1.今週の東京株式市場

(1)TOPIX新値追い。転換点<中>12月5日前後にかけ上昇続けば上げ方次第では一旦調整する可能性あるも中期的にはアベノミクスが続く限り2月前後にかけ上昇継続予想

東京株式市場は、TOPIXが11月25日にかけ1413ポイントへ一段高。昨年来高値更新が続いた後、28日を1410ポイントで高値引けにより引け新値。日経225は14日の1万7520円を、日経225先物が21日夜間取引の1万7550円を高値に三角保ち合い。黒田バズーカ第2弾による短期急騰を演じた後だけに伸び悩むも、着実に下値切り上げ。11月22日付レポートで「先週と同様に伸び悩む可能性もあるが、中期的にも上昇が続いていく」と予想。

11月28日のNY市場は、まちまち。シカゴ日経平均先物が1万7460円。ドル/円が118.70円。

今週は、週末12月5日に転換点<中>を迎え、新値追いにあるTOPIXの上昇が転換点<中>12月5日前後にかけ続いた場合、上げ方次第では14日に衆議院選挙の投開票を控える来週は短期的にいったん調整する可能性も出てこようが、中期的には衆院選挙の結果を受けアベノミクスが続く限り、年明け2月前後にかけ上昇が続くと予想する。

万が一、QE4を担うアベノミクスが終わるような事態となれば、日米はもとより世界同時暴落に陥る事くらい野党も御存知のはず。野党の皆様には是非、今回の選挙だけは頑張らないで頂きたい。

米国が11月27日の感謝祭明け年末商戦開始。クリスマスセール初日28日のブラックフライデーから土日は実店舗で買い物。12月1日のサイバーマンデーでオンラインショッピング。4日にECB理事会。5日に米11月雇用統計。

12月18日も転換点<中>。転換点<中>12月18日前後にかけ上昇が続いた場合、さすがに短期的にはいったん調整に転じる場面もあろうが、いずれにせよ、衆院選挙の結果を受けアベノミクスが続く限り、中期的には年明け2月前後にかけ上昇が続くと予想する。

昨年12月14日付レポートよりお伝えしてきた2014年相場予測は「1月から2月前後にかけ上昇が続いた後、2月前後を高値にいったん下落。4月前後が買い場となって再び上昇。8月前後を高値に秋は調整もあろうが、年末にかけ上昇が続く」。中長期的には引き続き、2012年6月9日付レポートよりお伝えしてきた通り「2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整もあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。

(2)2014年相場予測「1月から2月前後にかけ上昇後、2月前後を高値に一旦下落。4月前後から再び上昇。8月前後を高値に秋は調整もあろうが、年末にかけ上昇が続く」

2016年にかけての上昇幅について、2012年11月より「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開を想定。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」とお伝えしてきた。既に2013年5月高値が想定を上回った。2020年東京オリンピック開催決定後は、「さらに上値が切り上がる可能性が出てきた」と指摘。

かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社代表取締役前池英樹のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に2012年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、弊社代表取締役前池英樹は約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが日本の永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に2013年8月1日に政府が開いた国家戦略特区作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。

弊社代表取締役前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】

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2.今週の注目銘柄

東証JQ1783 ACホールディングス (11月27日終値111円)

(1)買い推奨値から約2倍高!訪日外国人急増関連大穴株として大化けコース予想する

10月15日の65円どころより「建設関連の側面もある不動産関連大穴株として買い」と予想。11月8日付レポートより「ゴルフ場運営、建設関連中心に再建中。不動産投資会社を子会社化」と解説。アクセスアジアを割当先とした第三者割当による自己株式の処分及び新株予約権の発行を発表した11月20日にかけ112円へ一段高。年初来高値を更新した後、急反落。出尽くしで21日に86円へ。11月22日付レポートで「出尽くしで11月21日に86円へ下落したが、インバウンド(海外観光客を誘致する事業)によって2月7日に子会社化を発表した箱根山松苑を始め保有するリゾート施設の売上を拡大していく計画。日中首脳会談実現・訪日外国人急増関連大穴株として払い込みの12月8日前後から再上昇に向かう」と予想。日中首脳会談実現・訪日外国人急増関連本命格8202ラオックスの新値追いが続く中、28日にかけ129円へ一段高。早くも年初来高値更新。全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には日中首脳会談実現・訪日外国人急増関連大穴株として大化けコースを歩んでいると予想する。

7719東京衡機も、11月28日にかけ57円へ4日続伸。18日の46円どころより「1783ACホールディングス関連として買い」と予想。金属材料、コンクリート、ゴム、ガラス、木材など素材自体の強度・疲労限界・耐久性を測定する材料試験機、自動車や船舶等のエンジン・原動機や駆動系の動力・性能・耐久性を測定する動力試験機の専門メーカー。ドイツの大手試験機メーカーZwickと同社製品の日本国内における販売に関し業務提携。今期より黒字転換予想。

(2)8202ラオックスが、年初来安値から7.5倍高、上場来安値から31.7倍高!

8202ラオックスが、11月27日にかけ317円へ一段高。昨年来高値更新が続き、年初来安値42円から7.5倍高、2009年に付けた上場来安値10円から31.7倍高を演じた後、28日はさすがに反落。11月22日付レポートで「21日にかけ266円へ一段高。新値追い続く。家電量販店。長期不振続いたが、2009年6月に発表した蘇寧電器股份有限公司及び日本観光免税株式会社との第三者割当による新株式の発行及び新株予約権発行を含む業務資本提携契約締結を皮切りに、蘇寧電器傘下で再建。中国を始め来日観光客増加により免税店事業中心に急回復。今期より黒字転換予想。11月20日時点の信用残高が買残4204万株に対し売残4389万株。取組倍率0.95倍。21日時点の日証金も融資1075万株に対し貸株1407万株。取組倍率0.76倍。逆日歩5銭。取組逆転中。日中首脳会談実現・訪日外国人急増関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。

短期的には調整が予想されるも、中長期的には「日中首脳会談実現・訪日外国人急増関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なく、新値追い再開は時間の問題と予想する。

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東証JQ4347 ブロードメディア (11月28日終値280円)

【予想通り再上昇。東京ゲームショウ2014で好評を博した新世代クラウドゲームが来春配信開始予定。ゲーム関連大穴株として新値追い再開から大化け向かう可能性秘める】

11月18日の212円どころより「ゲーム関連として再度買い」と予想。20日にかけ234円へ上昇。11月22日付レポートで「買い推奨値から2.4倍高を演じたヒット銘柄。ゲーム関連大穴株として再度買い場」と予想した通り28日にかけ297円へ上昇。Gクラスタ・グローバル、タカラトミーエンタメディアと共同開発し東京ゲームショウ2014で好評を博したスマホとテレビで連動して遊べる新世代クラウドゲーム「ZOIDS Material Hunters」(仮題)が来春配信開始予定。新値追い再開から大化けに向かう可能性秘める。

8月28日の167円どころから「買い」と予想。一時S高となる187円へ急伸した後、9月5日にかけ143円へ急反落したが、9月6日付レポートで「スマホ・テレビ連動の新世代クラウドゲームを9月18日~21日に開催される東京ゲームショウ2014で発表」と指摘。スクウェア・エニックスへのGクラスター技術提供発表を好感しS高交え10日にかけ240円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、売り直されたが、19日安値168円から切り返し。26日に「国内外の複数のゲームメーカーとスマートフォン向けのクラウドゲーム配信技術の提供について協議。技術を他社に積極的に開放することで、収益の拡大を図る」と報じられた事を好感し230円S高買い気配。9月27日付レポートで「ゲーム関連出遅れとして大化けに向かう可能性秘める」と指摘した通り、29日に一時S高、30日にS高買い気配を交え、10月1日にかけ410円へ急騰。新値追いが続き8月28日買い推奨値から2.4倍高。

東証M8789 フィンテックグローバル (11月28日終値159円)

【好決算好感し急騰。5倍増益。日興証が7日開催の「個人投資家のためのIRフォーラム」に参加。黒田バズーカ第2弾の投資関連大穴株として大化けに向かう可能性秘める】

好決算発表を好感し11月27日にかけ166円へ急騰。28日の159円どころより「投資関連として買い」と予想。投資銀行。不動産、建設事業も。太陽光に加え水力発電など再生可能エネルギーに注力。ベンチャー投資回収の大型案件が貢献。2014年9月期最終利益が前期比5倍増の9億2300万円。EPS6.92円。2015年9月期最終利益が前期比19%増の11億円予想。予想EPS7.47円。

SMBC日興証券が12月7日に開催する「個人投資家のためのIRフォーラム2014winter」に参加。5日に福岡で12日に大阪で16日に東京で会社説明会を開催。黒田バズーカ第2弾の投資関連大穴株として大化けに向かう可能性秘める。

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東証1部7844 マーベラス (11月28日終値1600円)

【予想通り再上昇本格化。ディズニーアプリが12月配信開始。「ガンホー、ミクシィ、コロプラ、KLabを追かけるゲーム関連本命格として大化けコースを歩んでいる」予想変更なし】

6月23日の1051円どころより「ゲーム関連として買い」と予想。24日に1218円へ急伸。新値更新を果たした後、一服。6月28日付レポートで『四季報で2015年3月期最終利益が前期比22%増の23億円予想。予想EPS43.0円。2016年3月期最終利益が前期比21%増の28億円予想。予想EPS52.4円。6月27日終値1095円で来期予想PER20.8倍。スマホアプリ「剣と魔法のログレス」がランキング急浮上』と、7月6日付レポートで「ガンホー、ミクシィを追かけるゲーム関連として大化けに向かう可能性秘めるとの予想に変更なし」と、7月19日付レポートで「ガンホー、ミクシィを追かけるゲーム関連として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、8月4日にかけ1899円へ一段高。新値追い続いた後、さすがに急反落。

10月12日付レポートで『1日に「剣と魔法のログレスいにしえの女神」が累計400万ダウンロード達成と発表。ガンホー、ミクシィ、コロプラ、KLabを追かけるゲーム関連本命格として買い場』と予想。全体相場一段安の煽り受け17日にかけ1063円へ一段安となったが、10月19日付レポートで「全体相場底打ち反転に伴い再上昇に向かうと見越し買い」と予想。11月5日にかけ1279円を回復。

11月22日付レポートで『ミクシィは11月6日にかけ6970円へ一段高。上場来高値を更新したものの、予想に反し伸び悩みから売り直され、17日にかけ1023円へ一段安となったが、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約に基づいたiPhone、iPad、Android端末向けアプリとしてディズニーのキャラクターたちが多数登場する牧場シミュレーションゲーム「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」の12月配信決定発表を好感し21日に1400円へ急伸。再上昇本格化に向かう』と予想。27日に「剣と魔法のログレスいにしえの女神」がiPhoneゲームランキング2位に浮上。28日にかけ1693円へ上昇。ガンホー、ミクシィ、コロプラ、KLabを追かけるゲーム関連本命格として大化けコースを歩んでいると予想する。

東証JQ3323 レカム (11月28日終値97円)

【ここ好材料発表が相次ぐOakキャピタル関連として再上昇本格化に向かうと予想する】

3113Oakキャピタル関連の3350レッド・プラネット・ジャパンがウェンディーズ・ジャパンとの業務提携発表を好感し急伸となった事から11月28日の95円どころより「Oakキャピタル関連として買い」と予想。100円へ。業績の上方修正を好感し17日に107円へ上昇した後、調整を経て再上昇。

2015年9月期最終利益が前期比91%増の1億3600万円予想。予想EPS2.69円。11月17日に発表した中期計画で情報通信機器事業と業務受託を2本柱に2017年9月期最終利益3億1000万円目指す。ここ好材料発表が相次ぐOakキャピタル関連として再上昇本格化に向かうと予想する。

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東証1部3107 ダイワボウHD (11月28日終値217円)

【北京が記録的な大気汚染。鹿児島で鳥インフルエンザ検出。PM2.5及び鳥インフルエンザ関連本命格として買いと予想する。来期予想PER9.7倍。PBR0.84倍。割安】

11月27日の216円どころより「PM2.5及び鳥インフルエンザ関連として買い」と予想。222円へ上昇。紡績大手。ダイワボウ情報システムを子会社化しIT関連に参入。2015年3月期最終利益が前期比11%増の40億円予想。予想EPS21.22円。四季報で2016年3月期最終利益が前期比5%増の42億円予想。予想EPS22.3円。BPS253円。11月28日終値で来期予想PER9.7倍。PBR0.84倍。割安。

北京市周辺が11月29日未明から再び激しい大気汚染に見舞われ、白いスモッグで街全体が覆われる事態に。一部地域では微小粒子状物質PM2.5の値が環境基準の5倍以上に達し、最悪の「深刻な汚染」を記録。さらに、鹿児島県の出水平野に飛来したマナヅル1羽から毒性の強い鳥インフルエンザウイルスが検出。PM2.5及び鳥インフルエンザ関連本命格として買いと予想する。

東証1部6675 サクサHD (11月28日終値271円)

【わずか3営業日で2倍高!2億株超える大商い伴い市場の度肝抜いた後、さすがに反落。日中首脳会談・訪日外国人関連も絡む顔認証関連本命格として再度買い場と予想する】

8月27日の176円どころより「低位材料株として買い」と予想した後、調整にあったが、『法務省が、出入国審査の効率化を目的に空港で日本人旅行者の顔写真を撮影して旅券の写真データと照合する「顔認証」を実験した結果、誤認率を0.26%にまで抑える事に成功。早ければ2017年度の導入を目指す』と報じられ、急動意となった11月18日の175円どころより「顔認証関連として買い」と予想。2日連続S高を交え20日には2億4515万株の大商いを伴い356円へ急騰。わずか3営業日で2倍高。市場の度肝を抜いた。

11月22日付レポートで「ビジネスホンを主力としたネットワークシステム。ICカード認証や監視カメラなどセキュリティシステムも。法務省の公募に応じ顔認証実験に参加。2015年3月期最終利益が2億5000万円の黒字転換予想。予想EPS4.3円。四季報で2016年3月期最終利益が前期比88%増の4億7000万円予想。予想EPS8円。BPS367円。11月21日終値302円で来期予想PER37.7倍ながら、PBR0.82倍。20日時点の信用残高が買残1282万株に対し売残1418万株。取組倍率0.9倍。21日時点の日証金も融資119万株に対し貸株226万株。取組倍率0.53倍。逆日歩50銭。取組逆転中。日中首脳会談実現・8202ラオックス新値追いに沸く訪日外国人急増関連にも絡む顔認証関連本命格として大化けコースを歩んでいく」と予想。28日にかけ267円へ反落。

日中首脳会談実現・訪日外国人急増関連にも絡む顔認証関連本命格として再度買い場と予想する。

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東証1部2372 アイロムHD (11月28日終値1987円)

【昨年来高値は更新。予想に反し反落ながら、「中長期的には3Dマトリックス、カイオム、デ・ウエスタンに続くバイオ関連本命格として大化けコース歩んでいる」予想に変更なし】

10月16日の1050円どころより「バイオ関連として買い」と予想。1235円へ急伸。10月19日付レポートで「9月30日に子会社のディナベックが4506大日本住友製薬とディナベックが所有するセンダイウイルスベクターを用いた核初期化法によりヒト再生医療用途の臨床用iPS細胞を作製する技術に関する特許実施許諾契約を締結したと発表。これを好感し10月2日にかけ1300円へ急騰した後、急反落。14日安値915円から再上昇。再生医療安全性確保法が11月25日より施行。新値追い再開に向かう」と予想した通り、ディナベックによる京都大学iPS細胞研究所との創薬研究用疾患標的細胞への分化誘導法研究に関する共同研究契約締結を発表した23日にかけ1539円へ一段高。新値追い再開。

10月25日付レポートより「再生医療安全性確保法が11月25日より施行。全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には77773Dマトリックス、4583カイオム・バイオ、4576デ・ウエスタン・セラピテクスに続くバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。11月1日付レポートで「10月30日にNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)、京都大学iPS細胞研究所、4974タカラバイオが、iPS細胞から心臓の細胞を作り出す技術と大量生産の技術を組み合わせ、来年度中の販売開始を目指すと発表。再生医療安全性確保法が11月25日より施行。大化けコース予想に変更なし」と予想。5日にかけ1846円へ一段高。

昨年来高値更新を果たした後、反落となったが、11月8日付レポートでも「引き続き、全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいるとの予想に変更なし」と指摘。11日安値1503円から切り返し。子会社のディナベックによる臨床用iPS細胞作製用ベクターの販売を目指した製造開始と、研究用iPS細胞の供給・販売を目的とする技術実施許諾契約締結発表を好感し13日にかけ2日連続S高となる2345円へ一段高。昨年来高値更新が続き買い推奨値から2.2倍高を演じた後、さすがに急反落。

11月14日の1690円を安値にもみあいにあったが、再生医療安全性確保法施行を11月25日に控え、再生医療関連・iPS細胞関連中心にバイオ関連が軒並み高となってきた21日に2130円へ再上昇。2121円で引け新値。11月22日付レポートで「再生医療安全性確保法施行を11月25日に迎え、再生医療安全性確保法施行関連本命格として昨年来高値更新再開に向かう」と予想。26日にかけ2368円へ一段高。昨年来高値は更新したが、予想に反し伸び悩み。

11月28日にかけ1949円へ反落ながら、引き続き、「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には77773Dマトリックス、4583カイオム・バイオ、4576デ・ウエスタン・セラピテクスに続くバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。

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東証M4575 キャンバス (11月28日終値1289円)

【「折に触れ短期調整もあろうが、中長期的には3Dマトリックス、カイオム・バイオ、デ・ウエスタンに続くバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし】

6月18日にかけ1028円へ上昇した後、20日にかけ882円へ反落。17日の955円、19日の894円どころより「バイオ関連として買い」と予想した後、一段安となったが、6月21日付レポートで「バイオ関連の次なる大化け候補株として押し目買い」と予想。25日安値770円から26日に909円へ急反発。27日の805円どころでも「買い」と予想。7月2日に882円へ。7月6日付レポートより「抗癌剤に特化した創薬ベンチャー。赤字続き継続前提に重要事象ながら、四季報で2015年6月期より最終利益が1000万円の黒字転換予想。臨床第2相が終了したCBP501の大量製造法の実用化完了。CBP9106も臨床第1相準備。3Dマトリックス、カイオム・バイオ、デ・ウエスタンに続くバイオ関連の大化け候補株として押し目買い」と予想。

7月18日安値680円から切り返し。23日引け後に開発中の抗癌剤候補化合物CBP501のバイオマーカー研究に関する論文がMolecular Cancer Therapeutics 誌に掲載されたと発表。これを好感しS高交え25日にかけ1040円へ急伸した後、急反落。8月8日安値738円から切り返し。14日に875円へ。8月16日付レポートで「12日に本決算発表を終え、再度買い場」と予想。29日にかけ920円へ再上昇して以来、「大化けに向かう可能性秘めるとの予想に変更なし」と指摘。9月3日、8日にS高交え9日にかけ1375円へ一段高。新値追いが続いた後、調整にあったが、17日安値1000円から切り返し。18日に1198円へ再上昇。

9月25日に米国の著名な論文誌『Molecular Cancer Therapeutics』オンライン版に開発中(前臨床試験完了段階)の抗癌剤候補化合物CBS9106の作用メカニズムに関する論文が掲載されたと発表。全体相場急落の煽り受け売られたが、10月2日安値900円から切り返し。9日引け後に発表した「抗癌剤候補化合物CCBS9106」に関する特許出願について、日本国特許庁から特許査定を受領したと発表。これを好感。全体相場急落を尻目に逆行高。年初来高値を更新し、17日にかけ1578円へ一段高。

10月19日付レポートで「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には77773Dマトリックス、4583カイオム・バイオ、4576デ・ウエスタン・セラピテクスに続くバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。21日にかけ1640円へ一段高。年初来高値更新が続いた後、さすがに反落。11月7日にかけ1156円へ。

11月8日付レポートで「再度買い場」と予想。1121円まで売られた14日の1125円どころでも「買い」と予想。引け後に「継続企業の前提に関する注記」の記載解消を発表。11月15日付レポートで「3Dマトリックス、カイオム・バイオ、デ・ウエスタン・セラピテクスに続き、ここ2929ファーマフーズ、4970東洋合成、2372アイロムHD、4564オンコセラピー・サイエンスなどバイオ関連が再び軒並み急騰。買い人気が続くバイオ関連本命格として再上昇に向かう」と予想。19日にかけ1390円へ再上昇。

SBI証券が筆頭株主に。四季報で来期黒字転換予想。引き続き、「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には77773Dマトリックス、4583カイオム・バイオ、4576デ・ウエスタンに続くバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。

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東証M2370 メディネット (11月28日終値304円)

【ファーマフーズ、東洋合、アイロム、オンコに続くバイオ関連として大化け可能性秘める】

10月28日の213円どころより「バイオ関連として買い」と予想。九州大学で難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法に関する臨床試験開始発表を好感し11月21日に一時S高となる298円へ急伸。26日に2日連続S高となる404円へ3連騰した後、28日にかけ300円へ急反落ながら、ファーマフーズ、東洋合成、アイロムHD、オンコセラピー・サイエンスなどに続くバイオ関連として大化けに向かう可能性秘める。

4582シンバイオ製薬が、11月28日にかけ430円へ一段高。9月11日の310円どころから「バイオ関連として買い」と予想。9月14日付レポートより『がん、血液、自己免疫疾患に特化した医薬品販売。赤字続くも、9月9日付け日刊工業新聞に4565そーせいグループと共に掲載。株主にも名を連ねるエーザイに導入した抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が累計売上約137億円に。トレアキシンの適応拡大を年明けに承認申請目指す。8月14日には抗がん剤 rigosertib(リゴサチブ:注射剤及び経口剤)の欧米における開発状況も発表。理化学研究所らの世界初となるiPS細胞移植手術実施を好感し、iPS細胞関連中心に一斉高のバイオ祭りが予想される中、3Dマトリックス、カイオム・バイオ、デ・ウエスタンに続くバイオ関連として大化けに向かう可能性秘める』と指摘。11月14日に3113Oakキャピタルを割当先とする新株予約権の募集を発表。

4548生化学工業が、11月26日にかけ2288円へ一段高。昨年来高値更新。9月30日の1639円どころより「バイオ関連として買い」と予想した通り10月7日にかけ1810円へ上昇した後、全体相場一段の煽り受け反落。全体相場の底打ちを的中させた転換点<小>10月17日安値1604円から切り返し。10月25日付レポートで「複合糖質を中心とした医療用医薬品および医療機器等の製造・販売。8月28日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を4000円に設定。再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。11月4日にかけ1829円へ一段高。戻り高値を更新した後、一服。11月8日付レポートで「7日に中間決算発表。前回予想通り。決算発表を終え、再上昇本格化に向かう」と予想した通り、14日にかけ1866円へ一段高。戻り高値更新再開により三角保ち合い上放れ。11月15日付レポートより「ここ、2929ファーマフーズ、4970東洋合成、2372アイロムHD、4564オンコセラピー・サイエンスなどバイオ関連が軒並み急騰。買い人気が続くバイオ関連本命格として新値突破から大化けに向かう可能性秘める」と予想。

4564オンコセラピー・サイエンスも、11月27日にかけ736円へ一段高。年初来高値更新が続いた後、さすがに急反落。10月27日の265円どころより「バイオ関連として買いと予想する。ダメだったら即売り」と指摘。10月23日に新規抗がん剤開発に関する論文公表を発表。11月4日に米国シカゴ大学で施行している同社の新規医薬品候補低分子化合物臨床研究への助成金採択を発表。13日には同社の3種類のがん特異的ペプチドワクチンの臨床研究(医師主導第Ⅱ相臨床研究)の結果、がん細胞を殺す機能のあるT細胞の反応を著明に増強させ、患者さんの生存期間延長効果のある事、特に3種類のがん抗原ペプチドの全てに反応するキラーT細胞が誘導された患者さんの生存期間がより長い事を、熊本大学がプレス発表。

4875メディシノバが再上昇本格化に向かうと予想する。9月12日の350円どころから「買い」と予想。10月16日にかけ498円へ上昇した後、調整。11月19日安値319円から27日にかけ384円へ再上昇。米カリフォルニア州の医薬ベンチャー。欧米向けに日本発となる医薬品候補の臨床開発を展開。

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続き及び完成版は、出来次第アップします。 11月29日(土) 14時50分 今週の投資戦略その1 1.今週の東京株式市場

(1)転換点<中>12月5日前後にかけ上昇が続いた場合、上げ方次第では一旦調整に転じる可能性も。中期的にはアベノミクスが続く限り年明け2月前後にかけ上昇継続予想

東京株式市場は、TOPIXが11月25日にかけ1413ポイントへ一段高。昨年来高値更新が続いた後、28日を1410ポイントで高値引けにより引け新値。日経225は14日の1万7520円を、日経225先物が21日夜間取引の1万7550円を高値に三角保ち合い。黒田バズーカ第2弾による短期急騰を演じた後だけに伸び悩むも、着実に下値切り上げ。11月22日付レポートで「先週と同様に伸び悩む可能性もあるが、中期的にも上昇が続いていく」と予想。

11月21日のNY市場は、まちまち。シカゴ日経平均先物が1万7460円。ドル/円が118.70円。

今週は、週末12月5日に転換点<中>を迎え、新値追いにあるTOPIXの上昇が転換点<中>12月5日前後にかけ続いた場合、上げ方次第では短期的にいったん調整に転じる可能性も出てこようが、中期的には12月2日公示・14日投開票の衆議院選挙の結果を受けアベノミクスが続く限り、年明け2月前後にかけ上昇が続くと予想する。米国が11月27日の感謝祭明け年末商戦開始。クリスマスセール初日28日のブラックフライデーから土日は実店舗で買い物。12月1日のサイバーマンデーでオンラインショッピング。4日にECB理事会。5日に米11月雇用統計。

12月18日も転換点<中>。転換点<中>12月18日前後にかけ上昇が続いた場合は、さすがに短期的にいったん調整に転じようが、その場合も、衆議院選挙の結果を受けアベノミクスが続く限り、中期的には年明け2月前後にかけ上昇が続くと予想する。

昨年12月14日レポートよりお伝えしてきた2014年相場予測は「1月から2月前後にかけ上昇が続いた後、2月前後を高値にいったん下落。4月前後が買い場となって再び上昇。8月前後を高値に秋は調整もあろうが、年末にかけ上昇が続く」。中長期的には引き続き、2012年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り「2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整もあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。

(2)2014年相場予測「1月から2月前後にかけ上昇後、2月前後を高値に一旦下落。4月前後から再び上昇。8月前後を高値に秋は調整もあろうが、年末にかけ上昇が続く」

2016年にかけての上昇幅について、2012年11月より「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開を想定。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」とお伝えしてきた。既に2013年5月高値が想定を上回った。2020年東京オリンピック開催決定後は、「さらに上値が切り上がる可能性が出てきた」と指摘。

かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社代表取締役前池英樹のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に2012年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、弊社代表取締役前池英樹は約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが日本の永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に2013年8月1日に政府が開いた国家戦略特区作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。

弊社代表取締役前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】

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