今週の投資戦略
1. 今週の東京株式市場
(1)日経225は伸び悩んだが、ナスダックが7月8日にかけ5日続伸。6月27日に付けた戻り高値を更新。前週末にかけ上げた事もあり、テクニカル的には調整が予想されるも、八専明けの上昇に期待
東京株式市場は、日経225が1月5日の2万9388円を高値に急反落。7日にかけ2万8293円へ。八専中の新月を3日に経てNY市場と共に急反落した格好。
1月10日付レポートで「いったん上昇に転じる」と予想。日経225は12日に反発した後、14日にかけ2万7889円へ下落。早くも11日安値を割って2万7000円台に入った事を見るに見かねてか、日銀が昨年10月1日以来3カ月半ぶりにETFを701億円買い入れた。
ナスダックとS&P500は、ちょうど八専終了となった1月10日安値から切り返し。13日に急反落したが、10日安値を死守。
1月16日付レポートで「週初高で始まった後、1月20日前後から下落に転じる」と予想。日銀金融政策決定会合の結果が明らかとなった満月18日の2万8690円を高値に急反落。21日にかけ2万7129円へ一段安。年初来安値更新が続き、昨年8月20日安値2万6954円に迫った。
1月23日付レポートで「1月26日前後からいったん底打ち反転に向かうか見極め」と指摘。日経225は27日にかけ2万6044円へ急落した後、28日は反発。NYは24日安値から切り返し急。
1月30日付レポートで「ちょうど新月の2月1日前後からリバウンドに向かうと予想する。昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測の「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落」は、現時点ではいったん16日ほど前倒しになったと判断して日柄計算する」と指摘。2月2日にかけ日経225が2万7564円へ4日続伸。NYも2日にかけ4連騰。ダウとS&P500は早くも0.618戻しを達成。
結局、日経225とTOPIXは予想と1日誤差の1月27日を底に、NYは1月24日と28日をダブル底にいったん底打ち反転。
2月6日付レポートで「三角保ち合い形成に向かう」と予想。TOPIXが8日、日経225が9日に2日高値を更新。予想より早く三角保ち合い上放れ。NYはダウのみ2日高値を更新した後、10日より急反落。
2月13日付レポートで「週初安で始まった後、下げ渋る」と予想した通り、日経225は15日の2万6724円を安値に16日は2万7486円へ急反発したが、18日に再び一時2万6792円へ売られ、「週初安で始まった後、下げ渋る」という表現がピッタリの値動きとなった。
2月18日後場の高山緑星ライブ中継会員で、「NYダウがあと2~3日で2000ドル程度下げれば、いったん底打ち」と指摘。
2月20日付レポートで『昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測の「2月下旬にかけ下落」となり、いったん前倒しした日柄計算がこのタイミングで元に戻って年末年始よりラジオ等でもお伝えしてきた当初の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」か、週初安から切り返し急となり前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するか見極め』と指摘。
ロシアのウクライナ侵攻を嫌気して日経225が2万5775円まで売られた2月24日後場の高山緑星ライブ中継会員で「私独自の未来予測チャートでは今夜のNYは上昇」と予想した後、14時38分の高山緑星ツイッターに『相場的には、上がった方も下がった方も「砲声は買い」でいったん出尽くしになっていく』と予想した通り、NYが朝安から急反発。日経225も25日は2万6481円へ反発となった。この間上がっていた原油やゴールドも予想通り24日がいったん天井に。
2月25日のNY株式市場が大幅続伸。18日後場に高山緑星ライブ中継会員で「NYダウがあと2~3日で2000ドル程度下げれば、いったん底打ち」と指摘した時のNYダウ17日終値3万4312ドルから、底打ちとなった24日朝方安値3万2273ドルの下げ幅は2039ドル。値幅はピッタリ的中となった。日柄の誤差も1日。
2月27日付レポートで「リバウンド一服となる場面もあろうが、上昇が続く」と予想。NYはリバウンド一服から3月3日朝方まで上昇が続いたが、日経225は3月1日を戻り高値に一服から、4日にウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所が砲撃を受け火災が発生した事を嫌気して2万5774円へ急落。2月24日安値を1円更新。予想に反し結局、ダブル底に向かった。
2月20日付レポートで『当初予想の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」か、週初安から切り返し急となり前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するか見極め』と指摘した「2月21日前後と28日前後のダブル底形成」が3~4日遅れで、かつ「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」するが1日早くきた格好。
3月6日付レポートで『前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化」して一段安に向かう可能性も否定できないが、当初予想の「2月21日前後と28日前後のダブル底形成から上昇に転じる」が3~4日遅れで現実のものとなり、2月24日と3月4日をダブル底に上昇に転じる』と予想したが、ウクライナ情勢にロシアのデフォルト懸念も加わり予想に反し下放れ。日経225は9日にかけ2万4681円へ一段安に見舞われた。前倒しした日柄計算のまま「3月2日前後を戻り高値に下げが本格化して一段安に向かう」の方が的中した格好。申し訳ないです。10日は2万5720円へ急反発。NYは2月24日安値を死守。
いずれにせよ、八専開始2月28日の翌日3月1日を戻り高値に、八専中の新月3月3日の翌日4日に急落。八専終了3月11日の前日10日に急反発。又しても八専が転換点に。
3月13日付レポートで「いったんリバウンドに向かうか、一段安に向かうか見極め」と指摘。日経225が18日にかけ2万6862円へ5連騰。NYはナスダックのみ14日に2月24日安値を割ったが、NYダウとS&P500は2月24日安値を割ることなく3月18日にかけ上昇が続いた。
3月21日付レポートで「週初高から週末にかけリバウンド一服となった後、来週も上昇が続く」と予想。25日にかけ日経225が2万8338円へ9連騰。昨年9月14日高値から今年3月9日安値の下げに対する半値戻しを早くも達成し、ちょうど200日線の水準を回復。9日ぶりの小反落となったTOPIXは0.618戻しも達成し、200日線も上抜く急反騰。122円台への円急落もあって値幅的に21日付レポートで予想した来週分も一気に上げた格好に。
120円台への円安については、昨秋よりラジオ等でも「120円台に向かう」と予想してきた事は皆様ご存じの通り。ドル円については、2012年中盤70円台の時に「円高の終焉・日本株の歴史的買い場」とういう特別レポートを書いた時の「2016年前後にかけ125円に向かう」の予想が、2015年6月に125.85円を付け、時期は予想より早かったが価格は1円の誤差なく的中し、2012年11月15日寄り付きからの日本株全面買い推奨と共に伝説となって以来、約6年にわたる三角保ち合い形成から昨秋より上放れ。「とりあえず120円台を目指す」と予想。「125.85円を上抜くと2002年2月高値135.04円を目指す可能性も出てくるが、125円を超えてくると当局が歯止めをかけに動く可能性も」と指摘してきた。
3月27日付レポートで「前週に予想以上の上昇が続き、今週分も先に上げてしまった感が否めないものの、年末年始からお伝えしてきた当初の予想通り4月1日前後から再び下落に転じる」と予想。結局3月25日を戻り高値に反落。4月1日にかけ日経225が2万7399円へ下落。日経225先物は3月30日を戻り高値に反落。NYも29日を戻り高値に31日より急落。年末年始よりラジオ等でも「3月31日・4月1日辺りを戻り高値に再び下落」と予想してきた経緯もあり、ほぼ予想通りになったと言えよう。
ドル円については、「125.85円を上抜くと2002年2月高値135.04円を目指す可能性も出てくるが、125円を超えてくると当局が歯止めをかけに動く可能性も」と指摘してきた通り、125円に一瞬タッチしたら即、黒田日銀総裁と岸田総理が会談して黒田総裁が「為替の安定的推移が望ましい」と岸田総理に伝えた事が明らかとなり、いったん121円台まで戻した。
今後、FOMCで米国の利上げが続き、125.85円を明確に上抜いて130円台に入ってくるようなら、今回のようなリップサービスに止まらず、円買い介入を実施せねばならない事になろう。
4月3日付レポートで「前半安の後、中盤より切り返し、数日戻した後、来週初め辺りから再び下げて一段安に向かう」と予想。数日遅れで8日に反発。NYは7日より反発。
4月10日付レポートで「先週よりお伝えした通り、週初高から再び下落に転じ、一段安に向かう」と予想。日経225は週初高のないまま12日にかけ2万6304円へ一段安後、15日にかけ2万7203円へ反発。週前半と後半の予想が逆になり外れたが、一応一段安に向かった。NYは12日にかけ一段安後、もみあい。
ドル円が2015年6月に付けた高値125.85円を上抜き126円台へ。
1689天然ガスETF、2036金WブルETNが一段高。2038原油WブルETNが再上昇。9501東京電力が原発関連で全員攻撃型のバリュー株本命に。
今回のインフレについても、数年前よりラジオ等でも予想してきた事は皆様ご存じの通り。古くは、2007年春夏ダブルトップからの急落を当てた直後より、「2012年が日本株の歴史的買い場となり2016年前後にかけ日経225が2万円台に上昇。その過程でドル円も125円へ上昇した後、日経225が2019年前後に1万6000円台に急落。底打ち急反騰から1989年末に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう過程でハイパーまでいかない筈だがインフレになる」と未来予測してきた事をご存じの方も少なくない。
4月17日付レポートで「数日上昇した後、下落」と予想した通り、NYが21日朝高から急反落。22日を大幅続落。日経225は21日にかけ2万7580円へ上昇した後、22日に反落。夜間取引で日経225先物が2万6700円へ下落。ここ円急落もあってNYより東京の方が強い展開。ナスダックが「1998年に描いた独自の未来予測チャート」に1番近いチャート形成となってきた。ドル円は4月20日に129円台へ。
4月24日・5月1日合併号レポートで「週初安から切り返した後、再び下落し、年末年始よりラジオ等でもお伝えしてきた転換点5月2日前後を安値に底打ち反転に向かうと予想する。4月27日~28日に日銀金融政策決定会合。29日から東洋占星術の八専開始。5月1日の日曜日が新月でラマダン終了。日本がゴールデンウィークで3連休中の3日~4日に米FOMC。八専終了が10日。11日に水星逆行開始」と指摘。
日経225は4月27日の2万6051円を安値に切り返し。5月6日にかけ2万7072円へ上昇。NYは5月2日を安値にドンピシャのタイミングで急反発となったが、5日からの急反落でナスダックが6日にかけ一段安。2日安値を割ったのは予想外。
年末年始よりラジオ等でもお伝えしてきた2022年相場予測の「5月2日前後底打ち」が外れ、日柄計算をやり直さねばならなくなった事もあり、5月8日付レポートでは「ナスダックが底打ち反転に向かうか見極め」に止めたが、「1998年に描いた2036年までの未来予測チャートは、5月2日前後を安値に急反発した後、6日前後を戻り高値にいったん調整。13日前後から再上昇。数日早いが、本日10日は八専終了」として、5月2日に続き10日にも半導体関連始め個別材料株20数銘柄を買い推奨。
日経225が5月12日を安値に13日に急反発となる中、個別材料株も好決算発表銘柄中心にS高続出。ナスダック始めNYも12日を安値に13日にようやく反発。
5月15日付レポートで「上昇に向かう」と予想した通り日経225は18日にかけ2万7053円へ上昇したが、18日に急反落したNYが20日にかけ一段安。NYダウに続きS&P500、ナスダックも12日安値を更新した後、切り返し急。長い下髭を形成。
5月22日付レポートで「NYが底打ち反転に向かい、東京も上昇に向かう」と予想した通り、NYは20日を底値に27日にかけ急反騰となったが、東京は伸び悩み。
5月29日付レポートで『短期的にいったん調整も予想されるが、中期的には「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」に基づく2022年全体相場予測の「5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇」の通り、上げ下げしながら8月10日・12日前後まで上昇が続く』と予想。6月3日にかけ日経225が2万7776円へ上昇。
6月5日付レポートで『短期的にいったん調整も予想されるが、中期的には「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」に基づく2022年全体相場予測の「5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇」の通り、上げ下げしながら8月10日・12日前後まで上昇が続く』と予想。日経225は9日にかけ2万8389円へ上昇。3月25日に付けた戻り高値を更新したが、NYが9日より急落。ライブ中継会員で「NYはCPI発表の10日からメジャーSQの17日にかけ急落する可能性あり」と指摘。
6月12日付レポートで『短期的に調整を余儀なくされようが、中期的には「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」に基づく2022年全体相場予測の「5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇」の通り、上げ下げしながら8月10日・12日前後まで上昇が続く』と予想。NYの5月20日安値更新受け、日経225が6月17日にかけ2万5720円へ急落。
6月19日付レポートで「上昇に転じる」と予想した通り、日経225は20日の2万5520円を安値に切り返し。24日にかけ2万6519円へ上昇。NYも16日・17日を安値に反転。24日にかけ上昇が続いた。
独仏伊3カ国の首脳が6月16日にウクライナのキーウを訪問。ゼレンスキー大統領と会談した事から、マーケットに「早期和平の可能性」が広がり、原油が急落。平常時の原油急落は景気後退を意味し、一般的には株式市場にマイナス要素だが、高インフレ抑制のため利上げ拍車局面にある今は、原油安こそ株式市場にとって1番のプラス材料と思われ、その筆頭であるNYの株高に期待した。
ところが、6月23日まで戻りが鈍く、台湾と韓国の下げが止まらない事から、このタイミングでウクライナの件が早期和平するには、東部とクリミア半島の割譲が条件となり、それは中国の台湾侵攻や北朝鮮の韓国侵攻を助長。特に2024年前後の中国による台湾侵攻が決定的になるのを嫌気しているのか深読みせざるを得ない場面もあったが、ライブ中継会員で「今夜のNYは1000ドル高せねばならない」と指摘した24日のNYダウが823ドル高の急伸。ナスダックは出来高も伴い、ようやく少なくとも一旦は底打ち感の得られる展開となった。
6月26日付レポートで『短期的に上昇一服も予想されるが、中期的には「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」に基づく2022年全体相場予測の「5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇」の通り、上げ下げしながら8月10日・12日前後まで上昇が続く』と予想。日経225は28日にかけ2万7062円へ上昇が続いた後、NY安の煽り受け7月1日にかけ2万5841円へ下落。八専開始の6月28日よりNYが急落した格好。
7月1日付レポートで「前週末にかけ下げた事もあり、テクニカル的には上昇が予想されるも、ちょうど八専終了の前日となる7月8日にかけ1兆円程度のETF分配金捻出売りが出るため、調整を余儀なくされる可能性高く、NY高に期待」と指摘。日経225は伸び悩んだが、ナスダックが8日にかけ5日続伸。ライブ中継会員で指摘してきた6月27日の戻り高値も更新。
7月8日のNY株式市場は高安まちまち。
シカゴ日経平均先物は2万6775円で終了。ドル/円終値136.1円。
今週は、前週末にかけ上げた事もあり、テクニカル的には調整が予想されるも、八専明けの上昇に期待。
7月13日に米6月消費者物価指数。15日に米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米6月小売売上高、米6月鉱工業生産が発表。
まずは、安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ご遺族はじめ関係者の皆様の悲しみ、落胆、そして何とも諦めきれない悔しさ、怒りいかばかりか、胸が張り裂ける思いで言葉になりません。
僭越ながら謹んでお悔やみ申し上げます。
7月1日付レポートで「今週は前週末にかけて下げた事もあり、テクニカル的には上昇が予想されるも、ちょうど八専終了の前日となる7月8日にかけ1兆円程度のETF分配金捻出売りが出るため、調整を余儀なくされる可能性高く、NY高に期待」と指摘した7月8日にこんな事になってしまうとは、私にも何かできる事はなかったのか、後悔の念に苛まれ、一睡もできません。
幕末フリークで山口大学出身の私ですから、そして何より後にアベノミクスと呼ばれる「2012年日本株歴史的買い場」を的中させた私ですから、安倍元総理への思いは強く、2012年11月14日15時5分から始まった野田元総理との党首討論において、自民党総裁に返り咲いていた安倍元総理が甲高い声で「選挙をする、それ、約束ですね。約束ですね。よろしいんですね。よろしいんですね」と解散総選挙を決めたのを見て、すかさず16時30分に始まる夜間取引の寄り付きで日経225先物と日経225先物オプションコールに買い指示を出した事を思い出します。
あの時、2012年末までに解散総選挙を完了するためには日程的に11月15日には解散の目途が立たないと間に合わない計算と内部情報から、解散総選挙からの自民圧勝による安倍新総理誕生を見越し、この日つまり11月14日の午前9時寄り付きから既に建設株と金融株に買い指示を出していた事は、後に伝説となりました。
翌11月15日朝方より、正式に「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。
1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言させて頂きました。
まだ自民総裁だった安倍元総理も、11月15日に早くも「インフレターゲット、無制限金融緩和、デフレ脱却、マイナス金利」に言及。既に総理大臣の振る舞いでした。「輪転機回せばいいんだ」と口がお滑りになった事もよく覚えています。
日本株は長きにわたる眠りから覚め、爆騰を開始。
その後どうなったかは、皆様ご存知の通りです。
2014年秋の黒田バズーカ第2弾による暴騰を的中できたのも、安倍元総理のおかげでした。
山口大学在学中に選挙戦をお手伝いさせて頂いた吹田愰元大臣の娘婿となり、後に安倍政権で大役を果たした西村康稔元大臣が私と同郷というのも運命を感じずにはいられません。
しかしこれで全てが水の泡です。数年前よりラジオなどでも提唱してきた「株式庁」(仮名)設立も遠のいてしまうでしょう。
パンデミックに続きウクライナ紛争が長期化する中、11月に習近平国家主席が三選すれば、2024年前後の中国による台湾侵攻の可能性が益々高まった感があり、「安倍さんさえ生きていれば、こんな事にはならなかった」という事態に近い将来陥るだろうと危惧するのは私だけではないでしょう。
本当に悔しい。諦めきれない。信じがたい。パンデミックと戦争は予想できても、今回ばかりは本当にまさかの「事実は小説よりも奇なり」という事になってしまいました。
安倍元総理も献灯碑を寄進した安倍一族の氏寺・安倍文珠院もあり、高市早苗政調会長のお膝元である表向き日本最古の都・奈良で、しかも数年とはいえ元海上自衛官の手で。皮肉というか残酷というか。
母親を破産に追い込んだ宗教団体に大きな打撃を与えるにはその幹部より、その宗教団体と関係が深いと噂される安倍元総理を狙った方が世界的にも効果が大きいというのが動機のようですが、ケネディ大統領暗殺の実行犯であるオズワルドとダブります。彼は元海兵隊員でした。
これまでにも暗殺されたのではという政治家が何人かいましたが、今回のケースはどうしても坂本龍馬暗殺や、伊藤博文暗殺など歴史的大事件が頭をよぎってしまいます。
後にそう呼ばれる事になるわけですが「アベノミクス」が始まった時に、安倍政権は単なる日本政府ではないんだと、ワールドクラスの世界的政府なんだと、世界を救うために安倍さんが総理大臣になったんだと、その白羽の矢が立ったんだという話をよくしましたが、まさに今回のようなことが起こったのは、安倍さんがケネディに匹敵する政治家だったという証左になってしまいました。
以前にラジオなどでも話しましたが、安倍さんと黒田さんとイエレンさんの3人は2018年で辞める予定でした。私の未来予測チャートでも日経平均が1万6000円まで下げるのは2019年でした。
それが、2016年の米大統領選でトランプ大統領が誕生したり、イギリスのEU離脱が遅れたりする中、結局2018年で辞めたのはイエレンさんだけとなりました。
大叔父である佐藤栄作元総理の歴代総理在籍記録更新と、東京五輪開催もありましたから、少し私欲が出たかもしれません。
2018年で辞めない事が決まった直後にラジオでも折に触れ「安倍さんもうお辞めになった方がいいです」と話した事を覚えていらっしゃる方も多いと思います。「大好きな安倍さんだから言うんですよ。早くお辞めになった方がいいです」と何度も。
2018年で辞めておけば「桜の会」の問題も表に出なかったし、パンデミックにも掛からなかった。2018年で予定通り岸田さんに禅譲しておけば、本物のキングメーカーになれた筈です。
兆候はありました。
安倍派の前身である細田派の領袖だった細田衆議院議長のセクハラ疑惑露呈が5月末。
西村元大臣の「世界美人図鑑」に避難殺到が6月初め。
高市政調会長「デタラメ」発言大炎上が6月後半。
ジョンソン英首相辞任が前日の7月7日。
油断しました。驕りがあったかもしれません。後悔しています。
どこまで話すか迷いますが、この辺にしておきましょう。
ナスダックが、6月27日高値を上抜き、5月20日、6月16日、6月30日安値で「逆三尊底」を形成しつつあります。6月2日高値を更新すれば、「逆三尊底」完成となりますが、S&P500とNYダウがまだ6月28日高値にも及んでいません。
まずは、S&P500とNYダウが6月28日高値更新に向かうか、また調整となった場合も、6月30日、6月16日安値を割らない事が肝要。
7月に6月16日・17日安値を割るようなら、2022年全体相場予測の「5月前後に底打ち反転」は完全に外れたという事になり、「8月前後にかけ上昇」が無いまま「8月前後から10月前後にかけ下落」が前倒しで始まっていると考えざるを得なくなってしまいます。
7月1日付レポートで以下の通り解説。
『 今回の「八専」は、6月28日から7月9日。東京は八専開始の6月28日を高値に、NYは28日より急落。又しても八専が転換点に。
東洋占星術の「八専」とは、西洋占星術で言う「水星逆行」と同様、一般には大きな取引とか引越しとか結婚式を控えた方がいいと言われている期間のこと。
投資の世界でも、最近はアストロロジーとして西洋占星術のレイモンド・メリマン氏が有名。
「アノマリー」なんて言葉も普通に使われるようになったが、昔は長きにわたり「過去を研究しても未来は当てられない」が定説となり、株式投資の未来予測には悲しい歴史があった。
これまでに予測を的中させるため、あらゆる投資理論が展開されてきたが、「結局のところ、どこまで分析・研究しても、明日の株価が上がるか下がるかは、1/2の確率に過ぎず、テクニカル分析に科学的根拠はない、予測は不可能」という「ランダムウォーク仮説」や、「たとえ、株価の変動に何らかの規則性を見出し、過去の変動パターンを分析する事によって将来の変動を予測できる様な規則性を発見したとしても、すぐに皆がその規則性に乗っ取って売買を始めると、効率的に株価が修正されてしまい、結局その規則性そのものが消滅する事から役に立たない」という「効率的市場仮説」などが、通説となってしまい、頭の良い人達は、予測を的中させる事を諦めてしまう。
予測を諦めてしまった頭の良い人達は、数学を駆使して分散投資によりリスクをコントロールする「モダンポートフォリオ理論」や、「ブラック・ショールズ・モデル」を目指した。
「ブラック・ショールズ・モデル」は、金融工学を駆使し、予測を諦めてしまった頭の良い人達が最後に到達した「上がっても下がっても儲かる」究極のシステムの筈だったが、1998年のロシアクラッシュや、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災などによる暴落で破綻してしまう。
「結局、株式投資で儲けるためには、未来予測を的中させるしかない」。
30年ほど前より、「カオス理論」や「フラクタル」、「複雑系の科学」などが登場。「過去と全く同じ事は起こらないが、良く似た事が起こり、それが繰り返される」というコンセプトから、「タイムマシンが発明されない限り、未来を予測するためには、過去徹底的に研究するしかない」という結論に。
「なぜ、過去と同じ様な事が起こり、繰り返されるのか?」について詳しくは長くなるので結論だけ話すと、複雑系の科学「コンプレクシティ」の根幹をなす「自己組織化(セルフ・オーガナイゼイション)」が、「過去と全く同じ事は起こらないが、良く似た事が起こり、それが繰り返される」という現象を起こす原因と考えられる。
後に最近になってAIの機械学習が実証してくれたとも言えよう。将棋とか囲碁でAIが人間に勝てるようになったのは、過去のデータを全てインプットして勝てる未来を弾き出すみたいな。
同様に、未来を当てたいなら、過去のデータを徹底的に研究・分析するしかない。最近は「過去のデータを分析して未来を当てる」のが当たり前になってきた。10年前くらいから「既存の理論的に根拠があるわけでは無いが、よく当たる経験則」という「アノマリー」という言葉も使われるようになり、メリマン氏の西洋占星術を始め「アストロロジー」も市民権を得て久しい。
東洋占星術の「八専」を未来予測に駆使し、世間に知らしめたのは恐らく私が世界初。ラジオを聞いて下さっていた方ならご存じの通り。
この「八専」と「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」を駆使し、過去に何度も神がかり的な相場の当て方をしてきた事も皆様ご存じの通り。
記憶に新しいところでは、「コロナショックの底打ち」をドンピシャのタイミングで当てた2020年3月中盤こそ「八専」の期間中。
さらに、1日の誤差なく的中させた昨年9月14日の高値つまり「コロナバブルの天井」も、「八専終了」直後だった。
勿論、相場の世界に絶対は無く、未来の予測なので外れる事もよくあるが、2007年春夏のダブルトップや、2012年円高の終焉・日本株の歴史的買い場などをピタピタと的中させ、業界の重鎮に「もう貴方には何かが憑いてるとしか思えない」と言わせた事は知る人ぞ知るところ。
その八専が終了となる7月9日の前日8日にかけETF分配金捻出売りが1兆円程度出る計算。NYが相当強張ってくれないと、調整を余儀なくされる。
因みに昨年の7月第2週は、8000億円程度のETF分配金捻出売りが出て、7月7日から金曜日の9日にかけ結構下げたと記憶。
いずれにせよ、NYは今週も下げが続くと、また6月16日・17日安値割れを否定できない水準にあり、7月にこの安値を割るようなら、2022年全体相場予測の「5月前後に底打ち反転」は完全に外れたという事になり、「8月前後にかけ上昇」が無いまま「8月前後から10月前後にかけ下落」が前倒しで始まっていると考えざるを得なくなってしまう。 』
6月19日付レポートで以下の通り解説。
『 先週は、6月10日のCPI8.6%を嫌気し急落モードに入ったNYが、15日のFOMCの結果をどう反映するかが焦点となったわけですが、直前にフェドウォッチャーに0.75%引き上げを観測気球させたとは言え、実際に0.75%引き上げた15日にあっさり上昇で肩透かしを食らった後、スイス中銀の利上げがサプライズとなり、結局ダメ押しの一段安に見舞われました。
「0.75%利上げと言っといて0.5%にしたら株はあまり下がらないんじゃないか」という考え方と、「ここは一気に0.75%引き上げて大陰線か長い下髭を形成させ、出尽くし感を演出した方がいい」という見方があったと思いますが、要は6月17日メジャーSQ値をどうしても安くしたかったという意図的なものを感じる顛末になりました。
6月15日のNYが上昇してしまった後、日銀は既報の通り利上げすると国債下落で債務超過に陥りますので利上げできない。しかも参議院選挙直前。代わりにスイス中銀がサプライズ利上げし、6月17日メジャーSQ値を安くさせたと感じています。
6月17日朝方、日本国債10年金利が一時0.347%に急上昇。
スイス中銀に続き、この日の日銀金融政策決定会合で「日本も遂に利上げするのか」という質問に対し、上記2つを理由に、「株の世界に絶対は無いが、本日は利上げしない」と言わせて頂きました。
勿論、今回は現状維持で利上げしませんでしたが、既に皆様は「利上げしない」のではなく、保有国債の下落により債務超過に陥るから「できない」のだという事をよくご存じの筈です。
ただし、先週にもお伝えした通り、私の「同未来予測チャート」が8月から10月にかけ下落する事になっていますので、参院選挙後は当局から何か株が下がる悪材料が出てくる可能性があります。
パンデミックに続き、今回のインフレや、円安、ビットコイン急落などについて事前に未来予測し的中させてきた事は、ラジオを聞いて下さっていた方や皆様はご存じの通り。
インフレについては、10年以上前から「2016年前後に日経225が2万円台に乗せた後、2019年前後に一旦1万600円台に急落してから4万円を目指す過程で300円の牛丼が1000円になるようなハイパー気味のインフレになる」と予想。NYでは既に牛丼が1000円になったようです。
ドル円も、1年ほど前のラジオ等でも指摘した135円をキッチリ付けました。
「昨年6月安値319万円を割ったら節無し」と警告してきたビットコインも先ほど238万円へ一段安。この238万円は、1日の誤差なく天井を的中させた2017年12月高値231万円の水準。
ビットコインについては、ラジオ等でも2万円より紹介。100倍高となった2017年12月高値を1日の誤差なく的中させた後、「2020年中盤から再上昇」の予想も的中。
そして700万円台乗せで、ラジオ等でも「これ以上は分からない」と本音。
以上等を的中させてこれたのは、全て「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」によるものです。
この「同未来予測チャート」が8月から10月にかけ下落する事になっていますので、参院選挙後は当局から何か株が下がる悪材料が出てくる可能性があると皆様にお伝えできるのです。
日本当局から考えられる悪材料は2つ。利上げか増税。
増税については、既にラジオ等でもパンデミックの大底を的中させた2020年3月中盤より『「同未来予測チャート」は2021年9月14日を高値に調整。2022年はさほど下がらないが、2023年は1月から9月まで下落となっているので、パンデミック経済対策でばらまいた後、2023年には増税が待っている』とお伝えしてきました。
利上げについては既報の通り、国債下落により日銀が債務超過に陥る可能性高く難しいところですが、参院選後は日銀も何かやってくる可能性があるでしょう。
さて、今週は上昇に転じると予想しましたが、問題はNY。6月17日にメジャーSQを終え、上がってもらわないと困ります。
原油が108ドル台へ下がってくれました。
ドル円も135円はいったん達成感。
ビットコインも上記の通り230万円台はいったん達成感が出る可能性あり。
既報の通り、私の「同未来予測チャート」は5月2日が今年の底になっており、短期的には既に外れ、当てになりませんが、「同未来予測チャート」に基づく2022年全体相場予測は「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」。
あくまでも「5月前後に底打ち反転」ですから、NYが6月中に今年の底打ちとなれば、年間予想として外れたとは言えません。
何とか今週はNYもメジャーSQ明けにより、いったんは上昇に転じると予想します。 』
5月22日付レポートで以下の通り解説。
『 NYが予想に反し5月2日安値に続き12日安値も更新してしまい、既に「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」と異なってきたが、20日に長い下髭を形成した事もあり、今週はNYが底打ち反転に向かおう。
私の「同未来予測チャート」には、NYの5月5日と18日の約1000ドル安が無く、5月2日を大底に数日上昇・数日下落のジグザグを繰り返し右肩上がりになっている。
5月20日と2日では12日もズレており、短期的には「同未来予測チャート」が当てにならず、底打ちにならない可能性も否定できないが、17日高値からの短期的日柄により、NYも一旦は反発に転じよう。
数日上がった後、今度下がってきた時に今回の安値を今度こそ割らない事が肝要。
東京の方は、NY安による5月19日の急反落が少し大き過ぎる初押しみたいな感じになって20日の反発から、今週NYさえ確りしてくれたら、18日高値を更新していけよう。
この間、円急落もあって、ドル換算日経平均チャートは昨年2月高値289.7ドルから5月10日安値198.5ドルへ32%も下落。海外から見れば既に2万940円まで売られたレベル。 』
4月17日付けレポートより以下の通り解説。
『 「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)」では、今週前半高後、後半安。来週も前半高後、後半安を繰り返し、年末年始からラジオ等でもお伝えしてきた5月1日前後を迎え、底打ち反転。5月から8月まで3カ月間上昇した後、8月から10月にかけ2カ月間下落。10月から12月末まで上昇となっている。
4月27日~28日に日銀金融政策決定会合。29日から東洋占星術の八専開始。5月1日の日曜日が新月でラマダン終了。日本がゴールデンウィークで3連休中の3日~4日に米FOMC。八専終了が10日。11日に水星逆行開始。
「同未来予測チャート」に基づく中期予想は、5月2日前後から8月10日前後まで上昇。8月12日が満月。道中見極めつつ「12日前後まで上昇」にするかも。
その後は、8月10日前後から10月16日前後まで下落。10月16日前後から12月末大納会まで上昇になっている。
ラジオ等でも既報の通り、「同未来予測チャート」の来年2023年は、大発会前後を高値に秋まで下落する事になっている。これは、米国債の逆イールドが発生すると1、2年後に景気後退に陥るアノマリーと合致している。先日、米国で10年国債利回りが2年国債利回りを下回る逆イールドが発生したのが4月初め。来年秋は約1年半後となる。 』
昨年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。8月上旬にかけ上昇。10月中旬にかけ下落。12月末にかけ上昇」。
「1月下旬にかけ上昇」は外れたが、1月16日付レポートで予想した「週初高で始まった後、1月20日前後から下落に転じる」は、ほぼ的中。
「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落」は、1月23日付レポートで「1月26日前後からいったん底打ち反転に向かうか見極め」と指摘。1月30日付レポートでいったん16日ほど前倒しになったと判断して日柄計算し、2月1日前後からリバウンドに向かうと予想。
2月6日付レポートより、2022年全体相場予測を「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。
日経225、TOPIX、独DAX、インドは2月24日前後安値を割って予想に反し3月9日前後にかけ一段安となったが、NYはナスダックのみ2月24日前後安値を若干更新したものの、NYダウとS&P500は2月24日安値を割ることなくロシアのウクライナ侵攻による「砲声は買い」となって予想通りいったん底打ち反転。
2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」。
「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。
「4月前後から再上昇。一段高へ」は、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。
「5月前後を高値に下落」は的中。
「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225とマザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。
「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。
「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。
2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」。
当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株と半導体関連に全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。
「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。
(2)2022年相場予測「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」
2012年11月14日寄付より建設株と金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。
私・弊社代表取締役・前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。
【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】
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個別銘柄については、これまでの週末レポート参照。
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