

11月4日付レポートで「リバウンド一服から再び下落に転じるか、戻り高値更新再開に向かうか見極め」と指摘。8日にかけ日経225が2万6277円へ上昇。2日が初押し買いとなって戻り高値更新再開となった。

11月11日付レポートで「もみあい」と予想。戻り過ぎたNYダウの急落を受け、13日に日経225が再び2万1484円まで売られたが、長い下髭を形成し、16日にかけもみあいとなった。

11月18日付レポートで「ジリ高に向かう」と予想。予想に反し日経225が21日にかけ2万1243円へ下落したが、終値ベースで2万1500円を死守。2025年大阪万博決定を好感し、26日前場段階で2万1815円を回復。

 

今週は、ジリ高に向かうと予想する。引き続き、個別材料株に期待。

昨年12月24日付けレポートよりお伝えしてきた2018年全体相場予測は、「2月前後にかけ下落。3月前後から上昇。6月前後から下落。9月前後から上昇。10月前後から下落。11月前後から上昇」

2018年全体相場予測「2月前後にかけ下落。3月前後から上昇。6月前後から下落。9月前後から上昇。10月前後から下落」が的中。

 

(2)2018年相場予測は「2月前後にかけ下落。3月前後から上昇。6月前後から下落。9月前後から上昇。10月前後から下落。11月前後から上昇」

 

2012年11月14日寄付より建設株金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。

弊社代表取締役・前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。

 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。

2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。

2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】 

 

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個別材料株については、前号11月18日付レポート参照。

 

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