予想通り日経225が3万9990円23銭へ一段高。かねてよりお伝えしてきた「2024年4万円台乗せ」にあと9円77銭に迫る。一足先に4万円台乗せ果たした先物はNY高受け夜間に4万290円へ一段高。ナスダックが2年3カ月ぶりに史上最高値を更新
東京株式市場全体相場について、昨年12月24日・31日合併号レポートで「今週から年明けにかけての全体相場は、6月からのボックス相場上放れが時間の問題」と予想。
八専明け元日1月1日16時10分頃に能登半島地震が発生。正月休み中のNYも下落し、2024年大発会を迎えた4日朝方に急落する場面もあったが、突っ込みには透かさず買いが入り切り返し急。TOPIXは大納会から正月休みを挟んで年明け1月5日を3日続伸に。
今年1月8日レポートで「今週も引き続き昨年6月からのボックス相場上放れは時間の問題」と予想した通り、12日にかけTOPIXが7連騰。日経225は3万5839円へ5連騰。昭和バブル崩壊以降の戻り高値更新が続いた。
1月12日のSQ値は幻の36025.97円。1月物35000コールが9日安値2ポイントから3営業日でSQ勝負512倍高に。
1月14日レポートで「今週はさすがにいったん調整」と予想。日経225は15日を高値に16日反落から17日に一時3万6239円へ急伸。15日高値と12日に記録した幻のSQ値を更新した後、値を消し終値では続落。18日を3日続落後、NY高を受け19日は4日ぶりの反発となった。
1月19日のNYが続伸。S&P500は2022年1月に付けた史上最高値を2年ぶりに更新。
1月21日レポートで「今週は週初高から上昇が続くか、反落となるか見極め」と指摘。日経225は23日の3万6984円を高値に反落。26日にかけ3万5687円へ。
ナスダックは1月24日を高値に反落。S&P500は26日にかけ史上最高値更新が続いた。
1月28日レポートで「今週は1月31日前後より再上昇した後、もみあい」と予想した通り、日経225は31日朝方の3万5740円を安値にドンピシャのタイミングで切り消し急。2月2日10時50分にかけ3万6441円へ再上昇した後、伸び悩み、もみあいに。NYも1月31日急落から1日遅れで2月1日より再上昇。
2月4日レポートで「今週は、もみあいから来週にかけ調整色を強めていく」と予想。TOPIXは昭和バブル崩壊以降の戻り高値を更新しつつも伸び悩み、もみあい強含みと言えなくもないチャート形成に収まったが、日経225は8日に大陽線を建て予想に反し、もみあい上放れのチャート形成に。
NYもS&P500が青天。ナスダック4日続伸。
2月12日レポートで『今週は短期的にいったん調整と予想する。中期的には年間予測の「1月から6月前後にかけ上昇」に変更なし』と指摘。日経225は短期予想に反し16日にかけ3万8865円へ一段高。1989年12月に付けた史上最高値3万8957円にあと92円に迫る。
NYは2月13日に急落した後、15日にかけ戻したが、16日は反落で週足が6週ぶりの反落。短期予想通り調整となった。
2月18日レポートで『今週はNYに続き短期的にいったん調整と予想する。前週短期予想に反し上げた分、下げがきつくなる可能性もあるが、中期的には年間予測の「1月から6月前後にかけ上昇」に変更なく、21日に決算発表するエヌビディアの動向次第で再上昇に向かう可能性も』と指摘。日経225は予想通り21日にかけ3万8095円へ下落した後、好決算を発表したエヌビディアが時間外取引で急伸した事を受け、22日に3万9156円へ一段高。遂に史上最高値更新を果たした。
能登半島地震が八専明け元日1・1。史上最高値更新が八専中の2・22。
上海総合指数が、1322上場中国Aパンダを買い推奨した2月5日に1日の誤差なく底打ち反転。23日にかけ8連騰。
2月25日レポートで「今週は上昇が続く」と予想した通り、3月1日にかけ日経225が3万9990円23銭へ一段高。かねてよりお伝えしてきた「2024年4万円台乗せ」にあと9円77銭に迫った。一足先に4万円台乗せを果たした日経225先物はNY高を受け夜間取引で4万290円へ一段高。
3月1日のNYは続伸。ナスダックが2021年11月22日に付けた史上最高値を更新。S&P500は青天。
日経225先物は4万190円で終了。
ドル円150.124円。米国債10年金利4.184%。
今週の全体相場予測及び個別材料株については、先ほど「会員制投資戦略」にアップした有料週末レポートを参照。
3月5日に米大統領選のスーパーチューズデー。中国全国人民代表大会開幕。6日にパウエルFRB議長議会証言。8日に米2月雇用統計。
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき昨年12月17日レポートよりお伝えした2024年全体相場予測は、「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。〇月前後かけ上昇。〇月前後に調整。〇月前後かけ上昇。〇月前後に調整。〇月末にかけ上昇」。
2036年までの未来予測チャートを描いた1998年より「日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円を更新し4万円台に乗せるのは2024年」と予想してきた事は、2022年1月まで出演していたラジオ等でも既報の通り。
ただし、これも既報の通り2022年初めより「2024年はアメリカ大統領選挙の年となるため、2023年末から2024年の早い段階で全国民が次期大統領はこの人以外にないと圧倒する候補が出てこない限り、日経225の4万円台乗せは2025年にお預けとなる可能性が高まる」とお伝えしてきた。
私の「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」は、大統領が代わる米国大統領選挙の年の予想が半年から1年近く後ズレする統計があるからだ。
FRBの利下げが始まる前に、日銀はマイナス金利を解除しておくべきであり、円高も予想される。
2024年末までに日経225が4万円台に乗るかどうか上昇の値幅は、ドル円が鍵を握る事に。
現時点で120円台が予想されるも、「金融グレートリセット」の有無と内容次第では、円安の起点となった2021年の100円飛台まで戻る可能性も出てくる。
1月台湾総統選挙。2月インドネシア大統領選挙。3月ロシアとウクライナ大統領選挙。9月自民党総裁選挙。11月アメリカ大統領選挙。
最大の焦点は、誰が次の米大統領になるか。日本初となる女性総理誕生の可能性は後退か。
昨年は、1月22日レポートで「米大統領選挙に拘わらず日経225が史上最高値更新4万円台に乗せる秘策も水面下で」と指摘した通り、26日に早速、東証が2023年春にもプライム・スタンダード市場のPBR1倍割れ企業に対し改善に向けた取り組みや進捗状況の開示を要請する方針を示し、2021年初めまで出演していたラジオなどで提唱してきた「株式庁(仮名)」がやるべき事実上の株上げ対策が打ち出される記念すべき年となった。
さらに、「要は、内部留保金で自社株買いや増配など株価対策に努力せよと。企業サイドはM&A・TOB資金に回したいのが本音か」とお伝えしてきた通り、TOBやMBOも活発化。
そして、これも昨年中盤より動画などで「ChatGPT登場に伴うAI関連の次は、ChatGPTに続き世界を変える可能性が出てきたGLP-1のバイオ関連」と話した時に既報の通り、大型バリュー株に比べ割高感やボラティリティの高さなど難しい事情はあろうが、今年2024年はAI・バイオを始めグロース市場中心に中小型株の株上げ対策も是非期待したい。
1月14日レポートより以下の通り解説。
『 1月15日より米大統領選挙の候補者を決める党員集会と予備選挙が始まる。
現職のバイデン大統領が2期目に挑む民主党は、有力な対抗馬もなく、現職2期目の通例通り、形式的な手続きに。
共和党は、1月15日のアイオワ州党員集会を皮切りに候補者を選ぶ党員集会と予備選挙が本格化。アイオワ州の党員集会と23日のニューハンプシャー州予備選挙で勝った候補者が注目を浴びる。
2月8日ネバダ州党員集会、24日サウスカロライナ州予備選挙。
3月4日、トランプ前大統領の刑事裁判「大統領選挙の手続き妨害」連邦初公判。
3月5日に、テキサス、カリフォルニアなど十数州の予備選が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、候補者選び天王山。
3月25日、トランプ前大統領の刑事裁判「不倫口止め料」ニューヨーク州初公判。
5月20日、トランプ前大統領の刑事裁判「機密文書持ち出し」連邦初公判。
7月15日~18日、共和党大会で候補者正式指名。
8月19日~22日、民主党大会で候補者正式指名。
大統領候補者テレビ討論会、副大統領候補者テレビ討論会。
11月5日、大統領選投開票。
2025年1月20日、大統領就任式。 』
2020年12月のラジオにおいて
「 過去の大型バブル崩壊チャートと世界各国の人口動態を独自分析して1998年に描いた2036年までの未来予測チャートでは、2022年と2023年はいったん停滞するが、
ここ顕著となってきた人口減少を、移民政策か、AI・ロボット・量子コンピュータ・核融合発電など技術革新や、ポスト資本主義あるいは世界統一地球政府などシン・政治経済体制で相殺・克服していけば、
2024年に日経225が史上最高値を更新し4万円台乗せ。2035年前後に10万円台乗せ。
まだ描いていないが、2070年前後には日経225が100万円台に乗せる可能性もある。 」
と披露した事は、知る人ぞ知るところ。
今回のChatGPTの出現は、上記の最低条件を満たす第1歩となった。
尚、2050年頃には世界統一地球政府の量子AIによるシン・政治経済体制に移行している可能性があり、逆に2070年前後に日経225が残っているようではデジタルユートピア実現が上手くいっていないという事になるかも。
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2022年12月18日付レポートよりお伝えした2023年全体相場予測は、「1月前後より下落。2月前後、5月前後、7月前後に戻す場面もあるが、9月前後にかけ下げが続き、9月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇」。
年初より『昨年12月20日の日銀による長期金利上限引き上げを嫌気し急落。2023年全体相場予測の「1月前後より下落」が早めにきた格好となり、ここから「9月前後にかけ下げ」が続く予想で先が思いやられるが、今年9月前後こそ、コロナショックの大底を的中させた2020年3月中盤に続く「天与の買い場」となり、日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう起点の年となろう』と指摘してきたが、もはや今年9月を待たずに、かねてよりお伝えしてきた「日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せるのは2024年」の予測に向かう展開。
つまり「大発会を安値に上昇が続き年末にかけ史上最高値を更新から4万円台に乗せる」展開は、ライブ中継会員や2021年初めまで出演していたラジオなどで既報の2024年の未来予測チャートに酷似しつつ1年前倒しにあったが、さすがに秋は2023年の未来予測チャート通り下落。
日経225は10月4日を、TOPIXは24日を安値に底打ち反転。「11月前後にかけ上昇」の通り、11月20日にかけ上昇が続いた。
2022年10月21日にかけ151円台へ急伸したドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた2021年10月のラジオ等でも「125円を超えたら135円、135円を超えたら147円、147円を超えたら160円、160円超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。
今回のインフレについても、10年以上前から「2016年前後に日経225が2万円台に乗せた後、2019年前後に一旦1万6000円台に急落してから4万円を目指す過程でインフレになる」と予想してきた。
勿論、株の世界に絶対は無く、外れる事もよくある。当時出演させて頂いていたラジオ等でも有名になった通り、2020年3月中盤のコロナショックの大底と、2021年9月14日のコロナバブルの天井を完全的中させた後、2021年は私の未来予測チャートより弱く、2023年は私の未来予測チャートより強過ぎ、短期的に予想が外れる事も多くなってきた。
2021年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。8月上旬にかけ上昇。10月中旬にかけ下落。12月末にかけ上昇」。
2022年2月6日付レポートより、2022年全体相場予測を「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。
日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225とナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。
その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」の「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。
「10月16日前後から上昇に転じ」は、日経225が10月3日を安値に、NYが13日を安値に底打ち反転。円一段安もあって日経225は8営業日も前倒しとなったが、16日が日曜日で16日前後は14日か17日を指し、NYの誤差は1営業日に止まった。
10月30日レポートでお伝えした「11月4日前後から2段上げに向かう」の予想は、誤差なくピッタリ的中。
11月6日レポートの「11月17日前後から上昇一服」は、17日前後は16日・17日・18日を指し、誤差1営業日。
11月20日レポートの「11月22日前後から3段上げに向かう」は、誤差なくピッタリ的中。
「12月末にかけ上昇」は外れた。東京はTOPIXが1月4日大発会始値を上抜いた11月24日が高値に。NYは12月13日を高値に反落。
2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」。
「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。
「4月前後から再上昇。一段高へ」は、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。
「5月前後を高値に下落」は的中。
「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225とマザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。
「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。
「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。
2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」。
当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株と半導体関連に全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。
「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。
2012年11月14日寄付より建設株と金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。