1. 今週の東京株式市場

 

(1)日経225が1月18日朝方に急伸。2012年からの高値を再び更新したが、大陰線に。下げが鮮明化していくと予想する。引き続き個別材料株に期待

 

東京株式市場は、正月休み中のNY高を受け、大発会1月4日に日経225が急伸。5日にかけ2万3730円へ一段高。2012年からの高値更新が続いた。

1月8日付けレポートで以下の通り解説。

『 日経225は、昨年11月9日にかけ2万3382円へ上昇。かねてよりアベノミクスの目標値とお伝えしてきた1996年6月26日終値2万2666円を達成した後、三角保合い形成から上放れ。予想に反し昨年来高値を更新。

長期予測「2019年中盤から2036年初めにかけ上昇」により1989年12月29日に付けた史上最高値3万8975円を目指すトレンドへ既に入っている可能性も否定できない強さとなってきたが、下げに転じるのは時間の問題と予想する。 』

日経225が1月9日の2万3952円を高値に反落。NY高は続いたが、円高を嫌気し、12日にかけ2万3588円へ下落。

1月14日付けレポートで「下げが鮮明化していくと予想する。引き続き個別材料株に期待」と指摘。

日経225が1月18日朝方に2万4084円へ急伸。2012年からの高値を再び更新したが、2万3699円へ反落。大陰線に。

1月19日のNY市場は反発。S&P500ナスダックが史上最高値を更新。

シカゴ日経平均先物は2万3835円で終了。

ドル/円は110.78円。原油が63.37ドルで終了。

 

今週も、下げが鮮明化していくと予想する。引き続き個別材料株に期待。

 

2018年全体相場予測は、「2月前後にかけ下落。3月前後から上昇。6月前後から下落。9月前後から上昇。10月前後から下落。11月前後から上昇」

 

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(2)2018年相場予測は「2月前後にかけ下落。3月前後から上昇。6月前後から下落。9月前後から上昇。10月前後から下落。11月前後から上昇」

 

2012年11月14日寄付より建設株金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言!

かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社代表取締役・前池英樹のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきた通り、遂に2012年12月26日に安倍総理が誕生。

さらに、弊社代表取締役・前池英樹は約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが日本の永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に2013年8月1日に政府が開いた国家戦略特区作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。

私、弊社代表取締役前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。

 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。

2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。

2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】 

 

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2. 今週の注目銘柄 

 

 

名証C3808 オウケイウェイヴ (1月19日終値1669円)

 

(1)S高交え急騰!1月5日買い推奨値から9営業日で2.4倍高。市場の度肝抜く。19日を引け新値。折に触れ短期調整もあろうが、中長期的にはICO、ブロックチェーン、AI、バイオ関連などフィンテック・仮想通貨関連を中心に最先端技術に絡む好材料目白押し銘柄として、大化けコースを歩んでいると予想する

 

「高山緑星の売買指示ライブ中継会員」で1月5日寄付き直後の729円どころより「ICO関連として、買い」と予想。一時2日連続S高となる781円へ急伸。

1月8日付けレポートより以下の通り解説。

『 利用者同士が質問・回答するQ&Aサイト「OKWave」を運営。企業にシステムも提供。

2018年6月期最終利益が、前期比3%減の1億2000万円予想。予想EPS13.74円。

昨年12月15日発売の新四季報で、2019年6月期最終利益が1億4000万円予想。予想EPS16.0円。

1月5日終値739円で今期予想PER53.8倍。来期予想PER46.2倍ながら、時価総額64億円。

昨年8月3日に、テックビューロの仮想通貨を使った資金調達用ICOソリューション「COMSA」のICO協議会に同社の兼元代表が参加。

8月24日に、同社のAI技術とシャープのモバイル型ロボット「RoBoHoN(以下ロボホン)」を活用し、「ロボホン」が質問に回答をしてくれる「ロボホン」専用アプリケーション「OKWAVE」の配信を31日より開始すると発表。

9月5日に、「OKBIZ. for Community Support」を活用したドコモ製品に関するユーザー参加型Q&Aコミュニティーの提供開始を発表。

9月20日に、日本最大級の投資家向けソーシャルメディア「みんなの株式」や日本最大級の株式専門情報サイト「株探」等を運営する株式会社みんかぶと、両社の運営サイト上のQ&Aおよびみんかぶが保有する上場企業の株式・企業情報のビックデータを同社のAIにて分析し提供する投資家ならびに就活者向けの情報サービスを共同で展開すべく業務提携することに基本合意したと発表。

10月6日に、ICOならびに仮想通貨(暗号通貨)に関する情報発信やコンサルテーションを行う香港のToken News HK Limitedと、ICO普及に関する業務提携を締結したと発表。

10月17日に、医療情報事業を推進する子会社OKEIOS(オケイオス)が、治験や再生医療など医薬品の開発・製造支援事業を展開するアイロムグループと資本・業務提携契約を締結したと発表。OKEIOSが独自開発したブロックチェーン技術を活用した医療データを一元管理できるプラットフォーム「eios.BC(エイオスビーシー)」を医療機関へより広げていくことが可能となり、将来的には再生医療に寄与していくことが期待される。

10月24日に、仮想通貨関連事業を目的とする新会社OKfinc LTD.を10月中にマレーシア連邦特区であるラブアンに設立すると発表。

10月27日に、仮想通貨関連事業を行う当社海外子会社OKfinc LTD.を通じて、シンガポールにてICOプラットフォーム事業会社を起業するWowoo Pte.(本社シンガポール)に出資すると発表。

11月1日に、テックビューロへ追加出資を発表。

11月10日に、メンバーズとCX(顧客体験価値)向上とコールセンターコスト削減を両立させるFAQ改善サービスを共同提供開始すると発表。

11月21日に、アイテック阪急阪神OKEIOSが、医療・ヘルスケアデータの利活用に関する事業を共同で推進すべく、業務提携契約を締結したと発表。

11月28日に、シンガポールのICO事業者Wowoo Pte.とICO実施に向けて検討開始を発表。

12月4日に、「感動の可視化」ICOソリューション「Wowoo」の評議会に仮想通貨業界の第一人者ロジャー・バー氏を招聘したと発表。

12月13日に、抽選で100名様へ3万円相当のプレトークンを配布する「Wowooウォレットダウンロードキャンペーン」の開始を発表。

ICO、ブロックチェーン、AI、バイオ関連などフィンテック・仮想通貨関連を中心に最先端技術に絡む好材料目白押し銘柄として、大化けに向かうと予想する。 』

1月9日にS高を交え10日にかけ970円へ急伸。

1月11日は、仮想通貨急落を嫌気し、急反落。「高山緑星の売買指示ライブ中継会員」で「押し目買い増し」と予想。781円S安売り気配となったが、引け後に、仮想通貨交換業の登録申請を発表。

1月12日の727円を安値に切り返し急。S高に迫る927円へ急反発。

1月14日付けレポートで『「ICO、ブロックチェーン、AI、バイオ関連などフィンテック・仮想通貨関連を中心に最先端技術に絡む好材料目白押し銘柄として、大化けに向かう」との予想に変更なし』と指摘。

1月15日にS高を交え、18日にかけ1745円へ一段高。1月5日買い推奨値729円から9営業日で2.4倍高。市場の度肝抜く。19日を1669円で引け新値。

1月19日引け後に、仮想通貨関連事業を目的とする連結子会社 OKfinc LTD.を通じて、不動産買取・査定サービス、ファイナンシャル・アドバイザリー事業などを展開する8783GFAの100%子会社である GFA Capital と、ICO コンサルティング事業に関わる戦略的業務提携に向けた基本合意契約を1月19日に締結したと発表。

全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはICO、ブロックチェーン、AI、バイオ関連などフィンテック・仮想通貨関連を中心に最先端技術に絡む好材料目白押し銘柄として、大化けコースを歩んでいると予想する。 

2月7日に中間決算発表予定。

 

(2)9753アイエックスナレッジが、S高交え昨年来高値更新!買い推奨値から2.2倍高に

 

9753アイエックスナレッジが、1月10日と15日にS高交え16日にかけ860円へ一段高。昨年来高値更新が続き、昨年8月15日買い推奨値387円から2.2倍高に。1月30日に第3四半期決算発表予定。

一部の「成功報酬会員」に昨年8月15日の387円より超割安なフィンテック関連として買い推奨。

10月5日寄付き前の「本日のS高候補株」にピックアップ。S高を交え、6日にかけ537円へ急伸。

10月9日付けレポートより以下の通り解説。

『 独立系の中堅システム開発会社。IT化推進などのコンサルから設計・開発・保守・運用まで一貫したソリューションを提供。8411みずほFGを筆頭に6501日立製作所9613NTTデータ9433KDDIなど大手企業を中心とした売上げ上位10社までのウエイトが70%強占める。

8411みずほFGの「Jコイン」創設でも商機を得る公算高い。市場系・生損保系の新規開発へ。車載関連で運転支援機能、センサー向けも。

2018年3月期最終利益が前期比17%増の4億7900万円予想。予想EPS45.58円。

9月15日発売の新四季報で、2019年3月期最終利益が4億9000万円予想。予想EPS47.7円。

10月6日終値473円で今期予想PER10.4倍。来期予想PER9.9倍。割安。

時価総額55億円。

中期経営方針「IKI VISION 2020」で2020年3月期に、売上高で2017年3月期比1%増の190億円、営業利益で同期比71%増の10億1600万円を目指す。

金融庁が9月29日に、仮想通貨と法定通貨の交換サービスを展開できる仮想通貨交換事業者として11社を登録。ゴールドマン・サックスが仮想通貨に特化した新たなトレーディング・オペレーションを検討。

また、社会貢献イベントとして定期的に小学校で「ロボット&プログラム体験教室」も開催。10月8日付け日本経済新聞1面が「ソニーが来年春にもイヌ型の家庭用AIロボットを発売」と報じた家庭用AIロボット関連の側面も。

ソニーが来春発売予定の家庭用AIロボット関連の側面もある割安なフィンテック関連大穴株として、大化けコースを歩んで行くと予想する。 』

 

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東証M4824 メディアシーク (1月19日終値690円)

 

(1)イスラエル企業との協業発表を好感し2日連続S高!折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはブレインテック関連本命格として、大化コースを歩んで行くと予想する

 

1月9日の480円より「イスラエル企業と脳波を活用した研究を進めるオンリーワン的な大化け候補株」として、買い」と予想。

580円でも買い推奨した1月16日に、最新のBrainTech(脳神経科学)を活用したサービス開発において、世界的に高い評価を有するイスラエルのMyndlift Ltd.と協業契約を締結し、日本市場でのBrainTechを活用したコンシューマー向けサービスの開発と普及推進におけるパートナーシップについて合意したと発表。

これを好感し、2日連続S高を交え1月18日にかけ802円へ急伸。

BrainTechとは、「次世代のITフロンティア」として世界中で活発な取り組みがなされている最先端の研究開発分野の一つ。世界中の先進テクノロジー企業において、脳の活動の仕組みを詳しく解明するための研究開発が進められ、脳神経科学における最先端の研究結果をコンシューマー向けサービスに活用する動きが活発化している。

同社は、累計2,600万ダウンロードの定番スマホアプリ「アイコニット」などスマートフォン分野における独自の技術力と、EdTechを中心とする法人向けソリューションサービスにおける豊富な事業経験を活かし、BrainTechを活用したスマートフォンアプリや法人向けソリューションサービスに関する研究開発を強化。

今後、BrainTech関連事業の一環として、Myndliftが提供するBrainTech活用サービスを日本市場向けに提供すると共にBrainTech関連事業の強化を進めていく計画。

Myndliftは、イスラエルを拠点に世界的な注目を集めるブレインテクノロジーのスペシャリスト集団。脳波を的確に分析し様々な目的に応じ最適なフィードバックを実現する独自技術プラットフォームに基づく先進的な製品・サービスを提供し、脳の潜在能力開発や能力向上トレーニング、セラピーといった分野で世界的な注目を集める先進テクノロジー企業。

ニューロフィードバックを活用したスマートフォンアプリを提供するなど、BrainTechを活用したサービスにおいて世界中から高い注目を集めている。

CEO のAziz Kaddan 氏は、「脳波によるニューロフィードバックを活用したヘルスケアや脳の能力向上トレーニングといった新規サービス分野において、今後、日本市場で継続的な事業拡大を実現していくための存在としてメディアシークは最適なパートナーだ」「ブレインテックと呼ばれる技術分野は、近年、世界中の先進的リソースが大量投入されたことで急速に研究が進み活性化された分野で、いま一番ホットな事業領域でもある」「今回のパートナーシップをきっかけに、メディアシークと共に、さらに先進的な技術開発に取り組み、この分野における世界的リーダーとしてさらなる競争力強化を目指していく」と語る。

業績は、2018年7月期最終利益が、前期比73%減の1600万円予想。予想EPS1.64円。

1月19日終値690円で予想PER420倍ながら、時価総額67億円。

全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはブレインテック関連本命格として、大化コースを歩んで行くと予想する。

 

(2)6265妙徳も昨年来高値更新!買い推奨値から2倍高に。6286靜甲も再上昇

 

6265妙徳が、1月18日にかけ639円へ一段高。昨年来高値を更新。昨年7月31日買い推奨値319円から2倍高。19日を611円で引け新値。2月14日に本決算発表予定。

昨年7月31日の319円より割安なロボット関連として買い推奨。

8月29日発売の「ラジオ日経DVD」にも収録。

9月1日にかけ397円へ一段高。年初来高値更新。

9月15日を389円で大引け。引け新値。

9月22日にかけ395円へ再上昇。

9月24日付けレポートより以下の通り解説。

『 真空吸着搬送機器メーカー。真空吸着パッドを活かした産業用ロボットハンドが好調。自動車、半導体、有機EL、液晶製造向け拡大。

2017年12月期最終利益が、前期比32%増の2億4700万円予想。予想EPS33.87円。

9月15日に発売された新四季報で2018年12月期最終利益が2億7000万円予想。最高益に迫る。予想EPS39.6円。

9月22日終値387円で今期予想PER11.4倍。来期予想PER9.8倍。PBR0.72倍。超割安。

全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には超割安なFA(ファクトリーオートメーション・産業用ロボット)関連本命格として、大化けコースを歩んで行くと予想する。 』

10月26日にS高交え30日にかけ594円へ一段高。

 

6286靜甲が、1月18日にかけ1010円へ再上昇。昨年10月5日高値1013円に迫る。2月8日に第3四半期決算発表予定。

「高山緑星の売買指示ライブ中継会員」で昨年9月27日の850円どころより「6265妙徳に続く超割安なFA関連」と指摘。

10月5日にかけ1013円へ急伸。新値追い。

10月27日引け後に発表した業績の上方修正を好感しPTSで150円高1032円S高。年初来高値更新。

10月29日付けレポートで「2018年3月期最終利益を前回予想の5億9000万円から7億5000万円へ上方修正。予想EPS116.63円。10月27日終値882円で今期予想PER7.6倍。PBR0.42倍。超割安」と指摘。

10月30日に999円へ再上昇。

 

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東証JQ4875 メディシノバ・インク (1月19日終値805円)

 

(1)押し目買い増しと予想する。予告通りの「バイオ祭り」が展開。米国で深刻化するオピオイド乱用問題関連本命格。「買い推奨値から8.4倍高となってきた4579ラクオリアに続くバイオ関連本命格として、大化けに向かう」との予想に変更なし

 

4579ラクオリア創薬が買い推奨値から7.4倍高となる中、4588オンコリスバイオ2160GNIなどバイオ関連が軒並み高。予告通り「バイオ祭り」の様相を呈す中、1月5日の737円どころより「バイオ関連として、買い」と予想。797円へ急伸。

1月8日付けレポートより以下の通り解説。

『 米国カリフォルニア州に本社を置く創薬ベンチャー。東証ジャスダックと米ナスダックに上場。

国内外の国際的製薬企業との提携により有望な低分子化合物を導入し、様々な疾患領域の新規医薬品を主に米国で開発。

赤字続きながら、進行型多発性硬化症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、薬物依存(メタンフェタミン依存、オピオイド依存など)を始め多様な神経系疾患を適応とする MN-166(イブジラスト)及びNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、肺線維症など線維症疾患を適応とする MN-001(タイペルカスト)に経営資源を集中。喘息の急性発作適応の MN-221(ベドラドリン)、固形がんを適応とする MN-029(デニブリン)など計8本のパイプラインを保有。

昨年10月26日に、進行型多発性硬化症を適応とする MN-166 のフェーズ 2b 臨床治験において、2つのプライマリーエンドポイント(主要評価項目)を達成したと発表。

10月30日に、進行型多発性硬化症を適応とするMN-166(イブジラスト)のフェーズ2b臨床治験に関して、第7回ECTRIMS-ACTRIMSの合同学術集会における発表内容のハイライトを公表。良好な結果を確認。

11月2日に、米国ボストンで開催される第28回 ALS/MND (筋萎縮性側策硬化症/運動神経疾患)国際シンポジウムにおいて、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を適応として現在実施中のMN-166(イブジラスト)の臨床治験に関する口演プレゼンテーション(発表)のアブストラクト(要約)が採択されたと発表。

11月10日に、MN-166 のメタンフェタミン(覚醒剤)依存患者を対象とするバイオマーカー臨床治験開始を発表。

12月8日に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を適応として実施された MN-166(イブジラスト)の臨床治験において、登録された51名全員を対象にデータを解析した結果、ポジティブなトップラインデータが得られたと発表。

トランプ大統領が、昨年10月25日に深刻化するオピオイド(鎮痛剤)の乱用問題で非常事態宣言を行い、26日にその対応策を公表。

米国で深刻化するオピオイド乱用問題関連本命格。買い推奨値から7.4倍高となってきた4579ラクオリア創薬に続くバイオ関連本命格として、大化けに向かうと予想する。 』

1月9日に、ストックオプション(新株予約権)の発行を発表。発行日1月6日。行使価格7ドル(約790円)。総額813万4000ドル(約9億1784万円)。

1月16日にかけ870円へ一段高。昨年10月30日高値923円を射程距離内に捕らえた後、反落。19日にかけ782円へ下落。

押し目買い増しと予想する。

「米国で深刻化するオピオイド乱用問題関連本命格。買い推奨値から8.4倍高となってきた4579ラクオリア創薬に続くバイオ関連本命格として、大化けに向かう」との予想に変更なし。

2月14日に本決算発表予定。

 

(2)4579ラクオリアが、1月18日安値から切り返し急。19日を高値引け

 

4579ラクオリア創薬が、1月18日の2455円を安値に切り返し急。19日を2889円で高値引け。2月9日に本決算発表予定。

 

「高山緑星の未来予測銘柄会員」で昨年9月8日の1004円より以下の通り買い推奨。

『 ファイザー日本法人の中央研究所が独立した創薬ベンチャー。創出した新規開発化合物の技術・特許を医薬品メーカーにライセンスアウト(導出)して収益を上げるビジネスモデル。疼痛疾患に強み。テムリックを完全子会社化し、がん領域開発へも本格参入。

赤字続くも、今上期に同社が導出した動物薬が米国で上市され、創業以来初のロイヤルティ収入を計上。これに続く動物薬や、ヒト領域医薬品の各種開発プログラムも順調に進行中。2019年12月期に黒字化目指す。

時価総額193億円。

昨年11月18日の379円どころよりバイオ関連として買い推奨。今年7月26日にかけ1908円へ急騰。買い推奨値から5倍高演じた大ヒット銘柄

今年1月に米国で発売された動物薬の犬用変形ひざ関節症薬GalliprantRに続き、今下期以降も業績拡大に直結する新薬販売計画が目白押し。

動物薬では、第2弾として今秋に犬用食欲不振改善薬EntyceRが米国で発売される計画。共に米国におけるピーク年商50億円規模が期待される。

GalliprantRは2018年に、EntyceRは2019年に欧州で販売開始が見込まれる。

ヒト領域では、9月4日に導出先である韓国のCJヘルスケアが胃食道逆流症治療薬として開発中の tegoprazanを韓国で製造販売承認申請したと発表。

9月6日にも、選択的ナトリウムチャネル遮断薬(ピラゾロピリジン誘導体)が日本における特許査定を受けたと発表。

2019年12月期に黒字化も視野に入った好材料目白押しのバイオ関連本命格として、買いと予想する。

昨年11月18日買い推奨値379円から今年7月26日にかけ1908円へ5倍高を演じた事は記憶に新しい。今回も大化けに向かう可能性秘める。 』

12月14日に、導出先である創薬ベンチャーのAskAtが構造の異なる2つのEP4拮抗薬(AAT-007及びAAT-008)について、米Arrys Therapeuticsと、がん免疫領域を対象とした中国及び台湾を除く全世界の権利のライセンス契約締結を発表。

12月15日に、今回の契約により、AskAtは契約一時金及び開発・販売に関わるマイルストンペイメント(達成一時金)として総額12億ドル超に加え、販売後のロイヤルティを受け取る権利を有し、AskAtとEP4拮抗薬に関する導出契約を締結している当社もAskAtより一時金を受領。また、今後AskAtがEP4拮抗薬により得られる収益に対して一定料率のロイヤルティを受領する権利を有していると発表。

これらを好感し、12月15日を1321円S高買い気配で大引け。

12月17日付けレポートで「2019年12月期に黒字化も視野に入った好材料目白押しのバイオ関連本命格として、急騰再演に向かうと予想する。買い推奨値から5倍高演じた大ヒット銘柄」と指摘。

12月20日にもS高交え、21日にかけ1755円へ一段高。

12月24日付けレポートより「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には導出先が一時金12億ドル超のライセンス契約を締結したバイオ関連本命格として、大化コースを歩んでいる」と予想。

12月25日引け後に、マルホ株式会社との選択的ナトリウムチャネル遮断薬に関するライセンス契約締結を発表。

12月28日引け後に、CJヘルスケア株式会社(韓国)との胃食道逆流症治療薬tegoprazanの特許ライセンス契約締結およびCJヘルスケアとの胃食道逆流症治療薬tegoprazanのライセンス地域拡大契約締結と、CJヘルスケアとの5-HT4部分作動薬のライセンス契約終了を発表。

これらを好感し、大納会12月29日を2350円S高買い気配で大引け。遂に上場来高値を更新し、昨年9月8日買い推奨値1004円から2.3倍高。2016年11月18日買い推奨値379円から6.2倍高に。

大発会1月4日にかけ2819円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年9月8日買い推奨値1004円から2.8倍高。2016年11月18日買い推奨値379円から7.4倍高に。

1月4日引け後にも導出先のAskAtが次世代選択的シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬の疼痛を対象としたIND申請について、中国国家食品医薬品監督管理局(CFDA)より承認されたと発表。これによりAskAtより一時金を受領。また、今後AskAtがCOX-2阻害薬より得られる収益に対して一定料率のロイヤルティを受領する権利も有する。

これを好感し、1月5日を2541円で引け新値。

1月12日寄付き前の「本日のS高候補株」にピックアップした通り一時S高となる3170円へ一段高。市場の度肝抜く。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年9月8日買い推奨値1004円から3.2倍高。2016年11月18日買い推奨値379円から8.4倍高に。

 

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