2.今週の注目銘柄

 

東証1部6962 大真空 (1月9日終値387円)

 

【1月14日~16日開催のウェアラブルEXPO関連本命格として一段高に向かうと予想】

 

昨年12月29日の352円どころより「ウェアラブルEXPO関連として買い」と予想。年明け1月7日にかけ395円へ上昇。水晶デバイス製造販売大手。スマホ向け競争激化により今期赤字転落ながら、BPS790.3円。1月9日終値387円でPBR0.48倍。世界最小の温度センサー内臓水晶振動子を今年中に大量生産開始予定。14日から16日に東京ビッグサイトで開催される「第1回ウェアラブルEXPO」に出展。

ウェアラブル市場は、2018年に現在の6.5倍にあたる1兆2000億円市場に急拡大すると試算される。1月14日から16日に開催されるウェアラブルEXPO関連本命格として一段高に向かうと予想する。

 

 

東証1部6801 東光 (1月9日終値352円)

 

【1月14日~16日に開催されるウェアラブルEXPO関連本命格として買いと予想する】

 

コイル大手。TOBで村田製作所の子会社に。2013年12月期に業績急回復後は横ばいながら、1月14日から16日に東京ビッグサイトで開催される「第1回ウェアラブルEXPO」に出展。

ウェアラブルEXPO関連本命格として買いとと予想する。

 

 

東証JQ6666 リバーエレテック (1月9日終値723円)

 

【初めての大型展示会が開催されるウェアラブル関連本命格として買いと予想する】

 

水晶振動子、水晶発振器を中心とした電子デバイスメーカー。独自技術の電子ビーム封止工法による世界最小クラスの水晶振動子小型化を実現。スマホ向け競争激化により赤字続くも、車載カメラ用が上向く。

1月14日から16日に東京ビッグサイトでウェアラブルEXPOが開催。ウェアラブル関連本命格として買いと予想する。

 

本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。

 

 

東証M4575 キャンバス (1月9日終値2230円S高)

 

【昨年7月買い推奨値から3倍高超え!バイオ本命格として大化けコース予想変更なし】

 

昨年6月17日の955円、19日の894円どころより「バイオ関連として買い」と予想。6月21日付レポートで「バイオ関連の次なる大化け候補株として押し目買い」と予想。25日安値770円から26日に909円へ急反発。27日の805円どころでも「買い」と予想。7月6日付レポートより「抗癌剤に特化した創薬ベンチャー。赤字続きで継続前提に重要事象ながら、四季報で2015年6月期より最終利益が1000万円の黒字転換予想。臨床第2相が終了したCBP501の大量製造法の実用化完了。CBS9106も臨床第1相準備。3Dマトリックスカイオム・バイオデ・ウエスタンに続くバイオ関連大化け候補株として押し目買い」と予想。7月18日安値680円から再上昇。23日引け後に抗癌剤候補化合物CBP501の研究論文がMolecular Cancer Therapeutics 誌に掲載されたと発表。これを好感しS高交え25日にかけ1040円へ急伸した後、急反落。8月8日安値738円から切り返し。8月16日付レポートで「12日に決算発表を終え再度買い場」と予想。29日にかけ920円へ再上昇して以来、「大化けに向かう可能性秘めるとの予想に変更なし」と指摘。9月3日、8日にS高交え9日にかけ1375円へ一段高後、調整にあったが、17日安値1000円から切り返し。

9月25日に「Molecular Cancer Therapeutics」オンライン版に抗癌剤候補化合物CBS9106の研究論文が掲載されたと発表。全体相場急落の煽り受け売られたが、10月2日安値900円から切り返し。9日引け後に「CBS9106」が日本国特許庁から特許査定を受領したと発表。全体相場急落を尻目に逆行高。10月19日付レポートより「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。21日にかけ1640円へ一段高後、反落。11月8日付レポートで「再度買い場」と予想。1121円まで売られた14日の1125円どころでも「買い」と予想。引け後に「継続企業の前提に関する注記」の記載解消を発表。11月15日付レポートで「ファーマフーズ東洋合成アイロムオンコセラピーなど買い人気が続くバイオ関連本命格として再上昇に向かう」と予想。19日にかけ1390円へ。12月13日付レポートで「再上昇に向かう」と予想。10日安値998円から15日にかけ1200円を回復。年内換金売りに一段安に見舞われたが、年内最終売買日の25日安値918円から切り返し。

12月27日・今年1月3日合併号レポートで「12月26日引け後に、StemlineTherapeuticsとCBS9106の開発に関するライセンス契約締結を発表。これを好感しPTSで1311円S高買い気配。契約一時金は1000万円に過ぎないが、以降4年間にわたる技術アドバイザリーフィー、開発進捗に応じたマイルストーンペイメント、並びに上市後の売上高に応じたロイヤリティを受け取り、順調に開発が進捗した場合の上限総額は約107億円に上る。本格上昇に向かう」と、年明け1月6日の1320円どころでも「買い」と予想した通り、S高連発で9日を2230円S高買い気配。8日引け後に、Stemlineが「CBS9106開発について、今年中のIND申請(臨床試験実施申請)を予定。既に臨床試験を進めているSL-401およびSL-701と並行し、SL-801についても、複数の戦略的適応癌腫をターゲットとする臨床試験を計画。16日にサンフランシスコで開催されるJPモルガンヘルスケア・コンファレンスにおいてプレゼンテーションを行う」と7日に開示した事を発表。

引き続き、「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。

本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。

 

 

東証1部2372 アイロムHD (1月9日終値2299円)

 

【10月買い推奨値から約3倍高後調整ながら、バイオ関連本命格として再度買いと予想】

 

昨年10月16日の1050円どころより「バイオ関連として買い」と予想。10月19日付レポートで「9月30日に子会社のディナベック大日本住友製薬とセンダイウイルスベクターを用いた核初期化法によりヒト再生医療用途の臨床用iPS細胞を作製する技術に関する特許実施許諾契約を締結したと発表。これを好感し10月2日にかけ1300円へ急騰した後、急反落。14日安値915円から再上昇。再生医療安全性確保法が11月25日より施行。新値追い再開に向かう」と予想した通り、ディナベックによる京都大学iPS細胞研究所との創薬研究用疾患標的細胞への分化誘導法研究に関する共同研究契約締結を発表した23日にかけ1539円へ一段高。新値追い再開。10月25日付レポートより「再生医療安全性確保法が11月25日より施行。全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的には3Dマトリックスカイオム・バイオデ・ウエスタンに続くバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」と予想。11月1日付レポートで「10月30日にNEDO、京都大学iPS細胞研究所、タカラバイオが、iPS細胞から心臓の細胞を作り出す技術と大量生産の技術を組み合わせ、来年度中の販売開始を目指すと発表。再生医療安全性確保法が11月25日より施行。大化けコース予想に変更なし」と予想。5日にかけ1846円へ一段高。昨年来高値更新を果たした後、反落となったが、11月8日付レポートでも「引き続き、折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいるとの予想に変更なし」と指摘。11日安値1503円から切り返し。ディナベックによる臨床用iPS細胞作製用ベクターの販売を目指した製造開始と、研究用iPS細胞の供給・販売を目的とする技術実施許諾契約締結発表を好感し13日にかけ2日連続S高となる2345円へ一段高。昨年来高値更新が続き買い推奨値から2.2倍高を演じた後、さすがに急反落。

11月14日の1690円を安値にもみあいにあったが、再生医療安全性確保法施行を11月25日に控え、再生医療関連・iPS細胞関連中心にバイオ関連が軒並み高となってきた21日に2130円へ再上昇。11月22日付レポートで「再生医療安全性確保法施行を11月25日に迎え、再生医療安全性確保法施行関連本命格として昨年来高値更新再開に向かう」と予想。26日にかけ2368円へ一段高。昨年来高値は更新したが、予想に反し伸び悩み。11月29日付レポートで『28日にかけ1949円へ反落ながら、自民党衆議院選挙マニフェストの「科学技術立国を」に記載された「iPS細胞を活用した再生医療・創薬」関連本命格として再上昇に向かう』と予想した通り、S高を交え12月3日にかけ2900円へ一段高。2日に発表した子会社ディナベックの国際エイズワクチン推進構想と共同で開発したエイズ予防ワクチンの第Ⅰ相臨床試験暫定的結果発表を好感。昨年来高値を再び更新した後、調整。

2050円まで売られた12日の2190円どころより「買い」と予想。細胞治療製品等の研究開発・製造と販売を行う中国の合肥法珀賽爾生物科技有限公司に対し、ディナベックが開発し保有している「樹状細胞を増幅する特許技術」を主にがん治療を目的として実施許諾する事になったと発表した25日にかけ3045円へ一段高。昨年来高値を再び更新した後、年明け1月8日にかけ2121円へ調整。再度買い場と予想する。引き続き、「全体相場動向や短期指標の過熱次第で折りに触れ短期調整もあろうが、中長期的にはバイオ関連本命格として大化けコースを歩んでいる」との予想に変更なし。

本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。

 

 

東証JQ4582 シンバイオ製薬 (1月9日終値344円)

 

(1)ガーラ急騰のOakキャピタルも絡むバイオ関連として大化けに向かう可能性秘める

 

今年1月8日寄り付き345円より「3113Oakキャピタルも絡むバイオ関連として再度買い」と予想。374円で高値引け。この間、Oakキャピタル関連4777ガーラがS高連発で大化け。バイオ関連として大化けに向かう可能性秘める。

昨年9月11日の310円どころから「バイオ関連として買い」と予想。9月14日付レポートで『がん、血液、自己免疫疾患に特化した医薬品販売。赤字続くも、9月9日付け日刊工業新聞に4565そーせいグループと共に掲載。株主にも名を連ねるエーザイに導入した抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が累計売上約137億円に。トレアキシンの適応拡大を年明けに承認申請目指す。8月14日には抗がん剤 rigosertib(リゴサチブ:注射剤及び経口剤)の欧米における開発状況も発表。理化学研究所らの世界初となるiPS細胞移植手術実施を好感し、iPS細胞関連中心に一斉高のバイオ祭りが予想される中、3Dマトリックスカイオム・バイオデ・ウエスタンに続くバイオ関連として大化けに向かう可能性秘める』と指摘。11月14日に3113Oakキャピタルを割当先とする第三者割当による第2回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第34回新株予約権の募集を発表。28日にかけ430円へ上昇した後、調整。

 

(2)4563アンジェスMGが、戻り高値更新

 

4563アンジェスMGが、1月9日にかけ420円へ一段高。昨年12月13日付レポートで「バイオ関連として再上昇に向かう」と予想。24日にNF-κBデコイオリゴを用いた椎間板性腰痛症治療薬の米国での臨床開発開始を発表。25日に米国におけるHGF遺伝子治療薬の独占的販売権許諾契約に係る一時金の受領確定を発表。今年1月7日に透析シャント用 NF-κB デコイオリゴ塗布型 PTA バルーンカテーテルの国内治験の症例登録完了を発表。

4583カイオム・バイオが、昨年12月29日にかけ1496円へ上昇。26日の1370円どころより「バイオ関連として買い」と予想。12月27日・今年1月3日合併号レポートで「3月に完成を発表した完全ヒト抗体ADLibシステムを用いエボラウイルスに対する抗体作製に成功したと12月2日に発表。2013年1月29日にかけ5320円(分割修正値)へ急騰。青天相場を上場来高値更新が続き、2012年9月買い推奨値から4ヶ月間で21倍高を演じた大ヒット銘柄。再上昇に向かう」と予想。

4571ナノキャリアが、1月5日に1569円へ上昇。昨年12月16日の1304円どころより「バイオ関連として買い」と予想。12月27日・今年1月3日合併号レポートで『東京大学の片岡一則教授らが研究してきた「ミセル化ナノ粒子」技術による癌領域に特化した医薬品の開発。2013年5月8日にかけ5630円(分割修正値)へ急騰。2008年に付けた上場来安値40円50銭から139倍高を演じた大化け株。2015年1月4日総合テレビ放送予定のNHKスペシャル「第2回寿命はどこまで延びるのか」で同社の最先端ナノテクノロジー技術である高分子ミセル「ミセル化ナノ粒子」を用いた抗癌剤の開発について、30年後の未来の「ナノマシン」を生む技術として紹介される。再上昇本格化に向かう』と予想。

本レポートのご利用については、必ず巻末の免責条項をお読みください。

 

続き及び完成版は、明日夕方にアップします。