今週の投資戦略
1. 今週の東京株式市場
(1)予想通り日経225は10月2日にかけ下落。4日に小幅続伸後、非農業部門雇用者数が事前予想を大幅に上回る米9月雇用統計を受けた円安を好感。先物が夜間で39640円へ急伸。今週は週初高から伸び悩みと予想する
東京株式市場全体相場について、6月30日レポートで「今週は週初高から伸び悩みつつ上昇が続く」と予想した後、7月3日13時42分のライブ中継会員で「私の未来予測チャートでは、この辺りから伸び悩みつつ、もみあいから7月5日前後にもう1回高値をトライした後、来週は12日にかけ微調整となっている」と指摘。日経225は7月5日にかけ4万1100円へ上昇。伸び悩む事なく4万円台を回復し、3月22日に付けた史上最高値を更新した。
1989年12月に付けた史上最高値をまだ更新していなかったTOPIXも、年初来高値を更新した後、遂に史上最高値を更新。ナスダックとS&P500も、史上最高値更新継続。
7月7日レポートで「今週は調整と予想する。グロース始め個別材料株に期待」と指摘した後、9日11時22分に「日経225は史上最高値更新が続いていますが、TOPIXは私の未来予測チャート通り7月5日を高値に調整。日経225も7月11日前後には一旦下げに転じる事になるでしょう。私の未来予測チャートでは7月11日前後から16日に前後にかけ数日下げた後、再び上昇に転じる事になっています」と指摘。
日経225は7月11日にかけ4万2426円へ一段高。史上最高値更新が続いた後、12日は4万1188円へ急反落。7月5日を高値に反落していたTOPIXも史上最高値を更新した後、12日は反落。
ナスダックとS&P500も、史上最高値更新が続いた後、7月11日に朝高から急反落。
米中小型株指数ラッセル2000の急伸を受け、グロース250が7月12日を逆行高。6月28日に付けた戻り高値更新。
7月12日に、遅れていたNYダウが5月20日に付けた史上最高値を更新。S&P500はザラ場で史上最高値を更新。ラッセル2000は3日続伸。
7月15日レポートで『今週は、調整が続いた後、7月22日前後から再び上昇に転じると予想する。12日のNYが上昇。NYダウとS&P500が史上最高値を更新したため、9日にお伝えした「私の未来予測チャートでは7月11日前後から16日に前後にかけ数日下げた後、再び上昇に転じる事になっている」を修正する。引き続き、グロース始め個別材料株に期待』と指摘。
日経225は7月19日にかけ3万9824円へ一段安。予想通りナスダックと共に調整が続いた。S&P500は16日を高値に3日続落。ラッセル2000は17日を、グロース250とNYダウは18日を高値に反落。
7月21日レポートで「今週は7月15日レポートで既報の通り7月22日前後から再び上昇に転じる」と予想したが、日経225は26日にかけ3万7611円へ8日続落。予想に反し一段安。
ナスダックとS&P500は、7月22日に反発した後、23日を戻り高値に一段安。25日を安値に26日は反発。NYダウは24日を安値に切り返し。26日を続伸。
7月25日12時18分に、「短期的にいったん反発に転じるのは時間の問題と予想されるが、短期予想が外れ、日柄計算が一からやり直しに」と。
日経225は、7月28日レポートで「今週は上昇に転じる」と予想した通り31日にかけ3万9188円へ急伸した後、急反落。146円台への円急伸もあって8月2日を3万5880円で安値引け。予想に反し4月19日安値をも割れる急落に見舞われた。日経225先物は夜間で3万4350円へ一段安。3万4800円で終了。
NYも8月1日朝方を戻り高値に急反落。2日を大幅続落となったが、円急伸で下げに拍車が掛かった東京に比べ下げ渋った。
7月11日高値から8月2日の下げ率は、ナスダックの11%に対し、日経225先物は19%に。
因みに、2020年コロナショック時の下落率は、1月17日高値から3月19日安値で32%。
8月4日レポートで「今週は週初安から底打ち反転に向かう」と予想した通り、日経225が4700円安に見舞われた5日の3万1156円を安値に6日を3400円幅の急反発。7日にかけ3万5849円を回復。週足で3869円幅の長い下髭を形成した。
8月2日・5日・6日と3営業日にわたり1570日経平均レバレッジを始め個別材料株を18銘柄程度買い推奨。
8月12日レポートで「今週はリバウンド一服」と予想したが、日経225は16日にかけ3万8143円へ4日続伸。予想に反し戻り高値更新が続き早くも3万8000円台を回復。現時点で月足の下髭が6900円幅に。
NYはナスダックとS&P500が8月16日にかけ7連騰。
8月18日レポートで「今週は流石に急反騰一服と予想する。個別材料株に期待」と指摘。日経225は急反騰一服ながら23日にかけ3万8424円へ一段高。伸び悩みつつも戻り高値更新が続いた。現時点で月足の下髭が7200円幅に。
8月25日レポートで「今週はもみあいと予想する。個別材料株に期待」と指摘。日経225は23日の3万8424円を戻り高値にもみあった後、30日に3万8669円へ一段高。戻り高値を更新。8月の月足下髭が7491円幅を記録。グロース250は27日にかけ一段高。戻り高値更新が続き7月18日高値を射程圏内に捉えた後、流石に一服。ドイツとインドが史上最高値更新。ダウ平均が史上最高値更新。
9月1日レポートで「今週はもみあい上放れに向かう」と予想。日経225は2日に3万9080円へ上昇したが、4日の急落から6日にかけ3万6235円へ一段安。2日を戻り高値に予想に反する急反落となった。6日のNYが8月雇用統計を嫌気し大幅安。
9月8日レポートで「今週は調整が続くと予想する。8月5日のような暴落に見舞われた場合は底打ちが早まる可能性も」と指摘。日経225は9日の3万5247円を、TOPIXは11日を安値に下げ渋り。NYはナスダックとS&P500が13日にかけ5日続伸。
9月16日レポートで「今週は9月19日前後から底打ち反転に向かう」と予想。0.25%か0.5%か注目された18日のFRB利上げ幅が0.5%となったが、円高が140円で止まり反転。日経225は大した下げのないまま、20日にかけ3日続伸となった。
NYは、ダウ平均に続きS&P500が史上最高値更新。ナスダックは8月22日に付けた戻り高値更新。
9月23日レポートで「今週は上昇が続く」と予想した通り、27日にかけ日経225が3万9829円へ一段高。9月2日に付けた戻り高値を更新して引けた後、自民党総裁選決選投票の結果、石破茂元幹事長が勝利。第28代総裁に選出された事を嫌気し、日経225先物が夜間で3万7290円へ急落。3万7440円で終了。
NYは、9月27日にかけダウ平均が一段高。S&P500とナスダックは26日にかけ上昇が続いた後、27日は小反落。
9月29日レポートで「今週は調整」と予想した通り、日経225は10月2日にかけ3万7651円へ下落。3日は反発。4日に小幅続伸した後、非農業部門雇用者数が事前予想の14万人増を大幅に上回る25.4万人増となった強い米9月雇用統計を受けてドル円が148円台に急落した円安を好感し、日経225先物が夜間で3万9640円へ急伸。3万9560円で終了。
今週は、週初高から伸び悩みと予想する。
10月7日ノーベル賞生理学・医学賞発表。8日ノーベル賞物理学賞発表。国慶節で休場だった中国市場が8日より取引再開。9日ノーベル賞化学賞発表。9日に衆議院解散予定。10日米9月消費者物価指数。10日にテスラがロボタクシー「サイバーキャブ」公開。
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき昨年12月17日レポートよりお伝えした2024年全体相場予測は、「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」。
2036年までの未来予測チャートを描いた1998年より「日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円を更新し4万円台に乗せるのは2024年」と予想してきた事は、2022年1月まで出演していたラジオ等でも既報の通り。
3月22日時点での4万1087円は、さすがにペースが早過ぎ、2024年全体相場予測の「6月前後に調整」が4月に早まった格好。5月から6月もみあいを経て上放れ。2024年全体相場予測の「8月前後かけ上昇」に向かい、史上最高値更新再開となった。
7月11日時点での4万2426円は上げ過ぎ、2024年全体相場予測の「8月前後に調整」となった。
短期的には8月5日にかけ予想に反する暴落に見舞われたが、4日レポートで「今週は週初安から底打ち反転に向かう」と予想した通り5日を底値に急反騰。
8月2日・5日・6日と3営業日にわたり1570日経平均レバレッジを始め個別材料株を18銘柄程度買い推奨。
2020年12月のラジオにおいて
「 過去の大型バブル崩壊チャートと世界各国の人口動態を独自分析して1998年に描いた2036年までの未来予測チャートでは、2022年と2023年はいったん停滞するが、
ここ顕著となってきた人口減少を、移民政策か、AI・ロボット・量子コンピュータ・核融合発電など技術革新や、ポスト資本主義あるいは世界統一地球政府などシン・政治経済体制で相殺・克服していけば、
2024年に日経225が史上最高値を更新し4万円台乗せ。2035年前後に10万円台乗せ。
まだ描いていないが、2070年前後には日経225が100万円台に乗せる可能性もある。 」
と披露した事は、知る人ぞ知るところ。
2022年秋のChatGPT出現は、上記の最低条件を満たす第1歩となった。
尚、2050年頃には世界統一地球政府の量子AIによるシン・政治経済体制に移行している可能性があり、逆に2070年前後に日経225が残っているようではデジタルユートピア実現が上手くいっていないという事になろう。
(2)2024年全体相場予測「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」
「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2022年12月18日付レポートよりお伝えした2023年全体相場予測は、「1月前後より下落。2月前後、5月前後、7月前後に戻す場面もあるが、9月前後にかけ下げが続き、9月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇」。
年初より『昨年12月20日の日銀による長期金利上限引き上げを嫌気し急落。2023年全体相場予測の「1月前後より下落」が早めにきた格好となり、ここから「9月前後にかけ下げ」が続く予想で先が思いやられるが、今年9月前後こそ、コロナショックの大底を的中させた2020年3月中盤に続く「天与の買い場」となり、日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう起点の年となろう』と指摘してきたが、もはや今年9月を待たずに、かねてよりお伝えしてきた「日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せるのは2024年」の予測に向かう展開。
つまり「大発会を安値に上昇が続き年末にかけ史上最高値を更新から4万円台に乗せる」展開は、ライブ中継会員や2021年初めまで出演していたラジオなどで既報の2024年の未来予測チャートに酷似しつつ1年前倒しにあったが、さすがに秋は2023年の未来予測チャート通り下落。
日経225は10月4日を、TOPIXは24日を安値に底打ち反転。「11月前後にかけ上昇」の通り、11月20日にかけ上昇が続いた。
2024年4月29日にかけ160円へ一段高となったドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた2021年10月のラジオ等でも「125円を超えたら135円、135円を超えたら147円、147円を超えたら160円、160円超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。
今回のインフレについても、10年以上前から「2016年前後に日経225が2万円台に乗せた後、2019年前後に一旦1万6000円台に急落してから4万円を目指す過程でインフレになる」と予想してきた。
勿論、株の世界に絶対は無く、外れる事もよくある。当時出演させて頂いていたラジオ等でも有名になった通り、2020年3月中盤のコロナショックの大底と、2021年9月14日のコロナバブルの天井を完全的中させた後、2022年は私の未来予測チャートより弱く、2023年は私の未来予測チャートより強過ぎ、短期的に予想が外れる事も多くなってきた。
2021年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。8月上旬にかけ上昇。10月中旬にかけ下落。12月末にかけ上昇」。
2022年2月6日付レポートより、2022年全体相場予測を「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。
日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225とナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。
その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」の「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。
「10月16日前後から上昇に転じ」は、日経225が10月3日を安値に、NYが13日を安値に底打ち反転。円一段安もあって日経225は8営業日も前倒しとなったが、16日が日曜日で16日前後は14日か17日を指し、NYの誤差は1営業日に止まった。
10月30日レポートでお伝えした「11月4日前後から2段上げに向かう」の予想は、誤差なくピッタリ的中。
11月6日レポートの「11月17日前後から上昇一服」は、17日前後は16日・17日・18日を指し、誤差1営業日。
11月20日レポートの「11月22日前後から3段上げに向かう」は、誤差なくピッタリ的中。
「12月末にかけ上昇」は外れた。東京はTOPIXが1月4日大発会始値を上抜いた11月24日が高値に。NYは12月13日を高値に反落。
2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」。
「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。
「4月前後から再上昇。一段高へ」は、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。
「5月前後を高値に下落」は的中。
「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225とマザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。
「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。
「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。
2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」。
当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株と半導体関連に全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。
「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。
2012年11月14日寄付より建設株と金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。
私・弊社代表取締役・前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)と世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。
【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。
2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。
2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】
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2. 今週の注目銘柄
東証G218A Liberaware (10月4日終値745円)
【青天相場を上場来高値更新継続。岡野バルブと資本業務提携。ドローン・ロボット・デジタルツイン技術により石破新総理の「防災省」関連を始め防衛関連や原発・核融合発電関連にも絡む直近IPO本命格として大化けに向かう可能性秘める】
9月19日の538円よりドローン関連の直近IPO銘柄として買いと予想。10月4日にかけ788円へ一段高。青天相場を上場来高値更新継続。
7月29日に新規上場した屋内狭小空間点検ベースのドローンベンチャー。ドローン等を活用した点検・調査・測量サービス、データ処理・解析サービス(3次元化、異常検知等)を柱に、デジタルツイン事業を展開。
ドローン・ロボット等により撮影したインフラ施設・設備等の映像情報を基に、顧客の安全性・生産性向上に資するデータへ加工して提供。
JR東日本グループと共同出資する関連会社のCalTa社が提供するデジタルツインのソフトウエア「TRANCITY」の画像処理に関するライセンスを提供。
2025年7月期最終利益が500万円の黒字転換予想。予想EPS0.29円。割高ながら。同売上高12億5000万円予想は、前期比53.3%増で過去最高。
9月13日に、韓国に子会社を設立すると発表。
国内外問わずインフラ等の老朽化は喫緊の社会課題。韓国も、社会インフラの老朽化が進んでいる。鉄道、道路、電気、ガス、下水道等のインフラ設備の中で、建設後20年以上経過している施設は全体の51.2%。30年以上経過している施設は全体の25.2%。今後も更に老朽化が進んでいくと予測される。
韓国では、日本と同様に労働人口の減少も大きな社会問題。少子化により生産年齢人口は2019年に3763万人から2050年に2419万人と約30年で1300万人以上も減少すると試算されている。
2022年1月27日、「重大災害の処罰等に関する法律」が施行。韓国では安全に対する意識が一層高まっている。
上記の法整備や深刻な社会課題の背景により、韓国現地にて多数の企業・官公庁における同社ソリューションのニーズを確認。実証実験の実施や「IBIS2」の前身となる「IBIS」の販売実績を得てきた。
当該子会社設立により、日本国内の成功事例やノウハウを活かし、狭小空間点検ドローン「IBIS2」や3次元データを活用したDXソリューションを提供。韓国市場において屋内ドローン市場の形成やDX市場への同社画像解析技術の浸透を進めていく。
9月18日に、北九州市が推進する「企業変革・スタートアップ・グロースサポート事業」において、イノベーション支援プログラム「行政課題解決」枠で採択されたと発表。北九州市内におけるインフラ・プラント維持管理DXの実装を加速させる。
同社が開発した狭小空間点検ドローン「IBIS2」及び、本取り組みを通じて開発予定の多機能発射台を活用した港湾桟橋環境に適した点検を実施する。
従来の点検方法では、潮流が速い場所の海上に設置されている桟橋において、潮流の影響が比較的少ない干潮時間帯で点検を行う必要があり、さらに海水面と桟橋上部工下面部との間が狭いため、小型ボートや潜水士による目視、水中ドローン等による点検の作業時間を十分に確保することが困難とされていた。
今回の取り組みでは従来の課題を解決し、持続可能な形での点検手法を確立するために、温風ヒーター・無線送受信装置など桟橋環境に必要な機能を加えた多機能発射台を開発し、そこから狭小空間に適したドローン「IBIS2」を離陸させる仕組みを作る事で、点検困難であった桟橋環境での調査を実現する。
9月19日に、6492岡野バルブ製造と20日より資本業務提携を開始すると発表。
岡野バルブ製造は、発電所など大型プラント向けバルブの製造・販売・メンテナンスを行い、世界60ヵ国の発電所に100万台以上のバルブを導入。
同社と岡野バルブ製造は、福島第一原発内の設備調査などこれまでも協業を行ってきた。電力業界を中心に、プラント設備のDXを実現するため、同社が開発したドローン「IBIS2」のパイロットチームを岡野バルブ製造社内に組成するなど、より効率的なドローン調査を進行する為の組織作りも既に完了。
今回の提携により、従来からの連携を更に強固なものにし、社会問題でもある老朽化が進む国内インフラ・プラント設備へ「IBIS2」を活用した点検及びDXソリューションを展開していく。特に国内電力業界における主要プラントへ多数の販売納入実績のある岡野バルブ製造との提携は、当該業界での同社及び同社ソリューションのプレゼンスを向上させ、顧客課題の更なる解決に期待。
中長期的には同社が持つドローン開発の知見と岡野バルブ製造が持つ非破壊検査現場における豊富な経験をもとにドローンの共同開発を計画。
9月25日に、東京都庁の都政現場における課題に対し、優れたスキルや技術を有するスタートアップとの対話を通じて共に解決を図る令和5年度「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」において、同社の小型ドローン「IBIS2」を活用し、東京消防庁消防学校のBIM(Building Information Modeling)化に成功。このプロジェクトの成果が認められ、同社の「IBIS2」が「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」における新事業分野開拓者に認定されたと発表。
東京消防庁消防学校の庁舎は、修繕工事の設計や工事業者との打合せに際し、経年劣化した紙図面を使用していた事から、図面の不鮮明さや、実際の建物構造と整合していない部分が課題となっていた。天井裏や地下ピットなど人が直接アクセスすることが困難な場所での調査も必要とされ、これらの問題解決が急務だった。
同社開発の小型ドローン「IBIS2」は、天井裏や地下ピットなどの狭小で危険な場所でも、データ収集が可能。この技術を活用し、これまで調査が難しかった場所を含めた庁舎のBIM化を実現。デジタル化された図面はPC等で管理を行え、迅速な検索や修繕工事における設計精度が向上。工事業者との打合せや工事の効率化が大幅に向上した。
本プロジェクトでのBIM化成功が評価され、小型ドローン「IBIS2」は東京都の「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」における新事業分野開拓者に認定。これにより、令和10年3月31日まで、東京都の機関において随意契約による導入が可能となる。同社は、この成果を基に更なる技術展開を進め、他の公共施設やインフラ管理への応用を図っていく。
10月4日に、アプトポッドとソリューションパートナー契約を締結し、アプトポッドが開発・販売する産業向けの高速データストリーミング基盤「intdash」と、同社が開発する動画から3Dデータを自動生成可能な「LAPIS」を連携することで、ロボットやドローンから収集した映像を自動的に3Dデータに変換し、建設施工管理、及び設備メンテンナスにおけるデジタルツイン化を実現する連携ソリューションで協業すると発表。
intdash は、高速双方向のデータストリーミング環境を構築し、ロボット・ドローンの遠隔操作、及び機体からのデータ収集を行うことが可能。LAPIS は、独自のエンジンにより、映像データから3D点群や各種3Dデータを自動生成することができる。
本ソリューションは、遠隔操作するロボット・ドローンからストリーミングされる映像データを LAPIS に自動転送し、LAPIS の3Dデータ生成エンジンより様々なフォーマットで3Dデータを自動生成し、データ収集から3Dデータ生成までのワークフローの遠隔化・自動化、及び時間短縮を可能にする。
従来のワークフローに比べ、3Dデータ取得にかかる時間やコストが削減。ロボット・ドローンの遠隔操作によるデータ収集が可能なため、狭所や危険エリアなど、人が入りにくい箇所でのデータ収集や、遠隔地からのデータ管理が可能となる。
同社とアプトポッドは、両者の IoT 技術とデータ解析技術を組み合わせたソリューションを進化させ、建設、インフラ、プラント分野など幅広い顧客に向け、デジタルツインによる効率化を提案していく。
アプトポッドは、高速双方向なデータストリーミング技術をベースに、産業向けの高速 IoT プラットフォームミドルウェア、及びクライアントアプリケーションからエッジハードウェアまでワンストップに開発・提供。自動車、ロボット、建機、農機など様々なモビリティや産業機器をクラウドへリアルタイム接続し、高精細な遠隔データ収集と分析、リアルタイム監視、遠隔制御、およびデジタルツインの実現など、革新的な産業DXに貢献している。
ドローン・ロボット・デジタルツイン技術により石破新総理の「防災省」関連を始め、防衛関連や原発・核融合発電関連にも絡む直近IPO本命格として、大化けに向かう可能性秘める。
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東証G219A Heartseed (10月4日終値1660円)
【上場来高値更新。大ヒット肥満症治療薬でイーライリリーと双璧のノボノルディスクとの海外独占技術提携・ライセンス契約締結により契約一時金とマイルストーン収入最大合計約885億円に上る直近IPOバイオ関連本命格として大化けに向かう可能性秘める】
10月1日の1585円より直近IPOのバイオ関連銘柄として買いと予想。4日にかけ1878円へ上昇。上場来高値更新。
慶応義塾大学発の再生医療バイオベンチャー。iPS(人工多能性幹)細胞から作製した心筋細胞を凝集させた微小組織「心筋球」を重症心不全患者に移植する治療を始めとする再生医療等製品の研究・開発。
パイプラインは、他家iPS細胞由来再生心筋の心筋への投与「HS-001」と、免疫拒絶反応の無い自家iPS細胞由来の「HS-040」、カテーテルの「HS-005」の3本。
2024年10月期最終利益は17億9800万円の赤字予想。
10月1日に、虚血性心疾患に伴う重症心不全を対象とする他家iPS細胞由来心筋球「HS-001」の第 I/II 相治験 (LAPiS 試験)において、高用量群1例目の安全性評価委員会によるレビューが完了し、高用量群投与の継続が可能となったと発表。
HS-001 は、同社の基盤技術に基づいて他家iPS細胞由来の純化精製心筋細胞を微小組織(心筋球)にした、重症心不全に対して開発中の再生医療等製品。同社は虚血性心疾患による重症心不全を対象とした HS-001 の安全性と有効性を評価する治験、LAPiS 試験を国内で進めている。
同社7月30日付プレスリリース「他家iPS 細胞由来心筋球(HS-001)重症心不全に対する第 I/II 相治験(LAPiS 試験)で高用量群の投与開始へ」で発表通り、LAPiS 試験における低用量群(心筋細胞5千万個)5例への投与結果の安全性について、第2回安全性評価委員会にてレビューされ、高用量群(心筋細胞1億5000万個)への移行が7月に推奨。
本試験高用量群1例目の投与を8月に実施。第3回安全性評価委員会で初期安全性を評価され、高用量群の投与継続が推奨。同社では引き続き高用量群の投与とHS-001 の臨床評価を進めていく。尚、LAPiS 試験で設定された合計3回の安全性評価委員会は、今回の議論をもって全て完了。
HS-001 は、他家細胞から心室筋を高純度で作製し、生着率を高めるために心筋球と呼ぶ微小組織にしたもの。単一細胞と比較して、心筋球にすることで細胞の生着率や生存率が向上する事が非臨床試験で確認されている。
心筋球は、心臓の心筋層内へ投与する事を目的として開発した専用の投与針とガイドアダプターを用いて投与。投与した心筋球は、患者の心筋と結合して再筋肉化する事で心収縮力を改善し、また種々の血管新生因子を分泌して投与部位周辺に新たな血管を形成する (neovascularization) という作用機序が期待されている。
LAPiS 試験は、虚血性心疾患に伴う重症心不全患者を対象とする52週間の第 I/II 相多施設共同、非盲検、用量漸増試験。冠動脈バイパス手術と合わせ、開胸下で専用の投与デバイスを用いて HS-001 を心臓の心筋組織内に投与する。予定症例数は10例で、前半の5例には5000万個、後半の5例には1億 5000万個の心筋細胞を投与。
本試験の主要評価項目は投与後26週目の安全性であり、副次的有効性評価項目として、左室駆出率および心筋壁運動評価などを段階的に評価していく。
7月30日に新規上場。公開価格1160円に対し初値1548円で生まれ、31日の1770円を高値に急反落。8月5日の901円を上場来安値に底打ち反転。
1740円以上でロックアップ解除の売り出るが、大ヒットとなった肥満症治療薬でイーライリリーと双璧のデンマーク製薬大手ノボノルディスクと、他家iPS細胞由来の心筋球で海外独占技術提携・ライセンス契約を締結。契約一時金とマイルストーン収入の最大合計は5億9800万米ドルに上る。上市後は海外の売上げに応じロイヤルティーも受領。
大ヒット肥満症治療薬でイーライリリーと双璧のノボノルディスクとの海外独占技術提携・ライセンス契約締結により契約一時金とマイルストーン収入最大合計約885億円に上る直近IPOバイオ関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。
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東証S7859 アルメディオ (10月4日終値434円)
【10月16日から「2024国際航空宇宙展」開催を控える中、国慶節明け8日からの取引再開を前にETF急騰に沸く中国関連の側面も。宇宙防衛関連の材料性も出てきた上方修正の可能性高まるカーボンナノファイバー・グラフェン関連銘柄として今回も大化けに向かう可能性秘める。2020年2月買い推奨値から7.8倍高演じたヒット銘柄】
日経225が4700円安の暴落に見舞われ259円まで売られた8月5日と、335円で寄り付いた6日に買いと予想。29日にかけ461円へ上昇。
9月1日レポートで以下の通り解説。
『 中国で太陽光発電向けに急拡大した断熱材を柱に、粉末状炭素繊維を製品化したナノマテリアル事業に注力。福島双葉工場でカーボンナノファイバー製品やカーボンナノファイバーを用いた製品を製造。
2025年3月期最終利益は前期比66%減の7億円9100万円予想。今期予想EPS38.23円。
8月30日終値400円で、今期予想PER10.46倍。時価総額83.2億円。
8月9日に発表した2025年3月期第1四半期純利益4億2800万円は、前年同期比3.6倍増かつ、同通期最終利益7億9100万円予想に対する進捗率が54%に達し、通期上方修正の可能性高まる。
仮に、第1四半期純利益4億2800万円を単純に4倍した17億1200円が通期最終利益なら、前期比29%減。
仮に、第1四半期EPS20.69円を単純に4倍した82.76円が通期EPSなら、PER4.83倍に低下。
8月23日に、10月16日~19日に東京ビッグサイトで開催される「2024国際航空宇宙展」に出展すると発表。出展製品として、CMC(Ceramic Matrix Composites)用特殊プリプレグ及びCMC製ノーズコーン、その他最新技術を展示。
CMC用特殊プリプレグは、複合材料であるCMCの原料として様々な補強繊維とマトリックス材料を選定する事で、用途に応じた性能を設計できる製品。更に、その形状賦与性に優れているため、多様なニーズに対応可能。
今回の展示では、この特殊プリプレグを用いて設計された「高耐熱電波透過性ノーズコーン」を紹介。本製品は、大気圏再突入を前提とする飛翔体向け提案用に開発されたもので、約1000~3000℃に達する極超音速飛行時の空力加熱から内部の通信装置や誘導装置を保護するための高い強度と耐熱性、電波透過性を備えている。
本展示会では、国内外の航空宇宙・防衛分野の顧客に、同社のCMC用特殊プリプレグとそれを用いた先進的なCMC製品を紹介する予定。ブースは三菱重工業前。
今年2月9日にかけ1473円へ急騰。2022年9月16日買い推奨値265円から5.6倍高、2020年2月5日買い推奨値188円から7.8倍高演じたヒット銘柄。
宇宙防衛関連の材料性も出てきた上方修正の可能性高まるカーボンナノファイバー・グラフェン関連銘柄として、今回も大化けに向かう可能性秘める。 』
9月27日にかけ477円へ一段高。
10月16日~19日に「2024国際航空宇宙展」開催を控える中、国慶節明け10月8日からの取引再開を前にETF急騰に沸く中国関連銘柄の側面もあり、宇宙防衛関連の材料性も出てきた上方修正の可能性高まるカーボンナノファイバー・グラフェン関連銘柄として今回も大化けに向かう可能性秘める。
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上記以外の個別銘柄については、これまでの週末レポートを参照ください。
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