7月31日付レポートで「週初高から上昇一服」と予想した通り、TOPIXは8月1日を高値に上昇一服。日経225は8月1日に2万7993円へ上昇。週初高から2日に2万7530円へ反落した後、切り返し。上昇一服から5日に2万8190円へ上昇。一足先に7月28日高値を更新。6月9日高値2万8389円を射程圏内に捉えた。

8月5日のNY株式市場は高安まちまち。米7月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想の25.8万人増を大きく上回る52.8万人増。失業率は3.5%。前月の3.6%から低下。平均賃金は前月比+0.5%。前年比+3.6%。共に市場予想を上回る伸び。

シカゴ日経平均先物は2万8135円で終了。ドル/円終値134.98円。

 

今週の全体相場予測及び個別材料株については、先ほど「会員制投資戦略」にアップした有料週末レポートを参照。

8月10日に米7月消費者物価指数。11日は山の日で東京休場。

 

7月31日付レポートで以下の通り解説。

『 ドル円が一時132円台へ急落。円が急伸。

この間、円急落により特に5月末以降は明らかに米国株より日本株の方が強い展開が続いてきたが、円が急伸してきた7月28日より逆転。日本株より米国株の方が強くなってきた。

今週は短期的に週初高から上昇一服と予想するが、今週予想通り週初高から上昇一服となれば、来週は再び再上昇に向かうと予想する。

8月12日前後まで、米国株に牽引役を任せる事に。ナスダックに続き、S&P500NYダウも6月初め高値を射程圏内に捉えた。

インフレ・利上げ推移にFRBとマーケットがようやく慣れてきた。私の未来予測チャートより1か月以上時間がかかってしまったが、日本株も、日経225で6月9日高値2万8389円更新に期待。 』