東証S8023 大興電子通信 (5月20日終値508円)

 

【新値追い。5月23日の日米首脳会談で宇宙協力強化合意が予定される中、成功すれば日本初となる月面着陸に絡む宇宙・防衛関連としても見逃せない、セキュリティ・電子契約などDX関連の超割安・低時価総額銘柄として大化けに向かう可能性秘める。2016年11月買い推奨値から17年10月にかけ12倍高のテンバガー演じた大ヒット銘柄】

 

5月2日後場に続き440円まで売られた10日にもセキュリティ・電子契約などDX関連の超割安株として、買いと予想。12日の437円を安値に切り返し。20日にかけ508円へ上昇。年初来高値更新。

富士通特約店。情報通信機器販売とシステム開発を2本柱にクラウド事業に注力。

セキュリティビジネスは、戦略商品「AppGuard®」のラインアップの充実を図ると共に、Windows10 に標準搭載されているWindows Defender を集中管理する「DefenderControl」 の販売を開始。より強固なエンドポイントセキュリティを実現。

感染対策ソリューションは、AI温度検知ソリューション「SenseThunder」、「IoWクラウドサービス 感染対策支援パック」を始め、顧客のリモートワークの推進に対応し、電子契約サービスの導入から運用支援、アフターサポートまでを一括でご提供するアウトソーシングサービス「DD-CONNECT」(ディ・ディ・コネクト)の販売を継続。

昨年4月1日より、ネットワンパートナーズが提供する SaaS 型タレントマネジメントシステム「カラタレ」を、同社クラウド型情報配信ソリューション「i-Compass」と連携し販売開始。

2010年6月13日、小惑星「イトカワ」の表面物質搭載カプセルを地球に持ち帰る事に成功した小惑星探査機「はやぶさ」の衛星追跡管制システムに実績あり。

2023年3月期最終利益10億5000万円は前期比14%減ながら、予想EPS76.95円で今期予想PER6.6倍。PBR0.76倍。超割安。時価総額70億5000万円。

2016年11月7日買い推奨値152円から2017年10月にかけ1843円へ12倍高のテンバガー演じた大ヒット銘柄

5月23日の日米首脳会談で宇宙協力強化合意が予定される中、成功すれば日本初となる月面着陸に絡む宇宙・防衛関連としても見逃せない、セキュリティ・電子契約などDX関連の超割安・低時価総額銘柄として、今回も大化けに向かう可能性秘める。

 

昨年中より「2022年は世界初の民間月面着陸が実現するか注目される年で、宇宙関連がテーマになる」と予想し、既に衛星関連9412スカパーJSATが、NTTと新たな宇宙統合コンピューティング・ネットワーク事業を担う合弁会社の設立発表を好感し急伸。

今年は、米国のAstroboticIntuitive Machines、日本のispaceなどが民間による月面探査を予定。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)も、「OMOTENASHI」と「SLIM」で月面着陸を計画。成功すればもちろん日本初。

5月22日~24日にはバイデン米大統領が来日。日米両政府は宇宙分野と最先端半導体供給網(サプライチェーン)構築の協力強化で合意する方針。

中露が人工衛星をミサイルで破壊する対衛星兵器実験を実施するなど、宇宙空間で高まる中露の脅威に対抗し、安全保障上の対策が急務。

①人工衛星情報を共有して不審船などを監視する「海洋状況把握(MDA)」、

②多数の小型衛星を星座(コンステレーション)のように展開する観測網で中露や北朝鮮が開発する極超音速兵器の探知・追尾に活用できる「衛星コンステレーション」、

③米国主導の有人月探査「アルテミス計画」の協力などついて合意する見通し。

5月23日の日米首脳会談後に発表する共同声明に盛り込む方向で調整中。日米で宇宙空間の国際的ルール作りの主導権を握り、24日の日米豪印4か国の協力枠組み「クアッド」首脳会談でも、宇宙協力について議論する方針。

昨年7月15日に、民間初の月探査計画「HAKUTO-R」を進める日本の宇宙ベンチャーispace(アイスペース)が、来年打ち上げる月着陸船の組み立てを始めたと発表。

HAKUTO-Rとは、ispaceが2023年までに行う2回の月探査ミッションを統括するプログラム。独自のランダーとローバーを開発し、2022年に月面着陸と2023年に月面探査の2回のミッションを行う。SpaceXのFalcon9を使用し、それぞれ2022年、2023年に打ち上げを行う予定。

10月26日には、三菱重工が準天頂衛星「みちびき初号機後継機」を搭載したH-IIAロケット44号機の打ち上げに成功。

岸田政権も、高精度測位を可能とする準天頂衛星システムについて、2023年度を目途に7機体制の確立、後継機開発整備及び機能・性能向上、これに対応した地上設備の開発・整備・セキュリティ強化を着実に行うのを始め、安全保障や経済社会で宇宙の重要性が高まる中、小型衛星コンステレーション等“衛星・ロケット新技術”の開発や、政府調達を通じたベンチャー支援、衛星データの利活用促進、産業を含めた“月面活動に必要な技術”の開発等により、宇宙産業市場の倍増を目指す。宇宙デブリ対策に取り組み、世界に貢献する。

また、2024年に有人月面着陸を目指し、2028年までに月面基地の建設を開始するというNASAの「アルテミス計画」や、宇宙輸送システム等の宇宙航空、北極域研究船の建造等の海洋・極域など、研究開発・産業フロンティアを切り拓く取組みも推進。

 

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東証G4425 Kudan (5月20日終値2095円)

 

【決算明け再上昇。メタバース&アバターロボット関連の材料性も内包する「人工知覚」オンリーワン的な自動運転関連本命格で、買い推奨値から14倍高演じたFRONTEOに続くムーンショット銘柄として大化けに向かう可能性秘める。建設DX、音響DeepTech等の材料も続々発表】

 

引け後に決算発表を控えた昨年11月12日の2964円より人工知覚関連銘柄として、15日と2段構えで買いと予想。19日にかけ4430円へ急騰。

昨年11月21日付レポートより以下の通り解説。

『 機械(ロボットやコンピュータ)の「眼」に相当する人工知覚(Artificial Perception)のアルゴリズムを専門とするオンリーワン的ディープテック研究開発企業。AP(人工知覚)のプロフェッショナル集団。自動運転、配送ロボット向けを中心にAR向けも。

「メタバース」が新たなバズワードになる中、現実空間とデジタル空間が地続きとなり、さらにその複合空間にロボットも入り込んでいくのが大きな潮流に。人間の空間、仮想のデジタル空間、ロボットの空間の3つが入り混じり、APによる空間位置認識の重要性が増大。

Visual SLAM、LiDAR SLAM共に複数案件で顧客が開発中の商品・ソリューションへのKudan SLAM機能の組み込みが加速。具体的な製品化に向けた開発確度の高い案件は2022年3月期~2023年3月期に3件、2024年3月期に1件。今後さらに確度の高い案件を積み増す。

SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)とは、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うキーテクノロジー。それをLiDAR(レーザー)でセンシングするのがLiDAR SLAML。カメラでやるのがVisual SLAM。

日本では特に技術商社とのパートナーシップ、海外ではOusterを始めセンサOEM、NVIDIATexas Instrumentsを始めプロセッサ系企業とのパートナーシップを通じ、サードパーティSLAMのニーズが高い企業の案件増加。

台湾ADLINKとのパートナーシップ締結及びAMRプロトタイプ開発、ロボティクスソリューションへのKudan Visual SLAMの組み込み及び共同販売。「ROSCon JP 2021」「Robotics & Automation exhibition  (UK)」へのAMRプロトタイプの共同出展等の共同マーケティングを展開。

ヌヴォトンテクノロジージャパン(旧パナソニックセミコンダクターソリューションズ)による「ITmedia Virtual EXPO 2021秋」でのKudan Visual SLAM技術を用いたソリューション発表。

米国LiDARメーカーOusterの公式SLAMパートナー就任、Ousterウェブサイトでの評価用Kudan LiDAR SLAMの提供開始。8月のプログラム開始以来数十件以上の評価案件獲得。

そして今回、APや自動運転技術の第一人者として世界最高峰の研究実績を誇るミュンヘン工科大学のダニエル・クレーマーズ教授が率いるArtisense社完全子会社化の時期を来年12月から10月26日~12月24日に前倒し。

Artisenseの固有技術は、次世代技術としての高い先進性に加え、Kudanの既存技術との間に強い補完関係がある。両社の技術を組み合わせ、SLAMと深層学習の統合、「LiDAR SLAM」と「Visual SLAM」の統合、間接法SLAMと直接法SLAMの統合など、業界に先駆けたブレークスルーの実現を目指す。

Artisenseは、特にロボティクスや自動運転領域における技術展開に強く、シーメンスドイツ鉄道ルノーなどの大手企業を含め、グローバル規模で多数の案件を展開。EU研究機関による複数年自動運転プロジェクトERASMO(Enhanced Receiver for Autonomous Mobility)にもルノーらと共に参画。

10月29日に、次世代型アバターロボット及びロボットの統合管理プラットフォームを提供するugo社への出資も発表。

昨日11月17日引け後にも、Kudan Vision出資先であるエヴィクサーによるTOKYO PRO Market新規上場申請を発表。

11月19日には、ArtisenseがHDマップ世界大手HERE Technologiesと欧州自動車Tier1サプライヤのNNGと共同でメタバース実現に向けた自動車向けARナビゲーションに関するホワイトペーパーを発表。

メタバースやアバターロボット関連の材料性も内包する、「人工知覚」関連オンリーワン的本命格の、買い推奨値から11倍高超えFRONTEOに続くムーンショット銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。

2158FRONTEOが2日連続S高交え11月19日にかけ4495円へ一段高。2019年12月2日買い推奨値381円から11倍高超えテンバガー。個別材料株を全面買い推奨した昨年3月中盤安値156円から28倍高。2010年11月上場来安値10円から449倍高に。

NYでもメタバース関連筆頭エヌビディアが青天再開。11月19日も上場来高値更新。 』

11月24の3500円を安値に切り返し。

11月25日2時の日経新聞電子版が、「メタバースの開発競争が熱を帯び、エヌビディアやマイクロソフトが本格参戦。100兆円規模に成長すると期待される」と報じる。

11月29日に19日高値と顔合わせとなる4430円へ上昇した後、悪地合いもあって反落。

11月30日に、ICT施工のリーディングカンパニーであるAtos社との事業提携契約締結を発表。KudanのSLAM技術とAtosの土木建築現場におけるICT技術導入の豊富な知見及び実績を掛け合わせ、既存の延長線上にはない建設DX=「i-Construction」(国土交通省が進める建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取組み)のライフサイクル全般の革新を目指す。

12月2日に、Kudan Visionの出資先であるエヴィクサーのTOKYO PRO Market新規上場が承認されたと発表。エヴィクサーは、音の信号処理に基づくソフトウェアの研究開発及び独自の音響通信ソリューションを提供。

12月6日の3425円を安値に切り返し。

ファッションブランドのメタバース参入支援事業開始を発表した3083シーズメンがS高連発で2270円へ再騰した12月8日引け後に、KudanのLidarセンサOEM パートナーであるOusterが日本での事業拡大を発表。日本における同社との連携をより深化する。

Ousterは、産業用、自動車、スマートインフラストラクチャやロボティクス向けの高解像度デジタルLidarセンサのリーディングプロバイダ。Ouster製品は、価格と性能のバランスが非常に優れているのを始め、何百ものユースケースに対応できる柔軟性を兼ね備えた一連の要件に基づいて構築。業界を超えて革新的な自律性を実現している。アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、中東に拠点を持ち、50カ国以上約600社にのぼる顧客を抱えている。

3955円へ再上昇した12月9日引け後にも、Artisense創業者兼CSOダニエル・クレーマーズ教授のプレゼン動画を公開。同社らの技術力の高さが再認識された。

さらに12月10日引け後には、Artisenseの株式取得完了と、ArtisenseGerman Accelerator(ジャーマン・アクセラレーター)とのコラボレーションを通じて、世界最大のロボット市場であるアジア太平洋地域、特にシンガポールを中心として、グループ全体のSLAM製品の導入拡大を図るための重要なマイルストーンを達成した事を発表。

ジャーマン・アクセラレーターは、成長性の高いドイツのスタートアップ企業がグローバルに事業拡大する事を支援。米国やアジアにおける世界有数のイノベーションハブへのアクセスを始め、最先端技術への理解と新たな発見をスピーディーに追求できる機会を与えている。同組織は、ジャーマン・エンタープレナーシップが運営し、ドイツ連邦経済・エネルギー省が資金援助している。

ジャーマン・アクセラレーターの支援を受け、シンガポールへの事業進出を計画するために、過去 3 ヶ月間、綿密な分析と現地のパートナー企業との積極的な対話を実施。その後、Artisense の経営陣が1週間かけてシンガポールを訪問し、約20社の大手スタートアップ企業、テクノロジー企業やエンジニアリング企業を始め、政府や学界の関係者とも会談。SLAM技術が現地企業のさらなる成長にどのように役立つか、また、SLAM 技術による新たな機会や価値創出について議論を深めてきた。

今回の訪問では、Artisense SLAMを屋外と屋内の両方でテストし、顧客やパートナー企業に向けて車両や小型デバイスにおけるデモも行った。

ここ空売りも急増。12月3日時点の信用取引は、買残1200株増の47万9500株に対し売残10万5600株増の34万1900株。取組倍率1.4倍。

日証金ベースでは、買残6万3100株に対し売残21万4000株。取組倍率0.29倍。取組大逆転。逆日歩10銭。

12月12日付レポートで「まずは、11月19日と29日のダブルトップとなっている4430円更新に向かう」と予想。14日にかけ4075円まで買われたが、税金対策の年内損出し売りと見られるマザーズ急落の煽り受け急反落。20日にかけ2924円へ。

会社四季報新春号で、2023年3月期最終利益が1億円の赤字予想ながら、売上高は前期比2倍増の6億円過去最高予想。

12月16日に、ArtisenseのSLAM 技術が自動車向けナビゲーションシステムや地図データの国際規格団体NDSの記事で推奨されたと発表。

12月22日に、KudanVisionの出資先である音の信号処理に基づくソフトウェアの研究開発及び独自の音響通信ソリューションを提供しているエヴィクサーがプロ向け株式市場TOKYO PRO Marketへ上場したと発表。

12月26日付レポートで「買い場」と予想。28日の2831円を安値に切り返し。

12月28日に、Artisense創業者兼CSOダニエル・クレーマーズ教授が単眼カメラでの高精度な位置推定・3次元マップ構築に関する共著論文を発表。そのデモ動画が国際学会で最優秀賞を受賞したと発表。

年明け1月5日にかけ3345円へ上昇した後、マザーズ急落の煽り受け一段安。2201円まで売られ、上場来安値を更新した14日の2253円で改めて買いと予想。2339円を回復して2313円で引けた後、4th.aiの自律走行ロボット(AMR)プロトタイプにKudanSLAMが採用されたと発表。AMRプロトタイプは、1月19日~21日まで開催される日本最大級のMaaS分野の専門展「第2回MaaS EXPO 統合型モビリティサービス【開発】【活用】展」にて展示される予定。

4th.aiは、トヨタ自動車を主要取引先とするスマートインプリメントのIn-house Company。MaaSに特化したエンジニアリングサービスを提供。自動運転システム制御技術、先進安全システム制御技術を中心とする自動車制御技術とAIやRobotics、IoTをはじめとする最先端技術を融合し、小型モビリティ自律運転制御・遠隔操作システム開発、クラウドシステムを活用したECサイト開発、さらに、スマートシティのデジタルツイン開発に取り組んでいる。 MaaS Total Engineering Provider として、全ての人やモノがシームレスに移動できる、どこにでも行ける社会を実現するために必要不可欠な技術を提供。

マザーズ一段安の煽り受け上場来安値更新。1月19日の2093円を安値に切り返し。

今年1月23日付レポートで改めて買いと予想。1840円まで売られた28日にも買い推奨。

1月30日付レポートでも買いと予想。2月2日にかけ2499円を回復。

2月14日に発表した2022年3月期第3四半期決算で、アーティセンス社の子会社化に伴う特別損失計上もあって第3四半期純利益22億1900万円の赤字ながら、同売上高は前年同期比3.7倍増の1億8100万円。同通期予想も、最終利益は非開示ながら、売上高は前期比2.3倍~2.7倍増の3億円~3億5000万円予想。

ロシアのウクライナ侵攻が「砲声は買い」となって2月24日の1751円を安値に切り返し。3月3日にかけ2161円へ。悪地合いに売り直されたが、15日の1730円を安値に切り返し。

3月25日に、野村證券主催の機関投資家向けセミナーでメタバースの今後の発展とそれを支える同社空間結合技術について講演したと発表。31日にかけ2469円を回復。

4月24日・5月1日合併号レポートで「5月2日前後が再度買い場」と予想。25日の1954円を安値に切り返し。5月2日に続き、1886円まで売られた10日にも買い推奨。

5月15日付レポートでも「12日にかけ1795円へ一段安ながら、13日に発表した2022年3月期最終利益が3億1500万円の赤字で赤字幅縮小。同売上高5億円予想は前期比84%増で過去最高更新。決算発表明け。買い」と予想。16日に2215円へ再上昇。

メタバース&アバターロボット関連の材料性も内包する「人工知覚」オンリーワン的な自動運転本命格で、買い推奨値から14倍高演じたFRONTEOに続くムーンショット銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。建設DX音響DeepTechなどの材料も続々発表。

 

2158FRONTEOが、昨年11月26日にかけ5300円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2019年12月2日買い推奨値381円から14倍高個別材料株を全面買い推奨した昨年3月中盤安値156円から34倍高。2010年11月上場来安値10円から530倍高に。

 

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東証G4055 ティアンドエス (5月20日終値1435円)

 

(1)再上昇。次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として、買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める

 

1月23日付レポートより以下の通り解説。

『 大手企業向けシステム開発・運用保守を柱に、最先端半導体メモリ工場のシステム運用・保守と、AIや画像認識など先端技術開発を展開。東芝キオクシア日立製作所向けが売上高の8割占める。

2022年11月期最終利益が前期比32%増の3億9100万円連続最高益更新予想。予想EPS51.82円。

1月21日終値1321円で、今期予想PER25.5倍。時価総額101億円。

2020年11月4日、中小企業庁(経済産業省)が公募した令和2年度「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に、国立大学法人東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター及びパワースピン株式会社との共同研究として「スピントロニクス/CMOS Hybrid LSIの設計技術及びソフトウェア開発と実用化」が採択され、研究開発開始。

東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターがSociety5.0実現を目指し、国際産学連携体制で進めてきた「スピントロニクス/ CMOS Hybrid LSI技術」は、データの書き込みに「スピン」と呼ばれる電子が持つ磁石の性質を応用する次世代メモリ「磁気記録式メモリ(MRAM)」のキーテクノロジー。従来のシリコン技術に比べ消費電力を1/100 以下に低消費電力化し、低価格も可能となる。

本技術をさらに、低消費電力アプリケーションプロセッサ事業化へ展開して行くためには、LSI回路設計におけるPDK(プロセスデザインキット)やIPライブラリの開発、およびLSIを動かすためのFM(ファームウェア)やソフトウェア開発キット(SDK)の準備が急務。

新しい技術が世に出るためには、必ずしもLSIの性能だけで決まるのではなく、PDKやSDK等の開発環境整備による回路設計とソフトウェア開発効率向上や、コスト低減も大きな事業化の鍵となる。

本研究開発事業では、パワースピンがハードウェア(回路設計、PDK、IP、設計ツール)を開発。東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターはハードウェア開発につなげる基盤技術(デバイスパラメータ抽出技術、特性解析技術等)の提供と事業管理。ティアンドエスがソフトウェア(FM/SDK)開発を行い、3者が一体となってスピントロニクス/CMOS Hybrid LSIにかかる回路設計/システム設計/ソフトウェア実装効率の向上を実現する技術基盤の構築を目指す。

本事業により拓かれる革新的スピントロニクス/CMOS Hybrid LSIデバイスにより、

①従来のレベルを遥かに超える超低消費電力性能とそれによる演算性能の向上に加え、②製造コストの削減、③製造工程の短縮、④設計効率の向上と設計コストの削減、⑤ソフトウェア開発効率の向上と開発コストの削減など、将来のアプリケーションプロセッサに求められる要件を達成する事で、IoT社会のフィジカル空間におけるエッジシステム側に、キラーアプリケーションの新規市場を創出し、新たな産業波及効果と共にSociety 5.0の実現に貢献する。

2020年8月7日に新規上昇。26日の7315円を上場来高値に急落。今年1月21日にかけ1287円へ。上場来安値更新続く。

次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として買いと予想する。買い推奨値から14倍高FRONTEO10倍高フェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める。

6890フェローテックHDが、昨年11月19日にかけ4695円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、半導体関連全面買い推奨の筆頭株に挙げた2020年3月13日買い推奨値458円から10.3倍高に。

2158FRONTEOが、11月26日にかけ5300円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2019年12月2日買い推奨値381円から14倍高個別材料株を全面買い推奨した昨年3月中盤安値156円から34倍高。2010年11月上場来安値10円から530倍高に。 』

1137円で引けた1月27日大引け間際と28日寄り付き1137円より買い推奨。

1月30日付レポートでも「次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として買い」と予想。2月15日にかけ1396円を回復。

ロシアのウクライナ侵攻が「砲声は買い」となって2月24日の1089円を安値に切り返し。3月18日にかけ1594円へ上昇。

3月18日発売の会社四季報春号で、2023年11月期最終利益が4億5000万円連続最高益更新予想。予想EPS59.1円。3月18日終値1565円で、来期予想PER26.5倍に低下。

3月31日にかけ2222円へ一段高。年初来高値更新が続き2000円台乗せ。

4月4日引け後に、画像認識ライブラリを用いたAIプロダクトの開発により先端技術の社会実装事業を展開するIntelligence Design との間で、エッジAIビジネスに関する資本業務提携を締結したと発表。

4月24日・5月1日合併号レポートで「22日にかけ1533円へ下落ながら、5月2日前後が再度買い場」と予想。5月2日の1400円台に続き、1283円まで売られた10日にも買い推奨。

5月15日付レポートでも「12日にかけ1265円へ一段安ながら、買い」と予想。18日にかけ1483円へ再上昇。

「買い推奨値から14倍高FRONTEO10倍高フェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし。

 

(2)6298ワイエイシイと6890フェローテックがS高交え急伸。2437シンワワイズも一段高。6614シキノハイテックは伸び悩み

 

6298ワイエイシイHDが、5月16日にS高交え18日にかけ1908円へ急伸。昨年来高値更新。

1046円で引けた1月27日大引け間際と28日寄り付き1062円より買い推奨。3月30日にかけ1767円へ上昇。昨年来高値更新が続いた後、全体相場急反落もあって調整。

5月2日に続き、1361円まで売られた10日にも買い推奨。13日引け後に好決算発表。

5月15日付レポートで「13日に再動意。13日引け後に発表した好決算を好感し、PTSを1608円引け。三角保ち合い上放れに向かう」と予想。

パワー半導体関連割安銘柄。3月10日に人工透析装置の大量供給要請も発表。

 

6890フェローテックHDも、5月17日にS高交え18日にかけ3110円へ急伸。戻り高値更新。

5月2日に続き、2240円まで売られた10日にも買い推奨。

5月15日付レポートで「13日に再動意。16日に決算発表。三角保ち合い上放れに向かう」と予想。

半導体関連・超割安バリュー&グロース株本命格。2020年3月買い推奨値458円から昨年11月19日にかけ4695円へ10.3倍高テンバガー演じた大ヒット銘柄三菱UFJモルガン証もBuy継続・目標株価4600円。

 

2437Shinwa Wise HDが、5月20日にかけ620円へ一段高。年初来高値更新。

5月10日よりインフレ高額商品関連銘柄として買い推奨。11日にもメタバース・NFT関連の好材料発表相次ぐインフレ高額商品関連銘柄として買い推奨。

5月11日~13日に東京ビッグサイトで開催された「第3回ブロックチェーンEXPO」に出店。NFTアートや江戸バースを説明。江戸バース内での「土地NFT不動産業者」、「アートコンプレックス入居者」も募集。

 

6614シキノハイテックは、5月16日に2040円まで買われた後、伸び悩み。

1633円で引けた1月27日大引け間際と28日寄り付き1708円より買い推奨。3月30日にかけ2080円へ上昇した後、全体相場急反落もあって調整。三角保ち合い形成。

5月2日に続き、1785円まで売られた10日にも買い推奨。11日に業績の上方修正を発表。

5月15日付レポートで「13日に1976円へ急伸。三角保ち合い上放れに向かう」と予想。

既設配線で高速データ通信が可能となるモジュール開発でソシオネクストと協業する半導体関連銘柄。成功すれば日本初となる月面着陸関連の材料性も。

 

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続きは、明日5月23日夕方にアップします。ご了承ください。

 

 

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