日経225三角保ち合い形成後、10月21日のNYが急伸。ダウが一足先に戻り高値更新。日経225先物も三角保ち合い上放れのチャート形成に
東京株式市場について、10月16日レポートで『ナスダックとS&P500が10月13日朝方にかけ3段下げを示現したのに対し、日経225とTOPIXは円一段安もあって10月3日安値を割らず3段下げが完了してない(ドル換算日経平均は10月13日に3日安値を更新)ことから、今週はダメ押し的な最後の下げも予想されるが、昨年中より『「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までをラジオで一部披露)の2022年は、5月2日前後が底になって8月12日前後にかけ上昇。8月12日前後を戻り高値に下落に転じ、10月16日前後かけ下落。10月16日前後から上昇に転じ、12月末大納会まで上昇となっている」とお伝えしてきた10月16日前後を迎え、底打ち反転に向かうのは時間の問題』と予想。
日経225は10月19日の2万7371円を高値に伸び悩み。21日にかけ2万6875円へ続落。10月3日安値から6日を戻り高値とした三角保ち合いに。
NYも10月18日を戻り高値に伸び悩み。20日にかけ続落した後、21日に急伸。NYダウが一足先に18日に付けた戻り高値を更新した。
日経225先物は27150円で終了。三角保ち合い上放れのチャート形成に。
ドル円が151.94円から146.12円へ急反落。
今週の全体相場予測及び個別材料株については、先ほど「会員制投資戦略」にアップした有料週末レポートを参照。
既報の通り、「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までをラジオで一部披露)」の2022年は、5月2日前後が底になって8月12日前後にかけ上昇。8月12日前後を戻り高値に下落に転じ、10月16日前後かけ下落。10月16日前後から上昇に転じ、12月末大納会まで上昇となっている。
今のところ、日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225とナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。
その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」の「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。
一時151円台に入ったドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた1年前のラジオ等でも「125円を超えたら135円、135円を超えたら147円、147円を超えたら160円、160円超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。