1.今週の東京株式市場 

(1)9月17日~18日に開催する米FOMCの結果をマーケットがどう反映するか見極め 

 東京株式市場は、9月8日に決定した2020年東京オリンピック開催を好感し、11日にかけ日経225が1万4561円へ上昇した後、13日に3連休を控え一時1万4233円へ反落したが、1万4404円を回復。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も。7月19日を戻り高値とした下落が終了。10月初めにかけ上昇が続く事になろう』と指摘。 

 シリアへの軍事介入延期により転換点<中>9月4日は数日ずれたと言わざるを得ないが、2020年東京オリンピック開催決定により、正に「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなった。 

 9月13日のNY株式市場は反発。シカゴ日経平均先物が1万4365円で終了。ドル/円が99.31円。 

 今週は、量的緩和縮小に踏み切るかどうか注目される米FOMC(9月17日~18日に開催)の結果をマーケットがどう反映するか見極め。6月8日付レポートで「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」と指摘して以来、この中期予想に変更なしとお伝えしてきたが、2020年東京オリンピック開催決定もあって日経225が7月19日高値1万4953円を更新してきた場合は、かねてよりお伝えしてきた「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは11月前後から始まる」との予想も、前倒しとなる可能性が出てくる。 

 現時点では昨年11月17日レポートより提示してきた中期予想「来年2013年中盤(6月前後)にかけ上昇が続く」及び昨年12月8日レポートより提示してきた2013年相場予測「年初1月から6月前後かけ上昇が続いた後、6月前後を2013年の高値に秋にかけ調整。11月前後から年末にかけ切り返し」に変更なし。 

 中長期的には引き続き昨年6月9日レポートよりお伝えしてきた通り、「昨年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新は日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当し、大底・歴史的買い場になった」との予想に変更なく、折に触れ短期調整はあろうが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り、「2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続く」との予測に変更なし。 

(2)TOPIXが2013年中盤にかけ1段上げで1225ポイント前後。2015年中盤にかけ2段上げ1783ポイント前後。2016年中盤にかけ3段上げで1900ポイント目指す想定 

 昨年中より2016年にかけての上昇幅について、「2003年春から2007年春にかけ約4年間にわたる上昇。2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた時と同様、今回も2016年中盤にかけTOPIXで1900ポイントを目指す過程で3段上げを描き、まずは1段上げが今年2012年6月安値から来年2013年中盤で1225ポイント前後。半年間の調整を経て、2段上げが2013年末から2015年中盤で1783ポイント前後。そして3段上げが2016年中盤にかけ1900ポイントを目指す展開とイメージしている。あくまでも日柄重視で値幅については、あてにならないと考えて頂きたい」と指摘。2020年東京オリンピック開催決定により、上値が切り上がる可能性が出てきたと言えよう。 

 かねてより、『2008年のリーマンショック以降、QE1、QE2実施による急激な円高という為替のマジックにより、日本株は辛酸を舐めてきたが、円高は2012年9月のQE3実施で出尽くした。安倍総理誕生により「QE4は日本がやる事になる(円紙幣を刷りまくる)」という弊社のシナリオが現実のものとなり、円安が鮮明化。今度は為替のマジックにより、米国株より日本株の方が上がり易い環境が整う。日本経済・株式市場は、2012年に消費税引き上げの方向性が決まらなければ、最悪のシナリオとして「2015年日本破綻」の可能性もあったが、2003年春からお伝えしてきた長期予測の通り最悪のシナリオは回避された。2012年6月4日のTOPIXバブル崩壊以降の安値更新が、歴史的買い場になったとの予測に変更なく、円高、デフレも終焉することになろう。後は、解散・総選挙による安倍総理誕生を待つのみ』とお伝えしてきたが、遂に昨年12月26日に安倍総理が誕生。さらに、約20年前より「長期的には少子高齢化に伴う人口減少に対する抜本的対策として移民政策に踏み切れるかどうかが永遠の課題」とお伝えしてきたが、遂に今年8月1日に政府が開いた国家戦略特区の作業部会でまとめた規制改革の中で、介護、医療、農業分野に特定しつつも、外国人労働者の受け入れ、つまり、移民政策に言及。 

 過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と、世界各国の人口動態(人口ピラミッド)の弊社独自分析により、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。 
 2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。 
 2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】   

 「神(時間・日柄・転換点)はサイコロを振らない」と付け加えておこう。 

2.今週の注目銘柄 

東証M4571 ナノキャリア  

               (9月13日終値24万4900円) 

(1)バイオ関連も転換点<中>9/4前後が買い場と予想した通り3日より底打ち反転。JPMザ・ジャパンの組入第8位に再浮上。全体急落さえしなければ、逆襲高が続くと予想 

 昨年11月3日付レポートで「癌に特化した創薬ベンチャー。信越化学への第三者割当増資を好感し30日にかけ7万7900円へ急伸。上場来高値を更新した後、一服にあったが、11月1日より再動意。青天続く」と予想して以来、「折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの成長戦略バイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年5月8日にかけ56万3000円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年11月レポート掲載値から6.4倍高、今年2・13決戦の買い推奨値から2.2倍高を演じた後、調整から急落。 

 「回天の買い」を発令した6月7日安値24万4500円と17日の24万2100円を安値に24日にかけ32万6500円へ反発したが、ファイザーとの共同研究開発解消を嫌気した4587ペプチドリームショックに予想に反し一段安。8月13日安値13万8100円で下げ止まり。8月31日付レポートで「4978リプロセル、4587ペプチドリーム、4974タカラバイオ、2369メディビックを始めバイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。10日引け後に発表した業績の上方修正を好感し13日にかけ24万8900円へ3連騰。戻り高値更新続く。 

 JPモルガン・アセット・マネジメントの日本株投資信託「JPMザ・ジャパン」8月30日付月報で7月31日現在の組入第8位(1.8%)に再浮上。昨年から始まったバイオバブルの先陣を切り上場来安値から139倍高を演じた立役者。全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高が続くと予想する。 

(2)4583カイオム・バイオが3日連続S高!全体急落しなければ、逆襲高が続くと予想 

 4583カイオム・バイオが、9月13日に一時3日連続S高となる4040円へ急騰。戻り高値更新続く。 

 8月31日付レポートで「4978リプロセル、4587ペプチドリーム、4974タカラバイオ、2369メディビックを始めバイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。 

 昨年9月22日付レポートで「世界初の遺伝子組換えによる画期的な迅速抗体作製技術を核とした理化学研究所発の創薬ベンチャー。売上大半占める中外製薬との契約が2014年末まで延長。完全ヒト抗体作成システムの実用化を2014年度目標に。底値ボックス圏上放れは時間の問題と見越し、買い」と予想して以来、「77773Dマトリックス、2191テラ続くバイオ関連本命格として大化けに向かう」と予想してきた通り、今年1月29日にかけ1万640円(分割修正値)へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年9月買い推奨値から4ヶ月間で21倍高を演じ、市場の度肝を抜いた大ヒット銘柄。 

東証JQ2191 テラ  

                (9月13日終値2820円) 

(1)バイオ関連も転換点<中>9/4前後が買い場と予想した通り3日より底打ち反転。日本網膜研究所改めヘリオスの株主。全体急落さえしなければ、逆襲高が続くと予想する 

 昨年6月13日寄付き305円より買い推奨。6月16日付レポートで「東大医科学研究所発のバイオベンチャー。旭化成へ第三者割当増資実施。大底圏。2009年3月から7月にかけ8.4倍高を演じたことは記憶に新しく今回も急騰再演・大化けに向かう可能性秘める」と指摘して以来、「折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として新値追いが続こう」と予想。今年5月8日にかけ4970円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、買い推奨値から16.2倍高を演じた後、調整から急落。 

 「回天の買い」を発令した6月7日安値1999円から18日にかけ2640円へ反発したが、4587ペプチドリームショックを受け予想に反し一段安。S安交え「回天の買い」6月7日安値を割ったが、「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiiPS細胞網膜関連として買いと予想した27日安値1500円から切り返し。7月25日にかけ3200円へ上昇した後、再び調整。 

 8月31日付レポートで「4978リプロセル、4587ペプチドリーム、4974タカラバイオ、2369メディビックを始めバイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。12日に一時S高を交え13日にかけ2930円へ3連騰。 

 昨年から始まったバイオバブルの先陣を切り、買い推奨値から16.2倍高を演じた大ヒット銘柄。日経新聞が上場検討を報じた日本網膜研究所改めヘリオスの株主。全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高が続くと予想する。 

(2)全体急落さえしなければ、2395新日本科学、6340澁谷工業も上昇に向かうと予想 

 2395新日本科学が、9月13日にかけ1279円へ再上昇。 

 2月13日に発表した京都大学iPS細胞研究所との共同研究を好感し、S高交え18日にかけ492円へ急伸した後、一服にあったが、20日に「免疫生物研究所、タカラバイオと共にバイオ関連軒並み高」と指摘。2月24日付レポートで「一段高へ向かおう」と予想した通り27日朝方に5日連続S高となる1042円へ急騰した後、急反落したが、795円を安値に切り返し。3月1日の985円どころで買いと予想。4月25日にかけ2540円へ上昇。新値追いが続き、掲載値から5.5倍高、買い推奨値から2.5倍高した後、調整から急落。 

 「回天の買い」を発令した6月7日安値1140円から7月4日にかけ2039円へ上昇した後、再び調整。8月29日安値1016円で下げ止まり。8月31日付レポートで「4978リプロセル、4587ペプチドリーム、4974タカラバイオ、2369メディビックを始めバイオ関連も全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月3日より底打ち反転。4日に1424円へ上昇。 

 日経新聞が上場検討を報じた日本網膜研究所改めヘリオスの株主。全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラに続き、バイオ関連として逆襲高に向かうと予想する。テラに続き、新日本科学も逆襲高に向かえば、同じくヘリオスの株主である6340澁谷工業も再上昇へ向かおう。 

東証M4587 ペプチドリーム  

                (9月13日終値8660円) 

【みずほ証が目標株価1万1600円に設定!全体急落しなければ、逆襲高が続くと予想】 

 6月11日に新規公開。独自の創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)を用いた特殊ペプチド創薬研究開発。日米欧製薬会社と共同研究多数。黒字。5月25日付レポートより「仮条件1820円~2500円。ブックビルディング期間5月24日~30日。公開価格決定日31日。申込期間6月3日~6日。上場日6月11日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。6月8日付レポートで「公募価格2500円。この間の地合悪化により、6月11日に意外と安く初値が付くようなら、問答無用の初値買いと予想する。買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置となった場合は、価格にもよるが、初値買いと後場中盤の2段構えの買いで臨む予定。公募価格の何倍で生まれるかにもよるが、バイオバブル・ハルマゲドン第2R大本命として大化けに向かう」と予想。6月11日は前評判通りの買い人気を博し初値付かず。現金預託措置が取られた12日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想した通り、公募価格の3.1倍となる初値7900円で生まれ、一時S高となる9400円まで買われた後、9200円で大引け。現金預託措置解除の13日をS高買い気配。14日に一時2日連続S高となる1万3700円へ3連騰。青天相場を上場来高値更新が続いた後、反落。6月19日安値8390円から24日にかけ1万2450円へ再上昇した後、25日引け後に発表したファイザーとの共同研究開発解消を嫌気して急落。6月27日より「バイオバブル・ハルマゲドン第3R開始」を宣言。28日朝方安値5930円から7月3日にかけ9970円へ急反発した後、三角保合にあったが、再動意となってきた19日の8500円どころより「打診買い」と予想。 

 7月20日付レポートで「JPモルガンのJPMグローバル医療関連株式ファンド設定を7月26日に迎え、三角保ち合い上放れに向かうと予想するが、全体相場が急落となった場合は、煽りを受けてしまうと言わざるを得ない。全体相場が急落さえしなければ、上場来高値更新に向かう可能性も秘めている」と予想。25日にかけ9660円へ上昇。26日は日経225急落を受け反落。7月28日付レポートで「26日引け後に、2014年6月期最終利益を前回予想の5億9200万円から4億4200万円へ下方修正したが、前期比では3.2倍増益予想。29日朝安で始まった後、切り返す」と予想したが、リプロセル、ガンホー両巨頭の急落を受け三角保ち合い下放れ。31日の7630円どころより買いと予想したが一段安。8月1日安値6310円から切り返し。5日にかけ8510円を回復したが、悪地合に9日かけ7650円へ売り直される展開。8月10日付レポートで「急落していたガンホーが8月7日安値から切り返し。全体相場底打ちに先立ち、個別材料株の地合が好転するか見極めつつ再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。13日朝方安値5870円から切り返し急。好決算発表を好感し14日にS高を交え16日にかけ8870円へ3連騰後、30日にかけ5900円へ反落。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し9月4日前後が買い場になる」と予想したした通り9月3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感しバイオ関連も全面高に向かう」と予想した通り10日にS高を交え13日にかけ9080円へ急伸。9日に発表したブリストル・マイヤーズとのライセンス許諾契約及び創薬共同研究開発延長と、みずほ証券が投資判断を「買い」、目標株価を1万1600円に設定した事を好感。 

 全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高が続くと予想する 

東証JQ4978 リプロセル  

                (9月13日終値1914円) 

【全体急落しなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かうと予想】 

 6月26日に新規公開。公募価格3200円。ヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術を基盤としたiPS細胞事業と臓器移植等に係わる臨床検査事業。iPS細胞を増殖するために使う培養液で国内トップシェア。2014年を目処にiPS細胞から作るヒト臓器細胞の生産量を最大で10倍に増やす計画。 

 5月25日付レポートより「ブックビルディング期間6月11日~17日。申込期間6月19日~21日。問答無用の申し込み。買い人気を集め、初日初値付かず、翌日現金預託措置が予想される」と指摘。 

 6月22日付レポートで「買い殺到により、初日初値付かず翌日現金預託措置は確定と言え、現金預託措置でも数日は寄らない可能性が。何日目に初値がいくらで付くか、蓋を開けてみないと分からないが、まずは初値買いと予想する。バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)の大本命として大化けに向かう」と予想した通り、買い殺到により初日26日は初値付かず。現金預託措置となった27日も初値付かず。 

 現金預託措置2日目の28日寄付き前より「初値買いと後場中盤の2段構えで買い」と予想。公募価格に対し5.5倍高となる1万7800円で生まれ、いったん1万4040円へ下落した後、1万8300円で高値引け。 

 6月29日付レポートで『リプロセル上場に合わせ6月26日に、厚生労働省の審査委員会がiPS細胞を使った目の網膜を再生する世界初の臨床研究計画を了承したと発表。27日前場中盤より「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)第3ラウンド開始」を宣言し、iPS細胞網膜関連として7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシード、2395新日本科学、2191テラ、4974タカラバイオなどを買いと予想。JPモルガン・アセット・マネジメントが7月26日に「JPMグローバル医療関連株式ファンド」を設定すると発表。7月1日より晴れて現金預託措置解除。バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド大本命として大化けに向かう』と予想したが、7月1日高値1万8610円と3日高値1万8600円をダブルトップに伸び悩みから急落。 

 7月20日、28日付レポートで「JPモルガンのJPMグローバル医療関連株式ファンド設定を7月26日に迎え、全体相場が急落さえしなければ、底値圏離脱に向かう」と予想。日経225急落に足を引っ張られ上場来安値を更新。1万40円まで売られた7月29日引け後に発表した1:5の株式分割を好感し30日に1万1760円を回復したが、3765ガンホー急落を受け反落。31日の1万660円どころより買いと予想したが、一段安。31日の8月1日安値8670円から6日にかけ1万790円を回復したが、悪地合に売り直される展開。 

 8月3日付、10日付レポートで「全体相場に絡み株式分割権利落ちとなる8月末にかけ大きく突っ込む場面があれば、買い」と予想。第1四半期決算発表明けとなった13日安値7900円から切り返し急。16日に一時S高を交え20日にかけ1万1820円へ上昇した後、21日に9520円へ反落。28日の株式分割権利落ち後も下げが続き、30日にかけ1665円(分割修正前8325円)へ。上場来安値に迫る。 

 8月31日付レポートで「文部科学・厚生労働・経済産業の3省がiPS細胞など先端医療の来年度予算要求額を約2割増やす方針。全体相場の転換点<中>9月4日前後をダブル底に上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り、9月2日安値1610円をダブル底に3日より底打ち反転。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感し、バイオ関連も全面高に向かう」と予想した通り13日にかけ1970円へ。全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高に向かうと予想する。 

東証M4974 タカラバイオ  

                (9月13日終値2047円) 

(1)全体急落しなければ、ナノキャリ、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かうと予想 

 昨年11月10日付レポートで「12月10日に山中伸弥京都大教授のノーベル賞授賞式を控える中、決算発表を終え、iPS細胞関連本命格として3386コスモ・バイオと再上昇に向かうのは時間の問題」と予想。12日に再動意を指摘。コスモ・バイオと共に708円どころから「買い」と予想。11月17日付レポートで「12月10日に山中伸弥京都大教授のノーベル賞授賞式を控える中、11月30日には4584ジーンテクノサイエンスが新規公開。iPS細胞関連本命格として再上昇に向かう事を見越し、コスモ・バイオと共に買い場」と予想。 

 今年2月16日付レポートで「12日より増し担保規制解除。バイオ祭り第2ラウンド本格化に伴い、コスモ・バイオなどと共に再上昇に向かっていく」と予想。5月4日付レポートで「7日より日々公表銘柄に指定ながら、2009年よりヒトiPS細胞作製用試薬を発売。iPS細胞作製に関する特許の、全世界での研究用途向けのライセンスをiPSアカデミアジャパン社より取得。全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスの成長戦略バイオ関連のiPS細胞関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。5月9日にかけ4295円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年11月買い推奨値から6倍高を演じた後、調整から急落。 

(2)バイオ関連も転換点<中>9/4前後が買い場と予想した通り、3日より軒並底打ち反転 

 6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」の中で「バイオ関連株も本日7日より11日にかけ全面買い」と予想した通り7日安値2131円から切り返し。10日をS高でバイオバブル・ハルマゲドン第2ラウンド開始のゴング鳴らし13日にかけ2964円へ再上昇したが、ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド開始」を宣言し、厚生労働省が26日に臨床研究計画を了承したiPS細胞網膜関連として買い」と予想した27日安値1857円から切り返し。7月25日にかけ3035円へ上昇。戻り高値更新が続いた後、悪地合に再度売り直される展開。公募発表を嫌気し急落したが、8月13日朝方安値から切り返し急。19日にかけ2259円を回復した後、29日にかけ1850円へ反落。 

 8月31日付レポートで「公募価格1989円で払込完了。全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想した通り5日にかけ2079円へ反発。全体相場が急落さえしなければ、バイオ関連本命格として逆襲高に向かうと予想する。 

 8月31日付、9月8日付レポートで予想した通り、リプロセル関連の2370メディネット、3386コスモ・バイオ、8721VR証券投資法人、8086ニプロ、再生医療関連の7774ジャパン・ティッシュ、7776セルシードを始め、4573アールテック・ウエノ、4576デ・ウエスタンS、4571ナノキャリア、4584ジーンテクノサイエンス、4564オンコセラピー、4585UMNファーマ、2931ユーグレナ、4570免疫生物研究所、4575キャンバスなども、9月3日より軒並み底打ち反転。全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かうと予想する。 

東証M2369 メディビックG  

                 (9月13日終値347円) 

【全体急落しなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かうと予想】 

 5月1日にかけ3日連続S高で479円へ急騰した後、急反落により一時S安となった5月2日の360円どころから買いと予想。429円へ上昇。 

 5月4日付レポートで「新薬開発や探索・基礎研究をしている企業や研究機関向けにバイオマーカーやファーマコゲノミクスの技術やノウハウを活用した製品・サービスを提供。赤字続きで継続の前提に重要事象あるも、3月末の株主総会で社長交代。4576デ・ウエスタンSが昨年6月4日安値93円から36.8倍高を演じる中、メディビックも昨年6月4日、5日安値46円からだと既に10倍高超えながら、買い人気が続くアベノミクスの成長戦略バイオ関連のニューフェイスとして大化けに向かう可能性秘める」と指摘した通り、8日にかけ604円へ一段高。新値追いが続いた後、バイオ関連急落を受け急反落。 

 5月16日に「313円は窓埋め。買いと予想する」と指摘したが、後場寄り直後に250円へ一段安。13時40分の277円どころより「買い」と予想。20日にかけ352円を回復した後、今度は全体相場の暴落に売り直されたが、23日より「買い」と予想。245円へ一段安となった24日後場中盤に追証の投げと判断し、「買い」と予想した通り273円へ反発。 

 5月25日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン(今年の最終決戦)大穴株として、再上昇から新値追い再開に向かうのは時間の問題」と予想。27日前場中盤にも「バイオバブル・ハルマゲドン開始」と宣言。31日にかけ373円へ上昇した後、全体相場の一段安に足を引っ張られ6日連続安に見舞われたが、6月7日寄付き前より発令した「回天の買い」でバイオ関連株の筆頭銘柄として「本日7日より11日にかけ買い」と予想した通り、7日安値184円から切り返し。11日にかけ259円へ反発。 

 ペプチドリームショックに一段安。「回天の買い」6月7日安値を割ったが、27日安値142円から切り返し。171円を回復。6月29日付レポートで「バイオバブル・ハルマゲドン第3ラウンド本格化を見越し、再度買い」と予想した通り、7月1日にS高を交え3日にかけ294円へ逆襲高。4978リプロセルの上場来安値更新を受け反落したが、9日安値225円から再上昇。17日にかけ319円へ一段高。戻り高値を更新した後、リプロセル、ガンホー両巨頭の急落を受け、もみあい下放れ。8月1日安値207円から切り返し。乳がん治療薬タモキシフェン効果予測テスト9月よりサービス開始発表を好感し2日に265円を回復。9日を265円高値引け。 

 8月10日付レポートで「全体相場に絡み8月末にかけ大きく突っ込む場面があれば、買い増しと予想する。8月12日に中間決算を発表」と指摘。決算内容を嫌気し売り気配で始まった13日朝方安値219円からリプロセル、ペプチドリームと共に切り返し。21日にかけ306円を回復。29日にかけ262円へ反落したが、30日は一時308円へ急伸。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に向かうと見越し9月4日前後が買い場になる」と予想。8月29日安値262円から9月5日にかけ371円へ上昇。 

 全体相場が急落さえしなければ、ナノキャリア、テラ、ペプチドリームに続き逆襲高に向かうと予想する。 

東証1部3431 宮地エンジニアリング  

                 (9月13日終値192円) 

(1)全体急落しなければ、東京五輪関連出遅れ低位株として一段高に向かうと予想する 

 9月10日の178円どころから「2020年東京オリンピック関連として買い」と予想した通り200円へ急伸。国交省案件を中心に受注拡大。高速、JRなどの補修向け専門部を設置。全体相場が急落さえしなければ、2020年東京オリンピック関連出遅れ低位株として一段高に向かうと予想する。 

 8月31日付レポートで「9月7日に2020年オリンピック開催地が決定。東京に決まれば全面高は間違いないが、外れたら全面安のため買いづらい。決定前に買うとすれば、日本強靭化計画関連と重なるインフラ整備のセクターか・・・インフラ整備は、1801大成建設、1802大林組、1803清水建設、1812鹿島、1822大豊建設、1414ショーボンドHD、1926ライト工業、5912日本橋梁、5232住友大阪セメント、5233太平洋セメント。含み資産は、9672東京都競馬、9308イヌイ倉庫。放映権は4324電通。交通・宿泊は、9006京浜急行、9009京成電鉄、9726KNT‐CT、9708帝国ホテル、2450一休、8864空港施設、9706日本空港ビルデング、スポーツ用品・イベントは、7936アシックス、8022ミズノ、8114デサント、8281ゼビオ、9716乃村工藝社、9743丹青社、2173博展」と解説。 

 9月8日付レポートで「9月8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。2020年東京オリンピック関連として上記銘柄が全面高に向かう」と予想した通り、2日連続S高を交え急騰した9308イヌイ倉庫を始め軒並み高。 

(2)1822大豊建設、1815鉄建を始め低位建設株がS高連発で急騰! 

 建設関連株については、昨年2012年11月14日寄付より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し買い推奨。昨年11月17日付レポートより「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には日本強靭化計画(10年間で200兆円を投入)関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き、大化けコースを歩んで行く」と予想。 

 今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も』と指摘。 

 1801大成建設が、昨年11月14日寄付206円から今年5月22日にかけ411円へ上昇した後、調整。6月7日安値302円から切り返し。新値追い再開。9月2日から再上昇。10日にかけ535円へ急伸。 

 1822大豊建設が、昨年11月14日寄付89円から今年2月7日にかけ164円へ上昇した後、調整。4月2日安値97円から切り返し。新値追い再開。9月10日と12日にS高交え13日にかけ308円へ急騰。 

 5233太平洋セメントが、昨年11月14日寄付172円から今年5月22日にかけ336円へ上昇した後、調整。6月7日安値265円から切り返し。新値追い再開。9月10日にかけ434円へ急伸。 

東証JQ8739 スパークスG  

               (9月13日終値1万9720円) 

【全体急落しなければ、東京オリンピック関連の不動産関連株として一段高に向かおう】 

 昨年6月16日付レポートで5550円どころから買い推奨。7月5日にかけ8780円へ上昇。11月10日付レポートより「不動産関連の大穴株として中長期大化けに向かう可能性を秘める。もちろん、証券関連の大穴株としての側面も」と指摘。大納会12月28日の8150円どころより「来年2013年の大化け候補株として買い」と予想。今年4月24日にかけ3万9000円へ一段高。昨年6月買い推奨値から7倍高を演じた後、調整。6月27日安値1万4000円から切り返し。 

 9月8日付レポートで「9月8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。2020年東京オリンピック関連として不動産関連株も全面高に向かう」と予想した通り11日にかけ2万780円へ上昇。この日の2万円どころから買いと予想した後、一時1万8620円へ反落したが、13日にかけ1万9840円を回復。全体相場が急落さえしなければ、2020年東京オリンピック関連の不動産関連株として一段高に向かうと予想する。 

 不動産関連株については昨年2012年6月より「5月25日にゴールドマン・サックスが4年ぶりに日本の不動産を買うと報じられる中、世界的協調金融緩和継続を受け、今回の日本株全面買い・歴史的買い場では、まず不動産株が目玉となろう」として買い推奨。 

 今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も』と指摘。 

 8801三井不動産が、昨年6月4日安値1235円から今年4月12日にかけ3610円へ2.9倍高した後、調整。6月21日安値2468円から切り返し。9月9日にかけ3595円へ再上昇。 

 8830住友不動産が、昨年6月4日安値1500円から今年4月8日にかけ5110円へ3.4倍高した後、調整。6月21日安値3260円から切り返し。9月9日にかけ4920円へ再上昇。 

 8815東急不動産が、昨年6月4日安値321円から今年4月22日にかけ1312円へ4倍高した後、調整。6月27日安値780円から切り返し。9月9日にかけ1080円へ再上昇。 

 8934サンフロンティア不動産が、昨年6月9日付レポートで1万5020円どころから買い推奨。「全体相場の動向次第で折りに触れ短期調整はあろうが、中長期的には不動産株本命格として大化けに向かう可能性秘める」と指摘。10月より「大化けコースを歩んでいる」と指摘。4月9日にかけ15万2900円へ一段高。新値追いが続き、買い推奨値から10.1倍高を演じた後、調整。6月27日安値6万4000円から切り返し。9月11日にかけ11万4000円へ再上昇。 

 2337いちごHDが、昨年4月安値42円、6月安値44円から今年4月9日にかけ699円へ急騰。昨年6月安値から15.8倍高、2011年3月に付けた上場来安値33円から21倍高を演じた後、調整。6月27日安値237円から切り返し。7月8日にかけ550円へ、9月10日にかけ540円へ再上昇。 

東証M3623 ビリングシステム  

                (9月13日終値7900円) 

(1)青天相場を上場来高値更新続く。NTTドコモが9月20日よりiPhone5を発売開始。全体相場が急落さえしなければ、一段高に向かうと予想する 

 インターネット決済サービスを展開。QRコードによるスマホ決済事業の香港企業と提携。 

 NTTドコモのiPhone発売が発表される中、ドコモと資本提携の携帯電話向け画像処理ソフト開発ベンチャー3653モルフォや、3854アイル、3799キーウェアなどと共に急騰。9月12日にかけ8870円へ一段高。青天相場を上場来高値更新続く。 

 全体相場が急落さえしなければ、スマホ関連本命格として一段高に向かうと予想する。 

(2)米Twitterの上場申請発表を好感し4819デジタルガレージがS高。2489アドウェイズが急伸。LINE、メタップス関連も再上昇に向かうか要注目 

 9月13日には米Twitterの上場申請発表を好感し株主の4819デジタルガレージがS高。Twitterの広告商品を販売する2489アドウェイズが急伸。 

 NTTドコモが9月20日よりiPhone5を発売開始。LINE・メタップス関連の4293セプテーニ、2497ユナイテッドや、LINE関連の3627ネオス、3622ネットイヤー、3815メディア工房、4644イマジニアなども再上昇に向かうか要注目。 

東証2部6775 TBグループ  

                 (9月13日終値40円) 

【急騰株相次ぐスマホ関連大穴株として買いと予想する。大化けに向かう可能性秘める】 

 9月11日にかけ43円へ上昇。新値追いが続いた後、一服。屋外電子看板トップ。LED照明機器、電子マネー及びストアオートメーション事業を展開。赤字が続いてきたが、2014年3月期最終利益が2000万円の黒字転換予想。 

 7月1日より専用アプリ不要のスマホ連携型LEDディスプレイ「NEXTキャクトールエコリア+PLUS」を発売。7月20日より高輝度LED投光機「TOT-USLシリーズ」を発売。8月1日よりハイブリッドポスターサイネージ「BRIDJr.」を発売。 

 急騰株が相次ぐスマホ関連大穴株として買いと予想する。大化けに向かう可能性秘める。 

東証1部7721 東京計器  

                 (9月13日終値269円) 

【東京五輪・強靭化計画関連の側面ある防衛関連本命として大化けコース予想変更なし】 

 8月19日の245円どころより買いと予想。20日にかけ256円へ上昇した後、22日に227円へ反落。8月25日付レポートで「航海・航空計器大手。防衛省向けからジャイロ・マイクロ波等で民需へ。アベノミクスの最後に控える材料と言える防衛関連。橋梁の補修に際し老朽化を検査するセンサーでオリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面も。2014年3月期最終利益が、前期比2%増の14億円予想。予想EPS16.7円。2015年3月期最終利益が、前期比3%増の14億5000万円予想。予想EPS17.3円。BPS251.2円。8月23日終値231円で予想PER13倍台。PBR0.91倍。オリンピック・日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けに向かう可能性秘める。全体相場動向を見極めつつ押し目買い」と予想。 

 シリア情勢の緊迫化を受け、防衛関連として8月28日にかけ266円へ上昇した後、英国議会がシリアへの軍事介入を否決した事から30日にかけ223円へ反落したが、30日の後場より再度「買い」と予想。31日にオバマ米大統領がシリアへの武力行使に踏み切る意向を示し、議会に承認を求める事が明らかに。 

 8月31日付レポートでも「オリンピック関連、日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けに向かう可能性秘める」との予想に変更なしと指摘。9月2日安値222円から切り返し急。12日にかけ282円へ一段高。「2020年東京オリンピック関連・日本強靭化計画関連の側面もある防衛関連本命格として中長期大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

カジノ関連銘柄 

【全体相場が急落さえしなければ、カジノ関連銘柄も一段高に向かうと予想する】 

 8月31日付レポートで「米国でカジノ向け紙幣識別機に実績がある6418日本金銭機械、メダル計数機最大手6428オーイズミ、ゲーム施設運営大手4712アドアーズ、アミューズメントの7612コモンウェルス・エンターテインメント、硬貨や紙幣処理機の6457グローリーなどカジノ関連も、全体相場の転換点<中>9月4日前後から再上昇に向かうと見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。 

 6418日本金銭機械が、9月4日に1550円へ上昇後、6日安値1411円から11日にかけ1880円へ。 

 6428オーイズミが、9月4日にかけ1144円へ上昇後、6日安値1015円から11日にかけ1338円へ。 

 4712アドアーズが、9月4日にかけ229円へ上昇後、6日安値203円から11日にかけ258円へ。 

 7612コモンウェルスEが、9月5日にかけ89円へ上昇後、6日安値80円から12日にかけ112円へ。 

 6457グローリーが、9月5日にかけ2185円へ上昇後、6日安値2153円から13日にかけ2348円へ。 

 6460セガサミーが、9月5日にかけ2496円へ上昇後、6日安値2344円から12日にかけ2795円へ。 

 9766コナミが、9月3日にかけ2297円へ上昇後、6日安値2103円から11日にかけ2452円へ。 

東証2部8508 Jトラスト  

                (9月13日終値1653円) 

(1)JPMザ・ジャパンの組入第5位に再浮上。大化けコース歩んでいるの予想に変更なし 

 5月13日にかけ4560円へ上昇。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年1月買い推奨値から15倍高、2008年1月の上場来安値から325倍高を示現した後、ライツ・オファリング実施を嫌気して急反落。6月22日付レポートより「20日にゴールドマンS系4社で330万株大量保有した事が判明。その内176万株が純投資。残りで貸株売りしてくる可能性も否定できないが、買い」と予想。27日安値1750円から切り返し。6月29日付レポートでも「空売り急増。引き続き買い」と予想した通り、7月5日にかけ2305円へ逆襲高。 

 7月26日までの新株払込金捻出の換金売りに悪地合が重なり再度売り直されたが、7月28日付レポートで「換金売りが26日で終了。ライツ・オファリングの呪縛が解け、買い」と予想した通り、29日安値1764円をダブル底に再上昇。8月5日にかけ2350円へ5連騰。戻り高値更新が続いた後、8月3日付レポートで「日証金の空売り残が減少。目先はいったん調整となる可能性もある」と指摘した通り反落。9日前引け後にブルームバーグが報じた藤澤社長のインタビューの内容に続き、20日発行の月刊FACTAの内容を嫌気され急落。23日に一時S安の1431円まで売られたが、827万株の大商いを伴い1627円まで戻して大引け。 

 8月26日の1500円割れより「決戦の買い」と予想。27日朝方にも「昨日に続き決戦の買い」と予想。27日9時50分に「2014年3月期予想EPS149.36円。1株純資産1533円。1350円で予想PER9倍。PBR0.88倍。割安。売られ過ぎ」と指摘。1325円を安値に切り返し。28日朝方にかけ1594円へ反発。決戦の買いには勝利を収めたが、29日に再び1430円へ反落。 

 8月31日付レポートで「全体相場の転換点<中>9月4日前後から上昇に転じると見越し、9月4日前後が買い場になる」と予想。9月3日にかけ1714円へ上昇した後、6日にかけ1532円へ反落。9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感し、銀行株を始めとする金融関連も全面高に向かうと予想する。買収先決定が急がれる中、LINEを運営するNHNJapanが既に100%子会社だったライブドアを昨年1月に吸収合併している事から、ライブドアグループ出身の藤澤社長との関係が思惑呼ぶ。東証2部時価総額ダントツによる東証1部昇格の可能性もくすぶる」と指摘。11日安値1515円から切り返し。 

 JPモルガン・アセット・マネジメントの日本株投資信託「JPMザ・ジャパン」8月30日付月報で7月31日現在の組入第5位(2.4%)に再浮上。引き続き、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連の大穴株として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。 

(2)9月17日~18日に開催する米FOMCの結果をマーケットがどう反映するか見極め 

 銀行株を始めとする金融関連株については、昨年2012年6月より「日本株全面買い・歴史的買い場」として買い推奨。11月14日寄付より解散・総選挙後の安倍総理誕生を見越し買い推奨。昨年11月17日付レポートより「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には2016年中盤にかけ上昇が続く」と予想。 

 今年6月7日に「回天(天下の形勢を一変させるの意。幕末の志士が好んで使った言葉。太平洋戦争末期に日本海軍が特攻兵器として開発した人間魚雷にも名付けられた)の買い」を発令。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も』と指摘。 

 9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感し、銀行株を始めとする金融関連も全面高に向かう」と予想。 

8306三菱UFJFGが、昨年6月4日安値328円から7月5日にかけ398円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月15日にかけ750円へ2.2倍高した後、調整。6月7日安値552円から切り返し。7月19日にかけ677円へ上昇した後、三角保ち合い形成。9月2日安値575円から10日にかけ643円へ再上昇。 

8316三井住友FGが、昨年6月4日安値2231円から7月4日にかけ2679円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月13日にかけ4995円へ2.2倍高した後、調整。6月3日安値3760円から切り返し。7月19日にかけ4940円へ上昇後、三角保合形成。8月28日安値4320円から11日にかけ4815円へ再上昇。 

8411みずほFGも、昨年6月4日安値110円から7月4日にかけ136円へ上昇した後、ボックス相場上放れ。今年5月15日にかけ233円へ2.1倍高した後、調整。6月7日安値180円から切り返し。7月19日にかけ225円へ上昇した後、三角保ち合い形成。9月2日安値200円から11日にかけ217円へ再上昇。 

8515アイフルは、昨年11月14日に全体相場の転換点<中>を迎え、解散・総選挙に絡む大本命4銘柄の内の1つとして寄付き253円より買いと予想。1億5353万株の大商いを伴って急伸。一気に年初来高値を更新し15日に337円へ一段高。市場の度肝を抜いて以来、「全体相場の動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはアベノミクスによる金融関連本命格として2016年中盤にかけ上昇が続き大化けコースを歩んでいる」と予想してきた通り、今年5月13日にかけ1658円へ一段高。新値追いが続き、昨年11月買い推奨値から6.5倍高を演じた後、調整。6月27日安値730円から切り返し。7月8日にかけ1185円へ上昇した後、三角保ち合い形成。8月30日安値808円から切り返し。9月2日にS高を交え5日にかけ1025円へ上昇した後、10日にかけ935円へ反落。 

日経225先物・金融・不動産・建設・大型株 

(1)9月17日~18日に開催する米FOMCの結果をマーケットがどう反映するか見極め 

 2007年夏ダブルトップからの急落を予測・的中させた後、かねてより「日本株の本当の大底・歴史的買い場になる」と予測してきた2012年春を迎え、昨年5月19日付レポートより「NYが一段安となった場合は、日経225先物を始め銀行株や大型株に2003年春の時の様な全面買い指示を出す可能性も」と指摘。 

 6月9日付レポートで「5月23日~6月8日まで弊社が営業休止だったことから投資助言できなかったが、6月6日に転換点を迎え、満月の4日にTOPIXがバブル崩壊以降の安値を更新。日経225で2008年10月28日安値6994円、2009年3月10日安値7021円更新に相当するため、第1段目の全面買い・歴史的買い場になったと言えよう」と指摘。6月16日付レポートで「6月20日~7月2日に転換点を迎え、ギリシャ再選挙の結果で急落した場合も主要国中央銀行が協調的な流動性供給策を打ち出し底打ち反転が鮮明化すると予想され、日経225先物始め銀行株、不動産株を中心に大型株の第2段目の全面買い・歴史的買い場になると予想する。今回の日本株全面買い・歴史的買い場ではまず不動産株が目玉となろう」と指摘。 

 11月10日付レポートで「転換点<中>11月14日前後から反発に転じると予想するが、数日間に止まり、衆院解散の日程が決まるまで再度売り直される可能性があろう」と指摘した通り11月13日安値8620円から切り返し。野田前首相が午後3時30分頃に党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言した11月14日の夜間取引寄り付きより日経225先物オプション12月物コールを買い推奨。15日に安倍自民党総裁の「インフレターゲット、無制限金融緩和、デフレ脱却、マイナス金利」発言を好感し日経225先物が急伸。 

 弊社も、11月15日に「かねてよりお伝えしてきた2012年歴史的買い場。大相場の開始」と予想。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、弊社代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言した。11月17日付レポートより「ドル/円が節目の84円台突破から100円台に向かえば、まずは2013年中盤にかけ1段上げで1万2000円台。2015年中盤にかけ2段上げで1万5千~7千円。3段上げで2016年中盤にかけ2万円を目指す想定」と言及して以来、年明けも、アベノミクスによる上昇第1ラウンド終了となった転換点<大>2月7日前後や、アベノミクスによる上昇第2ラウンド開始となった転換点<大>3月7日前後など、値幅には誤差が生じたが、日柄をピタピタと的中。 

 5月18日付レポートで「5月22日に転換点<中>を迎え、転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた後、5月22日前後を高値にいったん調整に転じると予想する。5月12日付レポートでも指摘したが、予想通り転換点<中>5月22日前後にかけ上昇が続いた場合は、今年2013年の高値を付ける日柄と予想してきた6月前後の時間帯に入ってくるため、今年の天井圏となってくる可能性も」と指摘した通り、22日夜間取引にかけ1万6000円へ一段高。新値追いが続いた後、24日にかけ1万3970円へ急反落。2日間で2000円幅を超える正に今年の天井を付けたような劇的な暴落に見舞われ、転換点<中>5月22日が又してもピッタリ的中。改めて「神はサイコロを振らない」と言わせて頂いた。 

 5月25日付レポートで「転換点<小>5月28日前後から短期的にいったんリバウンドに向かうと予想するが、余程の好材料が飛び出さない限り、リバウンド終了後は再度売り直され、転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続く事になろう。転換点<中>6月14日前後にかけ調整が続いた場合は、6月14日前後から再上昇に向かうと予想する。万が一、転換点<中>6月14日前後にかけ上昇が続いた場合は、ダブルトップとなろう」と指摘。27日夜間取引安値1万3680円から28日夜間取引にかけ1万4660円へ急反発した後、31日夜間取引にかけ1万3420円へ一段安。 

 6月2日付レポートで「転換点<小>6月3日前後から短期的にいったん反発する場面もあろうが、6月14日の閣議決定を前に5日に発表される予定の成長戦略第3弾などで余程の好材料が飛び出さない限り、再度売り直され、転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続くと予想する。転換点<中>6月10日前後にかけ下げが続いた場合は、6月10日前後を底値に再上昇に向かうと予想する。値幅的には当てにならないが、日経225で昨年6月4日安値8238円から今年5月23日高値1万5942円の上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1万2999円。TOPIXで昨年6月4日安値692ポイントから今年5月23日高値1289ポイントの上昇幅の0.382(黄金分割)押しで1060ポイント。転換点<中>6月10日前後にかけ上記価格まで下げた場合は、日経225先物を始め、不動産株、金融株、大型株など全体に、「回天の買い」指示を出す可能性も」と指摘。日経225先物が6日夜間取引で1万2290円へ一段安。 

 6月7日寄付き前より「6月10日に転換点<中>を迎え本日7日より11日にかけ『回天の買い』と予想する。日経225先物、日経225先物オプションコールを始め、バイオ関連株、IT関連株、銀行・証券・金融株、不動産株、円安メリット株などが、本日7日より11日にかけ全面買いと予想する」と発令した通り、1万2530円を安値に切り返し。1万3110円を回復した後、夜間取引で米5月雇用統計発表を受け乱高下。一時1万2500円へ売り直される場面もあったが、1万3300円へ一段高。「回天の買い」がズバリ的中。 

 6月8日付レポートで「6月10日~11日に開催される日銀金融政策決定会合が焦点。日銀金融政策決定会合が失望売りとなった場合、7日安値更新から6日夜間取引で付けた安値1万2290円を試す展開に向かう可能性も否定できないが、その時は転換点<中>6月14日前後が再度買い場となる可能性が出てこよう。7日昼過ぎに明らかとなったジョージ・ソロス氏の円売り・日本株買い再開も心強い」と指摘。 

 10日夜間取引にかけ1万3730円へ一段高した後、日銀金融政策決定会合が失望売りとなったが、1万2400円へ一段安となった13日の午前11時過ぎより「6月14日に転換点<中>を迎え、本日13日より17日にかけ日経225先物オプション7月物コールの買い」と予想した通り、ドンピシャのタイミングで切り返し。 

 6月15日付レポートで『転換点<中>6月14日を経て、底打ち反転鮮明化に向かうと予想する。TOPIXは7日安値1033ポイントを死守。日経225先物も6日夜間取引で付けた安値1万2290円にまだ余裕あり。17日~18日にG8が、18日~19日にFOMCが開催。万が一、18日~19日に開催されるFOMCの結果を受け、TOPIXが7日安値1033ポイントを割り込み、「回天の買い」が破られるような事態に陥った場合は、転換点<小>6月24日前後、あるいは転換点<中>6月26日前後にかけ、Z旗(この戦いに敗れれば後がない)を掲げ、「決戦の買い」を発令する事になろう』と指摘。 

 「量的緩和縮小を今年後半から開始し、来年半ばに終了させる可能性がある」とのバーナンキFRB議長声明を嫌気しNY市場が急落。21日寄付き前より、6月15日付レポートで万が一「回天の買い」が破られる事態に陥った場合に予告しておいたZ旗を掲げた「決戦の買い」の準備を宣告したが、中国の利下げと、23日に東京都議会選投開票を迎えた甘利大臣を始めとする政府のリップサービスを受け、朝方安値1万2680円から切り返し急。劇的な急反発により、Z旗の買いを使わずに済んだ。6月21日夜間取引で1万3450円へ一段高。この間、TOPIXは「回天の買い」を発令した7日安値1033ポイントを死守。 

 6月22日付レポートで『6月26日に転換点<中>を迎え、6月26日前後にかけ上昇が続いた場合は、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」を発令した7日を底とした上昇が7月末にかけ続くと予想する。万が一、再度下げた場合は、転換点<中>6月26日前後が再度買い場となろう』と指摘。26日にかけ再度下げてきたので、後場から「Z旗の買い」準備を宣告し、予告通り26日大引け間際に日経225先物オプション8月物コールを買い推奨。26日終値1万2780円を安値にドンピシャのタイミングで上昇に転じ、28日夜間取引にかけ1万3780円へ一段高。正に神がかり的な買い指示となった。 

 6月29日付レポートで『戻り高値更新が続くと予想する。引き続き、海外要因に振り回される事もあろうが、「回天の買い」を発令した6月7日を底とした上昇が、7月末にかけ続く事になろう』と指摘した通り、7月5日夜間取引にかけ1万4450円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月7日付レポートで『イスラム圏がラマダン入りする7月9日に転換点<小>を迎え、短期的にいったん反落する場面もあろうが、「回天の買い」6月7日を底とした上昇は、転換点<中>7月18日・22日前後にかけ続く』と予想した通り、7月12日にかけ1万4590円へ一段高。戻り高値更新継続。 

 7月14日付レポートで「週末7月18日と週明け7月22日に転換点<中>を迎え、7月18日・22日前後にかけ上昇が続いた後、7月18日・22日前後を戻り高値に再び下落に転じる」と予想した通り、18日夜間取引にかけ1万4990円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、19日に一時1万4410円へ急反落。 

 7月20日付レポートで「7月22日と7月24日に転換点<中>を迎え、22日朝高で始まった後、24日前後から下げ足を速め、調整色を強めていく」と予想した通り、24日から3日連続安。26日夜間取引にかけ1万3850円へ急落。 

 7月28日付レポートで「7月30日に転換点<小>を迎え、30日前後からいったん反発に転じると予想する。ただ、反発が数日間続いた後は、再度下落へ向かう事になろう」と指摘した通り、29日夜間取引安値1万3510円から切り返し。8月2日夜間取引にかけ1万4520円へ反発。 

 8月2日の14時30分頃より日経225先物オプション9月物プットを打診買い推奨した後、8月3日付レポートで「8月6日と8月9日に転換点<中>を迎え、7日から8日に開催される日銀金融政策決定会合で余程の好材料が出ない限り、6日前後から再び下げに転じる」と予想した通り8日夜間取引にかけ1万3390円へ。 

 8月10日付レポートで『転換点<中>8月9日を経て、短期的にいったん反発する可能性もあるが、引き続き「7月19日を戻り高値とした下落は、9月初めまで続く事になる」との予想に変更なく、反発したとしても、数日間に止まり、再度下落へ向かう』と予想。安倍首相が法人税減税検討を指示したとの一部報道を好感し、8日夜間取引安値1万3390円から14日にかけ1万4060円へ反発した後、菅官房長官が「そんな事実はない」と否定した事を嫌気し、16日にかけ1万3520円へ下落。 

 8月17日付レポートで「一段安に向かうと予想する。転換点<中>8月25日前後にかけ1万3000円を割れる様な急落に見舞われた場合は、9月初めと2段構えのダブル底となる可能性が出て来よう」と指摘。22日にかけ1万3220円へ下落。12日安値を割り込んだ後、円安を好感し23日は1万3770円へ急反発。 

 8月25日付レポートで「転換点<中>8月25日を迎え、再度下落に向かう」と予想した通り28日にかけ1万3190円へ一段安。 

 8月31日付レポートで『9月4日に転換点<中>を迎え、9月4日前後から上昇に転じると予想する。中長期的には「11月にかけ三角保ち合い形成」の予想に変更なく、値幅的にはオリンピック次第だが、短期的には「回天の買い」を発令した6月7日に続く全面買いとなる可能性も。7月19日を戻り高値とした下落が終了。10月初めにかけ上昇が続く事になろう』と指摘。シリアへの軍事介入が米議会再開の9月9日以降に延び、8月28日を安値に9月3日より上放れ。5日にかけ1万4170円へ上昇した後、6日は2020年オリンピック開催招致レースでマドリード優勢と伝えられた事を嫌気し反落。6日夜間取引で米8月雇用統計発表後、1万3690円まで売られたが、8日午前5時過ぎ、2020年オリンピック開催地が東京に決定。 

 9月8日付レポートで「2020年東京オリンピック開催決定を好感し急騰する」と予想。10日夜間取引にかけ1万4570円へ上昇。 

(2)2020年東京オリンピック決定により7月19日に付けた戻り高値1万4990円を更新してきた場合は、中期予想「2段上げが11月前後から始まる」も前倒しとなる可能性が 

 今週は、量的緩和縮小に踏み切るかどうか注目される米FOMC(9月17日~18日に開催)の結果をマーケットがどう反映するか見極め。6月8日付レポートで「東京市場は5月23日朝方にかけ値幅的にやり過ぎの急騰から急反落となったため、7月末にかけ再上昇の後、再び下落。11月にかけ三角保ち合いを形成していく可能性が高まった」と指摘して以来、この中期予想に変更なしとお伝えしてきたが、2020年東京オリンピック開催決定もあって7月19日に付けた戻り高値1万49990円を更新してきた場合は、かねてよりお伝えしてきた「2012年6月4日を大底に2013年の5月23日で1段上げが終了した東京市場の2段上げは11月前後から始まる」との予想も、前倒しとなる可能性が出てくる。 

 2013年相場予測、中長期予測については、冒頭の1ページ、2ページを参照。 

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