4237フジプレアムが、9月20日に科学情報サービス会社の米クラリベイト・アナリティクスが発表したノーベル賞候補者22人の中に、「ペロブスカイト型」と呼ばれる薄くて軽い太陽電池を考案した桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が入った事を好感し、22日にかけ384円へ連騰。

8月2日の334円よりロボット関連の側面もある太陽光発電関連として買い推奨。3日に375円へ急伸した後、急反落。9月6日の282円を安値に切り返し。

同社は、京都大学などが進める「COI STREAM」のフィルム型太陽電池プロジェクトに参画。ペロブスカイトを利用した「塗って作れる低コスト&高効率フィルム型太陽電池」実用化の封止フィルムや技術を提供。スクープ銘柄に。

昨年11月28日に、アップルが来年にも発売する新型iPoneに曲面ディスプレイの採用を検討していると米紙が報じた事を好感しS高連発の急騰を演じた事が物語る通り、フレキシブルディスプレイにとって不可欠となる様々な機能性フィルムを張り合わせる精密貼合技術を保有。

昨年4月5日に、8137サンワテクノスと業務提携を発表し、FA(ファクトリーオートメーション・産業用ロボット)事業にも注力。

さらに、今夏完成のLED工場が年度中に稼働予定。

2018年3月期最終利益が、前期比14.3倍増の5億100万円予想。予想EPS17.53円。

9月15日発売の新四季報で2019年3月期最終利益が5億2000万円予想。予想EPS18.2円。

9月22日終値381円で今期予想PER21.7倍。来期予想PER20.9倍。

現時点で割安とは言えないが、今後の予想について詳しくは、「高山緑星の売買指示ライブ中継会員」で解説中。