東京株式市場は、10月10日レポートで「今週は週初安からいったん切り返し下げ渋ったとしても、来週にかけ3段下げに向かう」と予想。日経225は13日にかけ2万6237円へ4日続落後、その夜の劇的なNY大幅高を受け、14日に急反発。

147円台に入ったドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた1年前のラジオ等でも「125円台を超えたら135円台、135円台を超えたら147円台、147円台を超えたら160円台、160円台超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。

 

10月14日のNY株式市場は急反落。

シカゴ日経平均先物は2万6625円で終了。ドル/円終値148.73円。

 

今週の全体相場予測及び個別材料株については、先ほど「会員制投資戦略」にアップした有料週末レポートを参照。

ナスダックS&P500が10月13日朝方にかけ3段下げを示現したのに対し、日経225TOPIXは円一段安もあって10月3日安値を割らず3段下げが完了してない(ドル換算日経平均は10月13日に3日安値を更新)。

10月16日に5年に1度の中国共産党大会開幕。米国企業決算発表がスタート。

 

既報の通り、「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までをラジオで一部披露)」の2022年は、5月2日前後が底になって8月12日前後にかけ上昇。8月12日前後を戻り高値に下落に転じ、10月16日前後かけ下落。10月16日前後から上昇に転じ、12月末大納会まで上昇となっている。

今のところ、日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225ナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。

その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。