週末レポート「今週の投資戦略その1」をアップしました。
東京株式市場は、TOPIX先物が2月26日夜間取引で付けた1535ポイントを高値に3月4日にかけ1504ポイントへ調整した後、ドル/円が120円台に入った事を好感し、早くも再上昇。6日夜間取引にかけ1553ポイントへ一段高。昨年来高値を再び更新。
日経225先物も3月2日朝方の誤発注と見られる買いに一時昨年来高値を更新する場面もあったが、3月4日夜間取引にかけ1万8570円へ調整した後、6日夜間取引にかけ1万9090円へ一段高。昨年来高値を更新したが、6日のNY市場が急反落。
2月雇用統計が市場予想を上回った事から6月にも利上げが実施されるとの見方が強まった。シカゴ日経平均先物も1万8860円で終了。ドル/円は一時121円台に入った後、120.72円で終了。
2月21日付レポートで「週初高で始まった後、2月24日、25日のイエレンFRB議長の議会証言でサプライズ的な好材料が出ない限り、週末にかけ調整に転じると予想する。転換点<小>2月25日前後から調整色を強めよう」と指摘。
2月28日付レポートで「地方公務員共済組合連合会と日本私立学校振興・共済事業団2共済の国家公務員共済組合連合会に続く国内株式比率拡大表明や、円安が120円台に進む等の好材料が続かない限り、いったん調整に転じると予想する。もちろん、短期的にいったん調整に転じても、中期的には2015年相場予測の通り、調整終了後、再び新値追い再開に向かおう」と指摘。
予想通り2月26日夜間取引高値から調整した後、ドル/円が120円台に入り、昨年来高値を再び更新。
日経225先物を始め全体相場の今後の予測について詳しくは、「会員制投資戦略」にアップした「今週の投資戦略その1」を参照。