今週の投資戦略
1. 今週の東京株式市場
(1)日経225が7月5日にかけ4万1100円へ上昇。伸び悩む事なく4万円台を回復し、3月22日に付けた史上最高値を更新。TOPIXも年初来高値を更新した後、遂に史上最高値更新。ナスダックとS&P500も史上最高値更新継続。今週は調整と予想する。グロース始め個別材料株に期待
東京株式市場全体相場について、6月30日レポートで「今週は週初高から伸び悩みつつ上昇が続く」と予想した後、7月3日13時42分のライブ中継会員で「私の未来予測チャートでは、この辺りから伸び悩みつつ、もみあいから7月5日前後にもう1回高値をトライした後、来週は12日にかけ微調整となっている」と指摘。日経225は7月5日にかけ4万1100円へ上昇。伸び悩む事なく4万円台を回復し、3月22日に付けた史上最高値を更新した。
1989年12月に付けた史上最高値をまだ更新していなかったTOPIXも、年初来高値を更新した後、遂に史上最高値を更新。
ナスダックとS&P500も、史上最高値更新継続。
7月5日のNYは、6月雇用統計の弱い結果を受けFRBによる利下げ期待が高まり上昇。ナスダックとS&P500の史上最高値更新が続いた。
日経225先物4万1010円。ドル円160.719円。
米国債10年金利4.282%。日本国債10年金利1.065%。
今週は、調整と予想する。グロース始め個別材料株に期待。
7月7日にフランス国民議会選挙と東京都知事選挙。9日にパウエルFRB議長議会証言。9日~11日にワシントンでNATO首脳会議。11日に米6月消費者物価指数。
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき昨年12月17日レポートよりお伝えした2024年全体相場予測は、「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」。
2036年までの未来予測チャートを描いた1998年より「日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円を更新し4万円台に乗せるのは2024年」と予想してきた事は、2022年1月まで出演していたラジオ等でも既報の通り。
3月22日時点での4万1087円は、さすがにペースが早過ぎ、2024年全体相場予測の「6月前後に調整」が4月に早まった格好。
2020年12月のラジオにおいて
「 過去の大型バブル崩壊チャートと世界各国の人口動態を独自分析して1998年に描いた2036年までの未来予測チャートでは、2022年と2023年はいったん停滞するが、
ここ顕著となってきた人口減少を、移民政策か、AI・ロボット・量子コンピュータ・核融合発電など技術革新や、ポスト資本主義あるいは世界統一地球政府などシン・政治経済体制で相殺・克服していけば、
2024年に日経225が史上最高値を更新し4万円台乗せ。2035年前後に10万円台乗せ。
まだ描いていないが、2070年前後には日経225が100万円台に乗せる可能性もある。 」
と披露した事は、知る人ぞ知るところ。
2022年秋のChatGPT出現は、上記の最低条件を満たす第1歩となった。
尚、2050年頃には世界統一地球政府の量子AIによるシン・政治経済体制に移行している可能性があり、逆に2070年前後に日経225が残っているようではデジタルユートピア実現が上手くいっていないという事になろう。
(2)2024年全体相場予測「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2022年12月18日付レポートよりお伝えした2023年全体相場予測は、「1月前後より下落。2月前後、5月前後、7月前後に戻す場面もあるが、9月前後にかけ下げが続き、9月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇」。
年初より『昨年12月20日の日銀による長期金利上限引き上げを嫌気し急落。2023年全体相場予測の「1月前後より下落」が早めにきた格好となり、ここから「9月前後にかけ下げ」が続く予想で先が思いやられるが、今年9月前後こそ、コロナショックの大底を的中させた2020年3月中盤に続く「天与の買い場」となり、日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう起点の年となろう』と指摘してきたが、もはや今年9月を待たずに、かねてよりお伝えしてきた「日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せるのは2024年」の予測に向かう展開。
つまり「大発会を安値に上昇が続き年末にかけ史上最高値を更新から4万円台に乗せる」展開は、ライブ中継会員や2021年初めまで出演していたラジオなどで既報の2024年の未来予測チャートに酷似しつつ1年前倒しにあったが、さすがに秋は2023年の未来予測チャート通り下落。
日経225は10月4日を、TOPIXは24日を安値に底打ち反転。「11月前後にかけ上昇」の通り、11月20日にかけ上昇が続いた。
2024年4月29日にかけ160円へ一段高となったドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた2021年10月のラジオ等でも「125円を超えたら135円、135円を超えたら147円、147円を超えたら160円、160円超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。
今回のインフレについても、10年以上前から「2016年前後に日経225が2万円台に乗せた後、2019年前後に一旦1万6000円台に急落してから4万円を目指す過程でインフレになる」と予想してきた。
勿論、株の世界に絶対は無く、外れる事もよくある。当時出演させて頂いていたラジオ等でも有名になった通り、2020年3月中盤のコロナショックの大底と、2021年9月14日のコロナバブルの天井を完全的中させた後、2022年は私の未来予測チャートより弱く、2023年は私の未来予測チャートより強過ぎ、短期的に予想が外れる事も多くなってきた。
2021年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。8月上旬にかけ上昇。10月中旬にかけ下落。12月末にかけ上昇」。
2022年2月6日付レポートより、2022年全体相場予測を「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。
日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225とナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。
その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」の「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。
「10月16日前後から上昇に転じ」は、日経225が10月3日を安値に、NYが13日を安値に底打ち反転。円一段安もあって日経225は8営業日も前倒しとなったが、16日が日曜日で16日前後は14日か17日を指し、NYの誤差は1営業日に止まった。
10月30日レポートでお伝えした「11月4日前後から2段上げに向かう」の予想は、誤差なくピッタリ的中。
11月6日レポートの「11月17日前後から上昇一服」は、17日前後は16日・17日・18日を指し、誤差1営業日。
11月20日レポートの「11月22日前後から3段上げに向かう」は、誤差なくピッタリ的中。
「12月末にかけ上昇」は外れた。東京はTOPIXが1月4日大発会始値を上抜いた11月24日が高値に。NYは12月13日を高値に反落。
2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」。
「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。
「4月前後から再上昇。一段高へ」は、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。
「5月前後を高値に下落」は的中。
「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225とマザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。
「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。
「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。
2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」。
当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株と半導体関連に全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。
「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。
2012年11月14日寄付より建設株と金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。
私・弊社代表取締役・前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。
【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】
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2. 今週の注目銘柄
東証S8704 トレイダーズHD (7月5日終値810円)
【昨年9月7日高値更新。カップウィズハンドル形成。四季報夏号が「プライム上場に向け時価総額以外の要件は適合。株価対策が焦点に」と記載。「FX始め証券、暗号資産など金融関連大穴株として大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし】
3月12日の666円より暗号資産関連銘柄として改めて買い推奨。18日にかけ729円へ上昇。
3月31日レポートより以下の通り解説。
『 2月13日に発表した2024年3月期第3四半期純利益28億7800万円は、前年同期比29.7%増かつ据え置いた同通期最終利益30億円に対する進捗率が95.9%に達し、上方修正の可能性高まる。
FX始め証券、暗号資産など金融関連大穴株として、大化けに向かう可能性秘める。 』
4月30日に発表した2024年3月期最終利益は前期比3.6%増の33億3400万円連続最高益更新。2025年3月期最終利益は前期比2%増の34億円予想。予想EPS121.87円。5月10日終値728円で今期予想PER5.97倍。
5月7日にかけ794円へ一段高。4月30日に付けた年初来高値を更新し、昨年9月7日高値830円を射程圏内に捉えた後、調整。5月30日の652円を安値に反転。
会社四季報夏号が、2026年3月期最終利益42億円連続最高益更新予想。予想EPS150.6円。来期予想PER5.38倍に低下。「プライム上場に向け時価総額以外の要件は適合。株価対策が焦点に」と記載。
6月18日に、同社のグループ会社で「Flexibility=柔軟性」と「Growth=成長」をシンボルとするFleGrowthは、経済産業省が推進する「IT導入補助金2024」でIT導入支援事業者として採択され、FleGrowthが提供する企業向け生成AIソリューション「AIサポートデスク」が補助金対象ツールとして登録されたと発表。
7月3日にかけ841円へ一段高。5月7日高値と昨年9月7日高値を更新。カップウィズハンドル形成。
引き続き、「FX始め証券、暗号資産など金融関連大穴株として、大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし。
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東証G5255 モンスターラボHD (7月5日終値291円)
(1)PwCコンサルティングと業務提携して以来、シンガポール、サウジアラビア、米国、アラブ首長国連邦の企業と立て続けに業務提携を発表したAI・DX関連銘柄として、大化けに向かう可能性秘める
2月7日の337円より買い推奨。14日に発表した決算嫌気し15日にS安交え急落。16日の198円を上場来安値に底打ち反転。5月20日にかけ453円へ上昇。年初来高値更新が続いた後、調整。
AI・DX関連銘柄として6月3日の355円より5日と2段構えで買いと予想。
6月9日レポートより以下の通り解説。
『 大企業・自治体向けデジタルトランスフォーメーション支援を柱に、RPA(ロボットによる業務自動化)ツールや音楽配信事業などのプロダクト事業を展開。海外買収を積極推進。世界19カ国・33都市に拠点。
2024年12月期第1四半期純利益5億1500万円の赤字。
2024年12月期最終利益は合理的な業績予想の算定が困難であるため未記載。
会社四季報春号は、2024年12月期最終利益1億7000万円黒字転換予想。予想EPS5.0円。2025年12月期最終利益4億5000万円予想。予想EPS13.1円。
6月7日終値323円で、今期予想PER64.6倍。来期予想PER24.65倍。
5月31日に、連結子会社の人員削減等の合理化及び連結子会社の解散の方針決定を発表。
5月30日に、自社開発する生成AIを活用したレガシーシステムの刷新(モダナイゼーション)サービス「CodeRebuild AI」をバージョンアップし、新たに単体テストプロセスまで対応したと発表。
5月9日に、アラブ首長国連邦において没入型ソフトウェア開発の先駆者であるJourneeと新たに戦略的な業務提携をすると発表。
同じく5月9日に、米国の健康保険のポータビリティとアカウンタビリティに関する法律HIPAA準拠の遠隔医療ソリューションを提供しているeVisit, Inc.(米国アリゾナ州メサ)と新たに戦略的な業務提携を開始したと発表。
4月2日に、サウジアラビアが「サウジビジョン2030」で掲げる主要なプロジェクトとしてサウジアラビア北西部のタブーク州に建設中の計画都市で、スマートシティの技術を導入して観光地として機能させるようこの都市を建設、運営する企業の名前でもある「NEOM」の認知テクノロジーとデジタルインフラストラクチャーの子会社であるTONOMUSとの戦略的な協力関係を発表。
3月28日に、シンガポールのWeb3開発インフラを運営するBunzzと、Web3領域のサービス開発強化に向けた業務提携契約を締結したと発表。
1月19日にも、PwCコンサルティング合同会社と、日本国内及び世界各地の日系企業を中心としたデジタルトランスフォーメーションやクラウドトランスフォーメーションを支援する業務提携を開始すると発表。
昨年3月28日に新規上場。公開価格720円に対し初値1050円で生まれた後、5月2日の1145円を上場来高値に急反落。今年2月16日に付けた198円を上場来安値に底打ち反転。
今年1月にPwCコンサルティングと業務提携して以来、シンガポール、サウジアラビア、米国、アラブ首長国連邦の企業と立て続けに業務提携を発表したAI・DX関連銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。 』
6月11日にかけ340円まで買われた後、下落。19日の278円を安値に反転。27日にかけ317円を回復した後、7月3日にかけ再び285円へ下落ながら、今年1月にPwCコンサルティングと業務提携して以来、シンガポール、サウジアラビア、米国、アラブ首長国連邦の企業と立て続けに業務提携を発表したAI・DX関連銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。
(2)santec青天続き買い推奨値から3.6倍高に。網屋が上場来高値更新。トレイダーズ昨年9月高値更新。カーリット2006年3月17日高値更新し1990年2月に付けた上場来高値2890円まで節無し。日経レバ上場来高値顔合わせ。インドブル青天相場を上場来高値更新継続
1570日経平均レバレッジが、7月5日にかけ31600円へ上昇。3月22日の上場来高値顔合わせ。
2023年11月2日の19355円どころで買い推奨。2024年大発会1月4日の20195円でも買い推奨。2046インドブルETN、2036金先物Wブル等と共に長期大化けコースを歩んでいると予想。
2046インドブルETNが、7月3日にかけ39410円へ一段高。青天相場を上場来高値更新継続。
2023年11月2日の22155円どころより買い推奨。1570日経平均レバレッジ、2036金先物Wブル等と共に長期大化けコースを歩んでいると予想。
4258網屋が、7月5日にかけ2750円へ上昇。1月26日に付けた上場来高値を更新。
5月17日の2106円より進捗率から上方修正の可能性高まるデータセキュリティ関連銘柄として買い推奨。
5月30日に、NTTPCコミュニケーションズとの間で、中堅・中小企業のセキュリティ課題の解決を目的に業務提携することを決定し、業務提携契約を締結したと発表。
7月1日に、キヤノンマーケティングジャパンとIT人材不足の課題解決を目的に業務提携することを決定し、同社のサービス「Network All Cloud」の販売代理店契約を締結したと発表。
6777santecが、7月4日にかけ9180円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、昨年3月31日買い推奨値2533円から3.6倍高に。
昨年3月31日の2533円よりNTTとKDDIが共同開発で提携する6G光通信関連銘柄として買い推奨。
波長可変レーザー、波長可変フィルタなど光測定器と光フィルタなど光部品の2本柱。
2025年3月期最終利益が前期比1.3%増の39億円連続最高益更新予想。予想EPS331.62円。7月5日終値8910円で、今期予想PER26.9倍。時価総額1066億円。
4275カーリットが、7月2日にかけ1579円へ一段高。昨年来高値更新が続き、2006年3月17日高値も更新。1990年2月に付けた上場来高値2890円まで節無し。
2022年5月24日の632円より宇宙・防衛関連本命格として買い推奨。
昨年5月29日レポートより以下の通り解説。
『 産業用爆薬を始め化薬・化学品の製造・販売を柱に、EV向けリチウムイオン電池関連や半導体用シリコンウエハなど産業用部材事業などを展開。
エネルギーを蓄積・変換する電子デバイスや装置向けの材料・部材として「電解質・電解液材料」、「金属電極」、「水素発生電解セルシステム」を開発中。
ロケットの固体推進薬原料となる過塩素酸アンモニウムを国内で唯一製造する宇宙関連事業は、固体推進薬を顧客と共同開発中。地上燃焼試験で良好な結果が得られ、フライト品製造に向けた開発を進行中。
2023年3月期最終利益19億円予想は前期比で18%減ながら、予想EPS79.90円で今期予想PER8.1倍。PBR0.50倍。超割安。時価総額157億円。
5月23日の日米首脳会談で日米同盟の抑止力と対処力の早期強化を確認。岸田首相が日本の防衛力を抜本的に強化するため防衛費増額を表明。
5月20日に首相官邸で開かれた宇宙開発戦略本部の会合において、多数の小型衛星を星座(コンステレーション)のように展開する観測網で中露や北朝鮮が開発する極超音速兵器の探知・追尾に活用できる「衛星コンステレーション」の早期構築が盛り込まれ、岸田首相は「衛星コンステレーションを構築するため、人工衛星を多数打ち上げていく必要がある。ロシアのロケットが活用できない中、ロケットの打ち上げ能力を拡充し、複数の人工衛星を同時に高い頻度で打ち上げることを可能とする」と言及。
5月23日の日米首脳会談で益々現実味を帯びてきた防衛費増額の宇宙・防衛関連の中で特に岸田首相が言及した「日の丸ロケット打ち上げ」関連本命格の超割安株として、大化けに向かう可能性秘める。 』
今年6月28日にかけ1471円へ一段高。昨年来高値更新が続き、2018年1月12日高値を更新。
今年6月30日レポートで「カップウィズハンドルを形成し、2006年3月17日に付けた1525円を射程圏内に捉える。これを上抜けば、1990年2月に付けた上場来高値2890円まで節無し」と指摘。
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東証G4572 カルナバイオサイエンス (7月5日386円)
【次世代型BTK阻害剤の「AS-1763」の成熟B細胞腫瘍を対象としたフェーズ1b試験における有望な初期データを欧州血液学会で発表。今年中に用量拡大パートを開始する計画。行って来いの展開ながら、ギリアドと住友ファーマからのマイルストーン総額合計が最大で約736億円のバイオ関連本命格として大化けに向かう可能性秘める】
髙山緑星の売買指示ライブ中継会員で昨年4月13日の543円より赤字続き継続の前提に重要事象ながら、バイオ関連銘柄として買いと予想。6月7日にかけ922円へ一段高。16日を917円で引け新値。下値切り上げ型三角保ち合い上放れのチャート形成に。
昨年6月15日レポートより以下の通り解説。
『 赤字続き、継続企業の前提に重要事象ながら、キナーゼ阻害剤の臨床試験を実施。
ギリアド・サイエンシズに導出済みの癌免疫療法向け化合物GS-9911のマイルストーン総額が約585億円。
フレッシュ・トラックス・セラピューティクスに導出済みの免疫・炎症疾患向け化合物FRTX-10のマイルストーン総額が約335億円。
住友ファーマと共同研究の精神神経疾患向け化合物のマイルストーン総額が約106億円。
5月24日に、次世代モビリティーシフトアッセイ機器として、ScieⅩ社の BioPhase8800 を使用したプロファイリングシステムの開発に成功したと発表。
2013年1月安値228円から3月にかけ2500円へ約3カ月で11倍高。
2015年2月安値650円から7月にかけ6030円へ約6カ月で9.3倍高演じた事は記憶に新しい。
キャンバス、セルシードに続くバイオ関連本命格として、今回も大化けに向かう可能性秘める。
4575キャンバスは、2月17日にかけ2975円へ急騰。昨年6月安値181円から16.4倍高を演じた事は記憶に新しい。
7776セルシードも、3月24日にかけ984円へ急騰。昨年12月安値129円から7.6倍高に。 』
6月20日にかけ960円へ一段高。年初来高値を更新した後、悪地合いもあって急反落。
7月2日レポートで『6月30日にかけ701円へ一段安ながら、ギリアド始め導出先等からのマイルスーン総額合計が約1026億円。引き続き、「16倍高示現の4575キャンバス、7倍高演じた7776セルシードに続くバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし』と指摘。
海外で先に報じられていたギリアド・サイエンシズとの共同出願特許に係る米国における特許査定を好感し、7月7日を910円S高買い気配で大引け。6月20日高値を射程圏内に捉える。
7月9日レポートで以下の通り解説。
『 日本時間では7月7日引け後に、同社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連して、導出先であるギリアド・サイエンシズ・インクと共同出願した特許について、米国特許商標庁より特許査定を受けたと発表。
同社は、2019年6月に、ギリアド社と、同社が創製した新規がん免疫療法の低分子阻害薬およびその創薬プログラムの開発・商業化にかかる全世界における独占的な権利を供与する契約を締結。契約締結時に一時金として約21億円を受領したほか、開発状況や上市などの進捗に応じて追加的に最大で450百万ドル(約585億円、1ドル130円で換算)のマイルストーン・ペイメントを受け取ることになり、さらに、本プログラムにより開発された医薬品の上市後の売上高に応じたロイヤリティを受け取る。
ギリアド社は、2021年12月に本創薬プログラムを次の開発ステージに進めることを決定し、同社はライセンス契約に基づいた最初のマイルストーン・ペイメントを受領。ギリアド社は2022年4月に開催した「Gilead Sciences Oncology Deep Dive」の中で、同プログラムから創出したGS-9911に関して重要な新規プログラムであると紹介。
6月28日には、同社が血液がんを対象疾患として開発を進めている次世代型BTK阻害剤AS-1763に関し進展があったと発表。現在、フェーズ1b試験(米国)の投与開始に向けて準備を進めており、治験実施施設として、4施設との契約を完了。更なる治験の加速を目的として、既に複数の治験実施施設との交渉も進めており、最終的に12施設まで増やす計画。
AS-1763は、同社が創製したブルトン型チロシンキナーゼ(Bruton’s tyrosine kinase, BTK)を標的とする非共有結合型BTK阻害剤。イブルチニブに不応もしくは不耐の血液がんにも有効な治療薬として開発を進めている。2021年にAS-1763の健康成人男女を対象とした単回投与用量漸増フェーズ1試験をオランダで実施。全ての用量で安全性、忍容性、良好な薬物動態および薬力学プロファイルを確認した。
また、米国におけるフェーズ1b試験を計画し、2022年に米国FDAから新薬臨床試験開始届の承認を得た。その後、臨床試験実施施設の選定、契約等の準備を進め、4施設において患者様をエントリーする準備が整い、より幅広い地域で患者様をエントリーすることが可能となった。現在、エントリー可能な候補患者の選定作業を行っており、今後、患者様への投与が開始され次第、発表する。
ギリアド始め導出先等からのマイルストーン総額合計が約1026億円のバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。
2013年1月安値228円から3月にかけ2500円へ約3カ月で11倍高。
2015年2月安値650円から7月にかけ6030円へ約6カ月で9.3倍高演じた事は記憶に新しい。 』
7月10日にかけ1060円へ急伸。6月20日に付けた年初来高値を更新した後、急反落。12日の790円を安値に切り返し。決算発表明け8月9日にかけ1025円へ再上昇。
カップウイズハンドル形成から下放れ。
9月20日に、免疫・炎症疾患向け化合物FRTX-10の導出先であるフレッシュ・トラックス・セラピューティクスが株主総会の決議を条件とする清算・解散計画を承認したことを発表。FRTX-10のライセンス契約について協議する予定。
10月16日8時30分に、同社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連して、導出先であるギリアド・サイエンシズは、同プログラムから見出されたGS-9911の固形癌患者を対象としたフェーズ1試験の情報を、Clinical Trials.gov に登録したと発表。
これを好感し、S高交え10月17日に837円へ急伸。11月27日にかけ876円へ上昇した後、12月14日に発表したギリアドからのマイルストーン・ペインメント500万ドル受領の金額が期待外れでS安交え急落。今年5月30日の376円を安値に反転。
今年6月9日レポートより以下の通り解説。
『 5月31日に、第三者割当による新株式発行に係る払込完了を発表。発行新株式数90万株。発行価額402.3円。調達資金の額3億3857万円。割当先Athos Asia Event Driven Master Fund。
バイオ関連銘柄として6月3日の395円どころより5日と2段構えで買いと予想。
引き続き赤字続き、継続企業の前提に重要事象ながら、ギリアド・サイエンシズに導出済みの癌免疫療法向け化合物GS-9911のマイルストーン総額が約630億円。住友ファーマと共同研究の精神神経疾患向け化合物のマイルストーン総額が約106億円。
6月13日から16日にスペイン・マドリードにおいて開催される欧州血液学会(European Hematology Association 2024 Hybrid Congress)において、同社が臨床試験を実施中の次世代型BTK阻害剤AS-1763のフェーズ1b試験における安全性・有効性に関する初期データに関する発表が行われる。
AS-1763は、同社が創製したブルトン型チロシンキナーゼ(Bruton’s tyrosine kinase, BTK)を標的とする高選択的な非共有結合型BTK阻害剤であり、共有結合型BTK阻害剤を含む少なくとも2ライン以上の全身療法に不応もしくは不耐の慢性リンパ性白血病(CLL)・小リンパ球性リンパ腫(SLL)およびB細胞性非ホジキンリンパ腫(B-cell NHL)の患者を対象としたフェーズ1b試験を米国で実施中。
本発表は、テキサス大学MDアンダーソンがんセンター白血病科教授Nitin Jain医師を筆頭著者とし、全治験実施施設の治験責任医師が共著者となって行われる。
ギリアドと住友ファーマからのマイルストーン総額合計が最大で約736億円のバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。 』
6月17日に、次世代型BTK阻害剤の「AS-1763」の成熟B細胞腫瘍を対象としたフェーズ1b試験における有望な初期データを欧州血液学会で発表したと発表。今年中に用量拡大パートを開始する計画。
これを好感し、6月18日に一時430円へ急伸したが、20日にかけ369円へ急反落。行って来いの展開ながら、ギリアドと住友ファーマからのマイルストーン総額合計が最大で約736億円のバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
東証P4813 ACCESS (7月5日終値1226円)
【買い推奨値から2.2倍高後、三角保ち合い下放れ気味ながら、NTTと資本業務提携した黒字転換予想のIOWN関連本命格として大化けに向かう可能性秘める】
2月7日の829円よりNTTのIOWN関連銘柄として、買いと予想。3月27日にかけ1854円へ上昇。昨年来高値更新が続いた後、反落。4月26日の1336円を安値に切り返し。5月9日にかけ1616円へ再上昇。
5月12日レポートより以下の通り解説。
『 通信技術、クラウド技術、アプリ開発力、センシング技術等をワンストップで提供できる強みを活かし、企業のいかなるDX需要にも対応できるIoTプロフェッショナルサービスや、自社開発の各種IoTソリューションを提供するIoT事業を柱に、Webプラットフォーム事業、ネットワーク事業を展開。
Webプラットフォーム事業は、ドイツ・中国・韓国に設置している現地法人と連携し、国内外の市場においてスマートデバイス、情報家電、各種デバイス向けに豊富な搭載実績を持つ高性能・高機能ウェブブラウザなど組み込みソフトウェア製品を提供。グローバルシェア拡大を推進。中長期的な成長施策として、TV・放送及び車載インフォテインメント用途向けにコンテンツや動画の配信システム・サービスプラットフォームの事業育成を図る。
ネットワーク事業は、米国子会社IP Infusion Inc.を中核としてインドやカナダ等に開発拠点を設置。ネットワーク機器向け基盤ソフトウェア・プラットフォームの開発・提供から事業を開始。現在はホワイトボックス向け統合Network OS「OcNOS®」の事業拡大に注力。ホワイトボックスは、更なる通信トラフィックの増加が見込まれる中、データセンター事業者、通信キャリア、IXP(インターネット相互接続ポイント)事業者等においてネットワークインフラ設備投資・運用コストを大幅に低減しつつ運用の自由度を高める有力な手段と目され、世界的に市場が拡大しつつある。
IP Infusion Inc.では通信事業者向けのCSR(Cell Site Router)やデータセンター、光転送システム(Routed Optical Networking)、ブロードバンドアグリゲーション等の多用途に対応可能なホワイトボックスソリューションを展開。世界各地域において有力な事業基盤を有する大手ディストリビューターやグローバルSIerとの提携を通じ、通信事業者へのホワイトボックスソリューションやサポート等の安定的な提供に取り組んでいる。
2025年1月期最終利益が2億1000万円の黒字転換予想。予想EPS5.59円。
5月10日終値1558円で、今期予想PER278倍。時価総額620億円。
会社四季報春号が、2025年1月期最終利益4億円の黒字転換予想。予想EPS10.6円。
昨年12月12日に、9432日本電信電話(NTT)との資本業務提携を発表。タワー投資顧問が保有する同社株の全て513万4600株(発行済株式数の12.9%)を670円で12月14日にNTTに譲渡。
NTTと同社は、IOWNの実現に向け、これまでNTTが研究開発してきた技術と IP InfusionのネットワークOSの技術を活用し、ネットワークOS「Beluganos」に関する研究開発・商用化とグローバル市場での販売・サポートを強化。NTTがこれまで培ってきた UI/UX 技術と同社の Web Browser 技術・IoT 技術を活用し、IOWN 時代に必要とされる UI/UX を実現するための研究開発を推進。
NTTと資本業務提携した黒字転換予想のIOWN関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。5月31日に第1四半期決算発表予定。 』
5月17日にかけ1690円へ上昇。戻り高値更新が続き、3月27日に付けた昨年来高値1854円を射程圏内に捉えた後、悪地合いもあって下落。
5月31日引け後に発表した決算を嫌気してPTSを1285.4円で終了したが、6月3日に買い気配で始まり、決算発表明け再上昇。7日にかけ1585円へ。2025年1月期第1四半期純利益が7億8700万円の赤字ながら、同通期最終利益は2億1000万円黒字転換予想据え置き。
7月5日にかけ1225円へ下落。三角保ち合い下放れ気味ながら、NTTと資本業務提携した黒字転換予想のIOWN関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
東証G2160 ジーエヌアイグループ (7月5日2436円)
【買い推奨値から2.9倍高で2020年10月に付けた上場来高値を射程圏内に捉えた後、調整を経て再上昇。「アステラス製薬からマイルストン最大約2660億円のバイオ関連本命格として大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし】
13時半に業績の上方修正を発表した昨年8月3日の1333円よりバイオ関連銘柄として買いと予想。17日にかけ1822円へ7連騰。18日も1805円で引け新値。8日続伸。
昨年8月20日レポートより以下の通り解説。
『 創薬、医薬品および生体材料の開発、臨床試験、製造、販売、医療機器の日本導入を支援するコンサルティング等を米国、中国、日本で展開するグローバルヘルスケア企業。
2023年12月期最終利益が前期比4.4倍増の17億300万円最高益更新予想。予想EPS35.86円。
8月18日終値1805円で、今期予想PER50.33倍。時価総額857億円。
6月15日に、連結子会社であるCullgen Inc.が、アステラス製薬と、革新的なタンパク質分解誘導剤創出に向けた共同研究および独占的オプション契約を締結したと発表。
本契約は、乳がんやその他の固形がんを対象としてCullgenが同定したリードプログラムである細胞周期タンパク質に対する分解誘導剤候補化合物などが対象。
Cullgenは、契約一時金としてアステラス製薬より3500万米ドル(49億円、1米ドル=140円で換算、以下同様)を受領。
アステラス製薬がリードプログラムに関するライセンスオプションを行使した場合、さらに8500万米ドル(1119億円)を受領。
さらに、ライセンスオプションとプログラムの進捗に応じたマイルストンとして最大19億米ドル(2660億円)と製品の売上に応じたロイヤルティーをアステラス製薬から受領する可能性がある。
8月14日に発表した2023年12月期第2四半期純利益49億1600万円は、前年同期比2.1倍増かつ、同通期最終利益17億300万円予想を超過。通期上方修正の可能性高まる。
8月18日に、同社の主要子会社である北京コンチネント薬業が中国にて実施しているF351(一般名ヒドロニドン)のB型肝炎に起因する肝線維症に対する第Ⅲ相臨床試験に関して、8月17時点で登録された被験者数は合計195名に上り、目標の248名まで残り53名となったと発表。
これにより、2023年中の登録完了及び2014年中のデータ公表という目標に一層近づいた。引き続き第Ⅱ相臨床試験と同等の良好な安全性プロファイルが観察されている。
アステラス製薬からマイルストン最大約2660億円で最高益更新予想のバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。 』
11連騰を交え8月30日にかけ2408円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続いた後、さすがに反落。一時2012円まで売られる場面もあったが、突っ込みには透かさず買いが入る展開。
全体相場下落の煽りもあって下放れたが、9月22日の1876円を安値に切り返し。
9月22日に、主要子会社の北京コンチネント薬業有限公司が中国で第Ⅲ相臨床試験を行っているF351(ヒドロニドン)に関し、F351の第Ⅲ相臨床試験の治験統括医師であるLungen Lu教授が、11月12日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催される米国肝臓病学会の肝臓会議のポスターセッションで発表を行うと発表。
9月28日に新経営執行体制も発表。これらを好感し、10月11日にかけ2298円へ再上昇。9月12日高値に迫り、8月30日に付けた昨年来高値2408円を射程圏内に捉えた後、悪地合いに急反落。
10月23日に、米国ナスダック証券取引所に上場するCatalyst Biosciences, Inc.と同社グループの取引について、下記のウェブサイトにある通り、中国証券監督管理委員会が本取引に関する北京コンチネント薬業有限公司の申請を受理していることを確認できていると発表。
10月24日に、Catalyst Biosciences, Inc.と同社グループの取引について、Catalyst Biosciencesが北京コンチネントの発行済株式の合計 65%を取得し、北京コンチネントがCatalyst Biosciencesの子会社になる。同社100%子会社のGNI USA, Inc.がCatalyst Biosciencesの総発行済株式数の 85.17%を保有。同社が Catalyst Biosciencesを傘下に収め、今後も北京コンチネントは同社の連結対象であり続けると発表。
10月24日の1661円を安値に切り返し。
10月26日に、同社の主要子会社である北京コンチネントが中国で実施しているF351(ヒドロニドン)のB型肝炎に起因する肝線維症に対する第Ⅲ相臨床試験に関し、目標登録数248名の被験者登録を完了したことを本日公表した。
既報の通り、中国国家薬品監督管理局は2021年にF351を「画期的治療薬」に指定。F351は同社グループの将来の医薬品パイプラインの中核を形成。今回の登録完了は、当初の想定を2か月以上前倒しで達成。中国におけるF351への期待の高さを示している。
今回の登録完了は、F351上市へ向け非常に重要な意味を持ち、今後、速やかに上市ができるよう、同社を挙げて取り組んでいく。
北京コンチネントは、10月24日に開示した通り、30日までにナスダック上場のCatalyst Biosciencesの子会社となる予定。Catalyst Biosciencesの子会社になった後も、引き続き同社の全部連結対象である事に変更はない。
10月27日10時にCatalyst Biosciencesの2023年12月期第3四半期決算を、13時にメディア及び機関投資家向け説明会開催を発表。
これらを好感し、10月31日に2015円を回復。
10月31日に、Catalyst Biosciencesとの取引完了と、Catalyst BiosciencesからGyreTherapeuticsへの商号変更を発表。
同社グループの次期主力製品であるF351(ヒドロニドン)に関し、北京コンチネントは中国で実施しているB型肝炎に起因する肝線維症に対するF351の第Ⅲ相臨床試験の被験者登録を完了。52週間のデータ収集期間を経て、問題がなければ中国で上市申請へ進む予定。Gyreは今後、代謝障害関連脂肪肝炎の治療薬としてF351の臨床開発を米国で行う予定。
11月6日に業績の上方修正を発表。2023年12月期最終利益を前回予想の17億300万円から20億500万円予想に。予想EPSも42.20円。10日終値1945円で今期予想PER46.1倍。
11月10日に、Elutiaのオーソバイオロジクス事業の一部譲受が完了したと発表。
11月14日に発表した2023年12月期第3四半期純利益が、据え置いた通期予想を超過。これを好感し、17日にかけ2875円へ3連騰。昨年来高値更新。
11月20日に、CVI Investment, Inc.からのCullgen Inc.株式取得や、第47回新株予約権(行使価額修正条項付)の行使可能期間等の変更、大量行使、行使完了及び月間行使状況並びに第46回新株予約権の行使完了、第48回新株予約権の取得及び消却を発表。
11月22日に、子会社であるGyre Therapeutics, Inc.が会社概要資料の開示を発表。来年、代謝障害関連脂肪肝炎(MASH)に伴う肝線維症の治療薬として、F351(ヒドロニドン)の臨床開発を米国で行う予定。
同社グループの医薬品事業を米国で展開するための重要な役割を担い、今後は Gyre及びその子会社である北京コンチネント薬業有限公司による F351の臨床及び事業開発に引き続き注力していく。
これらを好感し、11月30日にかけ3555円へ一段高。昨年来高値更新が続き、2020年10月に付けた上場来高値4070円を射程圏内に捉えた後、さすがに反落。
12月6日に業績の上方修正を発表。2023年12月期最終利益を前回予想の20億500万円から89億7100万円予想に。予想EPSも180.42円。
12月18日に発表した「会社四季報記載の当社記事に関して」の中で、本日発売の会社四季報(2024年1集新春号)の同社記事文中にて、「契約一時金の反動減大。販売・開発等費用増で利益反落」との記載があるが、前回2023年9月25日の開示と同様、同社は現時点では2024年度の業績予想数値を公表しておらず、また、減益との回答も一切していない。同社としては、数値的な発表はしていないが、2023年12月6日に2023年12月期通期連結業績予想の再度上方修正を発表し、それに際して2023年12月7日「2023年12月期業績予想の修正Q&A」で開示した通り、来期も更なる上積みが期待できる要素が多数あり、順調に成長出来ると。
今年1月4日の2721円を安値に切り返し。12日にかけ3095円へ再上昇。25日にかけ2622円へ下落。2月7日にかけ2328円へ一段安。
2月12日レポートで「昨年8月3日買い推奨値1333円から11月30日にかけ3555円へ2.6倍高演じた後、調整が長引いてきたが、アステラス製薬からマイルストン最大約2660億円で最高益更新予想のバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。2月14日に本決算発表予定」と指摘。
2月14日引け後に発表した2024年12月期の親会社の所有者に帰属する当期利益70億5800万円予想は、前期比12.8%減ながら、同売上収益395億6600万円予想は前期比52.1%増、同税引き前利益155億5200万円予想は前期比23.3%増、同当期利益122億8700万円予想も前期比29.3%増。
これを好感し、2月15日を3035円S高買い気配。
2月15日には、Ishareがレーティングを「Buy」、目標株価を5680円で継続。
2月16日に3630円へ連騰。昨年11月30日高値3555円を更新。
2月20日にかけ3865円へ一段高。2020年10月に付けた上場来高値4070円を射程圏内に捉えた後、反落。3月15日の2878円を安値に切り返し。19日に3255円へ。
全体相場一段安の煽り受け4月19日にかけ2348円へ売り直された後、5月7日にかけ2286円へ。
決算発表明け5月16日朝方の2583円を高値に急反落。
日本国債10年金利が1%台に乗せる金利上昇に伴いグロース250が一段安。4月19日安値に続き昨年10月24日安値、2022年6月20日安値も更新し、2020年3月に付けたコロナショックの安値を目指す悪地合いとなった事から5月7日安値を更新。27日の2030円を安値に反転。31日にかけ2256円を回復。
グロース250も5月30日を安値にようやく底打ち反転。同社株も6月27日にかけ2525円へ再上昇。
買い推奨値から2.9倍高で2020年10月に付けた上場来高値を射程圏内に捉えた後、調整を経て再上昇。「アステラス製薬からマイルストン最大約2660億円のバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし。
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
東証G5595 QPS研究所 (7月5日終値2430円)
【買い推奨値から7.5倍高演じた後、調整を経て再上昇。「2028年に24機でデータ販売280億円見込む直近IPOの宇宙・衛星関連オンリーワン的本命格として大化けコースを歩んで行く可能性秘める」の予想に変更なし。防衛省からの大型受注に続き、株主第2位のスカパーJSATが米軍との連携拡大に向け協議。内閣府から大型案件落札】
昨年12月7日朝方の660円より買いと予想。この日S高を交え8日に905円へ急伸した後、急反落。大引け間際に780円まで売られ810円で引けた後、PTSを910円で終了。上場来高値更新。高市早苗経済安全保障担当大臣が宇宙政策担当大臣として記者会見で同社を語った内容を好感。
12月10日レポートで以下の通り解説。
『 九州大学発の人工衛星スタートアップ。小型SAR(合成開口レーダー)衛星を開発・製造。準リアルタイムで地球を観測し、小型SAR衛星で取得した画像データを販売。12月6日に新規上場。
九州大学名誉教授らと三菱重工ロケット開発者の3名が、九州に宇宙産業を根差すため2005年6月に設立。英語社名はInstitute for Q-shu Pioneers of Space。
現在打ち上げられている地球観測衛星のほとんどは、カメラ(光学センサー)を使用して地球を撮影しているため、夜間や天候不良時の撮影は不可能。地球の約75%が常に夜間もしくは天候不良であるという事実に対し、これでは真の地球観測にほど遠い。24時間どんな天候でも観測できる衛星が必要。
SAR衛星は、雲などの影響を受けないマイクロ波を地表に放射し反射信号を分析して地表を画像化。夜間や悪天候時でも観測可能。既存のSAR衛星は、大きなアンテナと多量の電力を必要とするため、通常は1トンや2トン以上と大型の衛星が一般的。また、常に観測地点の上空を飛んでいる状態にするためには多数の衛星を打ち上げる必要があり、膨大なコストと労力が必要に。
同社は、軽量で、収納性が高く、宇宙で展開する大型アンテナの開発に成功。1m以下の高分解能でありながら、従来の衛星に比べ20分の1となる100kg台へ軽量化。コストも約100分の1と常識を超える世界トップレベルの100kg台高精細小型SAR衛星「QPR-SAR」を完成。
「QPR-SAR」は、夜間や天候不良時でも必要な時に必要な観測地点を観測できる。1つの軌道に9機の衛星を投入して4つの軌道で地球を取り囲み、36機の衛星でコンステレーションを構築。世界中のほぼどんな場所でも平均10分以内に撮影し、特定の地域を平均10分に1回定点観測することが可能に。
土地や建物などの静止体だけでなく、車や船舶、更には人や家畜などの移動体をデータとして蓄積し、気候・市場・経済データ等との組み合わせで将来状況を予測できるようになる。
既に、日本政府の宇宙開発利用加速化プログラム(スターダストプログラム)に参画。自然災害に強い経済社会システムを構築する国土強靭化など公益性の高い分野で観測データを提供。
同社が現在運用しているSAR衛星は3機。実証試験機である1号機「イザナギ」と2号機「イザナミ」。6月に打ち上げた商用機の6号機「アマテル-III」。3、4号機は打ち上げ失敗。5号機は2024年5月期中に打ち上げ予定。7、8号機の開発も進行中。上場で調達した資金は9~15号機製造と新工場費用に。来年4月には福岡市に新工場が完工予定。年間製造能力を現在の4機から10機に増やす。
2024年5月期最終利益は7億1300万円の赤字予想ながら、同売上高14億4700万円予想は前期比3.9倍増益で過去最高。
12月6日に新規上場。公開価格390円に対し初値860円で生まれ、710円S安売り気配で大引けした後、7日朝方の643円を上場来安値に切り返し急。860円S高買い気配で大引け。8日に905円へ急伸した後、急反落。大引け間際に780円まで売られ810円で引けた後、高市早苗経済安全保障担当大臣が宇宙政策担当大臣として記者会見で同社を語った内容を好感し、PTSを910円で終了。
6228JET、4040南海化学に続く直近IPOの宇宙・衛星関連オンリーワン的本命格として、大化けに向かう可能性秘める。
ここ、直近IPO関連銘柄の買い人気が再燃。
本命格となった6228JETが、12月5日にかけ8350円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、10月16日に付けた上場来安値3240円から2.6倍高。9月25日に新規上場。
4040南海化学も、12月5日にかけ5600円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、6月1日と2日に付けた上場来安値2123円から2.6倍高。4月20日に新規上場。
5591AVILENが、12月4日にかけ2780円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、10月20日に付けた上場来安値1842円から51%高。9月27日に新規上場。
5586Laboro.AIは、11月16日にかけ1028円へ上昇。10月19日に付けた上場来安値659円から56%高。7月31日に新規上場。
6525KOKUSAI ELECTRICは、11月27日にかけ3440円へ上昇。青天相場を上場来高値更新が続き、10月25日に付けた上場来安値2108円から63%高。10月25日に新規上場。 』
12月11日にS高を交え12日にかけ1087円へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続いた後、14日にかけ888円へ反落したが、突っ込み窓埋めには透かさず買いが入る展開。
QPR-SAR衛星5号機「ツクヨミ-Ⅰ」打ち上げが成功した12月15日に1089円へ急伸。上場来高値を更新した後、急反落。21日の662円を安値に切り返し急。
12月22日11時に発表した東京海上日動火災保険との協業開始を好感。2日連続S高を交え、年明け大発会1月4日にかけ1415円へ一段高。青天相場を上昇来高値更新が続き、昨年12月7日買い推奨値660円から2.14倍高演じた後、さすがに5日は反落。
1月5日に、令和6年能登半島地震エリアの衛星画像提供を発表。11日にかけ1131円へ下落。
1月12日に、政府の情報収集衛星「光学8号機」を搭載したH2Aロケット48号機が、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げに成功。
決算発表明け1月16日に1408円へ再上昇。4日に付けた上場来高値に迫った後、三角保ち合い形成。
1月20日0時20分、昨年9月7日に打ち上げられていたJAXAの月面探査機「SLIM」が日本初となる月面着陸に成功。旧ソ連、米国、中国、インドに続き世界で5カ国目の快挙となった。
太陽電池で発電できない状況にあるが、着陸直前に小型ロボットの分離に成功。ロボットは画像データを地球に送信する。
1月26日の1140円を安値に切り返し。この日の引け後に公開した22日開催の機関投資家・アナリスト向け第2四半期決算説明会の中で、市來敏光代表取締役副社長COOが、「2024年度に商用機が少なくとも8機に達していれば、恐らくそこに至るまでのどこかで黒字化するだろう」と言及。これを好感し、29日にS高で上場来高値更新。
引け後に小型SAR衛星QPS-SAR5号機「ツクヨミ-I」で取得した高精細モードによる初画像を公開したと発表した2月1日にかけ2093円へ一段高。青天相場を上場来高値更新続く。
2月4日レポートで以下の通り解説。
『 このまま25日線からの上方乖離30%以上が続けば、2月7日より増し担保規制となる可能性が高まるが、3778さくらインターネットと6228JETが増し担保規制のまま青天相場が続いた経緯もある。
2月15日にも、JAXAがH3ロケット試験機2号機打ち上げ予定。
2月20日~22日には、東京ビッグサイトで「2024国際宇宙産業展ISIEX」が開催。
直近IPOの宇宙・衛星関連オンリーワン的本命格として、大化けに向かう可能性秘める。 』
2月7日に、福岡市が昨年9月に公募を実施した市有施設の貸受候補者に決定したと発表。今年3月に予定されている貸受契約の締結をもって、同社は当該施設に研究開発拠点を新設する見込み。
この拠点新設により、同社の小型SAR衛星の年間製造能力は、現在の製造拠点と合わせて現状の4機から最大10機まで増強される見込み。2028年5月期における24機(データ販売年間約280億円)の衛星コンステレーション、並びに将来における36機の衛星コンステレーション構築を推進していく。
これを好感し、2月8日にかけ2648円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続いた後、増し担保規制に反落。
2月13日、14日、15日とS高交え16日にかけ4370円で青天4連騰。昨年12月7日買い推奨値660円から6.6倍高演じた後、さすがに反落。
2月17日に、JAXAが新型主力ロケット「H3」2号機打ち上げに成功。
2月29日の2627円を安値に切り返し急。一部メディアが、アラブ首長国連邦政府系ファンドのムバダラ・インベストメントはAIと宇宙技術の分野に大規模投資を行う方針で、日本、中国、韓国、インドを含むアジアの長期的アロケーションも拡大したと報じた事を好感。
2736円へ売り直された3月1日引け後に発表した防衛省からの大型受注を好感し、PTSを3295円S高買い気配。
防衛省からの受注内容は、宇宙領域の活用に必要な共通キー技術の先行実証に向けた衛星の試作。受注金額56億4900万円。納期2028年5月期中。
2日連続S高交え3月6日に4440円へ急伸。上場来高値を更新した後、三角保ち合い形成。
増し担保規制解除となった3月18日より三角保ち合い上放れのチャート形成。
3月18日発売の会社四季報春号が、2025年5月期最終利益1億3000万円黒字転換予想。予想EPS3.6円。
3月21日に、株主第2位に名を連ねる9412スカパーJSATが米軍との連携拡大に向け協議を進める事が明らかとなり、22日にかけ4975円へ一段高。上場来高値を再び更新。昨年12月7日買い推奨値660円から7.5倍高を演じた後、さすがに調整。
全体相場一段安の煽り受け4月3日にS安交え急落。4日の2834円を安値に切り返し。
4月5日引け後に発表した大型案件落札を好感し、PTSを3425円で終了。
内閣府から令和6年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証(その1)を落札。落札金額は15億3800万円。納期2025年5月期中。
4月8日にS高交え、10日に4000円を回復した後、12日引け後に発表した業績の大幅上方修正を好感し、PTSを4160円で終了。
4月12日に、2024年5月期最終利益を前回予想の7億1300万円の赤字から1億4000万円の黒字予想に大幅上方修正。予想EPS4.96円。
4月15日にS高交え16日にかけ4650円へ急伸。3月22日に付けた上場来高値4975円を射程圏内に捉えた後、全体相場急落の煽り受け反落。
日本国債10年金利が1%台に乗せる金利上昇に伴いグロース250が一段安。4月19日安値に続き昨年10月24日安値、2022年6月20日安値も更新し、2020年3月に付けたコロナショックの安値を目指す悪地合いとなった事から調整長引くも、グロース250が5月30日を安値にようやく反転。31日を高値引け。
6月2日レポートで「5日にスペースデブリ(宇宙ごみ)除去、人工衛星寿命延長、点検・観測など軌道上サービス事業を展開する宇宙ベンチャー186Aアストロスケールの新規上場を迎え、再上昇に向かうと予想する。早ければ6月30日にJAXAの先進レーダ衛星だいち4号(ALOS-4)搭載H3ロケット3号機も打ち上げ予定」と指摘したが、予想に反し下放れ。6日にかけ2286円へ下落。
6月24日の2230円を安値に底打ち反転。28日にかけ2748円へ再上昇。
「2028年5月期に小型SAR衛星24機でデータ販売280億円見込む直近IPOの宇宙・衛星関連オンリーワン的本命格として、大化けコースを歩んで行く可能性秘める」との予想に変更なし。防衛省からの大型受注に続き、株主第2位のスカパーJSATが米軍との連携拡大に向け協議。内閣府から大型案件落札。大幅上方修正により今期黒転予想。7月12日に本決算発表予定。
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
東証G135A VRAIN Solution (7月5日終値3385円)
【売り直される展開ながら、会社四季報夏号が2026年2月期最終利益7億5000万円連続最高益更新予想。予想EPS74.2円。AI関連の連続最高益更新予想銘柄として大化けに向かう可能性秘める】
2月29日の6080円、3月4日の5620円より買い推奨。3月21日にかけ7890円へ一段高。上場来高値を再び更新。
3月24日レポートより以下の通り解説。
『 製造業向けAIソリューションを提供。AI外観検査システムを開発・販売。カメラやセンサーの撮像機器と組み合わせ、常時10~15名で目視検査していた工程を無人化する。自動車・食品業界を中心に前期までに累計69社への販売実績。2月22日に新規上場。
2024年2月期最終利益は前期比6.7倍増の3億3000万円最高益更新予想。予想EPS32.6円。
3月22日終値7000円で、今期予想PER214倍。時価総額708億円。
3月18日発売の会社四季報春号が、2025年2月期最終利益5億円連続最高益更新予想。予想EPS49.5円。今期予想PER141倍に低下。
2月22日に新規上場。公開価格2990円に対し初値5190円で生まれ、4970円を上場来安値に28日にかけ6980円へ上昇。上場来高値更新が続いた後、反落。3月4日の5450円を安値に切り返し。7日にかけ7440円へ上昇。上場来高値を更新した後、再び反落。11日の5520円を安値に切り返し。21日にかけ7890円へ一段高。上場来高値を更新した後、反落。
2月22日に新規上場したAI関連ニューフェイスの6.7倍増最高益更新予想銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。 』
3月26日にジャフコグループの同社株保有比率が5.49%から4.19%へ、28日に南塲勇佑社長が68.78%から67.14%へ減少した事を嫌気し下落。28日の6060円を安値に切り返し。
3月31日レポートで「再度買い場」と予想した後、4月2日の5500円から3日寄り付き5000円まで買い下がりを予想。上場来安値更新となった4800円を安値に切り返し。4日に一時5520円へ反発した後、全体相場急落の煽り受け5日に4420円へ一段安。
4月7日レポートで「上場来安値を再び更新ながら、2月22日に新規上場したAI関連ニューフェイスの6.7倍増最高益更新予想銘柄として大化けに向かう可能性秘め、買い場」と予想した通り、15日にかけ5820円へ5連騰。
4月15日に好決算を発表したが、出尽くしに全体相場急落の煽りもあって2日連続S安を交え19日にかけ3850円へ一段安。17日の4055円、3970円でも買い推奨。4月22日の3635円を安値に切り返し。25日にかけ4585円を回復した後、売り直され、5月10日にかけ再び3735円へ。
4月15日に発表した決算は、2025年2月期最終利益が前期比62%増の5億3400万円連続最高益更新予想。予想EPS52.91円。5月10日終値3770円で今期予想PER71.25倍。時価総額381億円。
5月15日にかけ3515円へ一段安。4月22日に付けた上場来安値更新から反転。21日にかけ4385円を回復。
日本国債10年金利が1%台に乗せる金利上昇に伴いグロース250が一段安。4月19日安値に続き昨年10月24日安値、2022年6月20日安値も更新し、2020年3月に付けたコロナショックの安値を目指す悪地合いとなった事から5月15日に付けた上場来安値を再び更新。
6月14日の3130円を上場来安値に底打ち反転。
6月17日発売の会社四季報夏号が、2026年2月期最終利益7億5000万円連続最高益更新予想。予想EPS74.2円。これを好感し、27日にかけ4075円を回復。
7月5日にかけ3385円へ売り直される展開ながら、AI関連の連続最高益更新予想銘柄として、大化けに向かう可能性秘める。
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
東証G4055 ティアンドエス (7月5日終値1506円)
【買い推奨値から3.2倍高後、調整を経て再上昇。キオクシア10月末上場方針固まる。画像系AI関連・次世代半導体メモリMRAM関連など最先端技術の材料性豊富な、ラピダス・キオクシア関連銘柄。「買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし】
2022年1月23日付レポートより以下の通り解説。
『 大手企業向けシステム開発・運用保守を柱に、最先端半導体メモリ工場のシステム運用・保守と、AIや画像認識など先端技術開発を展開。東芝、キオクシア、日立製作所向けが売上高の8割占める。
2022年11月期最終利益が前期比32%増の3億9100万円連続最高益更新予想。予想EPS51.82円。
1月21日終値1321円で、今期予想PER25.5倍。時価総額101億円。
2020年11月4日、中小企業庁(経済産業省)が公募した令和2年度「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に、国立大学法人東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター及びパワースピン株式会社との共同研究として「スピントロニクス/CMOS Hybrid LSIの設計技術及びソフトウェア開発と実用化」が採択され、研究開発開始。
東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターがSociety5.0実現を目指し、国際産学連携体制で進めてきた「スピントロニクス/ CMOS Hybrid LSI技術」は、データの書き込みに「スピン」と呼ばれる電子が持つ磁石の性質を応用する次世代メモリ「磁気記録式メモリ(MRAM)」のキーテクノロジー。従来のシリコン技術に比べ消費電力を1/100 以下に低消費電力化し、低価格も可能となる。
本技術をさらに、低消費電力アプリケーションプロセッサ事業化へ展開して行くためには、LSI回路設計におけるPDK(プロセスデザインキット)やIPライブラリの開発、およびLSIを動かすためのFM(ファームウェア)やソフトウェア開発キット(SDK)の準備が急務。
新しい技術が世に出るためには、必ずしもLSIの性能だけで決まるのではなく、PDKやSDK等の開発環境整備による回路設計とソフトウェア開発効率向上や、コスト低減も大きな事業化の鍵となる。
本研究開発事業では、パワースピンがハードウェア(回路設計、PDK、IP、設計ツール)を開発。東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターはハードウェア開発につなげる基盤技術(デバイスパラメータ抽出技術、特性解析技術等)の提供と事業管理。ティアンドエスがソフトウェア(FM/SDK)開発を行い、3者が一体となってスピントロニクス/CMOS Hybrid LSIにかかる回路設計/システム設計/ソフトウェア実装効率の向上を実現する技術基盤の構築を目指す。
本事業により拓かれる革新的スピントロニクス/CMOS Hybrid LSIデバイスにより、
①従来のレベルを遥かに超える超低消費電力性能とそれによる演算性能の向上に加え、②製造コストの削減、③製造工程の短縮、④設計効率の向上と設計コストの削減、⑤ソフトウェア開発効率の向上と開発コストの削減など、将来のアプリケーションプロセッサに求められる要件を達成する事で、IoT社会のフィジカル空間におけるエッジシステム側に、キラーアプリケーションの新規市場を創出し、新たな産業波及効果と共にSociety 5.0の実現に貢献する。
2020年8月7日に新規上昇。26日の7315円を上場来高値に急落。今年1月21日にかけ1287円へ。上場来安値更新続く。
次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として買いと予想する。買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める。
6890フェローテックHDが、昨年11月19日にかけ4695円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、半導体関連全面買い推奨の筆頭株に挙げた2020年3月13日買い推奨値458円から10.3倍高に。
2158FRONTEOが、11月26日にかけ5300円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2019年12月2日買い推奨値381円から14倍高。個別材料株を全面買い推奨した昨年3月中盤安値156円から34倍高。2010年11月上場来安値10円から530倍高に。 』
1137円で引けた1月27日大引け間際と28日寄り付き1137円より買い推奨。
1月30日付レポートでも「次世代半導体メモリ「MRAM」関連本命格として買い」と予想。3月31日にかけ2222円へ上昇。
10月24日寄り付き1238円より改めて買い推奨。11月4日の1122円を安値に切り返し。
昨年1月18日の1501円でも半導体絡みのAI関連銘柄として、買いと予想。
4月18日に、同社の先進技術ソリューションカテゴリーが独自に提案した画像認識AIアルゴリズムが、国内大手精密機器メーカーの製造販売する外観検査装置に採用される事が決まったと発表。
5月31日にかけ2816円へ一段高。昨年来高値更新続く。
2023年11月期最終利益が前期比12.5%増の4億9500万円連続最高益更新予想。予想EPS65.46円。6月2日終値2608円で、今期予想PER39.8倍。時価総額199億円。
会社四季報春号は、2024年11月期最終利益6億円連続最高益更新予想。予想79.5円。来期予想PER32.8倍。
6月6日に、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音会長が現在建設中の工場周辺に第2工場を検討と発言。19日にかけ3295円へ一段高。昨年来高値更新が続いた後、反落。
6月23日の2762円を安値に切り返し。7月4日にかけ3335円へ一段高。6月19日に付けた昨年来高値を更新した後、6526ソシオネクストショックもあって反落。10日の2781円を安値に切り返し。
7月14日に発表した2023年11月期第2四半期純利益2億2500万円は、据え置いた同通期最終利益4億9500万円予想に対する進捗率が45.5%。
7月19日にかけ3680円へ一段高。昨年来高値を更新した後、反落。8月10日にかけ2437円へ下落。
日経225三角保ち合い下放れの煽り受け一段安。8月18日の2170円を安値に切り返し。9月4日にかけ2642円を回復。13日にかけ再び2279円へ。
9月15日に発表した持株会社体制への移行検討開始を好感し、20日にかけ2597円へ再上昇。
9月20日に、6502東芝がTOB成立の見通しを発表。25日に2649円まで買われ、4日高値を更新した後、全体相場一段安の煽りもあって売り直されたが、10月4日の2112円を安値に切り返し。
10月13日引け後に発表した2023年11月期第3四半期純利益3億2600万円は、据え置いた同通期最終利益4億9500万円に対する進捗率が65%ながら、半導体フラッシュメモリーで世界3位のキオクシアと4位の米ウエスタンデジタルが月内にも経営統合に合意する見通し。韓国サムスン電子に並ぶ世界最大規模となる。
10月27日の1858円を安値に切り返し。11月1日に2014円を回復。
10月30日に、ウエスタンデジタルが、キオクシアとの交渉を終了し、NAND型フラッシュメモリー事業を分離すると発表。
11月8日に発表したトヨタ自動車へのAIソリューション提供決定を好感し、9日に2468円へ急伸。
11月10日に、次世代半導体メモリを共同開発している東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)で研究開発された基本技術や特許及びIPを基に、事業化を目的とした新たな応用技術及び事業化特許やIPを創出する目的で設立されているパワースピン社が、ジャフコ、三菱UFJキャピタル、スパークス・アセット・マネジメント、JICベンチャー・グロース・インベストメンツを引受先とする第三者割当増資により、新たに総額25億円の資金調達を実施したと発表。
パワースピン社は、スピントロニクス半導体技術を用い、AI・自動運転・EV化向けプロセッサや高速メモリ用の回路設計、試作サービス及びIPライセンス事業等を展開。
11月15日にかけ2626円へ一段高。
11月20日に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)向けに、同社の持つAI関連技術を利用したソリューションの提供を行う受注を頂いたと発表。
これを好感し、11月21日にS高を交え22日に3190円へ一段高後、急反落。
12月13日の2411円を安値に切り返し。
2820円へ再上昇となった今年1月12日引け後に発表した決算は、2023年11月期最終利益が前期比7.6%増の4億7300万円連続最高益更新。2024年11月期最終利益が前期比1.5%増の4億8100万円連続最高益更新予想。予想EPS63.43円。0.45円増の7円に増配へ。
決算発表明け1月15日に売り気配で始まった後、切り返し急。17日にかけ2884円へ上昇した後、結局急反落。
1月18日に2302円へ急落ながら、AIソリューション提供を受注したJAXAが20日0時20分に世界で5カ国目となる日本初の月面着陸に成功。23日にかけ2555円へ切り返した後、2月16日にかけ2128円へ一段安。
2月17日に、JAXAが新型主力ロケット「H3」2号機打ち上げに成功。26日にかけ2418円を回復した後、3月15日にかけ1964円へ一段安。
3月18日発売の会社四季報春号が、2025年9月期最終利益5億1000万円最高益更新予想。予想EPS67.3円。3月22日終値2057円で、来期予想PER30.6倍に低下。
全体相場一段安の煽り受け4月5日にかけ1888円へ下落した後、12日にかけ1815円へ一段安。
4月12日引け後に発表した2024年9月期第1四半期決算で、未定だった今期配当を7円に。決算期変更に伴う10カ月変則決算の2024年9月期最終利益は4億100万円予想据え置き。
全体相場急落の煽りもあって4月19日にかけ1630円へ下落した後、一段安。23日の1602円を安値に反転。5月8日にかけ1750円を回復。
5月14日引け後に発表したデンソー向けAI研究開発支援開始を好感し、15日に1951円へ急伸した後、日本国債10年金利が1%台に乗せる金利上昇に伴いグロース250が一段安。4月19日安値に続き昨年10月24日安値、2022年6月20日安値も更新し、2020年3月に付けたコロナショックの安値を目指す悪地合いとなった事から一段安。5月30日の1430円を安値に反転。
グロース250も5月30日を安値にようやく反転。
6月26日に、キオクシアHDが近く東京証券取引所に上場予備申請。10月末の新規公開(IPO)を目指す方針を固めたと報じられ、キオクシア関連銘柄として27日にかけ1680円へ。
2022年1月27日大引け間際と28日寄り付き買い推奨値1137円から2023年7月19日にかけ3680円へ3.2倍高後、調整を経て再上昇。画像系AI関連、次世代半導体メモリ「MRAM」関連など最先端技術の材料性豊富な、ラピダス・キオクシア関連銘柄。引き続き「買い推奨値から14倍高のFRONTEO、10倍高のフェローテックに続き大化けに向かう可能性秘める」の予想に変更なし。7月12日に中間決算発表予定。
本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。
東証P6526 ソシオネクスト (7月5日終値3921円)
【三角保ち合い下放れ気味ながら、カスタムメイドの最先端ロジック半導体設計で世界の5本指。877倍高のレーザーテックに続く半導体関連本命格として青天再開大化けコースを歩んで行く可能性秘める】
海外売り出し価格が14668円に決まった半導体関連本命格として、昨年7月12日の15000円どころより買いと予想。14日にかけ16870円まで買われた後、悪地合いもあって下落。21日の14110円を安値に切り返し。8月4日にかけ19480円へ上昇した後、三角保ち合い形成。
9月3日レポートで以下の通り解説。
『 富士通とパナソニックのロジック半導体部門が統合して2015年に設立。最先端チップの開発・設計に特化したファブレス企業。
極小の回路線幅で設計できる専門家集団。次世代自動運転「ロボットカー」は同社のチップがないと動かないという。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)向け設計技術も。
同社の半導体は、カスタムメイドの特注品。顧客の8割が海外。4~5年先に世の中に出てくる製品やサービスのチップを設計する事から、顧客名は極秘。チップに社名の刻印もない。世界で5本の指に入るという。
2024年3月期最終利益は前期比11.5%減の175億円予想。予想EPS504.55円。
9月1日終値17570円で、今期予想PER34.8倍。時価総額6201億円。
7月28日に発表した2024年3月期第1四半期純利益79億5200万円は、前年同期比57.2%増で且つ、同通期最終利益175億円予想に対する進捗率が45%に達し、通期上方修正の可能性高まる。
仮に、第1四半期純利益79億5200万円を単純に4倍した318億800万円が通期最終利益なら、前期比61%増益で連続最高益更新。
仮に、潜在株式調整後第1四半期EPS221.4円を単純に4倍した885.6円が通期EPSなら、PER19.8倍に低下。
新規上場した昨年10月12日付けた上場来安値3690円から今年6月21日にかけ28330円へ7.7倍高演じた実績あり。
今回も、大化けに向かう可能性秘める。 』
全体相場が10月4日を安値に急反騰に転じるに伴い、4日の13480円を安値に切り返し。12日にかけ15180円を回復。
10月18日に、半導体受託生産世界最大手TSMCの2nmプロセステクノロジーを用いた革新的な32コアCPUチップレットの開発において、英半導体設計大手ARMおよびTSMCと協業すると発表。これにより、大規模データセンター用サーバー、5/6G インフラストラクチャー、DPU、ネットワーク・エッジ市場向けにスケーラブルなパフォーマンスを提供する。エンジニアリングサンプルの提供は、2025年上期目標。
これを好感し、10月18日に16300円まで買われた後、悪地合いに反落。
10月23日に、TSMCの最新の3nm車載プロセス「N3A」を採用した先進運転支援システム(ADAS)および自動運転向けのカスタムSoC(System-on-Chip)開発に着手したと発表。本SoCは2026年に量産開始予定。
TSMCの3nmテクノロジーは、量産可能な状況にあり、従来のテクノロジーより電力、性能、面積 (PPA) の点で大幅に改善されている。現行の 3nmテクノロジーである N3Eは、前世代の 5nmテクノロジーである N5 と比較して、同一電力で18%の速度向上、または同一速度で32%の電力削減が可能で、加えて約 60%の論理ゲート密度の向上を実現。
次世代 ADAS や自動運転に求められる高いコンピューティング性能は、バッテリ寿命や走行距離の改善要求と競合する。このため、3nmテクノロジーによる PPAの改善は、将来の電気自動車向け SoC 開発にとって重要な要素となる。
TSMCのN3Aプロセス・テクノロジーと、機能安全規格 ISO26262および車載品質・信頼性をサポートしてきた同社の豊富な経験を組み合わせ、同社は自動車メーカーが求める急速に進化する自動車電子システムの性能と安全性の要求に対応していく。
10月31日に業績の上方修正と1:5の株式分割を発表。13435円まで売られた11月1日の13650円でも買いと予想。2日に14480円を回復。
2024年3月期最終利益を前回予想の175億円から225億円へ上方修正。予想EPSも639.52円に。11月2日終値14390円で、今期予想PER22.5倍に低下。
10月31日に発表した2024年3月期第2四半期純利益152億9300万円は、前年同期比52.7%増で且つ、同通期最終利益225億円予想に対する進捗率が67%に達し、再度通期上方修正の可能性高まる。
仮に、第2四半期純利益152億9300万円を単純に2倍した305億8600万円が通期最終利益なら、前期比54.8%増益。
仮に、潜在株式調整後第2四半期EPS424.53円を単純に2倍した849.06円が通期EPSなら、PER16.9倍に低下。
もみあい下放れ。12月8日の12180円、21日の11330円でも買い推奨。18日の10945円を安値に底打ち反転。28日に1:5の株式分割権利落ちを経て、年明け1月10日にかけ2888円へ上昇。
1月19日にかけ3030円へ一段高。昨年11月20日高値を更新。
1月25日にかけ3494円へ6連騰。
決算発表明け1月31日朝方の3151円を安値に切り返し急。2月5日にかけ3883円へ一段高。
1月30日引け後に発表した第3四半期純利益203億円は、前年同期比33.1%増かつ、上方修正した225億円予想に対する進捗率が90%に達し、更なる上方修正の可能性高まる。
2月16日にかけ4381円へ一段高。戻り高値更新が続いた後、反落。
3月4日引け後、日経225に新規採用が発表。14日の3501円を安値に切り返し。
3月18日発売の会社四季報春号が、2025年3月期最終利益240億円連続最高益更新予想。予想EPS134.7円。3月22日終値4034円で、来期予想PER30.0倍に低下。
3月27日にかけ4525円へ一段高。2月16日に付けた戻り高値更新。
4月3日午後8時6分に、モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ。目標株価も3100円から5200円へ上方修正。特定クラウドサービスプロバイダーの3nmArmベースCPUの商談を獲得する可能性が高まり、2026年度に約200億円の売上が見込まれると想定。
これを好感し、4月4日にS高となる4689円へ急伸。3月27日に付けた戻り高値を再び更新。
4月12日にかけ5250円へ一段高。戻り高値更新が続き、モルガン・スタンレーMUFG証券の目標株価達成から上場来高値を射程圏内に捉えた後、全体相場急落の煽り受けさすがに反落。23日の3864円を安値に反転。
4月26日引け後に発表した2025年3月期最終利益195億円予想が前期比25.4%減を嫌気し、売り気配で始まったが、4077円を安値に切り返し急。5月8日にかけ4849円へ再上昇。三角保ち合い形成。
7月2日にかけ3703円へ下落。三角保ち合い下放れ気味ながら、カスタムメイドの最先端ロジック半導体設計で世界の5本指。877倍高の6920レーザーテックに続く半導体関連本命格として、青天再開大化けコースを歩んで行く可能性秘める。
6920レーザーテックが、5月23日にかけ45500円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続き、2008年12月に付けた上場来安値50円から910倍高。
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