1. 今週の東京株式市場

 

(1)週初高から売り直された後、3月6日に続伸となる場面もあったが、7日の急反落で日経225は36813円へ一段安。年初来安値更新続く。7日のNYが一段安から反発。今週は3月13日前後より上昇に転じると予想する

 

東京株式市場全体相場について、昨年12月22日レポートで「今週は12月25日前後から上昇に向かう」と予想した通り、日経225・TOPIX共に26日より上放れ。27日にTOPIXは12日に付けた戻り高値を、日経225は10月15日に付けた戻り高値を更新。4万円台を回復したが、30日大納会終値4万円台成らず。

 

今年1月5日レポートで「今週は週初安で始まった後、切り返す」と予想。日経225は7日に急反発となった後、10日に6日安値を更新。NYは1月6日を高値に10日にかけ一段安。

1月13日の日経時間外取引が一時3万8130円へ急落。

 

1月13日レポートで「今週は1月16日前後から上昇に転じる」と予想。日経225は24日の日銀利上げ観測を嫌気し16日に伸び悩み、小反発に止まった後、17日に一時3万8055円まで売られたが、引けにかけ切り返し、396円幅の下髭を形成。NYと上海は1月13日を安値に反転。

独DAX指数が1月15日に史上最高値を更新。17日にかけ青天相場を史上最高値更新継続。

 

1月18日レポートで「今週は上昇に向かう」と予想した通り、24日にかけ日経225が4万279円へ上昇。夜間取引で日経225先物が4万610円へ一段高。昨年12月27日に付けた戻り高値を更新。

 

1月26日レポートで「今週は一段高に向かう」と予想した通り、TOPIXが31日にかけ一段高。グロース250も一段高で昨年12月30日高値を更新したが、日経225は24日高値に及ばず。

 

2月2日レポートで「今週は週前半安から中盤切り返し週末伸び悩み揉み合い」と予想。日経225TOPIXS&P500NASDAQは3日を安値に切り返し。6日にかけ小幅に3日続伸後、7日は反落。「週前半安」を3日の急反落1営業日で出し切り、「中盤切り返し週末伸び悩み」、結局「揉み合い」となった格好。

前週上放れたグロース250は2月7日にかけ4連騰。1月29日に付けた年初来高値を更新。

 

2月9日レポートで「今週は2月12日前後にかけ上昇した後、調整に転じる」と予想した通り、グロース250が12日にかけ6連騰した後、13日朝高から急反落。日経225は13日にかけ3日続伸後、14日に反落となった。

 

2月16日レポートで「今週は揉み合いから2月25日前後より再び上昇に向かう」と予想したが、日経225先物が21日の夜間22日午前4時30分に3万8050円へ下落した事から、2月9日レポートの「2月12日前後にかけ上昇した後、調整に転じる」の方がピッタリした感じに。ドル円が148円台へ。

 

2月24日レポートで「今週は2月16日レポートで既報の通り2月25日前後より再び上昇に向かう」と予想した通り、26日の下髭から27日は反発となったが、28日は予想に反し急反落。TOPIXは1月17日に付けた年初来安値を死守したが、日経225は28日にかけ3万6840円へ急落。年初来安値更新からボックス下限の昨年10月25日安値も更新。2025年全体相場予測「3月前後調整」が数日早目に来た格好か。

 

3月2日レポートで「今週は週初高で始まった後、上昇が続くか、売り直されるか見極め」と指摘。週初高から売り直された後、6日に続伸となる場面もあったが、7日の急反落で日経225は3万6813円へ一段安。年初来安値更新が続いた。TOPIXは結局揉み合い。

3月7日のNYが一段安から反発。日経225先物3万7260円。ドル円148.004円。

 

今週は、3月13日前後より上昇に転じると予想する。

3月14日にメジャーSQ。

 

「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ日経などで2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2024年12月22日レポートよりお伝えしている2025年全体相場予測は、「1月前後調整から3月前後にかけ上昇。3月前後調整から4月前後にかけ上昇。5月前後調整から7月前後にかけ上昇。7月前後調整から9月前後にかけ上昇。9月前後から10月前後に下落後、急反騰。11月前後をダブルトップに12月末にかけもみあい」

日経225は昨年12月27日の4万398円を高値に今年1月17日にかけ3万8055円へ下落。2025年全体相場予測「1月前後調整」がまずは的中。

 

2020年12月のラジオ日経において

「 過去の大型バブル崩壊チャートと世界各国の人口動態を独自分析して1998年に描いた2036年までの未来予測チャートでは、2022年と2023年はいったん停滞するが、

ここ顕著となってきた人口減少を、移民政策か、AI・ロボット・量子コンピュータ・核融合発電など技術革新や、ポスト資本主義あるいは世界統一地球政府などシン・政治経済体制で相殺・克服していけば、

2024年に日経225が史上最高値を更新し4万円台乗せ。2035年前後に10万円台乗せ。

まだ描いていないが、2070年前後には日経225が100万円台に乗せる可能性もある。 」

と披露した事は、知る人ぞ知るところ。

2022年秋のChatGPT出現は、上記の最低条件を満たす第1歩となった。

2050年頃には世界統一地球政府の量子AIによるシン・政治経済体制に移行している可能性があり、逆に2070年前後に日経225が残っているようではデジタルユートピア実現が上手くいっていないという事になろう。

尚、2021年より「これまでは、人口減る国のGDPが上がり難いのは猿でも分かる計算と移民政策の有効性を唱えてきたが、今後はAI・ロボット・量子コンピュータなど科学の進歩により人口が減ってもGDPが上がり何かと都合がいい時代になるのもそう遠くはない」と指摘。

 

「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2023年12月17日レポートよりお伝えした2024年全体相場予測は、「1月から6月前後にかけ上昇。6月前後に調整。8月前後かけ上昇。8月前後に調整。10月前後かけ上昇。10月前後に調整。12月末にかけ上昇」

2036年までの未来予測チャートを描いた1998年より「日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円を更新し4万円台に乗せるのは2024年」と予想してきた事は、2022年1月まで出演していたラジオ等でも既報の通り。

3月22日時点での4万1087円は、さすがにペースが早過ぎ、2024年全体相場予測「6月前後に調整」が4月に早まった格好。5月から6月もみあいを経て上放れ。2024年全体相場予測「8月前後かけ上昇」に向かい、史上最高値更新再開となった。

7月11日時点での4万2426円は上げ過ぎ、2024年全体相場予測「8月前後に調整」となった。

日経225が8月5日にかけ3万1156円へ暴落。予想に反する下げ幅となったが、4日レポートで「今週は週初安から底打ち反転に向かう」と予想し、2日・5日・6日と3営業日にわたり1570日経平均レバレッジを始め個別材料株18銘柄程度買い推奨した通り、5日を底値に急反騰。9月2日には3万9080円を回復。

その後、NYに続き独DAX指数も史上最高値を更新したが、日経225は10月15日の4万257円を戻り高値に三角保ち合いに終始。大統領が代わる米国大統領選挙の年になった事から、過去の統計通り未来予測チャートが後ズレした。

1998年に開眼し未来を予測できるようになって以来、現職の大統領が負け大統領が交代する事になった米国大統領選挙は、オバマ前大統領が勝った2008年、トランプ前大統領が勝った2016年、バイデン大統領が勝った2020年の3回。

オバマ前大統領が勝った2008年は、リーマンショックの安値が未来予測チャートより約半年後ズレ。

トランプ前大統領が勝った2016年は、アベノミクスの3段上げが約1年後ズレ。

バイデン大統領が勝った2020年は、日経225の1万6000円台への暴落が約10カ月後ズレ。

今年7月21日にバイデン大統領が大統領選から撤退を表明した時点でカマラハリス副大統領がトランプ前大統領に勝ったとしても、大統領が代わる米国大統領選挙の年になった事が確定。8月5日にかけ暴落した後、今回も2024年全体相場予測「12月末にかけ上昇」が後ズレ。

日経225は12月26日より上放れ。27日に10月15日に付けた戻り高値を更新。4万円台を回復したが、30日大納会終値4万円台は成らなかった。

 

(2)2025年全体相場予測「1月前後調整から3月前後にかけ上昇。3月前後調整から4月前後にかけ上昇。5月前後調整から7月前後にかけ上昇。7月前後調整から9月前後にかけ上昇。9月前後から10月前後にかけ下落後、急反騰。11月前後をダブルトップに12月末にかけもみあい」

 

「1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末よりラジオ等で2070年までの未来予測も一部披露)」に基づき2022年12月18日付レポートよりお伝えした2023年全体相場予測は、「1月前後より下落。2月前後、5月前後、7月前後に戻す場面もあるが、9月前後にかけ下げが続き、9月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇」

年初より『昨年12月20日の日銀による長期金利上限引き上げを嫌気し急落。2023年全体相場予測「1月前後より下落」が早めにきた格好となり、ここから「9月前後にかけ下げ」が続く予想で先が思いやられるが、今年9月前後こそ、コロナショックの大底を的中させた2020年3月中盤に続く「天与の買い場」となり、日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう起点の年となろう』と指摘してきたが、もはや今年9月を待たずに、かねてよりお伝えしてきた日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せるのは2024年」の予測に向かう展開。

つまり「大発会を安値に上昇が続き年末にかけ史上最高値を更新から4万円台に乗せる」展開は、ライブ中継会員や2021年初めまで出演していたラジオなどで既報の2024年の未来予測チャートに酷似しつつ1年前倒しにあったが、さすがに秋は2023年の未来予測チャート通り下落。

日経225は10月4日を、TOPIXは24日を安値に底打ち反転。「11月前後にかけ上昇」の通り、11月20日にかけ上昇が続いた。

 

2024年4月29日にかけ160円へ一段高となったドル円については、2012年中盤の70円台の時より「円高の終焉。日本株の歴史的買い場」を唱え、「2016年にかけ125円に向かう」との予想を的中させた後、三角保ち合い上放れとなってきた2021年10月のラジオ等でも「125円を超えたら135円、135円を超えたら147円、147円を超えたら160円、160円超えちゃったら次の節目は200円台だが、現時点で200円台までいくかは分からない」と円安が進んでいくと予想した事は皆様ご存じの通り。

今回のインフレについても、10年以上前から「2016年前後に日経225が2万円台に乗せた後、2019年前後に一旦1万6000円台に急落してから4万円を目指す過程でインフレになる」と予想してきた。

 

勿論、株の世界に絶対は無く、外れる事もよくある。当時出演させて頂いていたラジオ等でも有名になった通り、2020年3月中盤のコロナショックの大底と、2021年9月14日のコロナバブルの天井を完全的中させた後、2022年は私の未来予測チャートより弱く、2023年は私の未来予測チャートより強過ぎ、短期的に予想が外れる事も多くなってきた。

 

2021年12月12日付レポートよりお伝えしてきた2022年全体相場予測は、「1月下旬にかけ上昇。2月下旬にかけ下落。3月末・4月初めにかけ上昇。5月初めにかけ下落。8月上旬にかけ上昇。10月中旬にかけ下落。12月末にかけ上昇」

2022年2月6日付レポートより、2022年全体相場予測「1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇」という従来通りの表現に変更。

日経225の底は3月9日。10月に年初来安値を割ってしまったナスダックの6月16日安値との中間点4月28日は、「未来予測チャート」にある「底打ち5月2日」の1営業日前。日経225ナスダックの安値が5月2日前後を真ん中に挟んで3ケ月以上ズレた原因は、その間の円急落にあると分析。

その後の戻り高値は、日経225が8月17日。ナスダックが16日。「未来予測チャート」「戻り高値8月12日」との誤差は、日経225が3営業日。ナスダックが2営業日。

「10月16日前後から上昇に転じ」は、日経225が10月3日を安値に、NYが13日を安値に底打ち反転。円一段安もあって日経225は8営業日も前倒しとなったが、16日が日曜日で16日前後は14日か17日を指し、NYの誤差は1営業日に止まった。

10月30日レポートでお伝えした「11月4日前後から2段上げに向かう」の予想は、誤差なくピッタリ的中。

11月6日レポートの「11月17日前後から上昇一服」は、17日前後は16日・17日・18日を指し、誤差1営業日。

11月20日レポートの「11月22日前後から3段上げに向かう」は、誤差なくピッタリ的中。

「12月末にかけ上昇」は外れた。東京はTOPIXが1月4日大発会始値を上抜いた11月24日が高値に。NYは12月13日を高値に反落。

 

2020年12月20日付レポートよりお伝えしてきた2021年全体相場予測は、「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整。4月前後から再上昇。一段高へ。5月前後を高値に下落。6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高。10月前後をダブルトップに下落。11月前後より再上昇」

「2月前後にかけ上昇。3月前後に調整」は的中。

4月前後から再上昇。一段高へは、史上最高値を更新したNYは的中したが、東京は外れた。

5月前後を高値に下落は的中。

「6月前後に底打ち反転。7月・8月前後上昇継続。9月前後にかけ一段高」は、NYが完全的中。東京は日経225マザーズ指数が8月に年初来安値を更新した事から外れたかに見えたが、7月27日にかけ青天相場が続いた東証2部指数は9月10日に史上最高値を再び更新。TOPIXも5月13日安値を割らずに8月陽線。9月3日より年初来高値を更新するなど、外れたとも言えない展開に。日経225も年末年始よりラジオなどでも今年の高値を付けると予想してきた転換点9月14日に年初来高値を更新。

「10月前後をダブルトップに下落」は、「ダブルトップ」は外れたが、「10月前後下落」は的中。

「11月前後より再上昇」は、NYが的中したが、東京は大納会を3万円大台引け成らず、外れた。

 

2019年12月15日付レポートよりお伝えしてきた2020年全体相場予測は、「2月前後に調整もあろうが6月前後にかけ上昇継続。6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」

当初的中したかに見えた「2月前後に調整」は、コロナショックに見舞われ、私の未来予測チャートが描く調整の範囲内を大きく下回った事から外れたと言わざるを得ないが、3月13日と17日に個別材料株半導体関連全面買い指示を出し、マザーズが13日を、TOPIXが17日を安値にドンピシャのタイミングで急反騰。ナスダックが史上最高値を更新。年末年始に予想した1万ポイントの大台乗せを果たした事もあり、「6月前後にかけ上昇継続」は的中した。

「6月前後から下落。7月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇。調整を経て年末高へ」も、ほぼ的中。日経225が2018年10月に付けた2012年11月以降の高値を更新。NYダウも年末年始に予想した3万ドルの大台乗せ果たした後、日経225が予想通り12月30日大納会を2万7000円台に乗せてほぼ高値引けとなった。

 

2012年11月14日寄付より建設株金融株に買い指示を出し、14日の夜間取引寄付より日経225先物オプションコールを買い推奨した後、翌15日朝方より「かねてよりお伝えしてきた2012年日本株の歴史的買い場。大相場の開始」と予想。日本株に全面買い指示を発令。1905年5月27日、日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊を目前に秋山真之が草案した「敵艦見ゆ。皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」をもじり、代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言。

私・弊社代表取締役・前池英樹が過去の大型バブル崩壊チャート(1929年世界恐慌時のNYダウ暴落チャート、1919年大正・昭和バブル崩壊時の暴落チャート)世界各国の人口動態(人口ピラミッド)を独自分析した結果、2003年春からお伝えしてきた長期予測は以下の通り。

 

【1989年末を高値としたバブル崩壊から約13年後の2003年春を大底に2007年春にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2007年夏以降、調整色を強め急落。

2008年春にかけ下落が続いた後、2008年春を底に2008年末にかけ急反発。2008年末を戻り高値に2009年春にかけ調整した後、2009年末にかけ切り返し。2010年中盤に再び急落。小戻した後、2012年春にかけジリ安。

2012年春を大底に2016年中盤にかけ約4年間にわたる上昇が続いた後、2016年中盤を高値に秋にかけ急反落。2019年にかけボックス相場が続いた後、2019年中盤から2036年初めにかけ上昇】 

 

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2. 今週の注目銘柄 

 

 

 

 

東証P 285A キオクシアHD (3月7日終値2790円)

 

【上場来高値に迫る。まだPER5倍台の超割安NAND型フラッシュメモリー半導体関連本命格として青天相場を上場来高値更新が続き、大化けに向かう可能性秘める】

 

昨日新規上場したNAND型フラッシュメモリーの半導体関連本命格として、昨年12月19日の1678円より買いと予想。20日朝方にかけ1930円へ急伸した後、反落。

2024年12月22日レポートより以下の通り解説。

『 旧東芝メモリ。NAND型フラッシュメモリー大手。製造合弁の米ウエスタンデジタルグループと合わせた世界シェア約31%(ビット生産量ベース2024年4~6月期)。

2024年3月期は2期連続の赤字を余儀なくされ、2025年3月期最終利益非公開ながら、第2四半期までの実績と第3四半期予想により黒字化・超割安の可能性高まる。

 

11月22日に発表した「上場申請のための半期報告書」において、2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~9月30日)売上収益が前年同期比84.7%増の9094億800万円。親会社の所有者に帰属する中間(当期)利益1759億8000万円。希薄化後1株当たり中間(当期)利益335.95円。

 

新規上場当日の12月18日8時に発表した「上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」において、2025年3月期第2四半期連結会計期間(実績)売上収益4809億円。親会社の所有者に帰属する当期(四半期)利益1062億円。基本的1株当たり当期(四半期)利益205.26円。

2025年3月期第3四半期連結会計期間(予想)売上収益4300~4800億円。親会社の所有者に帰属する当期(四半期)利益560~840億円。基本的1株当たり当期(四半期)利益107.48~161.22円。

 

つまり、2025年3月期第3四半期連結会計期間(2024年4月1日~12月31日)売上高1兆3394億円~1兆3894億円予想。純利益2319億円~2599億円予想。第3四半期予想EPS443.43円~497.17円。

仮に、第3四半期純利益予想2319億円~2599億円を単純に3分の4倍した通期最終利益は3092億円~3465億円。

仮に、第3四半期予想EPS443.43円~497.17円を単純に3分の4倍した591.24円~662.89円が通期EPSなら、PER2.57倍~2.88倍で超割安

 

12月18日に新規上場。公開価格1445円に対し初値1440円で生まれ、20日朝方にかけ1930円へ急伸した後、反落。

進捗率から超割安の可能性高まるNAND型フラッシュメモリー半導体関連本命格として、青天大化けに向かう可能性秘める。 』

 

昨年12月23日の1580円でも買いと予想。25日の1553円を安値に切り返し。30日に1717円を回復。

年明け3連騰で上場来高値更新。今年1月9日にかけ2180円へ一段高。

1738円まで売られた1月17日の1785円で買いと予想。20日の1708円を安値に反転。23日に1905円を回復した後、売り直されたが、28日の1656円を安値に切り返し。2月14日にかけ1988円へ再上昇。

2月14日に発表した2025年3月期最終利益は2540億円~2680億円黒字転換最高益更新予想。予想EPS471.19円~497.16円。

2月14日終値1883円で、今期予想PER3.788倍~3.996倍。時価総額1兆151億円。

2月16日レポートで「超割安NAND型フラッシュメモリー半導体関連本命格として、上場来高値更新から青天再開大化けに向かう可能性秘める」と予想した通り、19日にかけ2570円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続いた後、悪地合いもあって一服。

2月24日レポートで「PERまだ4倍台。超割安NAND型フラッシュメモリー半導体関連本命格として青天相場を上場来高値更新が続き、大化けに向かう可能性秘める」と予想した通り、27日にかけ2847円へ一段高。青天相場を上場来高値更新が続いた後、流石に調整。

3月7日に明らかとなった「荷電粒子ビーム装置およびその制御方法」の特許を好感し、2798円へ再上昇。早くも上場来高値に迫る。

PERまだ5倍台の超割安NAND型フラッシュメモリー半導体関連本命格として青天相場を上場来高値更新が続き、大化けに向かう可能性秘める。

 

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東証S 4406 新日本理化 (3月7日終値202円)

 

【年初来高値更新後、悪地合いに調整。進捗率から更なる上方修正の可能性高まる3.2倍増益予想の水素関連本命格として大化けに向かう可能性秘める。2011年3月から12年3月にかけ19倍高演じた事はまだ記憶に新しい】

 

水素関連銘柄として昨年11月12日の203円より買いと予想。決算発表を控えた13日に208円まで買われた後、決算期待外れにより下落。14日の189円でも買い推奨。15日に186円へ。

2024年11月17日レポートより以下の通り解説。

『 オレオケミカル(動植物系の油脂から製品を生み出す油脂化学。石油を原料とするペトロケミカルと対比される言葉)の総合メーカー。天然の植物油・動物油を主原料に、高圧還元及び選択水素化技術を駆使した高機能製品を豊富に取り揃え、工業用原料からパーソナルケア製品に至るまで幅広く製品を提供。

1919年より宇治川の豊富な水を電気分解して酸素を製造販売。その際に生じる水素を活かす水素化技術に100年の歴史。

2025年3月期最終利益は前期比2.7倍増の6億円予想。予想EPS16.09円。

11月15日終値188円で、今期予想PER11.68倍。時価総額70.1億円。

会社四季報秋号が、2026年3月期最終利益8億円予想。予想EPS21.5円。来期予想PER8.74倍。

低炭素水素等の供給・利用を早期に促進するため、基本方針の策定、計画認定制度の創設、計画認定を受けた事業者に対する支援措置(「価格差に着目した支援」、「拠点整備支援」)や規制の特例措置を講じると共に、低炭素水素等の供給拡大に向けて、水素等の供給を行う事業者が取り組むべき判断基準の策定等の措置を講じることを定めた「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律」(「水素社会推進法」)が第213回国会(常会)において成立し、10月23日に施行された。

11月16日~17日に行われる「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 Empowered by BRIDGESTONE 第7戦 S耐ファイナル 富士」に、トヨタ自動車が液体水素を燃料とする「#32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 Concept」(液体水素エンジンGRカローラ)で参戦。

水素エンジン車の市販化が現実味を帯びてきた。

2011年3月15日安値66円から2012年3月2日にかけ1297円へ19.65倍高演じた実績あり。

10月23日に「水素社会推進法」が施行される中、トヨタ水素エンジン車の市販化が現実味を帯びてきた水素関連本命格として大化けに向かう可能性秘め、買いと予想する。 』

 

昨年11月18日の187円を安値に切り返し。22日に213円へ急伸。9月3日と11月13日に付けた高値208円を更新した後、年内換金売りもあって調整。

186円まで売り直された12月24日の189円でも買いと予想。今年1月28日にかけ213円へ再上昇。

2月13日引け後に発表した業績の上方修正を好感し、14日に216円へ急伸。

2025年3月期最終利益は前期比3.2倍増の7億円予想。予想EPS18.78円。

2月14日終値212円で、今期予想PER11.29倍。PBR0.43倍。時価総額79.1億円。

2025年3月期第3四半期純利益6億8300万円は、同通期最終利益7億円予想に対する進捗率が97%に達し、更なる上方修正の可能性高まる。

仮に、第3四半期純利益6億8300万円を単純に3分の4倍した9億1066万円が通期最終利益なら、前期比4.1倍増。

仮に、第3四半期EPS18.32円を単純に3分の4倍した24.43円が通期EPSなら、PER8.68倍に低下。

2月19日~21日に、東京ビッグサイトで「H2&FC EXPO 水素・燃料電池展」が開催。

2月17日にかけ215円へ一段高。年初来高値を更新した後、悪地合いもあって反落。3月4日にかけ198円へ。

進捗率から更なる上方修正の可能性高まる3.2倍増益予想の水素関連本命格として大化けに向かう可能性秘める。2011年3月15日安値66円から2012年3月2日にかけ1297円へ19.65倍高演じた事は、まだまだ記憶に新しい。

 

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東証G 6182 メタリアル (3月7日終値616円)

 

【意識をコンピュータに移植し永遠に生きる不老不死のMindUpload事業で長期目標売上1000億円。Web4.0で仮想とリアルが融合するAIメタバース関連本命格として大化けに向かう可能性秘める。ロゼッタとして2016年2月から19年4月にかけ10.8倍高テンバガー演じた事は記憶に新しい】

 

AIメタバース関連銘柄として、1月27日の645円より買いと予想。660円まで買われた後、反落。30日の632円でも買いと予想。31日にかけ615円へ下落。

2月2日レポートでも以下の通り買い推奨。

『 「人類を場所・時間・言語・物理的な制約から解放する」を企業ミッションに、AI事業・メタバース事業・HT(人間翻訳)を展開。各種業界に特化した専門文書に対するAI翻訳を6000社以上の企業に導入。

「対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2023」(出典ITR) の「翻訳市場」において国内市場No.1。法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など2000分野に対応。顧客ごとの課題解決・未来創造を目的とした完全カスタマイズAI開発サービスを提供。

メタバース事業は、今期より最先端のGaussian Splatting(ガウシアン・スプラッティング)技術を活用し、デジタルツインを自動で生成するAI受託開発ソリューション提供を開始。

 

2025年2月期最終利益は、前期比12.2%減の4億6900万円予想。予想EPS43.08円。

1月31日終値616円で、今期予想PER14.3倍。時価総額67.1億円。

短中期は「業種分野特化の垂直型統合AI」、長期は「AI×メタバース」、M&Aも積極活用で、中期目標として2027年度に売上100億円目指す。

10年以上の長期目標として「AI×メタバース」で売上1000億円以上を目指し、「人類を物質世界から解放するMindUpload(MU)事業」へ進む。

MindUpload(MU)とは、人の意識をコンピュータに移し替え、不老不死を目指す究極のテクノロジー。自分の意識を電気回路に移植できれば、肉体が滅んでも機械の中で永遠に生き続けられる。

 

同社は、「人類を場所・時間・言語・物理的な制約から解放する」をミッションに、世界中の人々が「いつでも どこでも 誰とでも 言語フリーで」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる新しい世界「リアリティメタバースプラットフォームどこでもドア」の実現を目指す。

第1章 我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する(MT事業)

第2章 人類を単純作業の苦役的労働から解放する(AI事業)

第3章 人類を身体機能の限界から解放する(XR事業)

第4章 人類を物質世界から解放する(MU事業)

 

「Web4.0」では、仮想とリアルが、デジタル世界と現実世界が融合。メタバース的多元価値世界が現実化し、リアルワールドもメタバースの1つとなる。メタバースは、AIの高速トレーニングの場として最適。仮想現実で学習し、現実へ導入。

パラレルワールド体験価値が合成するメタバース4つの世界観は以下の通り。

  • 仮想世界 : VR、ゲーム空間、CGアート、バーチャルマーケット
  • ミラーワールド : デジタルツイン、3Dホログラム
  • 拡張現実 : AR、MR、テレイグジタンス
  • ライフロギング : ライフヒストリーを記録・報告

 

1月9日に、建築・不動産メタバースで評判のSTUDIO55子会社化を発表。メタバース事業における有望な領域として「ガウシアン・スプラッティング技術を使った建築デザイン・設計分野の革新的ソリューション」の事業化を進めてきた同社の技術と、STUDIO55の専門技能と顧客基盤を組み合わせたシナジー効果で両社ともに飛躍的な成長を目指す。

STUDIO55は、「Support Your Design」で世界中のデザインを見える化し、地球と社会と人々の心に優しさと豊かさを創造していくというパーパスのもと、建築業界を中心としたメタバース事業を展開。VR を活用したハイクオリティなビジュアライゼーションなど、建築デザインの VR・CG・BIM 分野において高度な専門技能と広範な顧客基盤を有し、業界内での堅固な実績と信頼を確立。その技術は国内に留まらず、中国、ミャンマー、ベトナムを中心とした海外オフショアとの協力により広く社会に貢献。

 

ロゼッタとして2016年2月12日安値461円から2019年4月18日にかけ4995円へ10.8倍高テンバガー演じた事は記憶に新しい。2021年9月よりメタリアルに社名変更。

意識をコンピュータに移植し永遠に生きる不老不死のMindUpload事業で長期目標売上1000億円。Web4.0で仮想とリアルが融合するAIメタバース関連本命格として今回も大化けに向かう可能性秘め、買いと予想する。 』

 

2月3日の598円を安値に切り返し。7日にかけ686円へ上昇。

2月14日に、連結子会社グローヴァから3億4100万円の配当金受領を発表。

2月17日に、国内市場No.1のAI翻訳サービスを開発・提供する子会社ロゼッタが、受託開発のソリューションサービスとしてローンチした製薬企業向け生成AIソリューション「ラクヤクAI」をプロダクトSaaSサービスとして販売開始すると発表。

これを好感し、2月18日に694円へ一段高後、悪地合いもあって調整。

2月20日に、広報領域専用AI「広報AI」を開発。自社のプレスリリースの作成をAI化すると発表。過去のメディア取材傾向データを学習しプレスリリースのスコア化機能を搭載した「広報AI」は業界初の試み。自社活用を通じて精度を向上させ、今後の外販開始に向けて開発を続けていく。

意識をコンピュータに移植し永遠に生きる不老不死のMindUpload事業で長期目標売上1000億円。Web4.0で仮想とリアルが融合するAIメタバース関連本命格として、大化けに向かう可能性秘める。

ロゼッタとして2016年2月12日安値461円から2019年4月18日にかけ4995円へ10.8倍高テンバガー演じた事は記憶に新しい。2021年9月よりメタリアルに社名変更。

 

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上記以外の個別銘柄については、これまでの週末レポートを参照ください。

 

 

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