2月20日付レポートで見極めと指摘した「2月21日前後と28日前後のダブル底形成」が3~4日遅れで、かつ「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するが1日早くきた格好
東京株式市場は、日経225が1月5日の2万9388円を高値に急反落。7日にかけ2万8293円へ。八専中の新月を3日に経てNY市場と共に急反落した格好。
1月10日付レポートで「いったん上昇に転じる」と予想。日経225は12日に反発した後、14日にかけ2万7889円へ下落。早くも11日安値を割って2万7000円台に入った事を見るに見かねてか、日銀が昨年10月1日以来3カ月半ぶりにETFを701億円買い入れた。
ナスダックとS&P500は、ちょうど八専終了となった1月10日安値から切り返し。13日に急反落したが、10日安値を死守。
1月16日付レポートで「週初高で始まった後、1月20日前後から下落に転じる」と予想。日銀金融政策決定会合の結果が明らかとなった満月18日の2万8690円を高値に急反落。21日にかけ2万7129円へ一段安。年初来安値更新が続き、昨年8月20日安値2万6954円に迫った。
1月23日付レポートで「1月26日前後からいったん底打ち反転に向かうか見極め」と指摘。日経225は27日にかけ2万6044円へ急落した後、28日は反発。NYは24日安値から切り返し急。
1月30日付レポートで「ちょうど新月の2月1日前後からリバウンドに向かうと予想する。昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測の「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落」は、現時点ではいったん16日ほど前倒しになったと判断して日柄計算する」と指摘。2月2日にかけ日経225が2万7564円へ4日続伸。NYも2日にかけ4連騰。ダウとS&P500は早くも0.618戻しを達成。
結局、日経225とTOPIXは予想と1日誤差の1月27日を底に、NYは1月24日と28日をダブル底にいったん底打ち反転。
2月6日付レポートで「三角保ち合い形成に向かう」と予想。TOPIXが8日、日経225が9日に2日高値を更新。予想より早く三角保ち合い上放れ。NYはダウのみ2日高値を更新した後、10日より急反落。
2月13日付レポートで「週初安で始まった後、下げ渋る」と予想した通り、日経225は15日の2万6724円を安値に16日は2万7486円へ急反発したが、18日に再び一時2万6792円へ売られ、「週初安で始まった後、下げ渋る」という表現がピッタリの値動きとなった。
2月18日後場の高山緑星ライブ中継会員で、「NYダウがあと2~3日で2000ドル程度下げれば、いったん底打ち」と指摘。
2月20日付レポートで『昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測の「2月下旬にかけ下落」となり、いったん前倒しした日柄計算がこのタイミングで元に戻って年末年始よりラジオ等でもお伝えしてきた当初の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」か、週初安から切り返し急となり前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するか見極め』と指摘。
ロシアのウクライナ侵攻を嫌気して日経225が2万5775円まで売られた2月24日後場の高山緑星ライブ中継会員で「私独自の未来予測チャートでは今夜のNYは上昇」と予想した後、14時38分の高山緑星ツイッターに『相場的には、上がった方も下がった方も「砲声は買い」でいったん出尽くしになっていく』と予想した通り、NYが朝安から急反発。日経225も25日は2万6481円へ反発となった。この間上がっていた原油やゴールドも予想通り24日がいったん天井に。
2月25日のNY株式市場が大幅続伸。18日後場に高山緑星ライブ中継会員で「NYダウがあと2~3日で2000ドル程度下げれば、いったん底打ち」と指摘した時のNYダウ17日終値3万4312ドルから、底打ちとなった24日朝方安値3万2273ドルの下げ幅は2039ドル。値幅はピッタリ的中となった。日柄の誤差も1日。
2月27日付レポートで「リバウンド一服となる場面もあろうが、上昇が続く」と予想。NYはリバウンド一服から3月3日朝方まで上昇が続いたが、日経225は3月1日を戻り高値に一服から、4日にウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所が砲撃を受け火災が発生した事を嫌気して2万5774円へ急落。2月24日安値を1円更新。予想に反し結局、ダブル底に向かった。
2月20日付レポートで『当初予想の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」か、週初安から切り返し急となり前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するか見極め』と指摘した「2月21日前後と28日前後のダブル底形成」が3~4日遅れで、かつ「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するが1日早くきた格好。
いずれにせよ、2月28日から八専開始。3月3日は八専中の新月。1日遅れで3月1日を戻り高値に4日に急落。又しても八専的中となった。
3月4日のNY株式市場は続伸。
シカゴ日経平均先物は2万5870円で終了。ドル/円終値114.80円。
今週の全体相場予測及び個別材料株については、先ほど「会員制投資戦略」にアップした有料週末レポートを参照。
昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。〇月初めにかけ下落。〇月上旬にかけ上昇。〇月中旬にかけ下落。〇月末にかけ上昇」。
「1月下旬にかけ上昇」は外れたが、1月16日付レポートで予想した「週初高で始まった後、1月20日前後から下落に転じる」は、ほぼ的中。
「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落」は、1月23日付レポートで「1月26日前後からいったん底打ち反転に向かうか見極め」と指摘。1月30日付レポートでいったん16日ほど前倒しになったと判断して日柄計算し、2月1日前後からリバウンドに向かうと予想。
2月6日付レポートより、2022年全体相場予測を「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。〇月前後に底打ち反転。〇月前後にかけ上昇。〇月前後にかけ下落。〇月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。(〇の部分は有料週末レポートで)
2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」。
「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。
「4月前後から再上昇。一段高へ」は、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。
「5月前後を高値に下落」は的中。
「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225とマザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。
「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。
「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。
2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」。
当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株と半導体関連に全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。
「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。